デスティニーガンダム

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デスティニーガンダムの制作記録

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2021/10/14 17:53
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MGデスティニーガンダム エクストリームブラストモードの製作です。

まぁストライクフリーダムがフルバーストモードだったのでまぁどうせならということでエクストリームブラストモードを選択。

水転写デカールも用意してあったのですが、まさかストライクフリーダムのデカールを遣うのが6年後になろうとは思いもしませんでしたがこの時は。
確か一緒に10Aフリーダムもデカール一緒に調達したのですが、こちらはVer2.0で再作成になりそうな予感しかしませんね。

調色計画も先に立案しておき、塗料もこの時点で揃えます。
基本的には調色計画を立ててからそれに則り作業をするタイプですので、今思うと結構4色調色とか勇者的な選択してるなと今ながら思います。

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2021/10/14 18:01
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真っ先に行ったのがメッキ剥離と何の為のエクストリームブラストモードなのかと問われそうではありますが、光の翼エフェクトということでどうかひとつ。

中性洗剤で洗浄→うすめ液で表面塗装剥離→アルカリ性漂白剤でメッキ落としという定番手順を踏んでいきます。

今回は組む前から剥離決定事項としていたのでランナー単位での処理をしました。
正直この方がゲート処理が楽かと思います。
塗装の厚みを除外できる代わりにまぁ乳白色になってしまうのでゲート処理がやりにくくなるというデメリットも抱えますけど。

色つきランナーの方がパーツ切り出しはやりやすいですね。

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2021/10/15 18:01
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メッキ剥離が完了したランナーと共にフレームパーツを切り出して行きます。

正直塗装ベースで作業を進行していくので説明書にある製作手順は全く遵守されていないことを先に申し上げておきます。

その代わりという訳でもありませんが、切り出したパーツは各部位で分けておかないと収拾がつかなくなりますので右腕・右脚・左腕・左脚・胴・腰・頭・背負い物くらいで分類し仮組みしていきます。

この仮組み状態で塗装進めていくのですが、理由として可動部のラッカー浸食を抑える・装甲で見えなくなる部分は目をつぶる・左右合わせでの塗装ムラをなくすといった理由で作業を進めます。

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2021/10/15 18:06
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フレームの塗装に入ります、クレオスのサーフェイサー1500を吹いた後クレオスのウィノーブラックで下地塗装を行います。

今回本塗装はフレームをインフィニットジャスティスより輝かせてみようと思い、フィニッシャーズのフォーミュラクロームを選択しています。

フレームを輝かせるのは少し理由があるのですが、それはまた後ほどということで。

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2021/10/16 22:07
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とりあえず塗装が完了したフレームを組んでみます。

色合い的には結構輝いていて良い感じではないでしょうか。
自分で言うのもアレですが、キットのメッキよりフォーミュラクロームの方がいい輝き方してるんじゃないかなと。

ガイアのスーパーブライトジュラルミンだとジュラルミンだけあってここまで輝かないかなと。
クレオスのメッキシルバーも気になる所ですね。

さて、続いては赤と黒のパーツを切り出します。
結構ヒケががっつりなのでむしろそちらの作業の方が手間という。
この羽根に関しては最後にがっつり磨かないといけないので下処理もちゃんとしましょう。

まぁ今回のフレームと羽根の赤・黒がグロスで仕上がる予定です。

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2021/10/17 18:34
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赤パーツの塗装に入ります。

インフィニットジャスティス制作時は商品発表はされていましたが、NAZCAのピンクサフが発売前だったのでガイアのスプレー缶を使用しましたが、今回は発売後でしたのでNAZCAピンクサフをエアブラシで吹き付けます。

本塗装はフィニッシャーズのマルーンとシルクレッドを調色したものを使用、光の翼以外の赤も同じく塗装しておきます。

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2021/10/17 18:46
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引き続きグレーサフによるグレーパーツ及び黒パーツの塗装に入ります。

サーフェイサーはクレオスのグレー1500を使用し、同時に吹いておきます。

本塗装は
黒:クレオス ウィノーブラックにフィニッシャーズ フォーミュラクロームを極少量入れたものを
グレー:フィニッシャーズ ライトガンメタル
にて塗装していきます。

その一方で青パーツの切り出しも開始していきます。

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2021/10/18 18:04
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青パーツの塗装にはいります、青はサーフェイサーの代わりに下地塗装としてフィニッシャーズのファンデーションブルーを吹いて青の色をしっかり出す方向でいきます。

本塗装はフィニッシャーズのスーパーファインコバルトにピュアホワイトを調色したものを使用。

その後デカールを貼り付けていきます。

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2021/10/18 18:10
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デカール貼付後は仕上げ塗装なのですが、今回雲母堂パールではなく青にはフィニッシャーズのシルバーパールリキッドを使って見ます。

その後塗装が終わったパーツをフレームに組み付けてみました。
間延び感が半端ないですけど・・・。

写真だとシルバーパールの出具合が今ひとつわかりにくいですね。
AGパールよりは控えめな感じになります。

AGパールはどうしても乳白色に傾くので、今回青の面積も広い事からシルバーパールリキッドを採用しましたが、やはり色は思ったより軽い感じになりました。

まぁデスティニーならこのくらい明るめでも大丈夫かな、フリーダムやストライクだと私的にこの色はNG。

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2021/10/19 18:16
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M2000GXの緑パーツを切り出して行きます。

そして以前に切り出しておいた光の翼の黒パーツと共にグレーサフで下地処理していきます。

光の翼の黒パーツが別工程で塗装するのはこちらだけ鏡面処理でグロス仕上げとなるので処理を間違えない様に別で塗装する事にしました。
本塗装は以前黒で使ったクレオスのウィノーブラックにフィニッシャーズのフォーミュラクロームをほんのちょっと入れたものを使用。

調色時にこの分も吹けるだけ塗料はつくってあったのでそれをそのまま使います。

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2021/10/19 18:22
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それ以外のパーツも切り出し開始していきます。

本体の白は成形色と指定色もグレー寄りとなっていますが、まぁいつものトリコカラーに寄せていくので指定よりは白になると思います。

アロンダイトも切り出して行きますが、柄の部分の塗り分けは別パーツとなっていませんのでこの時点でマスキングをしておきます。

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2021/10/20 23:30
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デカール貼付も完了したのでいよいよ光の翼とランドセル基部にクリアを吹いていきます。

使用したクリアはフィニッシャーズのスーパーグロスコートです。
希釈が3倍推奨ですが、それより薄いくらいで吹いていきます。
ただ希釈も度を超すとタレやすくなるのでご注意を。

もともとスーパーグロスコートは厚吹きには向かないので薄いコートを9層吹きして対応していきます。

スーパーグロスコートが重ね吹きすることで艶が深まります。

3層吹いたものと9層吹いたものです。
初回は全体に吹きますが、その後デカールの段差消しもしていくのでデカール部は少し浅く吹いて調整。
3層時ではデカールの段差が見られますが、9層完了時には段差が消えているのが解るかと思います。

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2021/10/20 23:41
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クリアが硬化するまで光の翼は研ぎ出しできませんのでその間に他の塗装を進めます。

白(グレー?)パーツ、水色パーツ、黄色パーツはまとめて白サフで処理していきます。
使ったのはガイアのサーフェイサーEVOのホワイトです。

その後白パーツの本塗装に入ります。
塗料はフィニッシャーズのファンデーションホワイトにクレオスのタンとブラック、それにガイアノーツの蛍光ピンクを差して調色します。
正直4色調色は濁りが出やすくなるのでほぼ禁断の域に近い気がしますが、それを誤魔化す為の蛍光ピンクな気がしないでもないです。

目標とする色合いはパールをかけた後に現れるはずですので現状ではこのくらいでいいんじゃないかと思います。

多分その時点で何故ブラック突っ込んだのか解るかと。
想定だと成形色よりやや白みがかった感じになると思います。

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2021/10/21 18:19
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本塗装まで終わった白パーツにパール処理をしていきます。
フィニッシャーズのシルバーパールリキッドを吹くとこれくらいの色合いに落ち着きます。
成形色よりややグレーが落ちたくらいになったかと思います。

デカール貼付を終わらせたら他の色と合わせてフラットコートをかけていきます。

フラットコートまで終わった物を組んでみました。
頭がないのでまだピンときませんが本体シルエットはデスティニーになりましたね。

白部分も割と良い感じに落ち着いたのではないかなという印象です。

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2021/10/21 18:30
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アロンダイトとM2000GXの塗装に移行していきます。

アロンダイトは先にマスキングを行って柄の部分の塗り分けを行ってあるので今回は逆マスクで柄の部分をマスキングして塗装していきます。
アロンダイトと胸のエッジはガイアノーツのコバルトブルーとスターブライトシルバーを足したものにフィニッシャーズのピュアホワイトを調色してあります。

M2000GXはフィニッシャーズのジャガーグリーンにクレオスのブロンズとダークアーズを調色してあります。

意外にこの2つの武装は塗り分け要求されるので手間がかかります。

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2021/10/22 18:22
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武装の塗り分けを行っていきます。

アロンダイトとM2000GX、同様に赤のポイントが入りますので全面マスキングをした後にフィニッシャーズのマルーンを吹いていきます。

マスキングを剥がすのは表面乾燥したくらいで早めに剥がす事をお勧めします。

完全乾燥まで待つとマスキングテープ側に塗料が持って行かれる事もありますので。

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2021/10/22 18:33
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いよいよ最終工程、光の翼の研ぎ出しをしていきましょう。

先ずは硬化するまで乾燥させたクリアを平滑にするために耐水ペーパーで磨いでいきます。

#400→#800 これはWAVEの短冊ペーパーを使っていきます。
水研ぎするのでバットに浸けた状態で作業することで表面の削り粉やペーパーの目詰まりを緩和してくれます。

#1000→#2000 これはクレオスの研ぎ出しクロスを使っていきます。

スポンジやすりなら#1000→#1500と進めるといいかと思います。
クロスにしたのはこのくらいの番手だと正直力は入れずに撫でるレベルになってくるのとスポンジだとパーツの平滑具合が手で感じられないのでクロスで仕上げていきました。

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2021/10/23 20:29
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いよいよ製作ストーリーも最終回となります。

前回ペーパー、クロスによる研ぎ出しまでしましたが今回はその最終段階のコンパウンドがけをしていきます。

使用したのはクレオスのコンパウンド
粗目・細目・極細目と3種ありますので順にかけていきましょう。

コンパウンドをかけていくと今まで綺麗な艶だったものが鏡面化していきます。

最終的に極細目までかけると光の翼に映り込むほどになります。
ただしここまでやってしまうともう素手では触れなくなってしまいます。

触ると指紋が残るので・・・。

翼を可変させたい場合は綿手袋かなにかをはめて作業するということになりますのでお気を付けください。

長いストーリーのご拝読ありがとうございました。

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