MS戦記異聞シャドウファントム#57 “SHADOW PHANTOMs” / Mar.1.0088

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 地球連邦軍が密かに管理している、小惑星型基地の付近を、デュアル・アイの白い機体が飛ぶ。その隣には、青い機体が、寄り添うように追随している。新型機のテスト飛行だ。

「悪くない。」

機体各所のバーニアを細かくふかしながら、機体の向きをくるりと変えると、テストパイロットのヘント・ミューラーは満足そうに呟いた。

「この調整をベースに、明日は2号機のテストだ。アンナ・ベルクに伝えておいてくれ。」

 小惑星基地に向けて通信を送ると、了解、という愛嬌のある男の声で返事が入った。

「よし、帰投しよう。」

随伴する青い機体——ガンダム・ヴァルキュリアに通信を送ると、応じた涼やかな声の内容は、少し意外なものだった。

『同じコースを、もう一周、できますか?』

「……どうした?」

  新型機のテスト飛行だ。彼女に限って、まさか、ドライブ気分ではいるはずはないと思うのだが……。

『ヴァルキュリアとも、もうすぐお別れだから……。』

 そうだ。彼女は、機体に愛着を持つ方だった。ガンダム・ヴァルキュリアは、長年”ブルーウイング”で彼女が付き合ってきたジムがベースだ。彼女も、間もなく新型機に乗り換えるのだ。

 通信機越しの少し寂しそうな声を聞いて、ヘントは微笑み、機体をヴァルキュリアに寄せる。

「よし、規定のコースをもう一度回ってから、ドックに入る。今度はゆっくり飛ぼう。」

『了解、ありがとう。』

僅かに弾むような色を帯びたその涼やかな声を聞くと、ヘントはふっと微笑み、再び通信機に向かって呼びかける。

「……と、いうわけだ。もう少し飛んでから戻る。」

『了解です。付近に怪しい反応はありませんが、いざとなれば戦えるようにも調整してありますよ。」

「さすが”キッド”だ、いい仕事をありがとう。」

『じゃ、ごゆっくり、”デート”をお楽しみください。』

楽しそうに言って、それきり、愛嬌のある声は聞こえなくなった。

 2人は、機体の顔を見合わせるようにする。モニターの向こうに互いの微笑みが見える気がした。 そして、再び機体を推進させた。  U.C.0088、2月22日、コロニーレーザー

 2人は、機体の顔を見合わせるようにする。モニターの向こうに互いの微笑みが見える気がした。

 そして、再び機体を推進させた。

 

 U.C.0088、2月22日、コロニーレーザー"グリプス2"を巡る戦いをもって、ティターンズとエゥーゴの抗争、後に"グリプス戦役"と呼ばれる戦いは一応の終結を見た。

 EFMPを離反し、エゥーゴに合流したヘント・ミューラーらは、一時グラナダに身を寄せた後、秘匿されていた小惑星基地"シャッテン・ブルーメ"に移動した。持ち込んだキャバルリーの改修が、実質の新型機開発に近い様相を帯び、戦備を整えるのに思いの外時間が掛かった。そのため、"メールシュトローム作戦"など、大規模な作戦には参加していない。

 だが、戦禍から遠く離れた、忘れられたような場所でひっそりと過ごすことは、皆の鋭気を養うのには、良いことのように思えた。少なくとも、ヘントにはそうだった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「EFF……結局、エゥーゴではない、てことよね?」 ドックに並ぶ新型機、RSP-001SR強襲用ガンダム

「EFF……結局、エゥーゴではない、てことよね?」

 ドックに並ぶ新型機、RSP-001SR強襲用ガンダム"イントルーダー"を見上げ、アンナ・ベルクが呟く。今の所、1号機はヘント、2号機はアンナがテストパイロットを務めている。間もなく、3号機の改修も始まる。1号機と2号機はほとんど仕様が変わらないが、3号機はガンダム・ヴァルキュリアのパーツも使い、少し様相が異なるものになるらしい。

 "グリプス2"を巡る戦いで勝利したものの、エゥーゴも主戦力に大きな損害を受け、弱体化している。右派ティターンズのペズンの反乱や、ジオン残党の地球圏での台頭など、まだまだ火種は絶えない。

 ティターンズという重しがなくなり、地球連邦正規軍も多少動けるようになったのか、ペズンの反乱には少数ながら鎮圧部隊を送っているらしい。

 アンナたちが再び正規軍に組み込まれ、残党狩りのための即応部隊として整備が進められているのも、つまりはそういう時代の流れなのだろう。

「悪いことしてるヤツらをやっつけるんでしょ?今までの仕事とあんまり変わんないよね。」

「まぁ、そうですかね……。」

アンナの問い掛けに、カイル・ルーカスも同意した。

「"第22遊撃MS部隊"……通称"シャドウファントム隊"か。」

カイルが呟くと、アンナがへらへらと笑いながら続ける。

「でも、名前が変わると印象変わるねぇ!なんか、任務からして、もう、"宇宙の始末屋"てかんじ。てれれー……てーれれっれーれれれれー……てれれれれー……って。」

「……前から気になってたんですけど、アンナ先輩って……。」

「なに?彼氏ならいないよ。今、フリーだけど?」

「それは知ってます。そうじゃなくて、サムライ・ムービー……えぇと、ジダイゲキ?お好きなんですか?」

 おお、と、アンナが嬉しそうな声をあげる。

「そうそう、若いのにハナシがわかるねぇ、カイルくん!お姉さん、嬉しくなっちゃうなぁ!」

「さっきの下手くそな歌、始末屋のやつですよね。」

「下手くそって失礼ね!」

愛嬌があるって言ってくんない?と、ひと腐れ言った後、続ける。

「そうだねぇ、オニヘーみたいのがタイプかな。モンド・ナカムラとかもいいよね。」

聞かれてもいない男の好みを語り出した。楽しそうなアンナを横目に、もう一つ、気になっていたことを尋ねてみる。

「……もしかして、ヘント隊長のこと、好きでした?」

「……!?なんでそうなんの!?」

「だって、オニヘーもモンドも、真面目でアツくて、不器用だけど、やる時はやるって、隊長みたいじゃ……。」

「ない!ないから!!ずぇっっっっったいない!!ていうかやめてくんない!?こんなとこで……。」

そもそもなんで、オニヘーとかモンドとか知ってんのよ、と、毒づく横顔は、僅かに頬が上気している。

 まあ、確かに無粋な詮索だ、と、カイルは思った。

「余計なこと考えてないで、あんたも隊長でしょ、シャキッとしなさいよ。」

「余計なことって、先輩が勝手に始めた話のせいでしょう……。」

 "シャドウファントム隊"は、MS3個小隊を主力に編成される。そのうちの1部隊、第2小隊を、カイルが率いる。

「アンナ先輩や、キョウさんを差し置いて……俺なんかが……。」

「いいんじゃないの。カイルくん、真面目だし、冷静だし、腕も度胸もある。いい指揮官になるよ。アイツみたいにね。」

自信持ちなって、と、背中をバシンと叩くと、くるりと背を向けた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「確かに、有望株ですよね……おぼっちゃん風だけど、顔も爽やかで悪くないわ。それに、わたし好みのベイビーフェイス!」 

「確かに、有望株ですよね……おぼっちゃん風だけど、顔も爽やかで悪くないわ。それに、わたし好みのベイビーフェイス!」

 "シャッテン・ブルーメ"内の士官クラブのカウンターで、チタ・ハヤミはロックグラスを片手で興奮気味に言った。話題はカイル・ルーカスのことだ。

「しかもほどよく年下!」

 アンナが煽るように合いの手を入れる。

「うわ、何で気づかなかったんだろ!やだ、なんかちょっと、意識しちゃうじゃないですか!」

「チーちゃん、そういうの、なんていうか知ってる?」

なんです?と、チタは首を傾げる。その顔は既に、酒気を帯びて上気している。

「最終回発情期(ファイナルファンタジー)。戦争がひと段落したからチーちゃんも当てられてんのよ!」

「なんですか、それ!」

言って、2人でゲラゲラ笑う。2人とも、酔っている。

「……ちょっと、飲み過ぎでは、2人とも……。」

 涼やかな声で遠慮気味に言うのは、僅かに頬を上気させた、"シングルモルトの戦乙女"だ。ハイボールグラスに添えられた左手の薬指には、指輪が輝いている。

「"ミセス・ミューラー"?本日は女子会ですことよ?遠慮は要らないんじゃなくって?」

 アンナが珍妙な口調で茶化す。

「"ミセス・ミューラー"かぁ……よかったねぇ、キョウ……。」

 チタがぐずぐずと泣き出した。

 キョウ・ミューラー。

 あの後、ヘント・ミューラーと籍を入れた。式のようなものは挙げていないが、手続き上はもう夫婦だ。そうなってから3ヶ月経ったが、チタは酒に酔うたびこの調子になる。

「わたしね、別にいいのよ、自分はさ、このままフリーでもさ……。」

ぐずりながら、チタはいつものフレーズを話し始める。

「わたし、キョウのこと大好きだから……きっとあなたの子どももね、溺愛しちゃうと思う。いいんだ、わたし、キョウの子どものこと大好きな、優しい親戚のおばさんポジションで頑張るから!もう、なんでもしてあげちゃう!心から溺愛しちゃう!」

「ちょっと、諦めんの早いから!あたしならともかくさぁ!」

 また、2人でゲラゲラ笑い出す。

 まだ、予定はないんだけど、と、キョウは小さく呟いたが、2人ともまったく聞いていない。

「今日は、ちょっと失礼しますね。」

 楽しそうな2人を横目に、キョウは席を立つ。

「キョウ、今度は旦那様も連れてきてよ?次はみんなで朝までだからね!」

「そうそう、キョウちゃんが自分で言ったんだから!」

「ええ、次はきっと。約束します。」

微笑んで、カウンターを離れる。

「よし、カイルくん呼ぶか!」

「やだ、心の準備が……!」

「じゃあ"ジュニア"くんにする?」

「……だめ!それはさすがにハンザイ!!若すぎる!!」

 2人の楽しそうなやり取りをBGMに、キョウはバーを出た。

  バーを出た足で、キョウはドックに向かった。「もう終わったのか?」 案の定、夫のヘントが、自分の機体の整備をしていた。コクピットの傍までキョウが来ると、すぐに気づいて顔を出した。「先に切り上げてきた。あなたとのこと、あんまり冷やかされるから。」キョウは照れくさそうに笑い、手すりにもたれかかった。「そこのドリンク、飲むといい。青いボトルのは、君のだ。」 コクピットの中から声だけがする。作業台の隅に、青いドリンクボトルがあった。手に取ると、ひんやりとした感触が、酒でほてった体に心地よい。「準備してくれてたの?」「ここに来ると思っていたからな。」 ニュータイプ、などど、無粋なことはもう言わない。キョウはボトルを開けて、ドリンクを一口飲んだ。「よし、終わったよ。帰るか。」ヘントがコクピットから出てくる。自分が着いた途端に作業が終わった。「もしかして、待っててくれた?」「どうかな?どう思う?」2人でくすりと笑い、歩き始める。「もう少し、戦いは続きそうね。」 並んで居住区の廊下を歩きながら、キョウが言う。「ああ、そのための準備だな、これは。」 次の相手は、ジオンらしいな、と、ヘントは呟いた。 ハマーン・カーンの勢力が、地球圏を掌握しつつある。ティターンズの残党も、各地に潜んでいる。新たな争乱が始まろうとしている。それとも、

  バーを出た足で、キョウはドックに向かった。

「もう終わったのか?」

 案の定、夫のヘントが、自分の機体の整備をしていた。コクピットの傍までキョウが来ると、すぐに気づいて顔を出した。

「先に切り上げてきた。あなたとのこと、あんまり冷やかされるから。」

キョウは照れくさそうに笑い、手すりにもたれかかった。

「そこのドリンク、飲むといい。青いボトルのは、君のだ。」

 コクピットの中から声だけがする。作業台の隅に、青いドリンクボトルがあった。手に取ると、ひんやりとした感触が、酒でほてった体に心地よい。

「準備してくれてたの?」

「ここに来ると思っていたからな。」

 ニュータイプ、などど、無粋なことはもう言わない。キョウはボトルを開けて、ドリンクを一口飲んだ。

「よし、終わったよ。帰るか。」

ヘントがコクピットから出てくる。自分が着いた途端に作業が終わった。

「もしかして、待っててくれた?」

「どうかな?どう思う?」

2人でくすりと笑い、歩き始める。

「もう少し、戦いは続きそうね。」

 並んで居住区の廊下を歩きながら、キョウが言う。

「ああ、そのための準備だな、これは。」

 次の相手は、ジオンらしいな、と、ヘントは呟いた。

 ハマーン・カーンの勢力が、地球圏を掌握しつつある。ティターンズの残党も、各地に潜んでいる。新たな争乱が始まろうとしている。それとも、"グリプス戦役"と呼ばれる先の戦いがまだ、終わっていないのか。それとも、ジオンなどという亡霊じみた勢力がうごめいているのは、1年戦争の火種が燻り続けた結果なのか。——いや、もっと前の、遥か旧世紀、あるいは人類史始まって以来の騒乱から、今の戦禍は地続きにあるのかもしれない。

 何にしても、今度も、生き残る。彼となら、もう、何も恐れることはないのだ。

 隣で、共に戦う。ティターンズに反旗を翻したときに決意した。

(違う、そうじゃない。)

 北米でプロポーズを保留したとき……いいや、砂漠で彼への愛を自覚した時からだ。彼となら、共に果てようとも、と、直感的に決めていた。そのために彼も、待ち続けてくれた。

「あのね、ヘント、わたし……。」 遠慮がちに、キョウが口を開く。「みんなから、子どもは、って、話題も出て……。」「それは、戦いが落ち着いてからだ。」 ヘントも、少し頬を赤らめて応える。「それは、もちろん——!」そうなんだけど、と、キョウも頬を赤らめながら続ける。「わたし、ちゃんと、子どもは欲しい……。」「な、なんだ。久々のストレートだな。」ヘントが動揺した声を出す。「男の子ならアードベック、女の子ならラフロイグか、アイリッシュ。」「どれも、酒の名前じゃないか。」「どれも、美味しいわ。」そうじゃないだろう、と、ヘントは苦笑を浮かべる。「君、自分の名前……嫌がっていたじゃないか。」「そうだったかしら?」 とぼけて見せるキョウに、ヘントが何か言うよりも早く、彼女は悪戯っぽく微笑んだ。「いいの、今は好きだから。」ふふ、と笑うと、また話を続ける。「ハネムーンも。わたし、ニホンに行きたいな。オンセン、オスシ……秋がいいわ。綺麗な紅葉。」「……あの地域、まだ入れるのか?」「さあ?でも、わたしね。」キョウは、少し遠くを見つめるように言う。「地球で暮らしたいわ。あなたと。」 それは、人類のエゴで地球を汚しきり、その環境を疲弊させた宇宙世紀においては、罪深い考えなのかもしれない。 地球の重力に、魂を引かれた人々。 エゥーゴでは、地球にしがみつくオールドタイプをそう呼ぶ者もいるらしい。 地球の環境保全のため、人類は残らず宇宙にあがるべきだと、エゥーゴのシャア・アズナブルは言った。 ティターンズのジャミトフ・ハイマンも、戦争で世界を疲弊させ、地球に居残る人類を根絶やしにすることが真の狙いだったと聞く。 皆が皆、地球を守るためには、一度地球を捨てろと言う。そんな時代の声を分かりつつも、愛と言う言葉の先に、母なる地球の大地を連想してしまう。キョウは、その罪深さを理解しながらも、地球に起源を持つ生命として、その渇望はきっと止められないと感じていた。「ええと、つまり……。」

「あのね、ヘント、わたし……。」

 遠慮がちに、キョウが口を開く。

「みんなから、子どもは、って、話題も出て……。」

「それは、戦いが落ち着いてからだ。」

 ヘントも、少し頬を赤らめて応える。

「それは、もちろん——!」

そうなんだけど、と、キョウも頬を赤らめながら続ける。

「わたし、ちゃんと、子どもは欲しい……。」

「な、なんだ。久々のストレートだな。」

ヘントが動揺した声を出す。

「男の子ならアードベック、女の子ならラフロイグか、アイリッシュ。」

「どれも、酒の名前じゃないか。」

「どれも、美味しいわ。」

そうじゃないだろう、と、ヘントは苦笑を浮かべる。

「君、自分の名前……嫌がっていたじゃないか。」

「そうだったかしら?」

 とぼけて見せるキョウに、ヘントが何か言うよりも早く、彼女は悪戯っぽく微笑んだ。

「いいの、今は好きだから。」

ふふ、と笑うと、また話を続ける。

「ハネムーンも。わたし、ニホンに行きたいな。オンセン、オスシ……秋がいいわ。綺麗な紅葉。」

「……あの地域、まだ入れるのか?」

「さあ?でも、わたしね。」

キョウは、少し遠くを見つめるように言う。

「地球で暮らしたいわ。あなたと。」

 それは、人類のエゴで地球を汚しきり、その環境を疲弊させた宇宙世紀においては、罪深い考えなのかもしれない。

 地球の重力に、魂を引かれた人々。

 エゥーゴでは、地球にしがみつくオールドタイプをそう呼ぶ者もいるらしい。

 地球の環境保全のため、人類は残らず宇宙にあがるべきだと、エゥーゴのシャア・アズナブルは言った。

 ティターンズのジャミトフ・ハイマンも、戦争で世界を疲弊させ、地球に居残る人類を根絶やしにすることが真の狙いだったと聞く。

 皆が皆、地球を守るためには、一度地球を捨てろと言う。そんな時代の声を分かりつつも、愛と言う言葉の先に、母なる地球の大地を連想してしまう。キョウは、その罪深さを理解しながらも、地球に起源を持つ生命として、その渇望はきっと止められないと感じていた。

「ええと、つまり……。」

 キョウはにっこりと笑いかける。「次の戦い、終わったら退役しましょう。」 意外な提案に、ヘントはちょっと驚いた表情を浮かべたが、すぐにふっと微笑んだ。「ああ、いいな。2人で、カレーの美味しい喫茶店でもやろうか。」「いいわね、コーヒーはあなたが淹れる。」「最初の一杯はいつも君が飲む。」「うん、最高。」「日当たりの良い店舗に、多肉植物でも並べて。」「……好きだっけ?多肉植物。」「やったことはないが、興味はある。」何それ、と、キョウはくすくすと笑う。「だから、ちゃんと、地球を守りましょう。」 キョウは真剣な、しかし、優しい眼差しで言う。「わたし、あなたと2人で生きていきたい。2人で、大地を、ちゃんと踏みしめながら——。」

 キョウはにっこりと笑いかける。

「次の戦い、終わったら退役しましょう。」

 意外な提案に、ヘントはちょっと驚いた表情を浮かべたが、すぐにふっと微笑んだ。

「ああ、いいな。2人で、カレーの美味しい喫茶店でもやろうか。」

「いいわね、コーヒーはあなたが淹れる。」

「最初の一杯はいつも君が飲む。」

「うん、最高。」

「日当たりの良い店舗に、多肉植物でも並べて。」

「……好きだっけ?多肉植物。」

「やったことはないが、興味はある。」

何それ、と、キョウはくすくすと笑う。

「だから、ちゃんと、地球を守りましょう。」

 キョウは真剣な、しかし、優しい眼差しで言う。

「わたし、あなたと2人で生きていきたい。2人で、大地を、ちゃんと踏みしめながら——。」

【#57 “SHADOW PHANTOMs”  / Mar.1.0088 fin.】 MS戦記異聞シャドウファントム第4部 グリプス動乱編「ラストダンスはわたしに」・完              (gundam-kao6)

【#57 “SHADOW PHANTOMs”  / Mar.1.0088 fin.】

 

MS戦記異聞シャドウファントム

第4部 グリプス動乱編

「ラストダンスはわたしに」・完

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(gundam-kao6)

ラストダンスは、あなたと——。                    (gundam-kao3)

ラストダンスは、あなたと——。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(gundam-kao3)

 第4部、完結しました。ここまでお付き合いくださった皆様、本当にありがとうございます。 第2部までは割と迷いなく書けていたのですが、テーマに一ひねり加えて路線変更を図った第3部は、友達に事前に添削?を依頼したりと、ちょっと慎重に進めてきました。……が、この第4部は、本当に自分のやりたいことだけ、読み手を無視してわがままにやり切った感じなので、本当に面白いのかといつも疑問符がついて回っていました。ですので、ここまでお付き合いくださった皆様には、本当に感謝です。 ヘントとミヤギの、戦場での再プロポーズの場面とセリフは最初から決めていて、第4部はどうやってここに行きつくかがスタートでした。8年もだらだらと超遠距離恋愛をするという、リアリティが微塵もない設定からして無理があるうえ……グリプス戦役時代の情報は1年戦争に比べると集めづらかったのもあって、本当に、むちゃくちゃな話だったと思います(gundam-kao10)ツッコまずにそっとしておいてくださった皆様にも感謝です笑 あと、作中はキョウ・ミューラーになりますが、ここまで散々ミヤギと呼んできたので、皆さんはどうぞ今までどおりミヤギとお呼びください笑 キョウ・ミューラー、呼びづらいな……5部では

 第4部、完結しました。ここまでお付き合いくださった皆様、本当にありがとうございます。

 第2部までは割と迷いなく書けていたのですが、テーマに一ひねり加えて路線変更を図った第3部は、友達に事前に添削?を依頼したりと、ちょっと慎重に進めてきました。……が、この第4部は、本当に自分のやりたいことだけ、読み手を無視してわがままにやり切った感じなので、本当に面白いのかといつも疑問符がついて回っていました。ですので、ここまでお付き合いくださった皆様には、本当に感謝です。

 ヘントとミヤギの、戦場での再プロポーズの場面とセリフは最初から決めていて、第4部はどうやってここに行きつくかがスタートでした。8年もだらだらと超遠距離恋愛をするという、リアリティが微塵もない設定からして無理があるうえ……グリプス戦役時代の情報は1年戦争に比べると集めづらかったのもあって、本当に、むちゃくちゃな話だったと思います(gundam-kao10)ツッコまずにそっとしておいてくださった皆様にも感謝です笑

 あと、作中はキョウ・ミューラーになりますが、ここまで散々ミヤギと呼んできたので、皆さんはどうぞ今までどおりミヤギとお呼びください笑

 キョウ・ミューラー、呼びづらいな……5部では"ミセス"とでも呼ばせますかね笑

 第5部、ヘントとミヤギはもちろん登場します。イントルーダー1号機にヘント、3号機にキョウが乗る予定です。2号機は……誰が乗るのでしょうね(gundam-kao6) 登場はしますが、彼らの話はこの第4部でほぼ完結です。ミューラー夫妻のその後、ぜひいろいろ妄想してください……でも、だぶん、喫茶店はやりません、残念ながら笑 第5部は、当初「ジンとヘントをダブル主人公にして、実はかわいそうなやつだったカルアを救出する話」を構想しておりましたが、第3部でカルアが作者の想像以上に大暴れして、快電波をまきちらしてしまったため、当初の構想はパーになってしまいました笑 ……なので、第5部は構想を練り直しです。 でも、

 第5部、ヘントとミヤギはもちろん登場します。イントルーダー1号機にヘント、3号機にキョウが乗る予定です。2号機は……誰が乗るのでしょうね(gundam-kao6)

 登場はしますが、彼らの話はこの第4部でほぼ完結です。ミューラー夫妻のその後、ぜひいろいろ妄想してください……でも、だぶん、喫茶店はやりません、残念ながら笑

 第5部は、当初「ジンとヘントをダブル主人公にして、実はかわいそうなやつだったカルアを救出する話」を構想しておりましたが、第3部でカルアが作者の想像以上に大暴れして、快電波をまきちらしてしまったため、当初の構想はパーになってしまいました笑

 ……なので、第5部は構想を練り直しです。

 でも、"必殺仕事人"路線と、いろんなトンデモMSを出していくという路線だけは決めているので、たぶんかなり破天荒なスパロボ的な内容になっちゃうと思います笑

 登場予定の機体も、まだ積みプラのままなので、恐らく再開は年明けになるかと思います。

 これまで投稿した内容は、時々自分で読み返しては、一部テキストの変更や、画像差し替えをしております。ぜひ、全57話に、note+等の外部SNS限定版#interludeシリーズ、また、オトナ向けのpixiv限定版#secretmissionシリーズ(本編も第3部あたりでぼかしていた表現を直して引っ越し予定です)など、これを機会に読み直していただければと思います。……いや、長いな、それはないか(gundam-kao10)

 年末も短編投稿や、紅白戦への参戦を予定しております。

 今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 あと……ヒロイン増えたので、ヒロイン投票とかやってみたいんですが、皆さんご参加いただけますか??笑

 

 

 

 

 それでは、ここまでお付き合いくださった皆様に感謝を込めて!!

ありがとうございました!またお会いしましょう!                                          「ジン・サナダになど、興味はないっ! 遊ぶのなら、お前たちだけで勝手にやれ!! どけ!わたしは…… ——わたしたちは、 前に進む—— 2人で!!」

ありがとうございました!

またお会いしましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ジン・サナダになど、興味はないっ!

 

遊ぶのなら、お前たちだけで勝手にやれ!!

 

どけ!わたしは……

 

——わたしたちは、

 

前に進む——

 

2人で!!」

 ——やられた。 負けたわけではない。 だが、なんだ、この敗北感は——。 キョウ・ミヤギ。 わたしから、愛を、奪おうとする女。 わたしの愛を、否定する女—— 許さない。 次は壊してやる。 わたしが——この手で!!

 ——やられた。

 負けたわけではない。

 だが、なんだ、この敗北感は——。

 キョウ・ミヤギ。

 わたしから、愛を、奪おうとする女。

 わたしの愛を、否定する女——

 許さない。

 次は壊してやる。

 わたしが——この手で!!

 U.C.0087、11月25日。 暗く、冷たいデブリ帯の中、ピンクの閃光が闇を切り裂くと、中から黒いMSが2機、姿を表した。 周辺のデブリより、かなり大きな小惑星に近づくと、2機はその中に入って行った。どうやら小惑星は秘密基地らしい。

 U.C.0087、11月25日。

 暗く、冷たいデブリ帯の中、ピンクの閃光が闇を切り裂くと、中から黒いMSが2機、姿を表した。

 周辺のデブリより、かなり大きな小惑星に近づくと、2機はその中に入って行った。どうやら小惑星は秘密基地らしい。

 小惑星の中のドックに降り立った黒い機体から、紫色のノーマルスーツに身を包んだパイロットが滑り出してきた。華奢なシルエットから、女性だとすぐにわかった。 機体の足許には、赤いノーマルスーツの男が出迎えに来ていた。

 小惑星の中のドックに降り立った黒い機体から、紫色のノーマルスーツに身を包んだパイロットが滑り出してきた。華奢なシルエットから、女性だとすぐにわかった。

 機体の足許には、赤いノーマルスーツの男が出迎えに来ていた。

「ごめん、ジン!」 機体から降りてきた女——カルア・ヘイズは、出迎えに来ていた男——ジン・サナダに涙声で言うと、思い切り抱きついた。「アイツら……壊せなかった。やっぱり、わたし1人じゃ、あの時みたいな力は出なかった……!」いいんだよ、と、ジンはひどく優しい声で囁きながら、カルアの髪を撫でた。「アイツら、強かったんだ。あの時のわたしたちみたいに……おんなじだよ、アイツらも、2人一緒で強くなれるヤツらだ!」「ああ、だから、今度は俺も一緒に行くよ。」それに、と、ジンは酷く優しい声で続ける。「俺もちょうど、

「ごめん、ジン!」

 機体から降りてきた女——カルア・ヘイズは、出迎えに来ていた男——ジン・サナダに涙声で言うと、思い切り抱きついた。

「アイツら……壊せなかった。やっぱり、わたし1人じゃ、あの時みたいな力は出なかった……!」

いいんだよ、と、ジンはひどく優しい声で囁きながら、カルアの髪を撫でた。

「アイツら、強かったんだ。あの時のわたしたちみたいに……おんなじだよ、アイツらも、2人一緒で強くなれるヤツらだ!」

「ああ、だから、今度は俺も一緒に行くよ。」

それに、と、ジンは酷く優しい声で続ける。

「俺もちょうど、"彼女"と話を終えたところだ。」

腕の中のカルアの、その髪をそっと撫でながらも、ジン・サナダの瞳は冷たく光っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺たちには、世界を変える切り札がある。女神がついてるじゃないか。もう、あんな連中にこだわる必要はない。」

MS戦記異聞シャドウファントム完結編 シャドウファントム編に続く……

MS戦記異聞シャドウファントム

完結編 シャドウファントム編に続く……

オリジナルストーリー第57話、第4部グリプス動乱編・完

コメント

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  1. meg-ocero 1週間前

    大感動(zaku-kao9)

    仕事でなかなか読む時間が取れず、3話一気読みしました!

    こちらでまとめてコメントさせて頂きます!

    いや〜ほんと!ストーリー全体の完成度も素晴らしいですし、戦闘描写も個々のキャラクター性も、それぞれの関係性それに伴う感情策謀激情愛情!

    最高の物語でした!誰も死なず(主要キャラやクセありキャラ達w)ハッピーエンドなのも本編Zガンダムと違って素敵(zaku-kao5)

    登場МSもオリジナリティを出しながらもストーリーや背景設定と逸脱し過ぎず、スッと受け入れられる具合でお見事!

    2部3部で登場したキャラ達が5部でどう関わってくるのか…最後に登場した薔薇!?など5部も期待が溢れてますね(zaku-kao2)

    今年の制作活動お疲れ様でした☺️これから年末年始と忙しい時期ですが、お身体気をつけて来年も楽しい投稿を楽しみにしてます!

    個人的には喫茶ミューラー?に行って、ぜひともカレーと食後にアイリッシュコーヒーを飲みたいですね😁

    • いつもありがとうございます(gundam-kao6)

      やりたいことを好き勝手やっただけなので、そこまで言っていただけるのは本当に嬉しいです(gundam-kao9)

      ホントに、ガンダムらしからぬと申しますか、なかなかキャラ減らないですよね、毎回笑

      いい奴も嫌な奴もそれなりに思い入れがあるので、なかなか退場させられません笑

      ……でも、第5部は、わかりませんが……

      喫茶ミューラーの道は遠いと思いますが、年末にかけてもう何度か2人の姿をご披露しますので、ぜひよろしくお願いします(gundam-kao6)

  2. ジンとカルアのこと、本当に頭から消えてました😨全然、終わっとらへんやんけー😱宿命の対決…最強・最悪の2人…この2人、怖すぎるんですけど🥶お手柔らかにって無理ですね。

    • この2人、どうやって倒そうかなあって、ちょっと困っているところではあります笑

      しかも、なんか、怪しい切り札持ってるし……果たして、歴史の表舞台に絡まないところで収めきれるのでしょうか?笑

  3. 「次の戦い、終わったら退役しましょう。」この台詞、グッときましたー‼️

    この台詞、いいですね!大好きです😄退役というのが、凄くいいです!私は、キョウとヘントは、戦いをするべき人ではなかったと思うのです。軍人なのですが、2人には、戦士としての未来、●と背中合わせの未来より平和な未来が似合います😁悲劇のヒロイン『ララァ・スン』みたいな●は、悲しすぎます。第4部、読後感が、凄く良かったです。戦争の物語なのに、心が温まり、明るくHAPPYで前向きな気持ちになりました🥰素晴らしい作品をありがとうございました。

    • アツいコメントありがとうございます(gundam-kao6)

      各部、ラストの台詞はけっこうこだわっているので、嬉しいです。

      わたしも、二人には戦いから降りて、子どもを持ち、愛する人に囲まれて幸せに暮らしてほしいと思っています。

      5部の後に2人は退役できるとは思いますが、たぶんまた次の戦いが待っています。カレーの美味しい喫茶店は、たぶん老後になりそうですが、2人には常に約束されたハッピーエンドが待っていると、わたしも信じて稿を進めていきたいと思います。

      5部もぜひよろしくお願いいたします。

      • この2人を打ち砕くには、キョウはともかく、ヘントはちょっと力不足かもしれないですね。

        味方陣営にも、新たな最強のニュータイプが……!?!?!?

        まあ、年明けには再開いたします(gandam-hand2)

  4. 第四部お疲れ様でした。カフェやらないのですかぁ。どんな喫茶店にするのか勝手に想像してしまいました。

    キットの凄さがデジラマで益々凄さ倍増で。いつも楽しませて頂いてます。ありがとうございます。自分もまた次何作ろうかなぁ。巡り会い機体。

    • 第4部も最後までお付き合いくださりありがとうございます(gundam-kao6)

      2人が退役後、何をするかはもう決めてありまして……カフェではない予定ですが、その仕事も落ち着いたらカフェでもやるんですかね笑

      キットは本当に、素で写すと粗ばっかりでして……よく言う「粗隠しのデジラマ」まんまなのです、はい(gundam-kao5)

      でも、お褒めいただき、なにより楽しんでいただけるのが一番嬉しいです!!

      ぜひ、めぐりあいを!楽しみにしております!!

  5. 第4部お疲れ様でした❗😃

    見つめ合うようなイントルーダーとガンダム・ヴァルキュリア、寄り添う二人のようでとてもいいですね❗😊

    そして、蠢動を始めたジンとカルア、まさかのエルメス登場😲

    ジンの言う「彼女」とは?😓

    第5部も目が離せません❗😆

    • コメントありがとうございます(gundam-kao6)

      この二人のいちゃいちゃは、書いていてすごく楽しかったです笑

      第2部でキョウ・ミヤギを登場させてから、この第4部の展開が二人のゴールということは決めていましたので、書ききれて満足しています。

      ジンとカルア、救いがあってもいいかあなあと思っていた時期もありますが、これもう、第5部ラスボス路線まっしぐらですね笑

      「エルメス」に「彼女」……そして何気に「MSを飲み込むピンクの閃光」……キラキラ✨✨ですかね、この展開は笑

      めっちゃズルですが笑

      第5部、準備期間を設けたいと思いますが、またよろしくお願いします。

  6. SenGoku 3週間前

    4部完成ありがとうございました

    感謝感激感無量です╰(*´︶`*)╯♡

    最後のミヤギ叫んでる動画持ってくる所、これで終わりだとグッとくるものありますね…罪な人だ(ToT)

    引き続き妄想好きの私は、あとはガンプラ製作時間作るだけっす!ミヤギの前に立ちはだかる巨大MS^o^

    あとアイリッシュ名もだしていただいてありがとうございます(T ^ T)

    いゃ〜作画能力も上がってるし、動いたし

    5部はどうなっていくんだぁあ〜

    • いつもありがとうございます(gundam-kao6)

      日曜に間に合いそうだったので、間に合わせて見ました笑

      今回はミヤギさんの愛と復活がテーマなので、メインがガンプラじゃなくなっちゃいましたが、あのシーンはクライマックスのつもりで作りました笑

      そこを感じていただけたならなによりです(gundam-kao6)

      皆さんからデカいやつと戦うネタいただくので、もしかして5部は巨大MAとか出てくるかもですね笑

      まあ、なにが手に入るかですが笑

      再開まで、今回はホントにお時間いただきますが、新メンバーを加えて22部隊は帰って参りますので、そのときはまたお付き合いください!よろしくお願いします(gundam-kao6)

      • SenGoku 3週間前

        次作楽しみしてます^o^

        急がなくて良いですよ〜年内仕事パンパンです

        楽しみに待ってる方々を無視した発言ですが

        ψ(`∇´)ψ笑

        でかいのと戦うネタきてるんですね

        俺やっぱりntかも(笑)

  7. 4部お疲れ様でした!いやぁ盛り上がりましたね、

    めちゃくちゃよかったです🤤。思い返せば、初登場のツンとしたミヤギさんからは変わって感情深い素敵なヒロインとなりましたよね。2機並んだ機体もペアルックのような感じで似合ってるし、ジン側のストーリーもあとを引く展開で5部待ち遠しいですね〜😁。

    さあ、おいらも頑張って仕上げようとまた思い返す回でした😙

    • いつもありがとうございます(gundam-kao6)

      わたしの中の盛り上がり、伝わっていれば幸いですが笑

      キョウ・ミヤギは、みんなが忘れている古の、本来定義づけされたツンデレ(時間経過とともにデレが増える)だと、今更ながら気づきました笑

      キャラも顔も初登場時と違いすぎる笑

      ジンとの決着は第5部、と決めていました!今度はスパロボです笑

      ぜひまたお付き合いください(gundam-kao6)

      わたしも年末に向けてやりたいのがあるので……第4部無事終わったので、準備進めます!

  8. 相変わらず凄い才能を感じます!😄これは簡単には真似出来ません!デジラマの使い方も1つの演出として完成してるし物語も凄く引き込まれます!実は途中から読んでまして!最初からまた読み返そうと思ってます!😄次も必ず見に来ますので!😀

    • コメントありがとうございます(gundam-kao6)

      日々脳内で繰り広げている妄想を出力しているので、みなさんのようにひとつひとつのキットに真摯に向き合えていない(プラモの妄想具現化の道具になっている)気がしてお恥ずかしい限りですが(gundam-kao10)

      この4部は読者よりも自分のやりたいこと第1でやっちゃったので、冗長なんです(gundam-kao10)またお読みくださればとても嬉しいですが、是非みなさんのお時間の許す時にじっくりお楽しみください(gundam-kao6)

      • 幼少期から私らみたいな人たちは妄想力鍛えておとなになってきてますので!😄それこそが源です!😄妄想力失くしてプラモデルはやれませんので!😄妄想力は一番大切な事だと思います!😀

  9. cinnamon-1 3週間前

    第四部完走お疲れ様でした😊

    ヘントの周りは、いつも賑やかな雰囲気があり、人間関係が良いので、読んでいても安心しますね😌

    新型機、今後の戦争に向けての中で、キョウからの提案、読んだ時に涙🥹🥹🥹しました。

    第四部、最高‼️‼️‼️

     

    そして、

    ジン、カルアに新たな機体。エルメス🧐 これはまた、興味深い内容となりそうですね😁

    第五部も楽しみにしています😁

     

    ヒロイン投稿なども是非是非お待ちしております👍

     

    • ヒロイン投票も、ぜひご参加ください笑

    • いつもありがとうございます(gundam-kao6)

      第2部がああいうオチになってから、第4部のこの展開(離れ離れからの戦場でのプロポーズ、未来への約束)を書きたくてずっと続けてきました。ガンプラ投稿サイトとしては???な投稿が続きましたが、やりたかったことは、それはもう好き勝手にやりきったので、お楽しみいただけたというご感想をいただけるとこちらこそ涙です(gundam-kao9)

      第5部は敵も味方も使いたいキットがあるのですが、それらの辻褄合わせにエルメスがちょうど良すぎて……夏に偶然手に入ってしまったので使いました(gandam-hand2)

      実は3部のラストでグレンがなんか言ってるのは、これのことでした。イントルーダーも、シュトゥルム・ザックも、黒いバルバトスも、宇宙世紀なのに違和感がある機体が存在してるのは、だいたいエルメスのせいです笑

  10. ミューラー夫妻、会えなかった時間分だけ今後末永くお幸せに(*^▽^*)/”

    もしもカフェが開いたらコーヒー飲みに行きたいです!!w【喫茶鷹の眼】的な。。。w

    最後の方にカルアちゃん!!

    デフォルメのカルアちゃんもー!!

    4部完走おめでとう御座いますm(_ _)m

    そしてエルメス。GQ的にハチャメチャ、ごちゃ混ぜ、面白いお話を期待してます!!

    。。。イントルーダーかっけーー!!(語彙力)ww

     

    • いつもありがとうございます(gundam-kao6)

      喫茶鷹の目、いいですね笑

      名物は鷹の目カレー(からそう)と、コーヒー・ヴァルキュリアブランドですかね笑

      あとがきにも書きましたが、カルア、助けられるお姫様ポジションだったはずが、もうこれ、完全に高々ムーブですね笑

      乗せる機体も決めているので、5部は暴れてくれると思います笑

      GQというか、もしかしてナデシコ的になっていくような気もしますが、何にせよ書いてみないとわからないところがありますね(gundam-kao10)

      また、今後ともよろしくお願いします。

      • おっ!!ナデシコ良いですね!!

        エステバリスにブラックサレナ共にカッコいい(^^♪

        5部、スパロボ的展開楽しみに待っておりますね(#^^#)

        。。。此方は絵と筆が滞っております、、、MSは細かい所はさておき出来て来てるのですが^^;

        やすじろうさん見習って頑張ります!!

  11. T-Non 3週間前

    第四部、完走おめでとうございます🎉

    やすじろう監督❗️ありがとうございます‼️

    自分、ビルドファイターズ未履修なので、イントルーダーがEz-8ベースなのは見て分かりましたが、頭はやすじろうさんのオリジナルだと思ってました😅

    最後、エルメスが…GQ✨️✨️は憤慨しながら見てた者なので、やすじろうさんが、どう料理されるのか、楽しみでもあり、不安でもあり…💦

     

     

     

    • いつもありがとうございます(gundam-kao6)

      お付き合いくださった皆さんこそ、ありがとうございます、です!

      わたしもビルドシリーズは少しも見たことがないのですが、このEZSRイントルーダーは一目惚れで、これを出したくてずっと書いてきたところもあります笑

      そうです、GQ✨✨を匂わせる路線に……正直なんでもアリのズルになっちゃうのですが(gundam-kao10)

      アレやこれや、使いたい機体がいるので、そのための辻褄合わせ?に出しちゃいました(gundam-kao10)(4部のシュトゥルム・ザックもこいつのせいです)

  12. つぐお 3週間前

    中高生の頃はラノベみたいなのは読んでましたが、小説ってベルチルとハサウェイしか読んだことがないんです(いや、官能物は読んだ(笑)。MSかっけーから読み出したやすじろうさんの投稿に、ここまでハマるとは思いもしませんでした。お金を払っても良いくらいの読み物を無料で公開していただき、せめてもの思いでこの4部は毎回コメントを寄せようと決めました。マヌケなコメントも送りましたが(ばっかり?)私も目標を果たすことができました。
    最後の写真には驚きと笑いが込み上げましたが、もうやすじろうさんの作品なら何でも受け入れられそうな気がします。ハッピーエンドだろうがバッドエンドだろうが、思う存分にやっちゃって下さい。
    第4部、本当に最高な物語でした。ありがとうございました!

    • いつもありがとうございます(gundam-kao6)

      わたし、大学は気取って文学部の日文なのですが、わたしも正直ちゃんと読者したの、ベルチルと閃ハサだけです笑

      毎回コメントいただけて、本当に嬉しかったです!ありがとうございます!

      皆さんから頂くコメントで、すごく、作品を愛してくださっているのが伝わるものが多くて、それが何より嬉しいです。

      バッドエンドは得意ではないので、大丈夫だと思いますが笑

      最後のやつ、もう、好き勝手むちゃくちゃするぞ宣言みたいなものなので、第5部ははちゃめちゃになるかと思いますが、今後もよろしくお願いします笑

  13. ロンググラスの氷が揺らぐ

     

    思い返せば、

    かくも長き夜を

    度重なる戦禍を

     

    ただ、そこに居る

    いつも聞こえる声の先に

     

    今だけは、静かなる時を

    思い出と未来を肴に

    夜明けまで語り合おう

     

    ロンググラスの氷が溶けない内に🥃

     

     

     

    なんてね 笑

     

  14. 与一 3週間前

    良きところに落ち着きましたね🩵😆👍✨

    最後にエルメスですか😮

    ヒキのテクニックもなかなか🥰💖💕

    第5部完結編首を長くして待っています🥰

    楽しい時間をありがとうございますm(_ _)m

    • いつもありがとうございます(gundam-kao6)

      ぶっちゃけ第5部なくてもいいなぁ、と思い始めています笑

      エルメスは、ズルだなぁ、と思っています……これやっちゃうとなんでもアリになっちゃうので笑

      ただ、5部はつまり、なんでもアリのスパロボです笑

      少々お時間いただきますが、またお楽しみいただければ嬉しいです(gundam-kao6)

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