HGUC No.175 RX-0[N] ユニコーンガンダム2号機 バンシィ・ノルン(デストロイモード)です。
HGUC ユニコーンガンダム2号機 バンシィ・ノルン(デストロイモード)を成形色仕上げ+αで作ってみました。ユニコーンガンダム2号機 バンシィ・ノルン・・・それは運命の女神の名を持つが大変作るのに手間が掛かるMS(笑)。カトキマニアの自分はユニコーンガンダムが嫌いな訳なく、1号機はガンスタ様にかなり早い段階で投稿しました。その時に光沢なサイコフレームが剥き出しですから最後のクリアー吹きまでずっとバラシて作業を進めましたから・・・パーツ量がかなり多いからデカール貼るのもクリアー吹くの大変苦労したのです。しかもノルンにはアームド・アーマーXCというかなり大きい盾があるので「成型色仕上げでも完成までに一月かかるな」と思ってました。気が変わったのはオラザクに投稿する為に作ったクシャトリヤ・リペアードで(審査が終わった位に投稿します)そのデザインが大変カッコ良く「ライバル機が欲しい!」と思ってしまったからなのです(笑)。ツイッター上で秋のプラモ展示会というイベントがあり、それ用の新作としてこの難敵を作る事にします。
塗装箇所とカラーレシピ
アンテナ、アームド・アーマーXC等金色部→(クレオス)ガンダムカラー百式ゴールド
太腿上部、アームド・アーマーXCのグレー部等→(クレオス)ニュートラルグレー
ビームマグナムカートリッジ、リボルビング・ランチャー→(クレオス)ミディアムブルー
ビームマグナム先端、バーニア等→(ガイア)フレームメタリック(1)
アンテナの基部、肩のセンサーの青→(クレオス)ブラック40%+ブルー20%+パープル10%+(ガイア)ブルーグレー30%
サイコフレームとフレームメタリック塗装部以外の部分は最後に(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはバンダイで1/144バンシィ用の専用デカールはないのでHJモデラーズデカール マーキング01やコーションBのミラーゴールドやガイアカラーのRBコーションデカールのホイルゴールド、鋼魂のゴールドデカールを使っています。ただEFSFやゼネラル・レビル、バンシィのマーキングなんかはガンダムデカールDX06 機動戦士ガンダムUC MS用のを使用しました。
成型色仕上げでも1号機がそれなりの物が出来たので2号機も同じレベルのを・・・と思い、まずは表面処理しながらモールドの甘い箇所をタガネで彫り直し、濃い色の成型色は白化しやすいから合わせ目はあまり消したくないので上腕や太腿の一部、脇なんかはダンモやタガネでモールドにしましたがビームマグナムだけはきちんと合わせ目消してます。HGUCのユニコーン系の長所は色分けの優秀さで部分塗装はそれほどないのでほぼ筆塗りで済ますのですが・・・ゴールドやメタリックだけはエアブラシの方が遥かに綺麗に仕上がるので先にそちらを塗って、後で細かい箇所を筆塗りします。ビームマグナムとリボルビング・ランチャーが一体成型なのでそういう箇所は筆塗りの方が早いので・・・リターダー入れると伸びるから筆ムラが出来にくくなります。
全部塗装終わりますと先に塗らないサイコフレームの処理をしました・・・綺麗なクリアーオレンジなのでゲート跡が目立つ所だけ2000番までペーパーを掛けて、その後にコンパウントで磨きヤスリ傷を完全に消しました。デカールは前述の様に1/144でバンシィ用のデカールは無いのですが・・・以前からいつかバンシィを作る為に金のコーションデカールを少しづつ買っていて、HJモデラーズデカールのデザインはかなり良いから、HGやMGの説明書をにらめっこしながらバラバラにしたパーツにデカールを貼っていきます。自分は統一感は最重要なのでなるべく似た様なデザインのを貼っていくのですが・・・1号機同様に細かいから貼るのはかなり大変で時間が大変かかります。市販の金のデカールは大変派手でテンション上がるのですが、バンシィ特有のロゴやゼネラル・レベル等のロゴだけはバンダイのデカールがあるのでサイズ違いでもそれを使いました。
デカール貼る最後に問題が・・・肩が分割されており、大きいロゴは切らないと合わないのです(汗)。肩にEFSFとゼネラル・レビルのは絶対に貼りたかったので・・・まずは小さ目に丸めた粘土に肩パーツを密着させる様にくっ付けて、そこにロゴのデカールを貼り、そこを切れるデザインナイフで慎重に切っていくと・・・一度目は見事に失敗しました(泣)。ですが、ある程度は上手く出来たからもう一枚同じデザインのデカールがあったのでそれを使ってもう一度やり、何とか形になりました。そして最後につや消しクリアーを吹くのですが・・・ほぼバラしてから吹くのでパーツ数がかなり多く手間が掛かる上に吹いてる途中から夕立になってしまった為に見事に白く被ってしまいました(汗)。その日の夜は途中で止めて、次の日の朝にまずは白化した箇所に光沢クリアーを吹き付けて白化を消し、その後に再度艶消しクリアーを吹きますと・・・綺麗に仕上がり安心したのですが組むのに3時間以上も掛かったので完成はイベント当日の夜遅くになってしまいました(笑)。
最後は説明書と。
ユニコーンガンダムのHGUCのキットが出た当時はどの模型誌もガンダムユニコーン一色でこのキットをそれなりに仕上げたいというのは夢でもありましたが・・・やはり綺麗に仕上がれるのに大変苦労しました。今回はバンダイのではなく市販の金デカールなので色合いやデザインに大変不安感じていましたがつや消し吹きますとそれは杞憂に終わり、かなりカトキ風になり自分の自信作の一つになりました。大きい機体のクシャトリヤ・リペアードやクスィーガンダム、バウンド・ドックも作るのが大変でしたがバンシィ・ノルンも同じ位に大変でしたが経験があったから生みの苦しみ程度で済んで上手く完成出来たと思います。1、2号機が出来ますとやはり兄弟機でありますノーマルバンシィやフェネクス、FAユニコーンやユニコーンモードも欲しくなるので来年もユニコーン系も作っていきたいです。
ご覧して頂きありがとうございました。
近接防御用のビーム・ジュッテを。レアな武装なのでこれだけは絶対にやりたかったです(笑)
ビームマグナムはオリジナルの色分けにし、カートリッジも金デカールを貼りました。因みにマズルと仕上げのクリアー以外は全て筆塗りです。
後ろ姿は大変ゴテゴテしていて、凄く気に入っています。バーニアのメタリックが良いアクセントになります。
アームド・アーマーXCもなるべく丁寧に塗り分けて金デカールをアクセントにしています。
肩の分割のおかげでデカール貼るのが大変苦労しましたが・・・辛うじて形になりました。
色からして、どうみても悪役機(途中で寝返りますが)なので悪役機にエントリーさせて頂きます。
HGUC ユニコーンガンダム2号機 バンシィ・ノルン(デストロイモード)を作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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