HGUC No.157 PMX-000 メッサーラ

HGUC メッサーラを成形色仕上げ＋αで作ってみました。メッサーラはZガンダム放送当時は1/220のしかなく、1/144で出ないのはがっかりしましたが出来が良くて部分塗装だけして飾っていた記憶があります。やはり大きさがネックで1/220でも1/144並みのボリュームがあり、スラスターユニットも大きいから立たすのが難しいと思ってました。ですが、HGUCが展開される様になってから関節強度が上がったのでジ・オやパラス・アテネの様な大型な機体もキット化されて待っていた方は多いと思います。今でも再販されると大人気で中々買い難い状況ですが自分は初版当時に買えてたので今回はそのキットを丁寧に精密感アップを目指して作る事にしました。

塗装箇所とカラーレシピ

バーニア内部等→(クレオス)GXメタルレッド

バーニア外部等→(ガイア)フレームメタリック(1)

黄色部→新ガンダムカラーMSイエロー

メカ部グレー部→(クレオス)ニュートラルグレー

機首ピンク部→(クレオス)GXメタルピーチ

メタリックの一部以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。

デカールはガンダムデカールのMGクロスボーンガンダムX2とZガンダム、シナンジュ・スタイン(全てVer.Ka)をメインにスジボリ堂のロボデカールなども使いカトキ風にしています。

まず仮組みして思ったのは変形を前提にしてますからABSを作った関節でやや硬く、外す際には苦労しました。脚を中心に合わせ目も多いので挟み込なので太腿はキチンと消しましたが脛周りはダンモを使って段落ちモールドにしました。下腕も合わせ目があるので・・・そちらも片側が0.2のタガネで彫り、合わせ目はダンモを使って段落ちモールドにしてます。塗装には関節やフレーム箇所がかなり白いグレーでその辺りにはニュートラルグレーを入れています・・・おかげで二重構造っぽくなりました。結構ニュートラルグレーを筆塗りして良い感じになり強そうに手間暇掛けた甲斐がありました。

スラスターユニットの合わせ目はそのままだと曖昧なのでそちらも3㎜のダンモで段落ちモールドにしました・・・こうすると墨入れすると引き締まります。バーニア周りは頑張って塗分けて総推力があり、劇中で見せた速度を感じさせる用にしてます。デカールは同じPMXシリーズのボリノーク・サマーンやパラス・アテネ以上に細かく貼りました・・・大きい機体なのでMG ver.kaのデカールを中心にカトキ風にしてますがジュピトリス艦内で開発していたも出したかったのでスジボリ堂 ロボデカールも相当な枚数を貼りました。おかげで貼り終わるまで4日も掛かってます。

メッサーラは初登場した時、MA形態で登場したので今回は破損が怖いながらも(笑)変形させてみました。変形自体はそんなには難しくないのですが・・・フレーム部分がABSでクリアー吹いてあるので、かなりギシギシしていてしかも至る所にデカール貼ってあるから剥がれるのも怖かったです(汗)。僅かにクリアーが剥がれただけで変形出来たのですが・・・変形用の専用パーツにロック出来るようにダボがあるので安定感は抜群でした。ただ、相当重いのでキットに付属の台座でも上手く飾らないとひっくり返る可能性あるので気を付ける方が良いですね。

最後は説明書と。

PMXシリーズの大きいサイズの重MSはなので今回も案の定難しいキットでした・・・ですが、合わせ目をなるべく段落ちモールドにすると難易度が下がります。PMXシリーズの他の三体に負けない程のカッコ良さでこれは人気があるのはわかります。変形形態もバランスが取れていて安定感もあり、これはABS関節の恩恵だと思います。大きいキットの割にはサクサク組める上に色分けもかなり良いので見かけましたら手に取って見て貰いたいです・・・これでPMXシリーズを全て完成させる事が出来て本当に良かったです。

ご覧して頂きありがとうございました。

メタリックを塗る部分は艶消しクリアー吹いた後にマスキングして吹きました。

装甲裏もなるべくニュートラルグレーを塗ってます。

クローやビーム・サーベルも全てキチンと仕上げました。

異形なデザインながらも可動箇所が広く、ポージングも決まります。

なるべく細かく塗分けています。

MA形態も猛禽類みたいでカッコ良いですね。

パラス・アテネやボリノーク・サマーン、ジ・オと同じ感じにデカールを貼りましたから統一感は出ました。

ですが完成させるのは中々大変でした(笑)。