HGUC No.190 RX-77-2 ガンキャノン – REVIVEです。
HGUC ガンキャノン - REVIVEを成形色仕上げ+αで作ってみました。前回ガンスタ様に投稿したのが旧HGUCのガンキャノンでしたが今回レビューしますリバイブ版のガンキャノンの方が先に作っています。リバイブ版は素晴らしいパーツ構成で旧HGで苦労しましたキャノン基部や足などの合わせ目が綺麗に分割されているので処理をする必要が無く、頭のカメラはクリアーパーツ、スタイルは足が長くて腰が細く頭が小さい頭身が上がりになっていて、最近ガンプラを作り始めた方には違和感ないプロポーションだと思いました。しかも可動範囲は関節が増えたり、二重関節化したりで非常に広くなり、ここも旧HGより遥かに上だと思います。最近はずっと綺麗に作っていてウェザリングがしたくて仕方なかったので・・・前回の旧HGと差別化を図る為に汚し塗装を施し、ヒーロー性を出す事を目指しました。
塗装箇所とカラーレシピ
ビームライフル先端部→(ガイア)フレームメタリック(1)
ビームライフル可動式センサー→(ガイア)スターブライトゴールド
頭部バルカン、胸側面黄色部→(クレオス)新ガンダムカラーMSイエロー
クリアーパーツ以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けて、その後にらいだ~Joe様のお気軽汚しを参考に(クレオス)水性ホビーカラー焼鉄色をスポンジを使ってチッピング、(クレオス)ガンダムマーカー リアルタッチマーカーブラウン1でへこみ部分に塗って神ペンでぼかし、(タミヤ)ウェザリングマスターでオイルをエッジ部分に付け、最後はススや赤錆、チタンを少しですが全体的に付けています。
デカールはガンダムデカールのHGユニコーンガンダム用をメインにガンダムデカールDX01、MGクロスボーンガンダムX0用などをメインで使ってカトキ風を目指しました。黄色と黒のラインデカールもガンダムデカールDX01に付いていたものです。こちらも昔作りましたMGガンキャノンのガンダムデカールの残りを使っています。
こちらのガンキャノンはほぼ合わせ目が無く、接着しても白化しなかった為にほぼ塗装していません。色分けもほぼされている上にメインカメラがクリアーパーツなので質感も良く、これは本当に嬉しい仕様です。先にこちらの方を作ったのでカイ仕様の108にしてあります。
模型のお師匠様に「汚しをする際には化粧を施す位が丁度いい」と言われた事があるので、今回も派手目にはしない様にしています。自分のやり方として水性の焼鉄色のチッピングをする際を一番気を付けていて、エッジ部分に本当にほんのり付く程度にしか付けない様にしています。もし多く付け過ぎた時は水性の薄め液で落とすとラッカーでコーティングしていても色合いが大きく変わってしまうのでマジックリンで落としています。これはプロモデラーの林哲平様が水性塗料で墨入れをした際に水で落ちにくい時はマジックリンを綿棒に含ませるとツイートしていたの応用でマジックリンを使うと塗膜を傷めずに水性塗料を落とす事が出来ます。
水性の焼鉄色でのチッピングが終われば、その後やりますリアルタッチマーカーとウェザリングマスターを使うグラデーションはメラニンスポンジで簡単に修正出来ますからお気楽で(笑)、こちらはウェザリングマスターのオイルを付ける際はやや派手めに付けています。後はキャノンやバルカン周りにスス、濃い色の部分は赤錆とチタンのウェザリングマスターをほんのり付ける程度にしてこれでお気楽汚しは完成です。エナメル塗料でのウェザリングと違い、水性とパステルなのでテンションが掛かる場所のパーツでも割れる心配が全く無く、安心してしかも早く出来る事が出来ます(汚しは全部で2時間半程度で終わっています)。
最後は説明書と。
リバイブ版のガンキャノンは合わせ目が殆ど無く、可動箇所も広い為上にヒーロー体形ですから共々入門用に作るのに適していると思います。合わせ目が殆ど無いという事は成型色仕上げに適していて、綺麗に作る事が出来るのですが・・・自分は下手くそですが汚し塗装も大好きでいつかは極めてたいと思っているので十八番のらいだ~Joe先生のお気軽汚しを施しました。ツイッターでもツイートしたのですがメリットは「修正が容易、ゲート跡や白化を隠してくれる、作品に深みが出る」でエナメル塗料の様に割れるというデメリットが無く、最初に道具さえ揃えれば誰でも出来ます(全部揃えても1000円いかないと思います)。提唱者のらいだ~Joe先生にはマイスターとリプライを頂き、本当に嬉しかったのですが歳を取ってから謙虚の方が良いとわかったので(笑)、慢心せずこれからの精進して多くの人に自分の作品を見て貰える様に頑張りたいです。
ご覧して頂きありがとうございました。
特製スポンジはメラミンスポンジにサッシ用の隙間テープを貼り付けたものでこれに水性カラーの焼鉄色を付けてトントントンっとキッチンペーパーの上で叩いていきます。
エッジを狙いながらポンポンしていきます。 自分は付くか付かない程度ぐらいが一番良いと思います・・・あんまりやると派手過ぎてしまいますから。 やり過ぎたらマジックリンを綿棒に付けて擦るとかなり綺麗に落ちますよ・・・これは林哲平先生の水性塗料を使った墨入れの応用です。
リアルタッチマーカーのブラウンでパーツとパーツの継ぎ目をボカしていきます。 凹んだ所をマーカーの細い方でなぞり、乾く前に太い方を改造した神ペンで上からボカすように擦ります。
神ペンとはリアルタッチマーカーの中の芯を抜き、ペン先が太い方をカサカサになるまで残ったインクを使い切り、それをラジオペンチで潰した物でこれでリアルタッチマーカーのブラウンをボカすと素晴らしいグラデーションになります。
ウェザリングマスターDセットオイルでエッジを中心にグラデーションをつけていきます。
付けていくとこちらも自然なグラデーションになっていきます。 付け過ぎてしまったらチッピングで使ったメラニンスポンジで擦れば落ちます。仕上げに砲身にはスス、濃い色のパーツに赤錆やチタンを少し付けて完成になります。
旧HGのガンキャノンと。デカール位置はほぼ同じなのですがプロポーションも仕上げの方法も全く違うから別の機体にも見えます。
HGUC No.190 RX-77-2 ガンキャノンを作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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