ライジングフリーダムガンダム(オリジナルver)

機体名:ライジングフリーダムガンダム
全高:17.80m
重量:67.90t

ZGMF-X20A ストライクフリーダムガンダムの運用データをもとに開発された世界平和監視機構コンパスの専用機。
機体本体の設計はオーブ連合首長国(モルゲンレーテ社)、武装の開発・製造はプラントの二大兵器メーカー(及びザフトの統合設計局)が担当するなど、国家・体制の枠を超えた最新技術が集結している。

兄弟機のイモータルジャスティスガンダムと共通のフレームを採用しており、運用方法に応じた機体や武装のバリエーションを生み出せるマルチロール的な特性を持つ他、大気圏内と宇宙を往還するコンパスの活動範囲に対応する為、オーブ軍のムラサメの可変技術を導入した飛行型のMA形態への変形機構を採用している。

パイロットは、キラ・ヤマト(IF版)。

経緯について

• シンとの共闘
  シン・アスカとの和解から数年後、キラは准将として世界平和監視機構コンパスで務めるようになる。
  シンとは関係が良好で、キラも「ラクスと同じぐらい僕を気に掛けてくれる人」として信頼を寄せており、特にSEED序盤の自分以外は(弱くてすぐに死んでしまうから)誰にも頼れなかった状況が続いていたキラからしても、シンは「自分より遥かに強い存在」であり、本心では「誰よりも頼れる相手」として頼りたいと思う一方で、シンに対するオーブでの過去の仕打ち(過去の拷問や人体実験)もあって、内心では「オーブの一員だった者」として強い罪悪感も抱いており、未だにシンに助けを求める事ができずにいるのだが......

変形機構
同じ機構と内部フレームを持つイモータルジャスティスと同様に、戦闘機型のMA形態への変形機構が搭載されている。
さらにMA形態でのハイマットモードも可能であり、大気圏突入時にはウイングから絶えず排熱を行えるので、VPS装甲とシールドを活用した上で熱を逃がすためには最適な形態である。
変形自体が非常に簡易な為、戦闘中でも勢いを殺すことなく迅速に変形できるので、MS形態へ変形しながらハイマットモードとなって制動をかけつつビームを避ける芸当も可能。

武装

• MMI-GAU30 31mm近接防御機関砲 シュラークファング
• MA-M727A3 高エネルギービームライフル
• MA-FZ51 ヴェルシーナ ビームサーベル
• MA-BBF75 400mm超高インパルス砲 シュトゥルムスヴァーハー
• MMI-M2020 ヴァイパー3 レールガン
• MMI-X525 インフェクタス ビームシールド
• RQM73 フラッシュエッジG-3 シールドブーメラン

総合的な戦闘能力について

原作のライジングフリーダムと特に変更点は無く、武装面もパイロットも原作と全く同じである。
最新鋭機ブラックナイトスコードにはキラの技量を以てしても及ばないとはいえ、当時のコンパスが所有するMSとしては間違いなく最強クラスの性能を持っており、並のMSはおろかデストロイガンダムですら単独で容易に制圧可能とするほど。

ファウンデーションとの戦いについて

グリフィンは原作同様に、キラに対して精神汚染を行ったが、キラ自身はこの時シンに「自分が見える場所にミケール大佐がいるか」を確認してもらい、その場で本機を待機させる事で、一旦は協定違反せずに踏み留まる。
しかし、この事態を予期していたファウンデーション側にとって唯一のガンダムパイロットが発動した精神汚染によって、キラの意思関係なく無理矢理操られ、結局は原作同様に協定違反を犯すハメになり、ラクスも攻撃を許可せざるを得なくなる。
※ただし、本機はシンの手によって、キラには内緒でアナログビデオレコーダーをコックピットに内蔵されていた為、実は「キラへの精神汚染の痕跡」は映像として残っていた。

ラクス「……分かりました。キラを止めて下さい。キラを助けて下さい……！」

そして、最新鋭機のブラックナイトスコードと対峙し、機体とパイロットの性能差と特殊能力も相まって、本機はフェイズシフトダウンまで追い込まれ、完全に行動不能にされた(内蔵されたビデオレコーダーは無事で、後にシンに回収されている)。
しかし、その直後にシンのイモータルジャスティスが駆け付け、対峙するのであった...。