MHF-1000/E.SR 千子村正

MHF-1000/E.SR 千子村正

クラフター系フォース「伊勢千子」のフォースリーダーを務めるエルダイバー、E.SRが使用するガンプラ。

E.SRは生まれる際、バグの影響でネット上に存在する歴史上に実在した刀匠、千子派初代、村正のデータの影響を受けており、刀鍛冶の頭領としての人格とスキルがインストールされていた。

このため、千子として、村正として、新たな生を受けたGBNの世界で刀を打ち続けているのである。

機体のベースは近接適性の高いロードアストレイであり、E.SRの高い刀剣知識とそれらを扱いきる技量と合わせて、非戦闘職ながら高い戦闘力を保有している。

無銘[白]&無銘[黒]

本機のメインにして唯一の武装となる二振りの刀。

ただしこれは実在するものではなく、本機に発現した必殺技[無元の剣製]により投影された刀である。

この無元の剣製はクラフター系スキルの多いE.SRの性質を反映したものとなっており、常時仮想展開された固有領域にそれまで製作した全ての刀の記録を保管しておき、必要に応じて刀をフィールドに落とす形で投影するというもの。

純戦闘系の必殺技と比べると爆発力にかけるものの、使い勝手は非常によい。

なお、この二振りの無銘はそれまでに製作したすべての刀の平均値となる能力を持った簡易戦闘用の汎用刀であり、銘をつけない理由は本人曰く「阿呆う、一戦限りの刀に銘なんざいれるかよ」とのことである。

戦闘イメージ。

基本的には二振りの無銘を用いた二刀流を得意とする。

基本的には戦闘で折れようと刀のスペックを使い切り自壊しようと、何度でも投影可能であるが、必殺技の性質から、一度破壊された刀のデータは己の工房で修復しない限り使用不能となるため、有限ではある。

なお、全体の平均値である無銘が破壊された場合はストックされた刀全体の耐久度を消費している。

無元の剣製[つむかりむらまさ]

常時発動型である必殺技の奥義にあたる戦術。

これは基本的には仮想展開されている無元の剣製を、フィールドのテクスチャを一時的に上書きする形で顕現させるというもので、使用すると村正を中心として一定の範囲が、無数に刀の突き刺さった燃え盛る荒野に置き換えられる。

「鍛造無間の如く……ってな」

「そこに到るは数多の研鑚、築きに築いた刀塚。縁起を以て宿業を絶つ。八重垣作るは千子の刃。」

「ちったぁ成仏していきなぁ！これが儂(オレ)の『都牟刈村正』だぁ！！」

無数に突き刺さる全ての刀の耐久度を使用して、ただ一振りの刀を鍛造する。

それこそがこの無元の剣製の真髄。神刀の名を冠した一刀『都牟刈村正』である。

最後までご覧くださりありがとうございましたー！最後はスタティックディスプレイと製作時の写真を！

肩にかけている着物はクラフト屋さんで見つけた正絹の布地を着物型に縫って作った物だったりします😌

そして、実は刀にはうっすらと刀紋も入れているのがこだわりです^^