HGUC No.37 MSM-03C ハイゴッグです。
HGUC ハイゴッグを成形色仕上げ+αで作ってみました。自分が水中用モビルスーツを作るのはハイゴッグの僚機でありますズゴックE以来、二年ぶりで作り方を忘れていました(笑)。水中用のが嫌いという訳ではなく、作りたい候補はゾゴックやジュアッグ、一番やりたかったザク・マリナーとあったのですが半年以上前にツイッター上でのやりとりで「ウサ男さんはハイゴッグは作らないのですか?」と聞かれた事があり、キットはかなり前に買ってあったのがあったので「近いうちに作りますよ」と約束したのですが・・・胆嚢炎での入院やオラザクの締め切りなどに追われ、中々ハイゴッグは作れず約束を果たせない日々が続きました。オラザクが終わり、先にバンシィ・ノルンに浮気してしまいましたが(笑)、「満を持して・・・」と思いながら久しぶりに水中用モビルスーツを作る事にします。
塗装箇所とカラーレシピ
肩、脛等の合わせ目部→(クレオス)旧ガンダムカラーブルー28
丸型ディテール等のグレー部→(クレオス)旧ガンダムカラーグレー23
腕部ビーム・キャノン、バーニア外部等→(ガイア)フレームメタリック(2)
各赤色部→(クレオス)GXメタルレッド
バイス・クロー→(ガイア)ブレードシルバー
水中ジェットパック→(ガイア)ビビットオレンジ
メタリック以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはガンダムデカールの機動戦士ガンダム0080シリーズ汎用2とベルテクスのコーションデカールなどを満遍なく貼って、ジオノグラフィ―風を目指しました。モノアイは裏にラビーを貼ってますが・・・小さいからあまり光りません(笑)。
20年も前のキットでフレキシブル・アームはABSで非常に硬くなりそうなので少し削ってなるべくハメやすい様にしました。モールドは少なめですがやはり全体的に大変甘めなのでほぼ全てタガネで彫り直しましたが・・・完成写真だと合わせ目がモールドっぽく、それでダンモやタガネでそうしました。案の定、合わせ目は大変多い上に消しにくい狭い箇所が多数あり、消すのは中々大変でフレキシブル・アームのフレーム部も全てあるのでそれもコツコツ消していきます。久しぶりに表面処理だけで5日も掛かってしまいました。
昔、このキットが出て、すぐに一度作った事があったので当時物のガンダムカラーセットを持っていたのですが・・・20年も前で固まっているので溶媒液で溶かし使える様にします。水色も白化しやすい色なので白化した箇所はガンダムカラーブルー28を薄く吹き、合わせ目を目立たなくしました。グレー部はガンダムカラーグレー23を使い、広い面はエアブラシ、狭い面は筆でコツコツ塗り情報量を上げていきます。二つとも成型色と全く一緒な色合いで面倒な調色をする必要なく、これは大変ありがたいです。バイス・クローは絶対に寒色系のメタリックにしたかったので・・・刃物を表現するにピッタリなブレードシルバーを使い、触れるだけで引き裂かれるような感じに出来たと思います。
デカールは何色のを使うかはかなり考えました。本体色は水色というのは中々難しく、白だと目立ちにくく、赤だとくどいのでやはり黒系のデカールをチョイスし、ちょこちょこ貼っていきます。ジオノグラフィ―でハイゴッグは出てないのでなるべくそれっぽくしたいのですが・・・あまり資料がないからズゴックを参考にチマチマ貼っていきます。頭のサイクロプス隊のマークは必須で劇中では三体出てましたが劇中の北極の連邦軍基地を襲撃した際、唯一戦死したアンディ機をイメージして、機体番号を103にしました。フレキシブル・アームはABSですからクリアー吹く際に受け部に練り消しなどを入れてマスキングしとくとハメやすくなります。
最後は説明書と。
ハイゴッグのHGUCも古いキットの部類ですがデザイン上の勝利か良く動き、腕部や脚部の色分けや独特のプロポーションなどの再現など長所の方が多く、ズゴックEと一緒に飾りたくなります。一番目立つ肩の裏や塗れば良い感じになり、さらに赤の箇所や細かいディテールをグレーで塗り分ければ更に満足出来るとも思います。0080シリーズも今は中々手に入りにくくハイゴッグも最近は全く見ないのですが・・・ハイゴックはズゴックEより合わせ目も挟み込みの箇所が多く、中々難易度が高いキットですが独特のプロポーションは再現出来ていて今でも人気あるのがわかります。MG化も望まれている機体なので・・・1/100で色分けも完璧なハイゴックは是非見てみたいですね。
ご覧して頂きありがとうございました。
ミサイル射出。ハンドミサイルユニットは合わせ目があり脱着しにくいからオミットしてしまいました。
ジェットパック。オレンジも合わせ目が白化しやすい色なので全塗装してます。
付けると本当に地面を滑走しそうです(笑)。
バイス・クローはブレードシルバーで塗装したので刃物みたいな輝きになりました。
後ろのバーニア部はディテールが大変甘く、タガネで何度も彫り直しました。
肩の裏はグレーで塗装してます。
脚部はディテール少なめですが凄くカッコイイです。
特異なプロポーションですが顔をイケメンでした(笑)。
HGUC No.37 MSM-03C ハイゴッグを作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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