MGザクⅡver1.0を制作しました。
発売当初、小学生の時にお年玉で買って作ってから今まで、旧ザクやシャアザク等の類似キットを合わせたらもう通算20体以上は作ってきていると思います。
今回は超ノーマルなJ型仕様で組み上げましたが、初めてモノアイを電飾化しました。
トップの画像は旧HG08ザクを何となくイメージして撮影しました。
後から箱絵確認したら向きからして逆でしたね(笑)
今年の頭にMG F2ザクで電飾初チャレンジし、今回はその応用です。
もう2024年もあと1ヵ月なんですね。。
あと1、2キットは完成まで持っていきたいところです。
配線を外に見せずにビルトインは絶対に外したくない条件だったので、胸部をくり抜き背中に穴を空け、電池&スイッチを頑張って押し込めました。
モノアイに仕込んだLEDから首を伝って配線を這わせ、胸部内部の電源に繋げています。
F2ザクより電池スペースが狭く、電池ケースも必要最低限まで削り込みテープで絶縁&シーリングして何とかビルトインさせました。
バックパックのメカ部に穴を空け、この状態でスイッチON/OFFができます。
はらわた引きずり出した画像は制作途中にありますので、もしご興味あればご覧ください。
個人的にモノアイ電飾のポイントは光量と光漏れの処理だと思います。
LEDは流れる電流を増やすと明るくなります。
電池の供給電圧は変えられないので、挟む抵抗で電流値を調整します。
I(電流)=V(電圧)/R(抵抗)、オームの法則ですね。
中学校の理科の授業が、おじさんになった今ガンプラ工作で活かされました。
抵抗は色んな抵抗値のものが売っているので、いくつか試してちょうど良い明るさの物を選べばOKですね。
抵抗を大きくすれば流れる電流が少なくなる=電池寿命が延びるので一石二鳥ですね。
モノアイはキットのクリアパーツをそのまま使いましたが、側面も透明なので、そのままだと光が発散し過ぎてモノアイのイメージとは違ってきます。
なので、側面を隠蔽の強い塗料で塗りつぶします。
私は水性塗料のフラットブラックを筆塗りしましたが、正直光をしっかり隠蔽すればなんでもOKだと思います。
使ったLEDはチップLEDでサイズは1608です。
Amazon等で配線済の物が100円/個しない程度で買えます。
初見時は滅茶苦茶ちっちゃくてびっくりしました。
モノアイはつまようじ等で突けば回せます。
クチバシの中の合わせ目消せてませんね。
アップで映すとアラがバレますね(笑)
電飾以外は奇をてらわず、やるべきところはしっかり、手を抜くところはがっつり抜きながら作りました。
撮影した後に気づきましたが、電飾工作終わって達成感を感じ過ぎて、ドライブラシやチッピングを忘れていました(笑)
しかもタイミング悪く、今回スマホ撮影をやめて一眼での撮影初挑戦だったので、余計に撮り直しが面倒なのでそのまま投稿しました(苦笑)
追い塗装して仕上げるのもアリですが、これはこれで質感として気に入ってきたので悩み中です。
最近逆エッジやちょっとした箇所を0.3mmのシャーペンでスミ入れするようにしたのですが、これが個人的には革命的でした。
今まではわざわざスジを掘ってスミ入れしたり、そのままで上手く塗料が流れず妥協してボヤっとした線になったり、そもそもスミ入れを諦めたりしていましたが、シャーペンスミ入れはそれらの問題に対し、劇的に仕上がり感UP&時短を実現してくれました。
しかも1分もあれば作業開始でき、臭いも無く後片付けもほぼゼロという手軽さに加え、スジを書き足すという新しい手段さえ実施可能です。
色が黒鉛色だけなのが唯一のネックですかね。
ガンダムマーカーシリーズでも出ているレベルのツールなので、ほとんどの方は「何をいまさらw」な常套手段だと思いますが、個人的には間違いなく今年一番のノウハウ進化になりました。
正直今までは「どうせ最後に汚すしな」で、細部は妥協して誤魔化していましたが、ウェザリング前の仕上げをどこまでかっちりできるかで、最終的な見栄えも大きく変わってくるんだなと思い始めています。
無論手を抜いても後工程でほぼ影響がなくなる部分も多くあるので、何でもかんでも全力で仕上げるのは効率悪いので今後もやるつもりありませんが、その辺りのバランス感覚はもっと磨いていかないとと思う今日この頃です。
GUNSTAに投稿するようになってもう4年半経ちましたが、今初期の投稿を見返すと我ながら雑な出来だなと思います(苦笑)
逆に言えばこの4年でそう思えるほどに成長したという事ですかね。
まだまだ自分には伸び代があると信じて、これからも日々鍛錬していこうと思います。
色々撮影した写真を貼っていきます。
MG1.0は体硬くてポーズ難儀しますね。
この制作の前にレクイエム旧ザクを作っていて小顔ザクばかり見ていたので、MG1.0ザクが笑っちゃうほど頭でかく見えてきます。
その前は「これがベストバランス!」と思っていたのに、慣れって怖いですね。
付属品も手を抜かず作りました。
クラッカーを初めて真面目に作りましたが、掴むところ無くて滅茶苦茶塗るの面倒ですね(苦笑)
消灯状態で締めくくります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
MG1.0ザクⅡのモノアイを光らせました。
コメント
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MG1,0のザクは、可動範囲はともかくデザインは本当に良いモノですね。
ミサイルポッド装備のJ型というのも個人的に非常にツボです!
私も以前からシャープペンでのスミ入れは行っていますが、お手軽なのに見栄えもよく、しかも失敗しても消しゴムで簡単に修正可能と非常に便利で重宝しています。
ちなみに、場所によってはシャープペンではなくケンケンに削った鉛筆も使い勝手が良くてオススメですよ。
コメントありがとうございます。
ミサイルポッドは地味に作るの面倒なので、ランナー状態で何機分か家に転がってます(笑)
今回はクラッカーホルダーまでちゃんと真面目に作りました。
なるほど、鉛筆であれば芯の硬さも選び放題ですし、何なら色鉛筆もありますね。良いアイデアをいただきました、ありがとうございます!
Ver.1.0、やっぱりカッコいいなあ… 墨入れも汚しも丁寧で、1.0の独特のシルエットが引き立ちますね。
コメントありがとうございます!
初期のMG、今の目では形状の甘さや構造の古さは否めませんが、時代を築き上げたパワーみたいなものをひしひしと感じますよね!
モノアイがリアルでかっこいいです!
理科の勉強・・・しとけばよかった><
ありがとうございます!
理科に限らずですけど、大人になって改めて中高の勉強内容調べると、すごく興味深い事が多くて「なんで学生の時に真面目に勉強しなかったんだろ」と悔やまれます。
次はきっとおじいちゃんになった頃に、今日の生き方を後悔する日が来るんでしょうね(苦笑)
初めまして。とてもカッコイイMGザクver1.0ですね! 色調・電飾のマッチング、めちゃくちゃ刺さりました!! 電飾もかなりご苦労されたようですが、やはり一筋縄ではいきませんね。グポーンの音が聞こえてきそうです。ver1.0でも作る人が作れば全然イケますね!!
初めまして!お褒めのお言葉恐縮です。
コックピットやら熱核融合炉やらをひたすらニッパーやドリルやカッターでゴリゴリ削りました。
小学生の頃初めて見た時は、コックピットハッチが開くギミックに鳥肌立つくらい感動したものですが、今回はただただ障害物でした(笑)
ビルトイン電飾お疲れ様です!
ちょうど良い塩梅のモノアイ光量とサイズで好みですね。
やはりモノアイが光ると全体が引き締まります。
クリアパーツはフラットブラックてすと光を通さないと思い込んでいたものですから目から鱗で勉強になりました!
ありがとうございます!
光の強さと塗膜の厚みも関係してると思いますが、水性塗料のブラックをぽってりめに塗ったらしっかり隠蔽できました。
地上特化のJ型ザク、渋カッコいいですねー!(*^▽^*)
ありがとうございます!!
2020年6月頃から、約20年振りに再びガンプラにハマり始めた30代です。
自身の制作備忘録も兼ねて、ここで記録していこうと思います。
0079~0083あたりまでのミリタリー色の強いMSや設定が好物です。
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