【GBNW:EX】11：ガンダムベース限定　システムウェポンキット001

第63改「GBNLives:兄と妹」

兄と妹。同じ親なのに、全く似ません。

～ＧＢＮ内・ミオ・シリウスの日記～

ＧＢＮでの生活にも、慣れてきました。
「目が見える」。それだけで、どれだけ世界が広がったことでしょう。私の目は元通り見えますし、もう周りや兄の目を気にすることもありません。
仮想現実空間であるＧＢＮの中を、思いっきり走り回れるのです。
･･･もちろん、本分はガンプラを使ってのミッションなのですが。私のリゼル・ミオは兄と私の期待に応え、優れた性能を発揮しています。
まだフォースは組んでいません。私と兄の２人フォースでもいいかなと思っているところ、なのですが･･･

･･･それにしても、兄と私の趣向は合わないなとつくづく思います。
兄のグフ・バサラはジオン、私のリゼルは連邦のＭＳです。ミッションでは兄のグフを乗せることもありましたが、連邦の機体にジオンの機体が乗っているのはなんだか･･･居心地が悪いダイバーもいるようです。
目の見えなくなる前からずっとそうでした。兄はとにかくジオン推しで、ひたすらＨＧＵＣやら「ジ・オリジン」やらを買いあさっていましたから。
私は角張ったフォルムの連邦系が好きです。ガンダムのようなデュアルアイよりも、ジムのようなバイザー顔の方が好きなのです。
アルザスさんのＧＮヴィンテージ、格好良かったなぁ･･･って、あれはＧＢＮ内の警護機体であるＧＢＮーガードフレームがモチーフなんですよね･･･
しかも背面にはガンダム顔が付いてますし･･･

･･･そういえば。ＧＢＮ内には連邦とジオン、その双方をこよなく愛するダイバーもいます。
ジオンの要素を加えたνガンダムであるν-ジオンガンダムとそのダイバー・キャプテン・ジオンをＧｔｕｂｅで見たときには･･･思わず笑ってしまいました。

【武装データ】

キット種別：ガンダムベース限定商品
発売：2019年10月
価格：800円（税抜き）

関連ガンプラ：1/144　ビルダーズパーツ　システムウェポン001（2011年発売の元商品。現在入手困難）

かつて、ＨＧＢＣがメジャーになるちょっと前。
ガンプラ公式改造パーツ・「ビルダーズパーツ」シリーズが存在しました。1/144のみならず1/100に対応したものもあるガンプラ公式改造パーツです。
既に過去形になっているのは現在再販がないからでもあり･･･ＭＳソードとかＭＳファンネルとかは再販して欲しい気もするのですが。

このシリーズの一環として存在したのが「システムウェポン」。
1/144で各ＭＳの代表的な武器を収録した塗装済み半完成品キット（組み立ては中国）でした。
一部はヨドバシカメラなどにまだ残っていますが、今回発表のシステムウェポンキット発表時のツイッターなどでの反応を見た限り評判はそんなに･･･といった模様でした。
半完成品という部分が大いに足を引っ張っていた模様で。

10月武装組３個目はこちらの001です。002も同時発売されていますがレビューはずいぶん先になるかも･･･
「バンダイプラモデル　システムウェポンキット」という共通の袋に入っています。30ＭＭは専用の袋のはずなので実質本キット専用袋なのですが。
パッケージで武器を持つガンプラはリバイブガンダムとオリジン量産型ザク、それぞれガンダムとザクの最新ＨＧプラモです。

ランナー。通常のＰＳ。
今回販売されるシステムウェポンキットはいわば「組み立て式になったシステムウェポン」。ビルダーが自由に組み立てる事ができます。
本キットには武装２種と連邦・ジオンに対応した手首、ラックが付属。

セット内容。
・ビーム・ガトリング・ガン一式
・ザク・マシンガン一式
・銃持ち手首（右）連邦・ジオン各×１
・武器持ち手首（左）連邦・ジオン各×１
・ウェポンラック

手首はそれぞれ右が指かけ式、左が通常の武器持ち手で逆はありません。
※追記※右武器持ち手首の内、ジオン用丸指については手首内側に向きのついた仕様となっており（004除く）、連邦用角指はまっすぐです（こちらも004除く）。
パッケージを見た限りだと左手首は基本的に「両手持ち」用のフォアグリップ保持用の様子。
武器２種はそれぞれ２～３個の交換用パーツが付属、それらを自在に組み替えてオリジナルウェポンを作成するキットです。

ビーム・ガトリング・ガン：
ユニコーンガンダム（クシャトリヤ）用がモチーフ･･･と言われるが実際は定かではないガトリングガン。
面の制圧に有効である。

基本として組み上げられるのは「制圧射撃タイプ」「カービン・近接タイプ」「狙撃・支援タイプ」の３つ。
写真は制圧射撃タイプ。
18ｍサイズのＭＳと比べてもちょっと小さめ？大きいガトリングが好きな方は迷わずジャイアントガトリングを。

３ミリ軸ではありませんが、各パーツは四角い軸で自在に組み替え可能。
持ち手は二種、一方は指かけ式です。
手首は一般的なＨＧＵＣ・他各1/144なら入るボールジョイントです。機体やＰＣ種別によっては緩いので工夫しましょう。

なお一度に組み立てられるのは一個･･･と見せかけておいて、本武装はパーツの都合で２個組むことができます。
余ったパーツをディティールアップに使ってもいいかも。

ザク・マシンガン：
ジオン公国軍のＭＳ、ザクが保持する基本射撃兵装。
マガジンはドラム式のものが一般的。

こちらは「初期型」「グレネード・ユニット搭載後期型」「対空砲弾マガジン装着」の３種を基本組み立て可能ですが、ストック部分は３種共通で２種選択だったり初期型と後期型の違いはバレル部分のみのうえいまいち違いが解らない･･･と。
なお、上に挙げたオリジン量産型ザク（Ｃー６/Ｒ６型）にはいわゆる「いつものザクマシンガン」が付属していません。代用はこちらなどで。

こちらは「中間のパーツ」が１パーツしかないため１個しか組めません。

ウェポンラック：
武装を立てかけておけるラック。

本キットでは001のみに付属。
ハンガーとなる部分は上下分割式。縦の切れ込みに固定しますが、複雑な形状の武装はいまいち固定・安定しません。
複数ある場合、縦にのみつなげることが可能です。勿論つなげすぎると不安定になります。

【次回予告予定】フルドドＩＩ拡張セット。結局ハイゼンＩＩはラーにすべきか普通にすべきなのか･･･