前回紹介しました、オリジナル設定を盛り込んだインパルスガンダムです。
旧HGフォースインパルスガンダム、旧HGデスティニーガンダムからキットを手に入れて、塗装と加工を施しました。
こちらも数年前に作ったガンプラなので、塗装剥がれがありますので、ご了承下さい。
※原作「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に登場するデスティニーインパルスガンダムとは、設定や外観が大きく異なります。
機体名:デスティニーインパルスガンダム
全高:17.1m
重量:19.4t
デスティニーシルエットを装着した超攻撃形態にして、インパルスガンダムの強化形態。
DG細胞の力で誕生した形態でありながら、「DG細胞を破壊する」という特殊能力を持つ形態であり、DG細胞で構成されたMSを一撃で撃破する事さえも可能とする。ただし、敵の特性・耐性によっては通用しない場合もある。
デスティニーシルエット
予備のフォースシルエットと、ザフト軍から入手した「ZGMF-X42S デスティニーガンダム」の武装パーツが、予備のフォースシルエットに付着していたDG細胞の力によって、変異・融合して誕生したものである。
基本的なベースはフォースシルエットだが、その上にはデスティニーのウイングと武装が追加された形状になっている。
- DG細胞
本機のパワーアップに使われる金属細胞。細胞と名は付いているが、生体組織ではない。
元々はアルティメットガンダムが、デビルガンダムへと変化した事で、その構成材とされる「アルティメット細胞」が変化したものである。
近年、何者かが解析した結果として、デビルガンダムの力を借りずともDG細胞を人工的に生成する事が可能になり、世界各国で普及し始めている。
こうした市販でも手に入れられる人工的なDG細胞は通常タイプと呼ばれており、本機のDG細胞も通常タイプに分類される。
そして、精神力の汚染問題がある程度改善された事で、「DG細胞をMSに使用すると、性能が格段に強化する」という使用方法が実現しており、近年では方法によってMSを強化する例が多い。だが、この方法でDG細胞を使うと、受けるダメージがパイロットにもフィードバックされる欠点がある。
他にも、人体に無害なもの、受けるダメージが解消されたもの、自己再生能力が付随されたものなど、バリエーションは多く存在する。 - DG細胞動力エンジン
シルエット内部に搭載された永久機関であり、その名の通りDG細胞を無限に生成できる。装着している間、本体にDG細胞に感染する事で、機体性能を強化させる。言わば、「MS版の変身」である。
デスティニーシルエットの装着が解除されると、本体のDG細胞は瞬時かつ自動的に消滅する仕組みになっている。 - デメリット・欠点
DG細胞に感染しているのはインパルスガンダム本体のみであり、パイロットに感染する事は無いが、この形態で戦いを続けると、肉体への負担が掛かる。そしてパイロットにも強い精神力が無ければ、脳が凶暴化して暴走してしまう危険性がある。
さらに、DG細胞を使用した場合の副作用として、本体が受けたダメージがパイロットにも伝達する。
性能
DG細胞の力によって、あらゆる性能が格段に強化されている。
- アンリミテッドエンジン
エネルギー生産量は2倍に向上している。 - 攻撃能力
武器を使わないパンチやキックなどの打撃による攻撃力が高められており、物理攻撃は特に強力である。また、腕部と脚部の高エネルギー収束機器も使い勝手が良くなり、ある程度であれば長時間の使用も可能となっている。 - 機動力・スピード
背部のウイングユニットは高推力ブースターとして機能し、機動力を大幅に引き上げる。ただし、総重量が増した事もあり、フォースインパルスガンダムのような三次元機動は不可能。 - 防御力・耐久性
こちらも群を抜く程に強化されており、シールド無しでも、高出力ビームの直撃すら無傷で耐える程。 - 武装面でも、取り込まれたデスティニーガンダムの武装自体が強力である為、後述するように高い攻撃力を誇る。また、両腰部に収納された対装甲ナイフ、インパルスシールド、ビームライフルも、引き続き使用可能だが、この形態ではあまり使われない。
ビームスティンガー
元々は素体形態における胸部の機関砲だが、DG細胞の力によって、ビームサーベル発振器としての機能が追加されている。砲門からビームサーベルを発生させ、敵を串刺しにする他、ビームキャノンとしても機能する。機関砲としての機能は健在である。
デスティニーシルエットの装着が外れると、この機能は自動的に消滅する。
アロンダイト
「ZGMF-X42S デスティニーガンダム」が装備していた大型ビームソード。
元々のバランスの悪さに加えて、重量が若干増加しているが、斬撃力と強度が大きく強化され、本機のパワーだけで片手で振るう事ができる。
折り畳んだ状態でも斧のような使い方ができる。
高エネルギー長射程ビーム砲
「ZGMF-X42S デスティニーガンダム」が装備していたビームランチャー。
ブラストシルエットと同系統の武装であるが、威力と連射性が強化されている。
ウイングユニット
このウイング自体も切れ味が高く、飛行しながらすれ違いざまに敵を斬りつける事ができ、その大推力を生かして、一瞬で敵の間合いに近づく事ができる。
この形態では、素体形態とは対称的に、強力な攻撃力を用いて敵を圧倒する「恐竜」のような荒々しい戦い方を得意とする。
必殺技
- デモンズブリザード
ビームスティンガーで敵を貫きウイングユニットによる冷気で氷漬けにした後で右脚回し蹴りで粉砕する。 - グランド・オブ・スラッシュ
アロンダイトのビーム刃を最大出力にして敵を叩き斬る。 - デストロイドゥーム
高エネルギー長射程ビーム砲から放つ超高出力ビーム。
制作には、フォースシルエットのウイングパーツとビームサーベルを取り外し、そこにデスティニーのウイングと武装を組み込む事で、独自のデスティニーシルエットとして完成しました。
その結果、デスティニーガンダムの特徴を残しつつ、インパルスガンダムとしての姿を保ったまま進化する事に成功しました。
これは、旧HGモデルのインパルスガンダムとデスティニーガンダム同士だからこそ、実現出来たものだと思っています。
ちなみに、以下は余談です。
・この見た目からは想像出来ないと思いますが、実は今回の独自設定には、「仮面ライダーオーズ プトティラコンボ」の特殊能力や特徴が、所々に反映されています。
・そして、機動武闘伝Gガンダムが由来となる「DG細胞」という設定にも、独自の設定を加えてみました。今後の機体にも、それらの設定を加えています。
これからの作品にも、これらの独自設定を存分に組み込もうと思います。
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好きな機体は、インパルスガンダムです。
ただ、投稿する作品の機体の設定や世界観は、原作と大きく異なるものがあり、別々のガンダムシリーズの設定をクロスオーバーさせた作品もあります。
また、ガンダムシリーズのみならず、仮面ライダーなどの特撮作品も観ている為、私が投稿する作品の機体の中には、それらを参考にした独自の設定が、これでもかと言うほど満載されています。
塗装もあまり得意では無いので、温かい目で見ていただけると幸いです…。
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