「あいつのGMは運がいい。120mmをたんまり喰らってから帰ってきた。大急ぎで弾薬とシールドを交換してやると奴は一息もつかずにハッチを閉め、GMのアクセルを踏んだ。“一つ目野郎共に弾を返しに行ってくるぜ“」
ツイッターで評判がよかったので新GUNSTAでも再掲です。
2017年制作。
HGUCジムにダメージ加工を施しています。
120mm弾が装甲表面に着弾し、弾が炸裂した破片や擦過した弾丸によってついた傷を想定しています。
世界大戦の時代の戦車の写真などを参考に、「120mm弾が装甲にめり込んで砲弾が炸裂したが、内部までは貫通せず、装甲の表面をえぐってダメージを与えたに止まった」「装甲表面を徹甲弾が掠め、傷を付けた」感じを出しました
120mm弾が装甲表面に着弾し、弾が炸裂した破片や擦過した弾丸によってついた傷を想定しています。
世界大戦の時代の戦車の写真などを参考に、「120mm弾が装甲にめり込んで砲弾が炸裂したが、内部までは貫通せず、装甲の表面をえぐってダメージを与えたに止まった」「装甲表面を徹甲弾が掠め、傷を付けた」感じを出しました
正面からのみ一掃射を受けた設定のため、背面には傷をつけず、塗装剥げや焦げなどの表現に留めています。
また撃破されたわけではないので、全身への被弾ではなく、半身のみ、比較的装甲の厚い箇所、致命的なダメージにならない箇所と決め置いてダメージ表現をしています。
また撃破されたわけではないので、全身への被弾ではなく、半身のみ、比較的装甲の厚い箇所、致命的なダメージにならない箇所と決め置いてダメージ表現をしています。
ビームサーベル持ち手は寒冷地用ジムのもののモールドを軽く彫り直し、手甲パーツのみ交換したものです。元々出来がいい手パーツなので分かりづらいですが、親指とサーベルの間に流れていたプラを削り取っています。簡単なんですがここを抜くだけでかなり親指のディテールが生きます。
シールドはザクマシンガンの一掃射を受けて後退したあと補給基地で交換した設定のため傷表現はせず、ただし完全に新品ってことはなさそうなので、ウェザリング塗装でのみ使用感を出しています。
全体の塗装色はIGLOOをイメージした赤とライトグレーとしました。
オール筆塗装です。
ダメージ加工をする前に合わせ目消しと肩と顔周辺を整形しただけで、ドノーマルのHGUCジムです。ぷら板を貼ってイケメンにしてもよかったのですが、丸っこさが失われそうなので顎部分を軽く削ってメリハリを出したに留めました。
オール筆塗装です。
ダメージ加工をする前に合わせ目消しと肩と顔周辺を整形しただけで、ドノーマルのHGUCジムです。ぷら板を貼ってイケメンにしてもよかったのですが、丸っこさが失われそうなので顎部分を軽く削ってメリハリを出したに留めました。
ウェザリングは、IGLOOやPS3のTarget Insightなどをイメージし、
泥汚れや塗装剥げをチッピングとドライブラシで表現。傷周辺には銀と黒で塗装が剥げ、120mm弾の炸薬で地金が焦げた風合いを出しました。
地球連邦地上軍のイメージに合うデカールがあまりなかったのと、傷を印象に残したいのでマーキングは控えめとしました。
泥汚れや塗装剥げをチッピングとドライブラシで表現。傷周辺には銀と黒で塗装が剥げ、120mm弾の炸薬で地金が焦げた風合いを出しました。
地球連邦地上軍のイメージに合うデカールがあまりなかったのと、傷を印象に残したいのでマーキングは控えめとしました。
ジオラマは、足元に1/144の国連軍ハンヴィーとホバートラックを並べ、ペンタブで描き込んでそれらしくしました。上写真が無加工のもので、これからデジタル加工作業に移ります。要するにクソコラです。
medibangpaintという普段同人誌を描いているソフトでやっています。まず背景を塗りつぶして、昔撮った建設現場のフェンスと高速道路の柱などの風景写真をコラージュしつつ……
車両の前照灯やジムのゴーグル、背景の鉄骨にありそうな照明機材をペンで描き込んでレイヤーモードを「発光」にします
スモークをエアブラシツールで描き込んで指先ツールでぐりぐりぼかします。ぼかすとすごく煙になります。
なんの煙かは特に考えていないですが雰囲気です。
なんの煙かは特に考えていないですが雰囲気です。
最後に画面全体にグラデーションを掛けて「乗算」。光の強さや透明度を調整して実写と絵をなじませます。
暗い絵にしたのでアラがあまり目立たなくていいですね。
というわけであまり役に立つかわからないハウツーでした。
暗い絵にしたのでアラがあまり目立たなくていいですね。
というわけであまり役に立つかわからないハウツーでした。
HGUCジムダメージ仕様です。背景画像のメイキングつき。
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
ボロボロに酷使されたザクの作品はよく見かけますが、ジムにここまでダメージ表現を加えたものは珍しい気がします。
しかし、全身の弾痕やウェザリングがライトグレーと暗い赤色の機体に非常によく似合っていますね。
ブルパップ・マシンガンと寒冷地仕様から流用したサーベルもカッコいいです!
足元のホバートラックも素敵ですし、デジタルなジオラマも最高です!!
こちらもコメントありがとうございます!!
勝ったとはいえ、ジムだってボロボロになって善戦した機体があるだろうなと思ってイメージを固めました。
本当はこの雰囲気のジオラマを作ってやりたかったんですが、一枚絵ならばデジタルでの特撮でもいいかなと思いこうなりました。これもアプローチの一つではあると思います!
お気軽にしゃこーとお呼びください。
サイド3出身の宇宙ネズミです。
ミリタリー寄りのドライブラシ塗装が得意。
モデラーズギャラリ→
http://www.modelers-g.jp/modules/xsns/?p=mypage&uid=48878/
鹿嶋しゃこーさんがお薦めする作品
GNアーチャー・アタランテ
ガンダムペンドラゴン[Prototype]
MS-07H8 グフフライトタイプ・ブロック3052F
MS-15/f.HVH 「シベリアンヴォルフ」
残党軍が元グフ乗りの指揮官のために作ったギャンです。
RX-77AA 量産型ガンキャノン対空型
量産型ガンキャノンです。ボールK型の連装砲を転用して対空仕様…
NOV.09 0079
――お前たちが最後だ。宇宙で再会できることを望む。 ジーク・…
RGM-79C ジムC型
HGUCジム改をスタンダードカラーに塗装しました。プレパンで…