新作、ブラックナイトスコードシヴァを組み立てました。
今回も独自設定を付け加えています。
機体名:ブラックナイトスコードシヴァ
全高:19.27m
重量:74.87t
ファウンデーション王国の女王親衛隊「ブラックナイトスコード」と同じ名を賜りし、親衛隊専用の最新鋭MS群の1つであり、本機は同部隊の隊長・国防長官・近衛師団長を兼務するシュラ・サーペンタインの専用MSである。
漆黒のカラーリングとスリット状のモノアイ、真紅の差し色が特徴。
パイロットのシュラ・サーペンタインは、女王のアウラ・マハ・ハイバルによって「コーディネイターを超えた種族」として生み出された存在「アコード」の1人であり、基本的に憮然とした表情や冷徹な言動からも想像できるように、非常にプライドの高い性格の持ち主。
女王であるアウラの側近を担っている点からも、宰相の地位にいるオルフェ・ラム・タオとは実質的に対等な関係を築いており、アウラやオルフェからの信頼は非常に厚い。
王国の軍事機関の最高責任者を任されているだけあって、戦闘能力は非常に高く、MSの操縦技術だけでなく剣技においても高い実力を持っている。
そして、高度な近接戦闘能力を備えたアスラン・ザラとの決闘を望んでいるとのこと。
原作との違いについて
リベンジャーズの王であるシン・アスカに対しては、「他よりは腕が立つ」程度にしか認識しておらず、シュラ自身のプライドの高さもあって基本的には見下していた。
しかし原作とは異なり、シンとのサーベルによる決闘は序盤から「シュラの圧勝」とはならず、むしろシンは序盤から互角以上に渡り合っていた。
そして、格下だと油断していたシュラは、シンの想像を絶する力量を前に、徐々に押されていくが、シンの僅かな隙を突いた事で、辛うじてシュラが勝利する。
だが、実はシンの僅かな隙自体、ブラックナイツの実力や態度などを確認するために「わざと行った三文芝居」に過ぎず、シンは最初から勝つ気がなかった。
そして、追い詰められていたシュラはおろか、近くで見ていた他のブラックナイツも、そのあまりの光景を前にして、心を読む事さえ忘れるほど唖然としていた。
特にシュラは「大した事が無い」と口では小馬鹿にしたものの、「自分こそが最強」と示したいが為に虚勢を張る羽目になる。
性能(ブラックナイトスコード共通)
製造元であるファウンデーション王国の高い技術力も相まって、世界平和監視機構コンパス最強クラスのライジングフリーダムやイモータルジャスティスを上回る基本性能を実現している。
そして、指揮官タイプとなる本機「シヴァ」は、ブラックナイトスコードの上位機種とされている。
- 機動力・飛行能力
大気圏内での単独飛行が可能で、機動力も高い。
特に、近接戦での運動性に関しては、ルドラを凌駕している。 - フェムテク装甲
新世代の装甲技術。略称は、FT装甲。
この装甲には、フェムトメートル(0.000001ナノメートル)の領域を制御する技術が採用されており、電力を必要とせず半永久的に防御力を維持しつづける「PS装甲の次世代型」に相当する。ビームの無効化時はバイタルパートが透明となる。
これによって、ラミネート装甲のようにビーム兵器の射撃を無効化できる為、ビーム兵器主体のモビルスーツ相手には相性がいい。その為、遠距離からのビーム攻撃が主体となるドラグーンシステムに対して、ほぼガンメタと言えるほどの耐性を誇る。
実弾に対しても通常装甲以上の防御力を持っており、機関砲やバルカン砲の直撃にもビクともしないほど。
この装甲に通用する攻撃は、対艦刀などの実体兵器による物理攻撃、レールガン、ビームサーベル、高出力ビームの接射ぐらいだが、遠距離からのビーム射撃であっても、威力が桁外れに高いもの(陽電子砲など)には流石に衝撃に耐えられず、場合によっては破壊されてしまう。 - 全天周囲モニター
次世代MSの特徴とされるコックピット技術であり、球状に近いコクピット内壁をすべてモニターとし、パイロットの死角を無くす構造となっている為、視認性が非常に高い。 - 残像生成
ZGMF-X42S デスティニーガンダムのような残像(真の性能とは異なる)を生み出す高機動戦闘が可能であり、ミラージュコロイド技術が使われていると噂されている。 - ビームマント
背部に搭載されたビームマント発生デバイスであり、このマントをビームシールドの代わりの防御手段としても、ビームサーベルのような攻撃手段としても使用できる為、攻防に隙が無い。
本機の場合はシュラの技量もあって、白兵武装として積極的に使用される。 - レーザーサイト
ロック時に頭部から敵機に向けて照射される機能で、無人機への攻撃指示を兼ねている。 - 精神感応能力
厳密に言えば本機ではなく、パイロットであるアコードたちの固有能力である。
テレパシーのように互いの精神を読んで言葉を交わさずともコミュニケーションが取れる他、一方的に他者の心を読んだり、さらに一種の精神汚染による洗脳状態に陥れて操ったり、様々な応用が可能。
ただし、全ての敵に対して優位に立てる訳ではなく、少なくとも精神力の強い相手は、洗脳を跳ね除ける事は可能であり、心を読む精神干渉に関しても、以下の対策方法が確認されている。- 何も思考せずに戦う事で、動きを読めなくする。
- 様々なパターンでの動きを思考する事で、予測困難にする。
- 別の人間がMSを遠隔操作する事で、動きを誤認させる。
- 自らの心の闇の深さを見せつける事で、逆に恐怖に陥れる。
- 異性への愛に溢れた思考、如何わしい思考(例えば破廉恥な妄想)などを読ませて動揺を生む。
※余談だが、「ガンダム」の名前を冠するMSではない為、本機の性能とアコードの固有能力によって、全てのガンダムをぶっ潰す力を持つMSにも互角に対抗できる。
武装
本機は、シュラが好む「一騎打ち」に合わせて近接格闘戦に特化しており、さながら舞踏のような回転を織り混ぜた高速格闘戦だけでなく、多数の近接武器を状況に応じて適切に使い分け、敵エースのMSを確実に狩るのに特化したカスタマイズがされている。
- VIG-E3/M 近接対装甲刀 ディス・パティール
ジャマダハルに近い形状の大型ヒートソード。
刀身の赤熱化によって、並大抵の実体シールドを簡単に両断できる斬撃力を有する。
使用しない場合は腰の後ろ側にマウントする。 - OWC-M5A2 ビームサーベル
腰のサイドアーマーの右側に1基、左側に2基装備されている(恐らく利き手に合わせた配置)。
連結機能を有しており、片方は柄を連結させることで薙刀状の「ツインビームサーベル」にすることができる。
この状態で非連結状態のビームサーベルを構えた変則三刀流で戦う事も可能。 - OWC-2800F ビームソード
両足の爪先に装備されたビーム兵装。
配置としてはイージスガンダムような直接出力するタイプで、蹴りに合わせた斬撃で使用される。 - OTS-E3/M ロック・シールド スヴァローグ
上下にそれぞれ小大の挟み込み型のヒート式クローを装備した実体シールドであり、中央部にはビームシールド発生装置も内蔵している。
盾部分は、FT装甲製でありながら、本体よりも分厚く、ビームシールドに頼らずとも、ビームサーベルやレールガンの直撃にも耐えるほどの防御力を有しており、ビームシールドも合わさって、ブラックナイトスコードのMSの中でも最上位クラスの防御性能を誇る(ビームマント抜きであれば、ガンダムブラックナイトスコードをも上回るほど)。
さらに、クローを内蔵している関係上、盾そのものを斬撃武器として扱える他、小型クローはワイヤーによる射出が可能。
※ビームシールドは、クリアのプラ板を使いました。 - VIG-M70C 近接短針投射システム
本機最大の隠し玉とされる武装であり、胸部装甲を展開し、大量の硬質ニードルを高速連射し、敵機を滅多刺しにする。
PS装甲を無効化可能な実体兵器であり、長時間かつ同時に面で実体攻撃する為、膨大なエネルギー消費によるフェイズシフトダウンを引き起こすだけでなく、更にはPS装甲で覆い切れない駆動部やセンサー等脆弱な部分やフェイズシフトダウンした装甲も貫通させられる。
実際に劇場版でも、フェイズシフトダウンする前のライジングフリーダムガンダムに使用してVPS装甲を突破してみせている事から、大抵のレールガン以上の威力を1発1発が有しているという事になる。
防御を当てにした相手をコクピットごと串刺しにしてしまう強力な武装だが、硬質ニードルの収納スペースの関係上、一度の出撃で1回しか使う事ができないので、文字通り基本的には必殺の使い切り武装である。
ただし、オリジナル版では、ライジングフリーダムのみならず、イモータルジャスティス(と言うよりもそのパイロットの実力)の存在を警戒した隊長補佐の進言と提案を受けて、両機を確実に仕留める目的で「収納スペースの見直しと拡張を行いつつ、ニードルの2倍増量する」という少々強引な改造が行われ、何とか2回目の発射を可能にした。
これによって、ライジングフリーダムは難なく行動不能にできたが、イモータルジャスティスは「敢えてフェイズシフトダウンしながら、真横に避けて、すぐに再度装甲を展開する」という荒業によって、右脚部に掠りつつも、直撃はせず(奇跡的に稼働範囲にも影響がない)、着弾による電力消費も上手く回避に成功している。
有効射程の都合上、使用される状況はおおよそ格闘最中の相手の虚を突いた不意打ち、騙し打ちが基本。言ってしまえば読んで字の如くの含み針であり、騎士の名を冠する機体にしては騎士道精神の欠片もない武装だと言わざるを得ない。
戦闘能力について
シュラの高い実力もあって、ブラックナイトスコードルドラとは別格の強さを誇り、ライジングフリーダムでさえも撃破に追い込まれている。
しかし…………
ライジングフリーダムに匹敵する性能を持つイモータルジャスティス(IF版)相手には、そのパイロットが心技体を極めた上に精神感応すら通じない実力者だった為、本機単独では逆に圧倒されてしまう。
そして、後から応戦してきたルドラ4体との共闘でやっと互角まで持ち込み、イモータルジャスティスをようやく撃破に追い込んだが、本機も無傷では済まされず大破させられている(シュラ本人はシヴァごとガンダムブラックナイトスコードに回収されて撤退を余儀なくされている)。
※この事態に備えて、事前に「シヴァの予備パーツ」を用意していた為、修復後すぐに戦線復帰できている。
ハーデスインパルスガンダム黄泉冥王とは、ほぼ全ての面で相性が最悪(その理由はこちらを参照)であり、本機単独では勝負にならず(しかも騎士道精神に則った正々堂々とした一騎打ちで)簡単にねじ伏せられ、上位機種のカルラと共闘しても、ダメージを与えられず、まとめて圧倒されている。
以上、ブラックナイトスコードシヴァでした。
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好きな機体は、インパルスガンダムです。
ただ、投稿する作品の機体の設定や世界観は、原作と大きく異なるものがあり、別々のガンダムシリーズの設定をクロスオーバーさせた作品もあります。
また、ガンダムシリーズのみならず、仮面ライダーなどの特撮作品も観ている為、私が投稿する作品の機体の中には、それらを参考にした独自の設定が、これでもかと言うほど満載されています。
塗装もあまり得意では無いので、温かい目で見ていただけると幸いです…。
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