ザク強行偵察型

正面素立ちです。
以前投稿した「水中用ザク」と同じく、使用したキットは当時再生産されて比較的入手しやすかったZガンダム版のザク強行偵察型です。
青い機体の方は高校３年の時に、グレーの機体は大学１年生の頃に製作しました。
塗装は、青い機体はインディブルーとツヤ消し黒のツートン、グレーの方はニュートラルグレーの缶スプレーです。
動力パイプなどは、どちらも黒鉄色です。

リアビューです。
相変わらず、この時代のMSVキットはバックパックの造形が変態じみた完成度です・・・。
グレーの機体は本体と同じ色、青い機体の方はブルーグレーで塗装しました。
また、青い機体の側頭部アンテナは面相筆で赤いラインを追加してみました。

サイドビューです。このキットに付属するデカールは、どういうわけか機体の側面に貼るものが多い気がします。
グレーの機体は説明書のカラーバリエーションを、青い機体はMSVのイラスト画像を参考にマーキングしました。

カメラガンです。
この機体、ジムのビーム・スプレーガンのようなモノを装備していますが、実はこれもカメラだそうです。
「全身カメラだらけの機体なのに、こんなモノ持たせて意味あるの・・・？」というツッコミは野暮というモノでしょう・・・。
しかし、造形はかなり細かくて素晴らしい出来です！

モノアイの可動です。
ポリキャップすら使われていない、接着剤必須の単色成型旧キットザクなのに、なんとモノアイが上下左右に稼動するんです、このキット！！
自分の知る限り、1/144 のキットでモノアイが稼動するのは、これを除けば２００２年に発売されたHGUCシャア専用ザクまで全くありませんよ！？
これぞまさに、ジオン脅威のメカニズム・・・！！

それでは、次のニュースです。
昨夜未明、旧サイド５周辺で連邦軍の艦隊を盗撮したとして、ジオン公国軍のザク２機が、連邦軍のパトロール部隊に拘束されました。
パイロットは「艦隊を見かけた途端、欲望を抑えきれなくなった」などと供述しており、連邦軍はさらなる余罪を追及しています。
調べによりますと、この２機はブリティッシュ作戦の頃から複数回にわたって、連邦軍の艦隊や前線基地などを盗撮していた疑いが持たれています。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
非戦闘用のモビルスーツもいろいろとキット化しているMSVシリーズですが、ザク強行偵察型はその中でも一際異彩を放っているように感じます。というか、ザクタンクですら三連装機銃を装備しているのに一切武器を持っていないというのは、潔いというか何というか・・・（笑）。
しかし、各部カメラの造形や先ほども紹介したモノアイの上下左右への可動、バックパックやカメラガンの出来の良さは折り紙付きの良キットだと思います。
さらに余談ですが、１０年以上前にガンダムエースで連載されていた「ゼロの旧ザク」というマンガで、なんと女の子のパイロットが搭乗して準主役級の活躍をしていたりします（ご興味のある方はブッ○オフへGO！）。
最後になりますが、本作品をご覧になっての感想などいただけますと幸いです。

ところで、今現在取りかかっている旧キットですが、完成度は今日の時点で４０％といったところでしょうか・・・。
難所はようやくクリアできそうです（笑）。とは言え、まだまだ前途多難ですが・・・。
というワケで、なんとか１０月6日までには間に合わせたいと思いますので、ご興味があればまた是非のぞきに来てください。