HGUC No.132 AMS-129M ゼー・ズールです。
HGUC ゼー・ズールを成形色仕上げ+αで作ってみました。ガンダムUCのガンプラは多数出ていますが自分はユニコーンガンダムしかガンスタ様ではアップした事が無く、自分で意外と思っていました。作品が嫌いな訳ではなく、シナンジュやバンシィ、クシャトリヤ、デルタプラス・・・と様々な機体が好きなのですが特に気に入っているのはザクの影響が濃いギラ・ズールでギラ・ドーガよりもジオンスタイルだと思い、デザインしたカトキハジメ氏は流石だと思いました。ギラ・ズールも様々なバリエーションが出ていて、特に水陸両用でズゴックのアイアン・ネイルのデザインを受け継いでいるゼー・ズールは一目見て気に入ってしまい「これはキット化されたら作りたい!」と思っていましたが袖の部分だけは大変だなとも思っていました。HJの2022年04月号に自分が崇拝してます(笑)らいだ~JOE先生の特集だったのでHJを見ながら改めてお気楽汚しを復習して実戦する事にしました。
塗装箇所とカラーレシピ
バーニア、ハイドロ・ジェット推進器一部→(クレオス)黒鉄色
ビーム・マシンガン、ディテール凸凹部→(クレオス)新ガンダムカラーMSグレージオン系
ヒート・ナイフ、アイアン・ネイル刃部→(クレオス)GXアイスシルバー
各部ホワイト部、腕袖付き部白→(クレオス)GXクールホワイト
腕袖付き部黒→(タミヤ)エナメル・ブラック
メタリック部分以外は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けて、今回もらいだ~Joe様のお気軽汚しを参考に(クレオス)水性ホビーカラー焼鉄色をスポンジを使ってエッジ部分をチッピング、(クレオス)ガンダムマーカー リアルタッチマーカーブラウン1でへこみ部分に塗って神ペンでぼかし、(タミヤ)ウェザリングマスターでオイルをエッジ全体に付けて第一段階の汚しは完成しました。
デカールはHGシナンジュ用とユニコーン汎用1、ガンダムデカールDX02 機動戦士ガンダムUC MS用をメインに満遍なく貼り、袖付きの新鋭機というのをイメージしました。後、袖付きのマークはシナンジュのデカールをよく使うのから余っているので何か所にも貼っています。
ゼー・ズールはトリントン基地襲撃に使われた機体で海から侵入したと思われます。実物の船とかの写真見ますと海水のせいで船体が塩を吹いて白っぽくなってました。なのでパステルのホワイトでランダムに塗り付け塩吹きを表現してみました。上から下へ・・・を意識して多く付け過ぎた所はメラニンスポンジで落としたら白化部分は殆どわからなくなりラッキーでした。更に最新のお気楽汚しの記事に濃い成型色に赤焼けやチタンのパステルと書いてあったので控えめですが付けています。
ゼー・ズールは色合いのせいか忍者的なイメージがあり、ナイフとネイルの部分には冷たい感じのアイスシルバーにして隠密部隊的にしてみました。
ガンダムUC時のネオジオンにはほぼ袖があり、これを再現するのはマスキングでは非常に労力が掛かります。ここは定番の白色部はラッカーで黒色部はエナメルと雑誌にも書いている通りにして半乾き状態でエナメル溶剤が付いた綿棒で白色部分を拭き取りましたら上手くいきました。シナンジュみたいにゴールド等のメタリックの時はエナメルの黒を吹く前に光沢クリアーを吹いた方が良いと思います。
最後は説明書と。
ゼー・ズールは肩や脛、背部のハイドロ・ジェット推進器に大きな合わせ目があり、成型色が濃い為に接着しますと白化して目立ってしまうのですがお気楽汚しのおかげで全く目立たなくなり、それなりの作品になったと思いました。ゼー・ズールはプロポーション、成型色、付属品の豊富などかなりの好キットで売っているならもう一度作りたくなるほどで成型色仕上げなら、塗装の際の後ハメなど考えなくても良いので楽に作れます。袖もGXクールホワイト吹いた後にエナメルの黒を吹いて、半乾き状態で綿棒で拭き取ればかなり綺麗に出来たのでシナンジュもクシャトリヤももう怖くないです(笑)。お気楽汚しにホワイトのパステルでの塩吹きの表現の組み合わせのおかげで今まで作りました水陸両用機の中でゼー・ズールが一番上手く出来たと思いますが、もっともっと汚し塗装を勉強してスキルを身につけたいです。
ご覧して頂きありがとうございました。
ビーム・マシンガンもちゃんと塗分けましたが使ってないです(汗)。
HGUC No.132 AMS-129M ゼー・ズールを作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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