HGUC No.238 RX-105 Ξ(クスィー)ガンダムです。
HGUC Ξ(クスィー)ガンダムを成形色仕上げ+αで作ってみました。「よく一人で・・・クスィーG」と劇中でハサウェイ初めて乗った時に言うクスィーGこそΞ(クスィー)ガンダムは発売から一年以上経ちますが未だに売切れ続出の大人気キットで自分も買う際には大変苦労して定価で手に入れました。閃光のハサウェイの映画を見れば欲しくなるのは当たり前になる程のカッコ良さで劇中でもレーンのペーネロペーを終始圧倒していました。ですが、Ξガンダムは原典の小説が発表された時は知る人の知る存在で初めて小説の挿絵を見た時は「随分と悪役顔なんだな?」と「ゼオ○イマーに似ている」と思ったぐらいでした(Ξガンダムのデザインをした森木靖泰様はゼオ○イマーもデザインしています)。今回はひろぱぱ様主催のツイッター上のイベント#22夏の積みプラ制作祭に参加する為にこの大型機体をνガンダムの直系の後継機という事をイメージしながら細か所までデカールを貼ってミノフスキー・クラフトを搭載した第5世代モビルスーツを意識して作る事にしました。
塗装箇所とカラーレシピ
バーニア外部、ビームライフル先端部等→(ガイア)フレームメタリック(1)
バーニア内部→(クレオス)GXメタルレッド
ビームライフル本体、各部凹部モールド等→(クレオス)ニュートラルグレー
頭部アンテナ、スタビライザー黄色部等→(クレオス)新ガンダムカラーMSイエロー
肩部ミノフスキー・フライト・ユニットダクト部→(クレオス)ジャーマングレー
足、腕スラスター部、胸ダクト等→(ガイア)スターブライトゴールド
メタリック以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはガンダムデカールの閃光のハサウェイ汎用1が出ていますのでまずはΞガンダム用のを貼り、間が開いた所は同じデザインのペーネロペー用や余っていたジャンクデカール(HG、RGユニコーンガンダム用やRGνガンダム、MG武者頑駄無など)を満遍なく貼ってカトキ風にしました。機体がかなり大きいのでMGサイズのデカールでも貼る所さえ間違えなければそんなに違和感は感じないです。
今回は閃光のハサウェイ用のデカールは販売されていますのでそれを貼っていくのですが・・・指定された通りですと恐らく100枚位ですが各ブロックにそれの2~3倍はデカールを貼りましたから全部で250枚以上はデカール貼ったと思います。閃光のハサウェイ用のもジャンクのRG用のも非常に細かいデカールが多く、その為に枚数が嵩んでしまいます。マークセッター付けてから綿棒で水分を出すのですが・・・暑いせいかデカールが綿棒にくっ付いてしまって駄目にしまう事が大変多く、10枚近く駄目にしてしまい苦労しました。
マフティー動乱時の最新鋭であるΞガンダムは小型化されたミノフスキー・クラフトが特徴で肩のはジャーマングレーでフィンみたいのを塗り分け、スラスターや放熱板みたいなフィンのオレンジはゴールドに塗り分けて、第5世代モビルスーツは並じゃない感を出しています。ですが、それ以外は多少グレーに塗り替えたり、差し色で塗った程度でそれほど派手にはしていません。脚の脛に付いてるウイングは動かすと確実に擦れる為に全塗装する方は必ずクリアランスで削った方がいいと思います(それでもウイング動かした際に角に当たってしまい少し塗装が剥げてしまいました)。
合わせ目がありますが肩やビームライフルの青い部分やタガネでモールド処理、ビームライフルや背面スタビライザーは普通に接着して消しました。ビームライフルは合わせ目消すのが難しい上に青い部分を挟み込みしないといけないのでモールドの処理した方が楽だと思います。後、肩とシールドにマフティーのエンブレムは絶対に貼りたかったのでその為にもう一セット分のデカールを開封しました(一セットにエンブレムのデカールは白とグレーがそれぞれ一枚しか付いてないです)。エンブレムの横に文字がありますとかなりカトキ風に見えるので、ジャンクのデカールから適当に見繕いました。
最後は説明書と。
前回完成させたのがヤクト・ドーガ (クェス・エア専用機)で次はクエスに関連のあるハサウェイのΞガンダムを作ろうと考えていましたMG以上のボリュームなので躊躇していました。ですが、ツイッター上のイベント#22夏の積みプラ制作祭のおかげで作る決意が生まれて自分がいつも目標としますカトキ風テイストやメタリック塗装を入れるという自分のやりたい事が全部やれてKa signatureみたいな理想のΞガンダムを作る事が出来ました。閃光のハサウェイの小説を自分が初めて読んだ時に思ったのはΞガンダムはνガンダムの直系の後継機で今はHi-νガンダムやユニコーンガンダムもありますがそれらの事は考えず、Ξガンダムこそをνガンダムの正統な後継者のイメージで作りました(Ξはギリシャ文字でνの次の文字で正統性もあります)。まず手に入れる事が大変なΞガンダムですが長年待った甲斐がある至高のキットで大きい割には作りやすいので宇宙世紀の好きな方でも映画を見た方でもペーネロペー共々作る事をお勧めします・・・「待っていたよ・・・クスィーG」(笑)。
ご覧して頂きありがとうございました。
Ξガンダムは劇中の最新鋭の試作機ですから至る所にコーションマークと思うので満遍なく貼りました。近い時代で前に作りましたユニコーンガンダムやナラティブガンダムともなるべく近いデザインのデカールを貼って関連性がある様にしています。
閃光のハサウェイのデカールはクスィー用とペーネロペー用が両方入っていますからペーネロペー用もガンガン使いました。小説に製造工場を示す一切の物証が無かったがブライト・ノアは機体の印象からAE社製と断定していたと記載されていたのでアナハイムエレクトロニクスのマーキングは一切入れていません。
スラスター系はメタリックで塗装したので成型色仕上げでも質感は抜群になりました。エアブラシはメタリック塗装こそ向いていて、これだけは筆塗りより勝っていると思います。逆に凹モールドは筆塗る方が全然早いのでニュートラルグレーを筆で塗っています。
劇中でビームを発射させながら手放しライフル本体を海面スレスレに飛ばすという方法で囮として使ったビームライフルはユニコーンガンダム用のビームマグナムにも似ていますが更に強そうに見せる為にマズルをメタリックにしたりして質感上げました。デカールもライフルだけで20枚近く貼っています。
写真のウイングは可動するのですがクリアランスが殆ど無いので削っておかないと塗装される方は絶対に当たって剥げてしまうから必ずやった方がいいです。スラスター部は白でなくニュートラルグレーにしたらメカらしくて良くなりました。
「身構えている時には、死神は来ないものだ、ハサウェイ」と劇中で言いましたアムロのνガンダムと。大きさも形も全く違うはずなのですが・・・どこか共通している感じがありクスィーガンダムが正統な直系機というはわかる気がします。
劇中で「やっちゃいなよ」とハサウェイに幻聴を囁いたクエスのヤクト・ドーガと。もし第二次ネオ・ジオン抗争時にハサウェイがクスィーガンダムに乗っていればクエスを救えたのでしょうか・・・?
小説を初めて読んだ時に悪役顔でこんな大きな機体がプラモデルになるとは全く思いませんでした。30年近く前にバイト先でガンダムに詳しい人がいて「逆シャアの続編はハサウェイが主役の小説なんだよ」と聞いて、すぐに買い、読んでみて衝撃の結末に本当に驚きました。筆者の富野由悠季氏は映像化は絶対にしないと言っていましたが・・・時代が令和になって、まさかの映画化になったから長生きする物で当時に自分がそれを知ったら腰を抜かしていると思います(笑)。
HGUC No.238 RX-105 Ξ(クスィー)ガンダムを作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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