【GBNW:EX】37：HGBC ギャラクシーブースター

第89改「この宇宙のどこかで」

この宇宙のどこかで、あなたを待ってる武装がある。

～バー・「アルケミスト」。アルザス・リースリングの昔話～

遠い、遠い昔。
遙か彼方のGBNで、あたしの「この世界」での人生は決まった。

それから幾星霜。目もくらむほど多くの武装をテストしてきて、だんだんネタって奴がなくなってきて･･･今日もバックパックユニットかぁ、なんて言ってる今日この頃。
でもね、あたしはやっぱり「武装」が大好き。
GBNの内外で多くの武装が考案されて設計されて･･･それぞれのデザイナーさんや設計者、作ってる人たちの思い･･･それが詰まってるって言うのかな。
それを毎日のように触らせてもらえるのは、テスター冥利に尽きるってもんよ。
もちろん、それを手に入れて喜ぶダイバーのみんなも、ね？

このネイキッドとも、随分長い付き合いになっちゃったわね。
バックパックの受けはぼろぼろだし、頭のバイザーはしょっちゅう外れるし。それでも、なんとか手直しして使ってるところ。
･･･新しいガンプラ？それはまだ、いいわ。
ずっと同じ機体を乗り換えないってのも･･･テスト的には、大事でしょ？

（そして無印第0改「アルザス・リースリング」へつづく･･･）

※まずは報告※
【HGBC確保残り数：0】
【HGBCレビュー残り数：8】

ガンプラを満足に買うことすら出来ない時代。
趣味が壊滅の危機に瀕している今、あえて叫ぶんだ。
「俺達は、俺達の「好き」を諦めない！」って。

･･･ということで、EX28で示していた「残るHGBC」をついに全確保成功。
HGBC編、コンプリートの目処が立ちました。
それら一つ一つが「出会った」軌跡である事を、最後の購入地・半ば開店休業状態のヨドバシ上野で感じた次第です。
これから毎週１個紹介するとしても「ビルドダイバーズRe:RISE」の終了より先に完結してしまう計算になるので･･･全体としては伸ばし気味にレビューの予定。気長にお待ちください。

ちなみに、HGBC（HGIBA・HGBD:R武装キット・システムウェポンキット含む）で購入していないのはビルナク・ビルハン丸と忍パルスビームズのみです。
それ以外は全て１度以上購入した事になりますが･･･これによる出費は計算不能です。
半額で買った物や２倍以上の値段で買った物などもかなりありますし･･･

【武装データ】

キット種別：ＨＧＢＣ（ハイグレードビルドカスタム）
発売：2018年2月
価格：800円（税抜き）

対応ガンプラ：HGBF ビルドストライクギャラクシーコスモス（本武装が付属）

「ビルドファイターズ」シリーズ･･･「バトローグ」最後のHGBC。
ビルドストライクの最終進化形・ギャラクシーコスモスに合わせたバックパックブースター単独販売。
ユニバースブースターと同様、スタンド付きのバックパックユニットです（というかユニバースと一部ランナー共用）。
とはいうものの成形色の変更もなく、スタビルへも装備こそできるもののギャラクシーコスモスでの変更部分は未カバー。その独特の形状は使い勝手の分かれるところ。対応力の少なさもあって再販は当時以来なし。

下箱。英語表記もあって文言がぎっちり。
このすぐ後に始まるのが「ビルドダイバーズ」。小説パートはそのあたりを意識した流れにしておきました。

ランナー。Iランナー（KPS）はユニバースブースターと共通。
利用するのはスタンドとバックパック接続部のみ。
また、PCはPC-6（スピニングブラスターと同じ）。それ故に独特の接続様式を取ります。

セット内容。
・ギャラクシーブースター本体
・バックパックジョイントパーツ（AGP２軸→１穴）
・スタンド（「HGBF　スタービルドストライクガンダム」・「HGBC　ユニバースブースター」付属）

バックパックジョイントはネイキッドにも何度か使用した汎用性の高い物。簡単に言えば「ストライカー系のジョイントをAGP対応可能」のもの。

ギャラクシーブースター：
バックパックの機能を持つ支援機。
12枚の翼は粒子制御アンテナとしての機能を持ち、あらゆる方向に広げることで広範囲の粒子を的確に制御する事が可能となる。

英字表記、警告表記などの文言が増えた結果、このあたりから武装の解説は下箱に書かれることも増えます(青バンダイ再販では一部、のちに完全に消滅）。
その特徴となる１２枚の翼は独立して可動。
機首などはシール。

合体形態に変形。
機首と後端を折りたたみ、翼を説明書通りに設定。
接続はユニバースやビルドブースターと同じ、３ミリ穴・軸・RGストライク用ストライカー横軸です。

余談。
「GBNW」をスタートさせる前、イエサブ・パーツパラダイスでトンデモ安値（200円くらい？）でこのブースター部分だけを購入したところ･･･
･･･説明書がなかったのでやっぱり組めなかったという苦い経験があります（基本的にパーツパラダイス系統はフィーリングで組めてしまうのにこれだけ駄目でした）。

ネイキッドにジョイントを仕込んでバックパック形態。
１２枚の翼を自在に動かし、プラフスキー粒子を制御します。
武器にはならない分ちょっと独特の扱い。ユニバースにあったエフェクトなどの追加要素もなく、このままではレビューとしてもちょっと淡泊なので･･･

探そう３ミリメソッド。

翼の内、PC-6のBで組む４枚・縦に突き出ている２枚が対応します。それぞれ取り付けが微妙に違うのでカスタマイズの方向性に合わせて。
わかりにくいので背景に黒を置いて見た図。左肩がPC6B接続、右肩が突き出た方。
もちろん、他の翼を３ミリ軸に置換しても。

また、縦に突き出た翼部分･･･その基部は３ミリ接続で取り外し可能。可動域もあるので、翼付き（あるいは３ミリ穴付き）小型スラスターとして使うことができます。

また、後端のユニットも３ミリ部分はあるので組み合わせても。
なお、ユニバースブースターの余剰パーツは残念ながら余剰気味。３ミリ穴などは活用できるかな。

【次回予告予定】創傑伝改造および鉄血コン。*関平グシオンリベイク*。