HGUC No.40 MS-06 量産型ザク

HGUC 量産型ザクを部分塗装＋αで作ってみました。機動戦士ガンダムの劇中で一番最初に出たモビルスーツ・・・コロニー落しの最中に周りにいたのがこのザクでした。昔は宇宙用も地上用もシャア専用以外は全てMS-06で20年も後に出たHGUCもこの仕様で出るとは思いませんでした。ですが・・・旧キットとは比べ物にならない程の色分けやリバイブのシャア専用ザク程ではないものの旧キットとは雲泥の差の可動範囲と出た当時では決定版的なザクのキットでした。2021年12月に量産型ザクもいよいよリバイブされるのでその前に・・・と思い、今回はその為に取って置いたお宝パーツも実戦導入し量産型ザクを作ってみます。

塗装箇所とカラーレシピ

マシンガン前部、指、首周辺等のメカ部→(クレオス)ニュートラルグレー

バックパック、マシンガン後部→(クレオス)旧ガンダムカラーエクストラダークグレー

ヒートホーク→(クレオス)新ガンダムカラーMSパープル

ヒートホーク刃部→(クレオス)シルバー

ミサイル→(クレオス)新ガンダムカラーMSレッド

メタリック以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。

デカールはガンダムデカールのRGのシャア専用ザク用をメインにHGシナンジュなどのコーションデカールを満遍なく貼り、カトキ風にしました。今回はエジプト戦線のスエズ攻防戦で活躍したという第55MS部隊(アヌビス隊)のマークを貼りシールド、スカート前部に貼りました。モノアイは定番のクリアー化で裏にラビーを貼っています。

HGUCの量産型ザクの本体の緑部もゲルググ同様に成型色が大変素晴らしく、自分には調色出来ない色加減でつや消し吹くと更に質感が増しました。今回はこのザク用のグリーンで成型されていますMSハンド02(ジオン用)を満を持して使いましたが・・・ハイデティール過ぎて、ある意味面白い仕上がりになりました(笑)。

第55MS部隊は地上で戦っていた部隊らしいのでミサイルポットは絶対に付けたいと思っていてダクトなども塗り分けてデカールも貼りました。明るい色の成型色ですと合わせ目も白化しにくく処理が楽になります。

ですが・・・明るいグリーンですと白のコーションだと目立ちにくくちょっと失敗したなと思いました。汚しも入れようか？とも考えましたが今回は前に作りましたイフリート改や今作っていますフライルーの合間にちょこちょこ作っていたので入れませんでした。

最後は説明書と。

プロポーション、可動範囲は旧ザク同様に後発のオリジン版の方が良いですがHGUC版はオリジナルの機動戦士ガンダム版という感じで人気があり、未だによく再版される訳がわかります。シャア専用ザクと違いミサイルポッドが付くからお得感があり、何度も作りたくなる良作キットだと思います。合わせ目は最新キットと違いソコソコ多いですがパーツ数は多く無いので簡単に組み上がり楽しめるプラモデルです。リバイブ版が出たら・・・マーク2やゼータ、グフ、百式の旧HGUCは殆ど再版されなくなったのでこちらもその可能性がありますから是非コレクションに加えて欲しいです。

ご覧して頂きありがとうございました。

成型色が量産型ザクと全く同じのザクグリーン版のMSハンドです。一昔前はかなり在庫が余っていて自分は複数個買ったのですが・・・今の某通販サイトはどのハンドも恐ろしい価格で連邦用のが欲しいのですが到底手が出せません(汗)。