【GBNW】15：ガンダムグシオンカルメネール

第１５改「鉄に血通う時」

鉄に血が通う時、あたしの新たな戦いが始まる。

あたし、アルザス・リースリング。フォース（ぼっち）・「アルケミスト」のリーダーよ。
ゲーマス（ゲームマスター、あのガンダイバー）とはリアルの親友。
そのよしみで、ＧＢＮ創設から今まで*「武装のデバッグテスト」*をやらせてもらってるわけ。

ＥＬダイバー事件（「ガンダムビルドダイバーズ」後半）から数ヶ月後。
ＧＢＮはおおむね平和な日常を取り戻し･･･たんだけれど、まだまだあたしにはやることがある。
テストにつぐ、テストよ。
新参ダイバーが増えた今、ミッションクリアでもらえるパーツデータがより多くのダイバーにとって使いやすい物にならなければ意味が無い。そう思って、愛機のＧＮネイキッドと取り組んできた訳なんだけれど･･･
･･･ある日、ゲーマスからもらった依頼は、あたしの認識を根底から覆すものだった。
この武装、つかない！ネイキッドに装備できない！！

･･･「鉄血のオルフェンズ」シリーズ。文字通り「鉄に血の通った」作品で･･･フォース・「ビルドダイバーズ」のコーイチさんを始めとした多くのファンがついている作品。みんなにはもうおなじみかしら。
それらの武装セットがパーツデータとして配布されることになるらしいからそれをテストしろって話。
武装セットの名は「Iron Blooded Arms」。略して「ＩＢＡ」。なんだけれど･･･
なんて言うか独特で、武器は全部規格外の重さで、バックパックにもこれまでのガンプラとは全く違う規格が採用されてて･･･とにかく、今のネイキッドではこれのテストは無理だー！って話になって･･･
･･･ゲーマス。カツラギさん、あたしのこと試してるでしょ･･･絶対そうだ！

･･･って事を踏まえたあたしの結論は･･･「郷に入れば郷に従え」ってこと。
「鉄に血の通った」ガンプラを作れば、そいつらに対応できるって事よ。早速製作ね。
ベースはグシオンリベイクフルシティ。あたし自身はあんまり作品のこと知らないから（今後映像配信で見とこう）、「別の次元の鉄華団のグシオン」ってとこにしといたわ。
･･･ガンプラを一から作るのって、すっごく久しぶり。わくわくする。

･･･と言うことで、完成したわ。カルメネール。名前は赤ワインの品種よ。「赤」っぽいじゃない。
今までのネイキッドはあくまでテスト用だったけれど、カルメネールはそうじゃない。

今回のテストは守秘義務なし。他のダイバーに意見を求めることもできる。無骨な「鉄血」機体と全力で戦えるように設計しといたわ。
もちろん安定性は重視したけれど、二基のエイハブ・リアクターでパワー面はネイキッドを遙かに凌駕するわ。これでどんな重い武器も大丈夫ね。振り回されないようにしないと。
テスト予定のセットは９個、それらになるべく対応できるように設計しておいたけれど･･･ま、なんとかなるでしょ。

･･･よろしくね、カルメネール。酔ってきましょうか！

（小説パートの補足その１）

・ＨＧＩＢＡ編スタート。主旨は下記「その２」で。もちろんＨＧＢＣ編は今まで通りネイキッドでテストです。
・無論ですが、「ビルドダイバーズ」本編では大人の事情で「鉄に血の通ったような」としか語られなかった「鉄血」シリーズは存在することになっています。
・筆者はＴＶ本編は完走しています。ガンプラは２期途中で作らなくなってしまったので久々のガンダムフレームでした（ガンプラフォースにリアクターを移譲しまくっていました）。
鉄華団シノさん、ギャラルホルンはイオク様派でした。
・写真は白ワイン･･･ＧＮネイキッドとの比較。作風の違う部分とか同じ部分とか、伝わるでしょうか。
・本来、「鉄血」機体は「ガンダム・○○」と中黒が入りますが、本サイトではタイトルが「ガンダム○○」となっている作品も多数見受けられたのでタイトル部分は中黒なし、それ以外は中黒ありで統一。

（小説パートの補足その２・企画主旨）

アルザスならどうするだろう。そう考えての結論。

最近更新が水曜日あたりに固まってきたので今回は定例外更新。
「GBNWeapons」、HGIBA編のスタートです。もちろんですがHGBC編とは平行します。連載ペースは今まで通り多くて双方どちらかから週１改だと思っておいてください。

HGBCを買い集める中、HGIBAは夏に半額で入手できた３だけ確保。他の多くのHGBCを紹介する中いつかは･･･と思っていたのですが、突如として思い出してしまいました。
「キマリスブースター付かないじゃん」と。
「鉄血」キット（HGIBO）は小説パートで語られたように独自の規格があり（ビルドハンズ大体つかない。ＡＧＰ２穴はない！）、HGIBAはあくまで*「鉄血のオプションセット」*なので特定機体のみに対応する武装も大量に存在します。
キマリスブースターなどのバックパックへの背負いものについてはネイキッドにバックパックマウントを自作・別の「鉄血」キットを使うという方法もありましたが本連載の趣旨に反しており（それでも別機体を使用することはあるでしょう）･･･
「郷に入れば～」と言うことで今回の新ガンプラ、ガンダム・フレームのガンプラを改めて作った方が速いなということになりました。
紹介する武装･･･HGIBAの収集についても再販タイミング外の中予定よりもスムーズに進み、現在は９個中６個を確保できました。
ＧＢＮの、ＧＵＮＳＴＡの全体利益に邁進する所存です。こちらもよろしくお願いします。

前から。
ベースは２期放送当時ワンダースクールの懸賞でもらった昭弘のフルシティ。「フルボディ」と語感も似ています。
改造しかけてガンニッパーにニッパーをあげてストップしていたものを、今回のIBA編スタートに合わせて再改造して完成させたものです。
前腕は（ベースのものが使用不可だったため）ルプスに変更しています（これにより肘武装関係も装備可能になる）が、全体構成としてはフルシティのままです。
胸にはマンロディの腰アーマーを接着。
肩の白パーツを外してアームアームズのアームを装備。先には小型シールドや大型シールド（グリモアレッドベレーから）を装備可能。アームの可動軸を動かせば肩へのマルチマウントに変化。

後ろ。
上記キマリスブースターなどについては、バックパックを外してガンダム・フレームを露出させて取り付けるのでそれに倣いました。
それらの例外を除いてバックパックは使用することになるので「武装マウント」としての機能を優先。
サブアームはなし（アルザスは複雑な同時操作に対応できないと考え。当然阿頼耶識はなし）。その代わり、テール部分と武装マウントを追加。
脚部はフルシティに若干パーツを追加したのみ。
スミ入れはホープスカイ以降恒例になりつつあるシャープペン、エッジにウェザリングマスターを使用。

基本装備はロングライフル（ＭＳオプションセット５）、グレイズアックス（グレイズフレーム標準装備）。
アックスは背中のマウントに懸架可能。ロングライフルに同様の３mmジョイントはありませんが･･･フォアグリップ部分を差し込めば一応懸架可能。

マウントは前方向に可動、武装をスムーズに構えることが可能。

テールチョッパー：バックパックのテールは肘に装備すると武器に早変わり。バルバトスのメイスなどと同様のレアアロイを採用。

アルザスは射撃戦の方が得意ですが･･･「鉄血」では殴り合いが主戦法だったので。
無論、デバッグテスト用の各種武装も使用します。

配色：「別の次元でも赤いナノラミネート塗料は高価だろう」と考え、白をメインに赤を随所に配置。

滑空砲はひとまずバルバトスクリアVer.から。今後ＭＳオプションセット１をレビューするときに改めて･･･

精密射撃モード：
元機体の特徴的なモード。元キットでは差し替えだったが、頭１個で擬似的に発動できるように改造。

頭部バイザーを取り外したところ。
頭部を切り欠き削ったり顔部分のジョイントを切ったりして頭を上げて･･･
なおアンテナはＺＺガンダムのものです。

精密射撃モードへ。仕様上塗装が確実にすれるので何度も行う場合は塗装の修正かな。

「テスト用」と「バトル用」の中間を取った感じです。
アルザス、本当の「本気バトル用ガンプラ」については未だお預け状態。クランシェカスタムが手に入らない･･･

メインは殴り合い･･･でもやっぱりグシオンリベイクと言えば射撃のイメージです。
HGIBA編、ご期待ください。

【次回予定予告】定例更新、HGIBA編。今一番売り場に残っているセット（筆者池袋・秋葉原調べ）。
*「ＭＳオプションセット８＆ＳＡＵモビルワーカー」*でHGBCとの違いを学びましょう。

ツイッターに上げたおまけ。
製作を決意した頃。

ネイキッドと比較しながら。テールチョッパーは呂布トールギスからでした。