【GBNW:EX】46：ガンダムジェミナスルナ

第98改「ラストミッションII：月が誘う」

月は誘う。最終決戦へー

～GBN内・とあるディメンション～

え、えっと！今！取り込み中！
大量の謎のガンプラ？に囲まれて、どんどん増えてくし･･･！バグ？
それとも他の何か・・・？
ログアウトも出来ないみたいで、もう･･･どうすれば・・・！

～･･･諦めるな、アルザス！！～

･･･この声。誰だったかな･･･古すぎて思い出せないけど･･･

～･･･GBN、管理サイドとして言うが･･･ここは一度、撤退を指示しろ！～

･･･了解、って・・・え！？「管理サイド」！！？
そうだった、あたし、そうだった！確かに管理側だわ。
ゲーマスにこうなった原因、問い合わせて･･･一同、撤退！
フォース・「アルケミスト」のフォースネストまで逃げて・・・！

･･･しんがりは、あたしとフォース・「ジャスティスファイト」のリーダーおよび決闘の審判役・コウメイさん、そして･･･ガンダムジェミナスの改造ガンプラに乗った謎のダイバー。
コウメイさんはともかく（コウメイさんのガンプラはまた今度）、あの謎ダイバー･･･強い。見た感じ、管理サイドの人間よね。
正確な射撃に斬撃。ビットの使い方･･･どれをとってもA、いやトップクラスダイバーの一人である事は間違いない。
誰だっただろう、名前･･･そうだ、モニターにはもうその名前が映っている。

ハタモトさん。
･･･ハタモトさん！！！？

･･･ハタモト・・・さん、超久しぶり･･･元気？え？
今はそんな話している場合じゃないって？そうだけど、あなた･･･
ガードフレームまで召喚しているって事は、間違いなく管理サイドでしょ？コカトリス事件の後行方が解らなくなって･･･それで、転職してたの？

･･･ハタモトさんは、「そういうことにしてくれ」と言った。
ゲーマスからも今回の事件の結果が出て･･･うん、大変なことになったみたい。

ヒロト達チーム・「ビルドダイバーズ」は、惑星エルドラ事件の解決のため「エルドラの月」に向かった。ヒトツメの主・*アルス*と決着を付けるためにね。
ところが･･･そこで、アルスは「奥の手」らしきものを使ったの。
ビルドダイバーズがエルドラにやってくるのと逆の方法を使って、エルドラの月ごと、バージョンアップしたGBNに「移動」させちゃったらしいのよ。
細かいプロセス？そんなの、解るわけがない。
とにかく、今、「ビルドダイバーズ」はこのGBNに逆戻りしたって事。
その中には、エルドラの民・フレディ君も含まれてるって事･･･

･･･その日、アルスはGBN全土に宣戦を布告した。
自らのさらなる進化を求めて。ゆくゆくは、現実世界に再び出るがためにー

（続く）

【ガンプラデータ】
ベース：HGAC ガンダムジェミナス０１
使用：旧キットG-UNIT　ガンダムグリープ
HGBF　ディナイアルガンダム　など

「ハタモト」という名前に他意はありません。その頃訪れた江戸東京博物館の展示で付けた記憶のある筆者です。
「ラストミッション」２回目。プレバン限定で登場したHGACジェミナス０１の改造機となります。
急展開に戸惑っているあなたは是非前回・エルドラNPDから読んでね（「ラストミッション」までのあらすじはこちら）。

HGACジェミナスは、もともとは展開させるシリーズも決まっていなかったデザイン主導の企画であった「G-UNIT」を「ガンダムW」風味にリデザイン･･･とはいえ、肘関節がCジョイント２重だったりスタンド対応には腰に増加パーツが必要だったりビームソードが見慣れた幅広形状じゃなくて普通のビームサーベルだったり･･･と、旧キットをリアルタイムで触れていた派閥としてはどこか独特で思っていた物と違う感があり。

ガンダムジェミナスルナ：
GBN管理サイドとなり裏から世界を見守っていたハタモトが、新たにビルドしたガンプラ。
「ガンダムジェミナスに全領域に対応する能力を付ける」事がコンセプトとなっており、多くのパーツはガンダムグリープから流用されている。
ムーンガンダムのように月形に展開させたリフレクトシールド･･･リフレクトプレートが特徴。

前から。雰囲気としてはムーンガンダムを意識。脚部をディナイアル、肩アーマーはジェミナス素体にグリープの肩をかぶせて。
配色としてはアローラ地方の月を誘う伝説のポケモンを意識しつつ紫系で･･･

後ろから。
バックユニットはプトレマイオスアームズから。そこから旧キットグリープの接続パーツを介しリフレクトプレートを配置。
最終的には当時品グリープのパーツもプラスし４方に配置できるようになりました。

「その後」のハタモト：
いわゆる「コカトリス事件」で（無印#9）GBNを一度は去ったハタモト。
しかし、ガンプラへの情熱は衰えていなかった。
その後、「ブレイクデカール事件」時にいわゆる「修正パッチ」の開発のため管理側に引き戻される。
彼はかつて「アルケミスト」に在籍していた時代の知識を元に各種バグへの修正パッチ製作データ収集に奔走。
月のように、GBNを影から見守る決意をしたのである。
彼がついに、アルザスの元に姿を現した･･･
ビームランサー：
グリープのもの。柄部分の長さは元々の２倍ほどに延長されている。

ランサーは、旧キットグリープそのままでは現行ジェミナスの手で持てなかったためシステムウェポンキットから柄を持ってきて繋げました。

アクセラレートショットガン：
大型の重火器型武装。パッチ用のデータ収集能力も持ち、大型のストックは安定性に優れる。

レオパルド・ダ・ヴィンチのものにシステムウェポンキット各種でセンサー・ストックなど。

リフレクトプレート：
背部に４基配置されたプレート状武装。
分離させることでビームガンを持ったビット兵器として使用できるほか、それぞれが特にビームに対し強いシールドとして機能する。

中間パーツは抜いて３ミリ棒接続に変更。元キットの穴を生かせば４個ともアクションベースで飾れます。

ビームソード：
腰後ろに移動させて装備。

プレートは二基合体させることも可能。

ルナディフェンサー：
背中のパーツは支援機形態になるほか、突撃させて攻撃することも可能。

翼位置を組み替えて。なんだかんだで「バックパックブースターユニット」の流れをくむ武装が好きな自分です。

PXシステム：
ジェミナス系統が搭載している反応速度・出力増強システム。
本機も勿論使用可能。
フラッシュシステム：
これに加え、モチーフが「月」と言うこともあり、ガンダムXのビットMS連携システムも盛り込まれている。
GBN-ガードフレームを２～３機召喚、戦闘に参加させることができる。管理サイド権限も合わせたガードフレームとの連携は、襲いかかる障害を打ち破る。

これもあって胸部の緑部分は元キットのシールです。

最終決戦仕様：
のちの「ラストミッション」･･･最終決戦では、リフレクトプレートの位置を本来のグリープに近い位置に変更した上でさらなる武装増強が行われた。
具体的には対艦ミサイルとダインスレイヴ。共に激戦を見越した強力な武装。使った後は投棄し機体重量を軽減。

最終決戦はまだ少しだけ先ですがここで一応。

ハタモトがアルザス達と行う「ラストミッション」とは。
地味にGBNの方にやってきてしまったフレディ君はどうなる・・・？
「ラストミッション」、続きは６月下旬以降となります。次の機体を仕込まねば。

【次回予告予定】意外とまだ残っていた「便利武装」系統。ジャイアントガトリング。