元々HGアカツキガンダム自体は持っていたのですが、今回は新たに購入したガンバレルストライカーを塗装・改造しつつ、独自設定を多数盛り込む事で、ストライクフリーダムやデスティニーに並ぶ、ムウ・ラ・フラガ専用の超高性能MSとして生まれ変わらせました(ただし、カガリにも操縦可能な設定にしています)。
機体名:ホムラアカツキガンダム
全高:18.74m
重量:77.57t
アカツキガンダムに大改修を施した上で、新型バックパック「ホムラ」を装備した新形態。
主なパイロットはムウ・ラ・フラガだが、本機の所有権を所持するカガリ・ユラ・アスハも代理操縦が可能(いずれもIF版)。
性能
外観こそアカツキ本体と変わらないものの、実際には大改修が施されており、性能面は大幅に強化されている。
- 動力源
ハイパーデュートリオンエンジンへと交換されており、無限に近い稼働時間と高出力を実現している。 - 機動力・スピード
エンジン出力向上とスラスター強化によって、大気圏内での単独飛行を可能としている。
さらに背部バックパック「ホムラ」によって、オオワシ以上の機動力を誇り、その気になれば亜光速レベルまで加速可能(ただし、相応の負担がパイロットにも掛かる)。 - 攻撃能力
両腕と両脚には高エネルギー収束機器の搭載しており、武器を持たずとも高い攻撃力を誇る。これは、後述するヤタノカガミとVTP装甲の併用によって可能となったもの。
さらに後述する武装面も、従来のアカツキ以上に豊富となっている。 - 防御力・耐久性
以下2種類を複合した特殊装甲となっており、絶大なビーム耐性のみならず、実体兵器にも高い防御力を手に入れている。- ヤタノカガミ
全身の黄金に輝く鏡面装甲。
ビームを屈折・反射する特徴を持ち、敵の放ったビームを機体の表面で受け止め、相手にそのまま跳ね返す、あるいはそのビームを別の敵機に当てるという芸当も可能とする。
反射出来るビームの上限が極めて広く、通常のビームライフルはもちろん、ガナーザクウォーリアが持ちうる高出力のオルトロスすら反射できるほどで、果ては戦艦に搭載された主砲や陽電子砲までも無効化できるほどであり、ビーム兵器に対してほぼ無敵の強さを持つ(跳ね返し切れない陽電気などの高出力ビームは拡散に止まっているが、それでも規格外の防御力)。極めつけは、本機にとってギリギリ(ヤタノカガミが赤熱化・熔解する)とは言え、戦略兵器レクイエムのビームですら反射してしまう。 - ヴァリアブルトランスフェイズ装甲
VPS装甲(ヴァリアブルフェイズシフト)とTP装甲(トランスフェイズ)の長所をそれぞれ組み合わせた特殊装甲であり、本機では関節部を含めた全箇所に施されており、さらには全身のヤタノカガミと組み合わせる事にも成功している。
略称は、VTP装甲。
TP装甲のように「被弾時にのみ反応し、被弾箇所周辺にのみフェイズシフトする」仕組みであり、エネルギー消費を大幅に軽減する事に成功している他、VPS装甲のように「流す電流の量を変化させる」事で省エネルギー化だけでなく、逆に強度を上げる事でTP装甲の「実弾防御力が従来のPS装甲に若干劣る」という欠点を解消している。
本装甲によって、ヤタノカガミの「実体兵器に弱い」という欠点をカバーしており、機関砲やミサイルのみならず、レールガンにも難なく耐えられる。 - 弱点について
上記のように、ビームと実体兵器の両方に対して、驚異的な防御力を実現しているが、実はこれでも少なからず弱点が存在する。
まず、ヤタノカガミは施されていない関節部は、ビーム兵器によって破壊できる(それでも関節部にもVTP装甲が施されている為、実体兵器でも破壊は難しい)。
次に、対ビーム装甲に滅法強い対艦刀、加えて磁場によりビームを形成するビームサーベルに対しても、一撃であれば両断こそしないが本装甲にはダメージが確実に入ってしまい、これが数撃以上となれば両断可能となってしまう。特にビーム刃を併用するタイプの実体兵器や対艦刀に対しては、通常装甲と大差ない防御力しか持たない為、一撃で撃破されかねない。
- ヤタノカガミ
武装
改良されたシールドを除けば、本体の武装面は原作と概ね変わらないが、新しいバックパック「ホムラ」によって、あらゆる領域で高い攻撃力を発揮可能となっている。
- M2M5D12.5mm自動近接防御火器
頭部に内蔵されているバルカン砲。
同時代の地球連合軍で普及したトーデスシュレッケンタイプのオーブ輸入仕様。 - 73J2式試製双刀型ビームサーベル
日本刀をイメージした柄の形状を持つ近接格闘用武器。
普段は連結したまま1つになっており、分離して2刀流にしたり、ライフルと合体し銃剣にすることも可能。 - 72D5式ビームライフル「ヒャクライ」
ストライクガンダムが使用する57mm高エネルギービームライフルをベースにした改良品。
フォアグリップの代わりに、ビームサーベル用のマウントラッチが設けられており、ビームサーベルを銃剣としても使用可能とする。
不使用時は右腰部に装着される。 - 試製71式防盾
アカツキ本体と同時期に開発された実体シールドで、左腕に装備される(右腕にも装備可能)。
本装備に関しては本体改修に伴って強化が施されている。
ヤタノカガミ部分は、外側のみならず全体に施されており、中心部に至ってはVTP装甲を複合しつつ、その内部装甲は相当分厚くなっており、こちらも陽電子砲を無傷で防げるだけでなく、本体では防げないビームサーベルや対艦刀をも防御可能であり、さらにビーム刃を併用するタイプの実体兵器や対艦刀に関しても、最低でも5撃以上打ち込まなければ破壊不可能なレベル。
先端部が尖っており、打突兵器としても使用可能。 - 試製71式ガトリングブレード
ビームシールド発生装置を内蔵された実体盾に、ガトリング砲と実体ブレードを一体化させた複合兵装であり、右手に装備される(左手でも装備可能)。
機体の右側に大きく重心がかかる為に使い勝手が悪いが、本機は出力向上によって本装備を軽々と振り回せるようになっており、加えて左腕にも試製71式防盾を装備しているので、バランスの悪さもある程度解消されている。
複合兵装の名に違わず、白兵戦・砲撃戦・防御という様々な場面にて使用可能で、攻防の転換を素早く行える強みを持つ。- 実体ブレード
実体盾の表面先端部に内蔵された実体剣であり、ヤタノカガミと超高品質レアメタルの複合素材によって作られている。
並大抵の実体剣はおろかガーベラストレートさえも凌ぐ斬撃力と、高出力ビームサーベルとも互角に斬り結べる耐久性を併せ持つ。
さらにヤタノカガミの特性を有している関係上、このブレード自体がシールドとしても機能するだけでなく、通常のビームライフルはおろか、高出力ビームや陽電子砲でさえ、切り裂いて躱す事も可能となっている。 - 実体盾
上述の試製71式防盾と同じく、ヤタノカガミとVTP装甲の複合した分厚い特殊装甲で構成された実体式シールドであり、こちらも陽電子砲を無傷で防げるだけでなく、本体では防げないビームサーベルや対艦刀をも防御可能。
加えて、本シールドの中央部にはビームシールド発生装置を搭載しており、これを展開する事で、試製71式防盾では数撃までが限界だったビーム刃を併用するタイプの実体兵器や対艦刀をも問題なく防ぎ切るだけでなく、理論上はレクイエムやコロニーレーザーのような戦略兵器ですら2回までは耐えられる(ただし、パイロットの生死とアカツキ本体の衝撃耐性を無視した想定である)。 - ガトリング砲
実体盾の裏面に、実体ブレードと重なるように内蔵された大型ガトリング砲。
たった1弾でも、並大抵のMSはおろかFT装甲を持つMSですら撃破可能な威力を誇り、ガトリング砲としての高い連射性能も相まって、実弾耐性の強いPS装甲でさえダウンさせつつ撃破に持ち込めるほど。
※ガンバレルストライカーのガトリング砲を使いました。
- 実体ブレード
- 全領域装備「ホムラ」
新たに開発された専用オプションであり、その名の通り、地上・空中・宇宙のあらゆる環境に対応可能とする。
基礎設計はオオワシをベースとしている為、巨大な主翼・副翼とブースターによる高い機動力をブラッシュアップしているだけでなく、専用兵装「スーパーガンバレル」と大型リニアキャノン2基を追加搭載しており、従来の高エネルギービーム砲2基と併せて、火力面も大幅に強化されている。
こちらにも本体同様の複合装甲が施されている。- 73F式改高エネルギービーム砲
ホムラ下部に懸架された高出力ビーム砲であり、砲身には本体同様の複合装甲が施されている。 - 73F式改大型リニアキャノン
ホムラ上部に搭載された超大型砲2基であり、ゼウスシルエットを基にした新兵装。
砲身は、折り畳んだ状態でも、2連装砲として使用可能。
そして、リニアキャノン運用時には、砲身を全面展開し、爆薬に陽電子を用いた地中貫通弾または陽電子砲弾を超高速にて射出する事で、大型拠点を一撃で破壊するほどの威力を誇り、PS装甲ですら粉砕可能とする。さらに砲身下部のグリップを展開する事で、精密射撃も可能とする。
砲身そのものにも冷却機能が備わっている上、複合装甲の耐久性の高さもあって、基本的に一撃だけで砲身が焼き切れる事はなく、砲身も交換不要となり、結果的に連射性能の向上にも繋がっている。
1発撃つだけで莫大な電力を消費するが、本機に内蔵されたハイパーデュートリオンエンジンによって、問題なく使用可能となっている。
リニアキャノンの残弾数は最大20発までとなっており、限りがあるとは言え、実用レベルとしては充分に多い。
※ゼルトザームアームズのフォールディングデストランチャーを2つ使いました。 - スーパーガンバレル×4
メビウス・ゼロに搭載されていたガンバレルの発展型システム。
開発にあたっては、従来ガンバレルのみならず、2世代型ドラグーンシステム等の最新技術が生かされている。
このスーパーガンバレルにも、本体同様の複合装甲が施されており、端末それぞれが撃ち落とされにくくなっている。
「紛失を防ぐため」に端末とホムラ本体はケーブルで接続されているが、操作に関しては量子通信システムが使われている為、ケーブルが切断されても運用可能。それどころか、ケーブル自体が接続と切り離しの機能を備えており、他のドラグーンシステムのような無線式コントロールも可能という強みまで持っている。
有線式コントロールについても「ケーブルによる電力供給」という有線ならではの利点により、半永久的なオールレンジ攻撃を可能とするだけでなく、「ケーブルによる絡め取りや拘束」という運用が可能であり、ケーブル自体もヤタノカガミこそ無いが、VPS装甲は施されている為、ビーム兵器でなければ破壊不可能。
そしてスーパーガンバレル自体は、分離操作に関しては高い空間認識能力が必要不可欠だが、ホムラ本体に接続したまま補助ブースターを兼ねた固定砲台としても使用可能となっており、空間認識能力を持たないパイロットにとってもデッドウェイトになりにくい設計になっている。
当然、高い空間認識能力を持つムウは問題なくフル活用できるが、特別な空間認識能力も持たないカガリは、専らスーパーガンバレルを固定砲台として活用している。
※言うまでもなく、ガンバレルストライカーを使いました。- キャノン砲×1
従来ガンバレルはレールガンだったが、本装備ではレールガンとビーム砲の2種類の切り替えが可能になっており、PS装甲やFT装甲等に対しても確実な有効打を与えられる。 - ミサイルポット×2
本装備自体は従来と変わらないが、ミサイル搭載数は3倍に増加しており、より強力な弾幕を張れる。
- キャノン砲×1
- 73F式改高エネルギービーム砲
総合的な戦闘能力について
圧倒的なビーム耐性のみならず、実弾に対しても強い耐性を獲得し、さらに動力面や新型バックパックによる攻撃性能の強化によって、総合的な性能は飛躍的に向上しており、ムウ(代理操縦時はカガリ)の高い操縦技術も合わさって、戦闘能力も大幅に強化されており、マイティーストライクフリーダムガンダムやスプレッドインフィニットジャスティスガンダムに匹敵するほど。
しかし、その強さを以てしても、ハーデスインパルスガンダム黄泉冥王には歯が立たず、有効打を全く与えられない。
以上、ホムラアカツキガンダムでした。
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SEEDシリーズにありそうな設定が良い味出しています。
好きな機体は、インパルスガンダムです。
ただ、投稿する作品の機体の設定や世界観は、原作と大きく異なるものがあり、別々のガンダムシリーズの設定をクロスオーバーさせた作品もあります。
また、ガンダムシリーズのみならず、仮面ライダーなどの特撮作品も観ている為、私が投稿する作品の機体の中には、それらを参考にした独自の設定が、これでもかと言うほど満載されています。
塗装もあまり得意では無いので、温かい目で見ていただけると幸いです…。
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