HGUC No.20 RGM-79 ジムです。
HGUC ジムを成形色仕上げ+αで作ってみました。前回ガンスタ様に投稿しましたジェスタのご先祖様的存在でありますジムはガンプラを作っている方は知らない人はいないと思います。ジムのHGUCも20年選手のキットですが・・・少ないパーツ数にジムらしい弱々しい(笑)プロポ―ション、塗り分けもコクピットハッチの黒と後ろのカメラだけで長所が多いのですが一番の長所は税込み770円という安さだと思います(今のガンプラ飢饉前は500円前後の価格もありワンコインで買えました)。自分も数機作ったり、ネモがHGUCで出る前に旧キットとニコイチで作る素体にしたりと色々使えて、今でも人気があるのはわかる気がします。このジムは今から3年ほど前に作った物なのですがデカールに「GUNDAM THE RIDE」のジャック・ベアード少尉のデカールを貼ってしまっていたので設定通りにバズーカ用マウントラックをスクラッチする事にしました。
塗装箇所とカラーレシピ
ビームスプレーガン先端、バーニア外部→(ガイア)フレームメタリック(1)
バックパック、バズーカ用マウントラック等→(クレオス)ニュートラルグレー
シールド一部、ビームサーベル→(クレオス)GXクールホワイト
ハイパーバズーカ→(ガイア)メカサフライト
メタリックとクリアーパーツ以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはガンダムデカールのDX01 機動戦士ガンダム 地球連邦軍MS・ジオン軍MS用やHGユニコーンガンダム用をメインに市販のデカールを総動員して今回もカトキ風を目指しました。
ハイパーバズーカはG-3ガンダム Ver.G30thの時に作ったのを流用しましたがジムはバズーカを持たせても大変似合います。手のデティールは大変甘く成型的にイマイチな感じでしたからビルダーズパーツMSハンド01(連邦系)を使いましたが成型色が全く同じのグレーで無塗装で墨入れしただけです。
問題のジャック機にありますマウントラックは旧MGのジムで初めて設定されたものでキットにもちゃんと付いており、GUNDAM THE RIDE版のジムはほぼそのままのデザインです。HGのジムとはまるで違うので本体はそのままでマウントラックだけジャンクパーツで作る事にします。内部はジャンクでありました旧MGのジムその物のパーツでそれをノコで何度か分割して小さ目にしました。外装部はジェスタキャノンのビームライフルの外装パーツでこちらはほぼそのままです。非常にピッタリと合い、バズーカも問題なく引っ掛ける事が出来て、塗装してデカールを貼り、つや消し吹いて・・・大体半日ぐらいで完成して設定とは多少違いますがジャック機のシンボルであるバズーカのマウントラック付きジムになりました。
デカールは設定通りに彼のパーソナルマークであります「鎌を持ったジャック・オー・ランタン」と彼の所属するZガンダムにも出てきましたヘンケンが艦長をしてますサラミスの改装艦フジ級スルガのアルファベットのSRを貼りますとかなりそれっぽくなりました。古いキットなので合わせ目は頭、腕、足全般に出てきますが明るい色合いだとまず白化しないので綺麗に消す事が出来ます。当初は汚し塗装するか?と思いましたがそのままにしました。
最後は説明書と。
自分はほぼ成型色仕上げなのですがこの方法ですと濃い色の成型色ですと合わせ目を消す際に接着箇所が白化する事が大変多く、そういう箇所は似た色でその個所を塗装するか汚しで誤魔化すか・・・とどちらも手間が掛かります。ですがジムは明るいペールグリーンの成型色なので接着の後はヤスるだけで合わせ目は奇麗になり、簡単に作れてしまうのでこのキットが成型色仕上げの入門に最適だと思います(頭の合わせ目だけはモールドがあるので消すのは大変ですが)。改造するにも良い素体になりますので自分みたいにマウントラックを自作したり、相棒のアダム機みたいにガンダムから流用した2本装備したツインサーベルタイプを作っても面白いと思います。ジムがリバイブしないのはこのキットが非常に完成度が高い・・・という噂もありますがEGよりも簡単に組めてしまうのでこの名キットを一度は組んでみて完成度の高さを感じ取って貰いたいです。
ご覧して頂きありがとうございました。
マウントラックを付ける前のジムです。
紺色のパーツが旧MGのジム、グレーのパーツがジェスタキャノンになり、結構切り刻んでます。
擦り合わせは慎重にしたので綺麗にマウント出来ました。取り付けは真鍮線を使っています。
スプレーガンは塗り分け、バズーカはVer.G30thの流用です。
ジャック・ベアード機の元ネタになります今は無きGUNDAM THE RIDEのパンフレットです。
GUNDAM THE RIDEはスピード感が凄く、アムロ、カイ、セイラ、ヘンケンなどのキャラも出てきて、見に行って良かったと思いました。
ジャック・ベアード機のジムをほぼ設定通りに作れて、自分も少しは技量が上がったと思いました。因みにジャック・ベアードの中の人は自分の大好きなキングオブ中二病で「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」という信念を持つ某帝国の第11皇子と同じです(笑)。
HGUC No.20 RGM-79 ジムを作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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