HGUC No.73 ORX-005 ギャプランTR-5[フライルー]です。
HGUCのギャプランTR-5[フライルー]を成型色仕上げ+αで作ってみました。この機体の出るADVANCE OF Ζは今でも大人気のコンテンツでヘイズル系やウーンドウォート系の作例はガンスタ様でも見ますし、このフライルーもカッコいい作例がありました。電撃ホビーは創刊時から買っていましたのでADVANCE OF Ζもリアルタイムで見る事が出来て当時出たムックや小説も買いました。最初見た時は同じフォトストーリーの先例でありますガンダムセンチネルの影響をモロに受けていると思いましたが回想編と裁判編を交互に入れる事によってドラマ性を出し、作例に取れる時間も取れるとも思っていました。警察やミステリー小説の第一人者であります今野敏先生が書いてますから臨場感がありながらも読みやすく、月一の楽しみにしてました。作例も電撃ホビーのエースモデラ―達が魅力的に作ってましたが・・・自分は特に空山竜司先生のファイバーを見て「何なのだ、あれは・・・?」とガブリエル・ゾラみたいに呟いてしまう程に衝撃を受けました(笑)。フライルーとファイバーの元の機体は同じでも全然違いますがなるべくは元設定通りに作ってみようと思います。
塗装箇所とカラーレシピ
各部オレンジ→(クレオス)旧ガンダムカラーイエロー5
ビームピストル、マルチアームユニット等グレー部→(クレオス)旧ガンダムカラーグレー23
ブルー部リタッチ→(クレオス)旧ガンダムカラーブルー14
各部赤→(クレオス)新ガンダムカラーMSレッド
各部バーニア→(クレオス)GXクリアゴールド
各部シリンダー→(ペベオ)4アーティストマーカー ラウンドシルバー、ゴールド
ビームキャノン、ヒートブレイド→(ガイア)フレームメタリック(1)
メタリック以外の部分は最後に(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。クリアーでコーティングしてもこれだけデカール貼りますと間違いなく変形させると剝がれてしまうのでモビルアーマー形態は無しです(汗)。
デカールはガンダムデカールのアドバンスオブゼータ シリーズ用をメインに機体が大きいので余っていたMGガンダムZZ Ver.Kaや武者ガンダム等の大きめのコーションデカールも貼り、バランスを取りました。ヘイズル系はカトキ風の仕上げを見る事があるのですがフライルーやウーンドウォートは殆どそういう仕上げは見ないので「もしカトキハジメがフライルーをリメイクしたら?」と考えながらデカールを貼りましたが・・・機体が大きいので貼れる所が多く、今までで一番多い枚数を貼りました。今回もKa signatureのティターンズ所属のMSは大抵は連邦軍のマーキングが付いてましたから自分もリスペクトしてEFFのマーキングを入れております。
頭のモノアイは定番のクリアー化で裏にラビーを貼りましたが全く見えません(笑)。肩、後部大スラスター、踵部分の紺色部の合わせ目は消しても白化して大変目立ったので今回はその部分を旧ガンダムカラーブルー14を吹いてつや消しをしますと成型色と違和感無く合わせる事が出来ました。ムックにもアドバンスオブゼータ公式カラーと書いてありましたHGUCヘイズル用のガンダムカラーが培養液を入れれば使えそうでしたので、それを使いましたが・・・ブルー14はほぼ成型色で違和感ゼロですがグレー23は成型色に比べると明るすぎた気がしましたがまぁイイ感じになったと思いました。
ムーバブルシールドバインダーに書かれていますT3部隊の象徴でありますウサギの絵とTRの大判デカールはモールドをまたぐ為に貼るのが大変難しく、しかも15年以上前の発売当時のデカールだったので状態が良くなかった為にウサギの絵の方は一枚駄目にしてしまいました。最初に説明書に記載されてある部隊章を貼り、後からコーションを貼る様にしました。
ガンダムデカールのアドバンスオブゼータ シリーズ用はT3部隊の基本的なマーキングしかなく「艦船のとかはないのかな?」と思い、ストックしてありましたデカールやシール類を探しますと・・・当時の電撃ホビーの付録でアドバンスオブゼータ用のマーキングシールが2種類出てきたので見ましたら、彼らの所属艦のアスワンやOMECHA等のカッコいいマーキングが多数あるので迷わず実戦導入しました。余白をなるべくがギリギリまで切ったのですが・・・多少は余白がわかってしまいますがアスワン所属機をアピールする事が出来ます。今はヘイズルの派生機やウーンドウォートも出ていますから新作のガンダムデカール、もしくはアドバンスオブゼータ シリーズ用の再版を切に願います。
最後は説明書と。
フライルーは自分が作った中で一番ボリュームのある機体でしかも立体パズルみたいな複雑な装備が多数あるので今までの段取りが通用せず成型色仕上げですら完成までに一月近く掛かってしまいました。自分が尊敬してますセイラマスオ様が形状の良い、このフライルーからよくパーツを流用と作例記事を読んだ事がありましたがその通りで追加パーツのショルダーユニットやスカートユニットなどは大変カッコ良く「センスの良い人は目の付け所が違う」と感じてしまいます。元キットのギャプランもHGUC初期のキットですがプロポーションが大変良く、合わせ目は多いですが肩以外は後ハメしなくても大丈夫なので良いキットだと思います(2021年11月現在フライルーが3キットも買える値段なので是非とも再版して欲しいです)。MGサイズのVer.Kaコーションデカールがかなり余っていたのですが大型なこのキットのおかげで相当消費されて整理出来ただけでなく、自分の中では違和感なくカトキ風のフライルーになったと思い満足してレビューさせて頂きました。
ご覧して頂きありがとうございました。
15年寝かせた(笑)電撃ホビーの付録でアドバンスオブゼータ用のマーキングシールで魅力的なデザインです。
後頭部スラスターのアスワンのマーキングや。
サイドスカートのTRのロゴや脛の部隊章につかいました。
当時のムックを見ながらデカールを貼りました。
シールドバインダーのTRと。
ウサギの大判デカールは取り扱いがかなり難しいのですがファイバーの象徴ですから貼らない訳にはいかないので慎重に貼りました。
ヒートブレイド部は刀を意識してメタリックで塗りました。
実は・・・このフライル―は素組みしていた後に放置していたのでパーツがバラバラになっていて探すのに苦労しました。運良く全てあったので作りましたが複雑なデザインですから大変苦労しました。
HGUC No.73 ギャプランTR-5[フライルー]を作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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