HGUC No.130 RGM-96X ジェスタです。
HGUC ジェスタを成形色仕上げ+αで作ってみました。ジェスタをガンダムエースで最初にジェスタの設定画を見た時は衝撃を受けました。ネイビー・シールズの様なカラーリングにMS用のエア・クッション型揚陸艇に乗って水際を制圧しようとするカトキハジメ氏のイラストは大変カッコ良く「いい!」と見て思ってしまいます(笑)。10年以上前のジェスタのキットが出て、すぐに買ってしまい、表面処理までは済んでいましたが合わせ目が白化しており、当時は全塗装前提でしたので気にする事も無く作業を続けるつもりでしたが・・・仕事が忙しくなり放置したままで数年後に仕事量が落ち着いたのでガンプラ制作を再開したのですがジェスタが専用のガンダムカラーが出ていないので放置したままでした。大変でしたザクⅢ改の制作が終わり、次は楽に作りたいので在庫をチェックしていましたら、このジェスタが出てきて「今の時期、ジェスタも買えないからこれを作ろう」と思い、今回は成型色と同じ色を調色するを課題にしてカトキ風に作る事にしました。
各部バーニア、ビームライフル先端、アンテナ→(ガイア)フレームメタリック(1)
各メカ凹凸部、ビームライフル本体→(クレオス)RLM75グレーバイオレット
襟、シールド部等→(クレオス)ガンダムカラーティターンズブルー2
ミサイル、動力パイプ→(ガイア)ニュートラルグレーⅡ
本体ネービーブルー部合わせ目→(クレオス)ネービーブルー70%+インディブルー15%+ブラック15%+色の源シアン&マゼンタ&クールホワイト極少量
ランドセルのバーニア、アンテナ、ビームライフル先端以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはガンダムデカールのHGユニコーンガンダム用やMGクロスボーンガンダムX2、ユニコーン汎用1などにホビージャパンの市販のデカールを使い、今回もカトキ風を目指しました。キット付属のシールも何枚か使い、つや消しクリアー吹いた後に2000番の神ヤスで段差を擦ってからもう一度つや消しを吹いて極力目立たない様にしました。ラー・カイラムのアルファベットの識別はνガンダム時はRAでしたがガンダムユニコーン時はRCで今回も迷いましたが・・・設定通りにRCにし、通称「ロンド・ベルの三連星」のトライスターのパーソナルマークも勿論貼り、隊長のナイジェルの機体であります「ユニフォーム7」の機体番号にしました。
ジェスタは合わせ目が頭、肩、腕部のネービーブルー部に大きな合わせ目があり、消してはいたのですが濃い色の為に大きく白化していましたからその部分だけ塗装する事にします。専用のガンダムカラーは販売して無いので久々に混色する事にします。ラッカー塗料の売っている色はメーカーが厳しい管理で様々な顔料が混ぜて、その色合いを出していると聞いた事があり、なので説明書通りに混色しても顔料達が干渉して、イメージと違う色合いになる事が殆どで自分は大の苦手でした。色々調べて、純度の高いMr.カラーの原色顔料である「シアン」「マゼンタ」「イエロー」である「色ノ源」なら調整しやすく、今回は導入しました。
まずはネービーブルーとインディブルー、ブラックを説明書通りに混ぜた後に「色の源」のシアンとマゼンタを本当に少しづつ混ぜていき、途中で余ったランナーに塗りながら色合いを調整していきます。ベースが説明書通りの色合いですから、すぐに近い色になるのですが暗くなり過ぎたようでしたから最後はクールホワイトをこちらもごく少量ずつ混ぜていき・・・作業を初めて10分程でほぼ成型色のネービーブルーを作る事に成功しました。
後は白化した合わせ目に混色しましたネービーブルーを薄くエアブラシで吹いていきますと・・・白化した所は全く成型色と同じ色合いになり「勝った!」と思い(笑)、つや消し吹きますと完全に違和感ない成型色な色合いになります。各部スラスター部はブルーグレーでしたが後ろスカート部のスラスター部だけは一体成型でそこだけ塗る為に混色したくなかったので全てメタリックにしてしまいました。いつもはメタリック部はマスキングしてまでつや消しにしないのですが、後ろスカート部のスラスター部のマスキングは相当面倒なので全てつや消しにしてしまいましたがイイ感じのメタリックになり、これからも使える表現になると感じました。
最後は説明書と。
10年物のジェスタは合わせ目の白化だけが問題でしたが・・・今回は成型色に近い調色が完璧に近い程に上手くいき、大きく自信が持つ事が出来ました。模型誌でも成型色仕上げの際に白化した際のリカバリー方法が出ていて何度かやってみましたが全く違う色合いで失敗ばかりでしたが原色の「色の源」を使えば少しづつ入れていけば容易にコントロールが出来て、自分が望む色になる事は大収穫でガンダムカラーの無いキットの合わせ目も怖くなくなりました。キットはユニコーンシリーズの中でも屈指のデキでプロポーション、ディテール、可動範囲全てに問題無く、塗り分けも僅かなのでそんなに労力もせずにカッコいいジェスタになると思います。秘蔵の様々なデカールのおかげで・・・今回はかなりカトキ風のジェスタになり、調色にも自信が出来たので更に精進しようと思います。
ご覧して頂きありがとうございました。
今回使いました「色の源」三原色です。
頭、肩に合わせ目があり、酷く白化してましたが混色が成功したので成型色と塗った所が全くわからない結果になりました。
メインカメラはメッキシルバーで筆塗りをし、ゴーグルはコンパウントで磨いています。
秘蔵のガンダムデカールやホビージャパンのコーションデカールのおかげで精密感が出ました。ジェスタも新作なので5周年コンにエントリーさせて頂きます。
HGUC No.130 RGM-96X ジェスタを作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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