HGUC No.47 RX-78 NT-1 ガンダム NT1です。
HGUC ガンダムNT1(アレックス)を成形色仕上げ+αで作ってみました。前回作りましたのがザクII改で、やはり対峙するMSは欲しいので・・・そうなるとアレックスしかありません。ですが、プロの方でも言っているのですが兎にも角にもアレックスの立体は難しいです。出淵裕氏の描くラインはカッコいいのですが、今のガンプラの主流なフォルムバランスやアレンジとは正直ミスマッチで特にアレックスの場合は「RX-78との整合性をどの程度とるか?」も入れないとならなく、チョバムアーマーの装着もありますから今までは作らず逃げてきました(笑)。HGは塗分けも絶望的に多いので・・・目指すは今見てもそんなに違和感を感じないアレックスを作るのを目指して手を動かしていきます。
塗装箇所とカラーレシピ
各関節、腹部、シールド裏グレー等→(ガイア)メカサフライト
ビームライフル、チョバムアーマー凹部→(クレオス)旧ガンダムカラーグレー24
各オレンジ部→(クレオス)旧ガンダムカラーイエロー2
膝上赤部→(クレオス)新ガンダムカラーMSレッド
脛部スラスター外部、手の甲→(クレオス)旧ガンダムカラーホワイト13
ランドセルバーニア、ビームライフルマズル、頭部バルカン等→(ガイア)フレームメタリック(1)
メタリック以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはガンダムデカールのHGUC 0080シリーズ汎用(1)をメインにユニコーンガンダム用、閃光のハサウェイ用、フォースインパルスガンダム用、各オリジンシリーズ凡用使ってver.ka風にしました。位置はGUNDAM FIX FIGURATIONをかなり参考にしています。
アレックスをパチ組して思ったのは大きくで前方に張り出した胸、上下に極端に詰まった腹部、長い脚をより反映したバランスでかなり設定画を意識しているのがわかりますが、他のHGの整合性も考慮されていると思いました。しかし、あんまり弄り過ぎますとチョバムアーマーの装着に影響が出ますので・・・胸を少し削ったのと寸胴でした腹部を2㎜延長しただけでした。ですが、腹部を延長するだけでかなりバランスが良くなりました・・・干渉する腰の一部分の削り込みも必須ですが効果は抜群です。塗分けは屈指の大変さで姿勢制御バーニアのオレンジを塗るのは全て筆塗りで一回では発色しないからチマチマ塗りました。関節は成型色のパープルグレーが好きじゃないのでメカサフライトにして塗膜を強くしています。
チョバムアーマーを取り付けてみて。脱着の際の剥がれが怖いのでなるべく擦り合わせをして調整しています・・・凹部は旧ガンダムカラーグレー24を筆塗りして情報量を増やし、胴体や腕部のアーマーは合わせ目がモロに出ますからタガネを使ってモールドを入れたりして違和感ない様にしています。本体は思ったよりは合わせ目が多くないので消したのは頭、太腿ぐらいで肩や腕、アンクルアーマーの合わせ目なんかはタガネやダンモを使ってモールド化し、最新のキットに負けない程のディテールを目指してます。顔や手もタガネで削り込み、精悍さを出してます。
デカールは最初は0080シリーズ汎用に入っていますアレックス用のマーキングを最初に貼って、その後にコーションマークを貼っていきます。アレックスの、マーキングはEFSFではなくU.N.T. SPACYでEFSFのマーキングは一枚も貼ってありません・・・劇中見てもわかりますが間違いなく秘密兵器で軍事機密上は知られたくない存在でしょうから。最初期のMGの付属してるシールもそうなんですが当時の地球連邦宇宙軍の表記は「United Nation Troops.SPACY=U.N.T. SPACY」でしたが表記がおかしいと当時から言われて、それで旧MGアレックスの説明書から「Under Normal Tactics(非通常戦術)SPecial Assortment Construction Yard(特別分類建造場)」に変わった経緯があり、久しぶりにU.N.T. SPACYのデカールが貼れたので楽しかったです(笑)。つや消しクリアーを吹いて、チョバムアーマーを取り付けたのですが・・・デカールは剥がれず、塗装も殆ど大丈夫でホッとしました。
最後は説明書と。
HGUCのアレックスは噂にたがわぬ難キットで(笑)、何年振りかにプラ板を使った延長をしたり、細かい箇所をエアブラシ、筆どちらも使ってチマチマ塗り何とか形になりました。モールドも肩やバックパックなんかの太いラインが大変甘く、こちらも久しぶりに0.7㎜や1㎜幅のタガネを使ったりして細かい作業が続き、しかも途中で家族のトラブルがあったりと作業が続かず大変でした。だから、完成してザクⅡ改と一緒に並べて撮影した時は感無量で今回の製作テーマであります「アニメ設定を過度に変更しない」という範疇で纏められたと思います。模型誌を見て、チョバムアーマーがあるからわかっていたのですが結論は「アレックスはやはり難しい!」でRGでのキット化を望みます・・・MGのver2.0はかなりパーツ数多いので(笑)
ご覧して頂きありがとうございました。
寸胴でした腹部を2㎜程延長いたしました・・・自分は成型色仕上げがメインですがこの位の加工は出来ます(笑)。
90mmガトリング砲。ケンプファーを蜂の巣にしてましたから砲身をメタリックにしました。
細かい塗分けはHGでも屈指で姿勢制御バーニアのおかげでザクⅡ改の2倍近く塗分けがありました。
チョバムアーマーも手抜き無しで作ってます。握り手はビルダーズパーツです。
チョバムアーマーもキチンとデカールを貼りました。
ザクII改と。ポケットの中の戦争は大好きな作品なのでこの二体は絶対に作りたかったです。
マーキングのおかげで世界観は同じになりました。
アレックスがやっと成型色仕上げでも、まずまずの物が出来て安心しました。
HGUC No.47 RX-78 NT-1 ガンダム NT1を作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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