HGUC No.87 MS-06FZ ザクII改です。
HGUC ザクII改を成形色仕上げ+αで作ってみました。ザクII改と言えば・・・やはりバーニィ機で被弾して森林公園に不時着し、間近でMSを見るためにやってきたアルとバーニィが出会う事によってポケットの中の戦争の物語が動き出す非常に重要な機体です。旧キットのザクII改も非常に出来が良く、モノアイはクリアーパーツでしたし脚の太さが丁度良いから当時は大変感心した記憶があります。オラザク用に作りましたEx-Sガンダムは物凄く作るのが大変で、軽く作りたいのをチョイスしようとしたら作りかけのザクII改があったのでらいだ~Joe先生のお気軽汚しでバーニィ機を再現する事を目標に手を抜かない様に作っていきます(笑)。
塗装箇所とカラーレシピ
シールド裏、MMP-80マシンガン、各部凹ディテール等→(クレオス)新ガンダムカラーMSグレージオン系
各部バーニア外部、MMP-80マシンガンマズル等→(ガイア)フレームメタリック(2)
各部バーニア内部→(タミヤ)エナメル・クリアーレッド
コクピットハッチ、ハンド・グレネード等→(クレオス)新ガンダムカラーMSレッド
ヒートホーク刃部→(ガイア)ブレードシルバー
メタリックの一部以外の部分は最後に(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けて、らいだ~Joe先生のお気軽汚しver2.0を参考に(クレオス)水性ホビーカラー焼鉄色をスポンジを使ってチッピング、(クレオス)ガンダムマーカー リアルタッチマーカーブラウン1を焼鉄色に塗った箇所に塗り神ペンでぼかし、(タミヤ)ウェザリングマスターでオイルをエッジ部分を付けた後に濃い色の部分は更にシルバーでドライブラシをした後にウェザリングマスターのチタンと赤焼けを付け、最後にサンドを具合を見ながら全体的に付けてウェザリングをしました。
デカールはガンダムデカールのHGのシナンジュ用をメインにオリジン汎用各種、そしてRE/100のマーキングシールも各所で使っています。逆に0080汎用のはジオンの国章ぐらいしか使いませんでした。
ザクII改は4~5年ほど前に表面処理まで済んでいたのですが仕事が忙しくて放置していたので、これからやるにはちょうど良いのですが・・・問題は合わせ目のある個所が白化が酷く、これで放置してあったんだと思います(笑)。説明書通りの調色をして薄く吹いても良いのですが・・・ウェザリングするなら汚しで誤魔化せるのでそのままにしてあります。もう一つ問題なのは各部にある小さいスラスターでこれをマスキングしてメタリックを吹くのは滅茶苦茶面倒なので・・・ランドセルや脛、褌のスラスターは吹きましたが後の小さいのは全て筆塗りで対処しました。薄く何回も塗れば、思ったよりも筆ムラにならずこれからもそうしようと思います。
エアブラシ使ったのはメタリックの一部以外では武器やシールド裏ぐらいで後は筆塗りでチマチマ塗っています・・・Xのフォロワー様に筆塗りの達人がいるのでその方の真似をしています(笑)。太腿周辺やショルダーアーマーにモールドかどうかわからない箇所があったので、そこは全てタガネで彫りこんで墨入れが決まる様にしてあります。機体番号の732のデカールはバーニィは最初は突撃機動軍第七師団に配属されたから第七師団第三大隊第二中隊という意味で732にしました(第七師団以外はオリジナル設定なので悪しからず)。鳥のマークに似た突撃機動軍のマークも何か所か貼っています。艶消しクリアー吹いた後、白化してる箇所がかなり目立っていたので正直言って「誤魔化せるのか?」と思うほどでした(笑)。
そして、らいだ~Joe先生のムックを見ながら、お気軽汚しver2.0を施していきます・・・たまに失敗したという方をSNS上で見るのですが、変に自己流でやらずムック通りにやればほぼ失敗しないと思います。特に焼鉄色のチッピングだけは・・・付け過ぎると汚しが大きくなるから嘘くさく成り、逆に塗料が少な過ぎると色が乗らず苦労しますがまだ少なし方が上手くいくと思います。 リアルタッチマーカーブラウン1を焼鉄色に塗った箇所に塗り神ペンでぼかすと・・・これがかなり良い塩梅になり中々再現出来ない色合いになります。その後にウェザリングマスターでオイルをエッジに付けていくのですが・・・油が付着します関節周りに多く付けるとリアルさが増すと思います。手間は掛かりますが濃い成型色の箇所はシルバーで軽くドライブラシをしてウェザリングマスターのチタンと赤焼けを付け、最後にサンドを具合を見ながら全体的に付けてウェザリングをしますと・・・被弾した後に森林公園で野晒しのされていたザクっぽくなり、脚の細さも気にならなくなりました。
最後は説明書と。
HGUCのザクII改は足が細過ぎと言われ続け、後発のF2ザクに比べると・・・酷評されていてそれもあり、各部のスラスターの塗分けも大変そうで自分も作るのを躊躇してました。しかし、いざ作りますと後ハメ不要なパーツ分割に合わせ目も考えられており、逆襲のシャアシリーズの合間に出たからかなり作り易かったです。お気楽汚しのおかげで脚の細さが全く気にならなくなり、これなら「この作品でオラザクに出せば良かった!」と思うほどでした(笑)。ザクII改は大変好きな機体で作れたのは大変僥倖で・・・次は勿論、アレックスを作り、ウサ男的なポケットの中の戦争を見て頂きたいです。
ご覧して頂きありがとうございました。
腕や胴体上部はモロに白化してますが・・・今回はそのままデカールを貼り、RE/100のマーキングシールも使っています。
アレックスと対峙した時のポーズ。ワイズマン伍長に敬意を表しヒートホークもキチンと作りました(笑)。
キット付属のMMP-80マシンガンとジャンクパーツの中にありましたザクバズーカも作りました。
ドイツ軍風のフリッツヘルムを被った様な外観のBタイプ。
トリントン基地を襲撃するジオン軍残党風にザクバズーカを構えて。
ウェザリングはお気楽汚しとかいえ、かなり細かくやりました。使用感は出ています。
オプション全て。
白化した箇所が全く分からないのがお気楽汚しの凄い所だと思います。
HGUC No.87 MS-06FZ ザクII改を作ってみました。
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
ウサ男さんがお薦めする作品
1/144 RX-78F00 HMT ガンダム高機動型
HGUC No.217 MSN-06S-2 シナンジュ・スタ…
HGUC No.116 MSN-06S シナンジュ
HGUC No.238 RX-105 Ξ(クスィー)ガンダム
HGUC プレバン AMX-102 ズサ
HGUC プレバン AMX-102 ズサです。
HGUC No.217 MSN-06S-2 シナンジュ・スタ…
HGUC No.217 MSN-06S-2 シナンジュ・スタ…
HGUC No.47 RX-78 NT-1 ガンダム NT1
HGUC No.47 RX-78 NT-1 ガンダム NT1…
HGCE No.192 ZGMF-X10A フリーダムガンダ…
HGCE No.192 ZGMF-X10A フリーダムガンダ…