オデュッセウス級3号機 ペルセウスガンダム
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「ペルセウスか…あれはな、サナリィの革新的技術とブッホの野心が結びついて生まれた機体だ。単なる新型ガンダムじゃない。アナハイムに対抗するための意思、そのものだよ。――言ってしまえば、これは企業同士の戦争なんだ。」
ージョブ・ジョンー
機体名 ペルセウスガンダム
型式番号 F104-03
分類
第5世代試作高機動迎撃モビルスーツ
母体機:オデュッセウス級3号機
姉妹機:
オデュッセウス級2号機ヘラクレス ←《本機》→オデュッセウス級5号機クーフーリン
所属 地球連邦軍(試作)
開発 サナリィ、ブッホ・エアロダイナミクス社による共同開発
(唯一サナリィとブッホが共同開発した最初で最後のガンダムとなる)
機体スペック
頭頂高 26.0 m
本体重量 35.0 t
全備重量 70.0 t
主動力 熱核融合炉(次世代試作型)
ジェネレーター出力 6,320 kW
※F90の約2倍
(大型MS化による出力増強)
【推力通常時】※ミノフスキーターボ非稼働
スラスター総推力 200,000 kg
推力重量比 2.86
ミノフスキー・ターボ起動時、ペルセウスガンダムの推力は通常時の200,000kgから約40%増加し、総推力は280,000kgに達する。これにより全備重量70tの機体に対する推力重量比は4.00となり、瞬間的には小型高機動機に匹敵する加速性能を発揮する。増加分の推力は背部に配置された8基のシェルフノズルによって発生し、1基あたり約10,000kg相当の推進補助を担う。
【ミノフスキー・ターボ起動時】(最大120秒)
スラスター推力換算 280,000 kg
推力重量比 4.00
武装
高出力ビームライフル改 ×1
大型ビームサーベル ×2
試作型ビームシールド
サイコフラッシュ×1
ミノフスキーターボ
■ミノフスキー・ターボ(Minovsky Turbo)概要①
ペルセウスの背部に搭載されたシェルフノズルはミノフスキーターボとしての機能を併用する。ミノフスキー・ターボは、従来のミノフスキーフライトが担っていた「浮遊・揚力生成」機能を拡張し、生成したミノフスキー粒子場を推進制御へ転用することで、短時間ながら疑似的な推力増強を可能とした発展型システムである。
■特徴
●1)浮遊だけでなく推力として利用
通常のフライトが「浮く技術」なら、ターボは「押し出す技術」。つまり空中での急加速、急旋回、急制動が異常に鋭くなる。
●2)副作用としてジェネレーター出力を一時的に強化
粒子場制御により炉心の出力特性を一時的に最適化し、瞬間的に出力を引き上げる。ただしこれは“強化”というより、安全リミッター解除に近い現象。
●3)時限的作用
過負荷が避けられず、連続使用は不可能。
「短時間だけ怪物になる」代わりに、冷却と整備を必要とする。
■ミノフスキー・ターボ(Minovsky Turbo)概要②
■ミノフスキー・ターボ起動時スペック上昇値
(ペルセウス/時限起動モード)
■起動時間 最大180秒(安全域は100秒)
■機体性能上昇値
●推力換算値+35〜45%
ミノフスキーフライトの粒子場を推力方向へ偏向。実質的に大型ブースター追加に匹敵。
●瞬間加速性能+60%
初速が跳ね上がる。迎撃時の“踏み込み”が別次元。
●最大速度(大気圏内)+20%
巡航ではなく、戦闘機動中の上昇。
●旋回性能+25%
粒子場制御で慣性制御補助がかかるため、
26m級MSとは思えない切り返しが可能。
●ジェネレーター瞬間出力+15〜20%(リミッター解除状態)
ビーム兵装の威力・連射性能が向上。
宇宙世紀0100年代初頭、ペルセウスに搭載されたミノフスキー・ターボは、フライト用粒子場を推力へ転用する過渡期技術であった。短時間ながら高加速を実現したが負荷も大きかった。この研究で確立された粒子指向制御と高密度化理論は体系化され、後に恒常推進機関「ミノフスキー・ドライブ」へ発展し、V2ガンダムに結実した。
※写真はサイコフラッシュの発光準備に入るペルセウスガンダム
■サイコフラッシュ①(Psycho Flash)
サイコフラッシュは、ペルセウスガンダムに搭載された対サイコミュ兵装無力化システムである。機体頭部に内蔵された発光装置から特殊な高密度光信号を照射し、対象機のサイコミュ制御回路へ干渉することでサイコミュ兵装および関連機能を一時的に無効化する。
照射時間は最大5秒と極めて短時間であるが、光信号は可視光と同時にミノフスキー粒子変調信号を含んでおり、照射範囲は基本的に「光が届く範囲」に及ぶ。対象機がこの光信号を視覚センサーやサイコミュ受信系を通して認識した瞬間、内部のサイコミュ制御プログラムに誤作動が発生し、サイコミュ・ブロックが強制的に停止状態へ移行する。
この効果はサイコミュ兵装やサイコフレームを搭載した機体に限定される。外装に露出したサイコフレームだけでなく、内部構造に組み込まれたサイコミュ・モジュールにも干渉するため、ファンネル、ビット、インコムなどの遠隔兵器の制御が遮断される。また機体に搭載されたサイコミュ制御装置そのものにも影響を及ぼすため、ニュータイプ用機体では一時的に反応速度や操縦補助機能が低下する。
■サイコフラッシュ②(Psycho Flash)
さらにサイコフラッシュの光信号を受けた機体は、安全制御系が異常信号を誤認識することで機体機能が強制停止状態に移行する。この停止状態は約3分間持続し、その間はサイコミュ機能のみならず機体の運動制御プログラムにも制限がかかるため、実質的に戦闘不能状態となる。ただし、この影響はサイコミュ関連システムを搭載した機体に限定され、通常の火器管制装置のみで構成された機体やサイコミュ非搭載機には効果を発揮しない。サイコフラッシュは宇宙世紀0100年代初頭に試験的に導入された技術であり、当時増加しつつあったサイコミュ兵装搭載機体への対抗手段として研究された。光信号による情報干渉という概念は後の時代に発展し、対モビルスーツ用電子戦兵装として体系化されていく。
その研究成果はさらに発展し、後の時代に登場する特殊兵装「ミダス・タッチ・フラッシュ」へと繋がる。これはサイコフラッシュの原理を拡張し、モビルスーツの運動プログラムそのものに干渉するコンピュータウィルス型光信号兵装として完成されたものである。
■機体コンセプト(ペルセウス/ゾーリン・シールド)
「空を制圧するのではなく、“空域そのものを封鎖する”迎撃型ガンダム」
ペルセウスは、オジマンディアスのように運用計画:ZORIN SEED によって開発された高火力・高機動による突破型MSに対抗するため、地球連邦軍工廠・サナリィ・ブッホの共同開発で生み出された防衛・迎撃思想のフライト対応ガンダムである。本機は「敵を撃破する」ことよりも、敵の行動を奪い、戦域を支配することを最優先に設計されている。
■設計思想(3本柱)
●1)“盾”としての制空能力
ミノフスキーフライトを高効率化し、長時間滞空と高高度制御を可能とする。また、ミノフスキーターボによる単機で制空権を確保する。
●2)迎撃・妨害による戦域封鎖
高精度センサーと誘導制御、ファンネル系迎撃端末を組み合わせ、敵のファンネル・ミサイル・サイコミュ及びサイコフレーム搭載MSを無力化する。
■F104である理由
ペルセウスガンダムの型式番号が従来の「RX-104」ではなく「F-104」とされたのは、本機が単なるセカンドGP計画の延長機ではなく、地球連邦軍の新たな開発体系=フォーミュラー計画に組み込まれたことを明確化するためである。もともと本機はオデュッセウス級3号機として「RX-104」系列に属する予定であった。しかし、開発凍結後に再構築される過程で、設計思想・開発主体・運用コンセプトのすべてが大きく変更されている。特に、アナハイム・エレクトロニクス依存からの脱却を目的とした再設計は、従来の“RX系試作機”という枠組みからの決別を意味していた。そのため連邦軍工廠は、本機を従来系譜から切り離し、新たに始動したフォーミュラー計画における試験機として再定義。これに伴い型式番号も「F(Formula)」系へと変更され、「F-104」という新たな識別が与えられた。
■フォーミュラー計画におけるペルセウスガンダムの位置づけ
ペルセウスガンダムは、地球連邦軍が推進した小型高性能MS開発構想、いわゆるフォーミュラー計画において、直接的な開発ラインに属する機体ではない。しかしながら、その設計思想および運用データは、同計画の基盤形成において極めて重要な役割を果たした“橋渡し的存在”として位置付けられる。
本機は26m級というサイズの枠内にありながら、対サイコミュ戦闘を前提とした高応答制御系、先進センサー技術、ビームシールドの実用運用、さらにはシェルフノズルによる高機動制御といった、後の小型MSに求められる要素を先行的に実装・検証した機体であった。
これらの開発および実戦データは、のちに15m級MSへのダウンサイジングを前提とした再設計に活用され、試作機群として結実したのがF89である。F89は、ペルセウスで得られた各種技術を再構築・最適化したリファイン機であり、フォーミュラー計画初期における技術実証機として重要な位置を占める。
すなわちペルセウスは、従来型大型MSの終着点であると同時に、小型高性能MS時代の起点とも言える存在であり、その技術的遺産はフォーミュラー計画を通じて結実し、以降のモビルスーツ開発体系に決定的な影響を与えたのである。
■ペルセウスガンダム 開発背景①
ペルセウスはもともとセカンドGP計画として開発されていた3号機である。しかし、3号機の計画は途中で凍結となる。第二次ネオジオン抗争の早期終結と、純粋なアナハイムの技術不足により開発が頓挫したためである。ときが経ちマフティー動乱にて、ペーネロペーが敗れ中破した。ペーネロペー、もといセカンドGP計画の1号機オデュッセウスガンダムの修理のため、パーツ取り用としてアナハイムより3号機が調達されることとなった。
一方で、反地球連邦組織が非公式に計画された運用計画:ZORIN SEED により開発されたRX-105X「オジマンディアス」は、アナハイム・エレクトロニクス系統の技術を基盤とした機体である。しかし、オジマンディアスの発展系であるクスィーガンダムが、マフティーに運用された。結果として、アナハイム製の新型兵器がテロ組織に同社由来の先進技術が流出した事実が確認された。この事態は地球連邦軍の軍備管理体制および技術秘匿方針に重大な影響を与え、以後アナハイム依存の是正および独自開発体制の再構築が急務と判断された。
※写真はオデュッセウス級3号機ペルセウス(左)とオデュッセウス級2号機アルケイデス(右)
■ペルセウスガンダム 開発背景②
これを受け、地球連邦組織は凍結していたセカンドGP計画の継続を立案し、サナリィ(S.N.R.I.)ならびにブッホ・エアロダイナミクス社を新たな開発パートナーとして選定。本計画は、オジマンディアス級の高機動重MSに対抗可能な防衛・迎撃機の早期実用化を目的とし、開発コード「ZORIN SHIELD(ゾーリン・シールド)」が付与された。しかし、当該時期において、サナリィおよびブッホは小型高性能MS分野では優位性を有するものの、ペーネロペー級に匹敵する大型フライトMSの単独開発実績および生産基盤は十分とは言えなかった。このため、開発工程の短縮とリスク低減を目的として、既存資産であるオデュッセウスガンダム予備機体(3号機)をベース機として転用する方針が採用される。
※写真は運用計画:ZORIN SEED に対抗してコードネームが与えられたペルセウスガンダム(ゾーリン・シールド)、と仮想敵機オジマンディアスガンダム(ゾーリン・ソード)
■ペルセウスガンダム 開発背景③
こうして、回収された3号機フレームは単なる補修用パーツではなく、新たな設計思想のもとで再構築されることとなった。ペルセウスはその3号機を基盤とし、サナリィの次世代制御技術、ブッホの航空工学的設計、そして地球連邦軍工廠の実戦要求仕様を統合することで完成した機体である。
正式機体名は「ペルセウス」、コードネーム「ゾーリン・シールド」。本機は単なる対抗兵器ではなく、アナハイム依存からの脱却を象徴する、連邦軍技術再編の到達点として位置付けられる。
【機体のデザイン】
全体的な機体のデザインはサナリィ及びブッホ社製のMSに繋がるようにイメージしました。
頭部はオデュッセウス級の系譜であることを示すためあえて変更していません。
頭部のセンサー、カメラアイのカラーは主人公機のイメージになるように赤色から緑色に変更しました。
ブレードアンテナはサナリィのF80に繋がるように形状を少し変更。
胸部のパイプ類や機体各所にはスラスターを配置、これはブッホ社製MSこと後のクロスボーン・バンガード製MSを意識しました。
機体カラーリングはサナリィのフォーミュラ系列MSに繋がるようにしました。
■ペルセウスガンダム 技術的影響と評価①
ペルセウスは、連邦軍によるアナハイム依存脱却の象徴として開発された機体であるが、その技術的成果は単なる一機の枠に留まらず、後年のモビルスーツ開発史に多大な影響を及ぼすこととなった。V2ガンダムのミノフスキードライブやミダスのミダス・タッチ・フラッシュの他にも、のちに台頭するクロスボーン・バンガード製モビルスーツ群に対しては、設計思想および各種要素技術の面で顕著な波及が確認されている。
■ペルセウスガンダム 技術的影響と評価②
本機の頭部に設けられたセンサー、通称トサカ部は極めて高性能であり、本来はサイコフラッシュシステムの小型化実装を目指した研究の副産物であった。結果として、サイコフラッシュ本体の15m級MSへの搭載は技術的制約から実現には至らなかったものの、センサー系の小型高性能化には成功。この技術は後に高級指揮官機や偵察機へと転用され、さらに意匠面においてもクロスボーン・バンガード系MSへ影響を与えたとされる。
また、背部にマウントされたシェルフノズルは、本機における実用試験を通じて多数の運用データが蓄積された。これにより推進効率および姿勢制御能力の向上が実証され、数年後には小型化が達成されるに至る。この技術はクロスボーン・バンガード製MSに広く採用され、同勢力特有の高機動戦闘スタイルの確立に寄与した。
■ペルセウスガンダム 技術的影響と評価③
さらに、防御装備として試験的に採用されたビームシールドも重要な技術的転換点である。当初は26m級MSに対してシールド面積が限定的であったものの、大型融合炉による高出力を活用することで実戦に耐えうる防御性能を確保することに成功した。この成果は後の小型化研究へと繋がり、数年後には15m級MSへの実装が可能となり、以降の標準装備として広く普及することとなる。
これらの要素は、ペルセウスが単なる過渡期の試作機ではなく、「次世代MS技術の橋渡し」として機能したことを示している。特にクロスボーン・バンガード系技術との親和性は高く、本機は結果として連邦・非連邦双方の技術体系に影響を残した、極めて特異な位置付けの機体であったと言える。
■ゾーリン・ソードとゾーリン・シールドの関係性
●1)同じ“恐怖”から生まれた兄弟機
ゾーリン・ソードとゾーリン・シールドは、いずれもペーネロペー/クスィー級の空戦能力が戦局を支配し得るという事実を受け、「次世代の空戦MSを先に押さえた側が戦争を制する」という危機感から生まれた。
●2)開発思想が分裂した瞬間に“剣”と“盾”に分かれた
当初の反地球連邦組織のZORIN SEED計画は、「飛べるガンダムを作る」という単純な目標だった。それに対して地球連邦軍は決定的な結論に至る。
「飛べるだけでは勝てない。飛ぶ敵を止めることが出来れば意味がない。」ここで地球連邦軍側の開発陣の思想が決定的となった。
●3)互いの存在が“相手の欠点を埋めるため”に生まれた
オジマンディアスは高火力・高速機動に偏り、「敵の迎撃網を突破する」ことを前提としている。一方ペルセウスは迎撃と防御を極め、「突破されない」ことを前提としている。つまり両機は、互いを想定敵とした時点で完成する。
という、兵器開発の最悪の循環を象徴している。
●4)設計思想の違い(対比)
ゾーリン・ソード
●5)物語的な関係
この2機は、単なるライバルではない。
ゾーリン・ソードが戦争を“起こすための兵器”なら、ゾーリン・シールドは戦争を“終わらせるための兵器”として設計された。
しかし皮肉にも、盾が完成したことで剣はより凶悪に進化し、剣が完成したことで盾はより強固になった。結果として両機は、互いを必要とする存在になってしまった。
■まとめ
ゾーリン・ソードは「戦場を切り裂く剣」
ゾーリン・シールドは「戦場を封鎖する盾」
そして両者は、同じ種から生まれた“対の怪物”である。
【あとがき】
ふぅ〜なんとか3号機までロールアウト出来ました!
宇宙世紀MSの設定の行間を埋めるようなMSとして考案しました。
アナハイム発の計画ではありますが開発製作はサナリィとブッホというキメラ的要素を設定にもつペルセウスを作成するのは大変でした。
なにしろアナハイム的な要素を残しつつもサナリィ、ブッホの要素を出していく。
これはバランスを間違えると途端にアナザーガンダムになってしまうので苦労しました。
もし、よろしければ良いねと感想、コメントよろしくお願いします!
コメント
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初めまして、
グリプス戦役というちょっとしたイベントでヘマしちゃいましたが、気付いたら転生していました。もう軍人での立身出世の道は諦めて、マイペースにガンプラを制作しています。
そうなんです。私、MSが好きなんです
元いた世界では実物のMSを"開発"したことありますが、この世界では初心者ですので大目見てあげてください。
ストーリーも良かったら見ていって下さい。
私の経歴です⇒
地球連邦政府の木星資源採掘船ジュピトリスの責任者。階級はテレビ版では大尉、劇場版では大佐。木星船団を統率する指揮官であり、「木星帰りの男」とも称される。
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