機体解説 RX-78-X00

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一年戦争終結後に国連軍技術研究開発本部とアナハイムエレクトロニクス社合同で行われたガンダム開発計画”GP計画”の計画初期に開発された機体で一年戦争中の名機RX-78-02ガンダムを再設計した試験機。機体そのものはかつての02ガンダムと同型だが、試作型全天周囲モニター・リニアシートを搭載し、機体出力も向上しているなど後の第二世代機のテストベッドとしての側面も持つ。その一方で試作機という事もあり、過剰なまでの反応速度や機体制御の難しさなど扱いにかなりの癖があり、乗り手を選ぶ機体となったため、本格的な試作機が開発されてからは北米シャイアン・マウンテン基地内の研究施設にて保管されていた。

デラーズ紛争と国連軍によるガンダム開発計画破棄により本機も試作機としての任を解かれて用途廃棄になる予定であったが、当時シャイアン・マウンテン基地勤務だったアムロ・レイ大尉が同基地所属のアグレッサーパイロットになった際に本機を使用。かつての一年戦争ガンダムエースの手によりフルスペックを叩き出したX00は

デラーズ紛争と国連軍によるガンダム開発計画破棄により本機も試作機としての任を解かれて用途廃棄になる予定であったが、当時シャイアン・マウンテン基地勤務だったアムロ・レイ大尉が同基地所属のアグレッサーパイロットになった際に本機を使用。かつての一年戦争ガンダムエースの手によりフルスペックを叩き出したX00は"白い悪魔の再来"と呼ばれた。一方で国連軍内での派閥争いから紛争化したグリプス戦役ではカラバに参加したアムロ・レイにより本機は持ち出され、カラバにてディジェと併用する形でアムロが運用した。その後はアムロがロンド・ベル隊へ異動した事で再びパイロット不在となり、シャイアン基地に戻され、基地勤務のMSパイロットからは"コレをまともに操縦できればエース"と呼ばれるようになった。その一方でアナハイムはグリプス戦役での活躍からX00の改修を行い、後に発見された一部資料からサイコミュ対応機に改修された可能性が指摘されている。

アムロ・レイがシャア・アズナブルと共にMIA(作戦行動中行方不明)となった第二次ネオ・ジオン抗争終結から半年後のUC.0093.9月4日。シャイアン基地第26整備ハンガーより突如発進。国連北米方面軍の大捜索にもかかわらず機体は発見されなかった。また、発進時ハンガーの監視装置全てが切られていた事から何者かによる強奪の可能性大として捜索範囲は地球から各サイドへと広げられたが発見に至らなかった。

アムロ・レイがシャア・アズナブルと共にMIA(作戦行動中行方不明)となった第二次ネオ・ジオン抗争終結から半年後のUC.0093.9月4日。シャイアン基地第26整備ハンガーより突如発進。国連北米方面軍の大捜索にもかかわらず機体は発見されなかった。また、発進時ハンガーの監視装置全てが切られていた事から何者かによる強奪の可能性大として捜索範囲は地球から各サイドへと広げられたが発見に至らなかった。

迷宮入りかと思われたこのX00失踪事件から2年後のUC.0098.10月に事態は急変。サイド6周辺宙域にてかつてのアムロ機に酷似した機体の目撃情報が多数報告されるようになり、更に同年12月にはサイド6イズマコロニー周辺宙域にてサイド6軍警察所属のネモがX00と遭遇し交戦。その結果ネモ2機が撃墜される事態となった。これを受けてサイド6側はX00およびそのパイロットを指名手配。更に軍警察MS隊には撃墜命令を下した。

迷宮入りかと思われたこのX00失踪事件から2年後のUC.0098.10月に事態は急変。サイド6周辺宙域にてかつてのアムロ機に酷似した機体の目撃情報が多数報告されるようになり、更に同年12月にはサイド6イズマコロニー周辺宙域にてサイド6軍警察所属のネモがX00と遭遇し交戦。その結果ネモ2機が撃墜される事態となった。これを受けてサイド6側はX00およびそのパイロットを指名手配。更に軍警察MS隊には撃墜命令を下した。

この事態に国連軍はロンド・ベル隊をサイド6に派遣。ロンド・ベル隊参謀のシャリア・ブル中佐率いるペガサス級[ペガサス]を旗艦とした先遣艦隊がイズマコロニー宙域へ展開した。事態が悪化していく中で軍警察、国連軍共にパイロットを特定しようとしていたが、同時に出現した所属・型式不明のMSの妨害もあって捜査は難航。軍警察が雇い入れた元ロンド・ベル隊のエースパイロット、シイコ・スガイが駆るガンダムMkⅡと死闘を繰り広げるもX00および謎のMS共に鹵獲には至っていない。 なお、ロンド・ベル先遣隊としてペガサスでイズマコロニーに駐留しているシャリア・ブルの徹底した静観にロンド・ベル隊指揮官のブライト・ノア大佐は元ジオンでもあるシャリアに不信感を抱いている。シャリア・ブル[扱いが難しいのですよ。あのX00と

この事態に国連軍はロンド・ベル隊をサイド6に派遣。ロンド・ベル隊参謀のシャリア・ブル中佐率いるペガサス級[ペガサス]を旗艦とした先遣艦隊がイズマコロニー宙域へ展開した。事態が悪化していく中で軍警察、国連軍共にパイロットを特定しようとしていたが、同時に出現した所属・型式不明のMSの妨害もあって捜査は難航。軍警察が雇い入れた元ロンド・ベル隊のエースパイロット、シイコ・スガイが駆るガンダムMkⅡと死闘を繰り広げるもX00および謎のMS共に鹵獲には至っていない。

 

なお、ロンド・ベル先遣隊としてペガサスでイズマコロニーに駐留しているシャリア・ブルの徹底した静観にロンド・ベル隊指揮官のブライト・ノア大佐は元ジオンでもあるシャリアに不信感を抱いている。

シャリア・ブル[扱いが難しいのですよ。あのX00と"ガンダムクァックス"は]

コメント

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  1. cinnamon-1 15分前

    ストーリーの設定、起承転結と言いますか、話の筋が通っていて、素晴らしいですね👍 私は、物語の設定、ストーリーの組み立ては苦手なので、とても羨ましいです😁👍

  2. 与一 2時間前

    今ネタに繋がるガンダム素晴らしいストーリーですね🩷

    又、次も楽しみです🥰💖✨👍

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