ゲム・カモフVer.Zeonic竣工です!
というわけで、30MMポルタノヴァをフレームにジャンクパーツやプレバン余剰パーツなどを組み合わせて偽装モビルスーツ「ゲム・カモフ」を作成しました。
ゲム・カモフはコミックス版MSイグルーに登場する「ジオン」のモビルスーツで連邦のジムに偽装して連邦の艦船などに近づき至近距離、あるいは背後からの攻撃等を想定して開発されました。
今回の私の「ゲム・カモフ」は少しアレンジさせていただいております。
コミックス作中に登場する「ゲム・カモフ」はツィマッド社製、おそらくヅダベースで開発されたものかと思われます。
ならば!ということで私の「ゲム・カモフ」はジオニック社にて開発された別ヴァージョンとさせていただきました。
1年戦争末期、大本営からのトンデモ司令はおそらくジオニック・ツィマッド両社に出されていうたのではないか?とのif設定です。
とはいえ、大戦末期ともなるとジ社・ツ社の棲み分けはかなり曖昧でライバルと言うよりはある程度の協力関係にあったとの説もありますから、武装類などは共用だったのではないかと考えました。
ドラムマガジンが特徴的なザクマシンガンはツ社製ゲム・カモフ同様改修されて形状が改められています。
MMP-80のマガジンが刺さるようになっていると解釈しました。
背面側の装甲は廃され、モノコックとして成立する最低限の範囲まで削ぎ落とされている、と考えました。
メタ的にはGQゲルググのデザインの影響も受けています。
ツ社製はバックパックにはダミーのビームサーベルもどきがセットされていましたが、ジ社製の場合はヒートホークになっていますから実際に斬撃可能です。
バレたら斬りつけて離脱しましょう。
ゴーグル風カメラアイに見えるようにモノアイの周辺内部メカはグリーンに塗装されています。
胸パネルは「取ってつけた感」を出すため、綺麗に納めず、馴染みすぎないようにしています。
左肩の連邦章は現場でのペンキ刷毛塗りです。
前面側に連邦っぽい偽装パーツを取り付けていますが前腕や大腿部などはザク系のパーツがそのまま流用されています。
シールドは現場で鉄板を加工・スポット溶接で組み上げたハリボテです。
こちらの「EFSF」マークも現場刷毛塗りです。「連邦章」も含め、戦時国際法(ハーグ条約)的に「公式」にはこれらの「証」を描く事は憚られたのでしょう。
そもそもこの機体の存在自体がアウト臭いですが(^^;)
軽量化のお陰で機動性は上がったものの、耐弾性は低下している想定です。
連邦のMSはビーム兵器を撃ってきますから装甲はあまり意味がないかもしれません。
「当たらなければどうということはない」
ということですね。
期せずして与えられた「機動性」によって生還率は高かった。
なんて裏設定を妄想したり。
リアルタイプカラーのジムと。
100mくらい離れて見ればそれっぽく見えるかな?
背面は偽装しきれていないですね。
ジオン訛りな後ろ姿。
GM「おい貴様、どこの部隊だ?所属を言え!」
かも「ルナツー?の方からキマシタ〜」
GM「こら、目をそらすな!」
常に友軍からの誤射のリスクを背負っていますから、イザというときはハリボテシールドをパージしてジオン公国章をカザシます!
「う、撃たないで〜!!」
て事でデジラマ化デス。
30MMポルタノヴァに
・ピクシーの肩アーマー(プレバン余剰パーツ)
・SDクロスシルエットフレームのおまけパーツのジム胸
・FZの前腕(このときのあまり)
・ザクウォーリャのフロントスカート
・オリジンザクのサイドスカート(プレバン余剰パーツ)
・FIIザクの太もも
・旧キットザクマリナーのスネ
・何かのジム系のアンクルガード
・イフリート系の足首(プレバン余剰パーツ)
いけね!イフリートはツィマッドだ!(テヘペロ)
30MMのフレームとしてのポテンシャルとスツーカ同様ジャンクパーツ供養を兼、なるべく手間を掛けずに組み上げてみよう!プラス荒いところはウェザリングで誤魔化そう!をモットーに組み上げてみました。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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30MMポルタノヴァとジオニック系パーツを利用してゲム・カモフを合成しました
コメント
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ジオン兵:連邦のジムか撃破しろ!!
連邦兵:あんな偽物のジム作れるのはジオンだけだから構わず撃破しろ!💢
パイロット:もうやだ(T-T)
ホントにこれで連邦の目を欺けるのか?っていうと、乱戦混戦ドサクサ紛れなら或いは?って感じなんでしょうが、その状況だと味方も誤認するよねってなるんですよね。通信もままならないミノ粉散布下で、視覚情報だけで、いかに一瞬で味方にアピール出来るか?が死線を分ける事になりそうです!
ゲム・カモフ、イグルーのコミックス版にしか登場していないマイナー機体の割には、ゲーム作品などには頻繁に登場していますね。
偽装シールドの裏にスパイクシールドがこっそり装備されているところや、オリジナルのビームサーベル風ヒートホークが個人的に刺さりました。
元デザインのゲム・カモフよりもジオン風味が強い所も良いですね(使用目的を考えると致命的ですが・・・)。
コミックス版はヅダベースなのでスッキリスマートなんですよね
こちらの「カモ」は割とズッシリ重モビルスーツ感がありますw
ま、結局、逆Tの字型のカメラアイと赤白カラーでなんとかなっちゃうっていうw
30MMからゲム・カモフ(≧∀≦)
しっかり作り込まれてていいですね!
シールドなんかも再現度バッチリなの凄いです!
ありがとござます!
シールドは特に流用パーツがなくプラ板スクラッチなので意外と手間が掛かってますw
お褒めいただき嬉しいデス!
あぶねっ!危うく誤射するとこだったぜ!
なんだ友軍かよ。おたくもケッタイな任務に付かされてんな。まぁ大変だろうが頑張れよ!
Megさん、殺気ビンビンでこっち狙ってるから、「あー、これ死ぬなー」ってビビりましたよー!😢
おお、ついに完成したんですね。
元が細身がちな30MMとはとても想像できない、重量感溢れる素晴らしい作品です。
小柄のポルタノヴァは内部フレームとしてはいいサイズ感なんだと思います!
コメント失礼します。
すごい!前から見ると確かに連邦らしさを感じるのですが、背面から見ると明らかにジオンのMSです。偽装ビームサーベルがたまらんですね!!
大本営的には
「このMSに復路は無い。だから偽装は前面だけで良い」
という目論見だったのですか、期せずして与えられた「機動性」によって生還率は高かった。
なんて妄想したり
完成おめでとうございます🎉
偽装モビルスーツのハッタリ感が良く出ていて良いですね😆✨現場で急造したシールドのハリボテ風味、刷毛塗りの味のあるマーキングも雰囲気出てます👍✨背中のビームサーベルが実はヒートホークっていうのもナイスです!👏
MS開発においては一日の長があるジオニックですから、機能のないダミーの棒を付けるなんてのはプライドが許さない!ので漢のヒートホーク!デス!
ゲム・カモフ?
そんなMSが存在していたのですね
自分は知りませんでした(;^_^A
30MMもいじったことないんですよね(;^ω^)
凄く楽しんで制作している感じ(⌒∇⌒)いいですね(*´▽`*)
30MMは安価で需要に対して潤沢な安定供給wが行われているのでオススメデス。
でもガンプラに比べると柔らかい材(PS)なので少し弱い印象デス。
今回の作業中も2回ほど関節パーツを壊しましたw
ぱんきちさんの考察、深く考えられていて凄い❗️納得させられます👍️
ポルタノヴァがベースってのも凄い❗️
コレは良いモノを見せて頂きました😊
ホントはポルタノヴァは旧キットガルスJのフレームにできないかと思って購入したのですが、折しも、HGUC化が決定、ってことで方向転換したんですが、いい感じに「ニセモノ感」が出て良かったんじゃないかと。
1/144を好物としております。
リョウサンキ・スキーです。
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ぱんきちさんがお薦めする作品
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1/144ガンタンクⅡ(Z版)
水中用ザク
RX-75 量産型ガンタンク
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