今回は記念すべき(?)「ガンスタ投稿40作目」の作品なので、何か特別なものを投稿したいと考えました。
そこで「私の投稿といえばマイナー機体・・・。だったらこれしかないだろう!!」と思い、10年ほど前に中古で購入した「EXモデル ルッグン」を作り直しました!
ファーストガンダムでは避難民に救援物資を投下するカッコいいパイロットが搭乗していたり、なんとシャアが乗ったこともあるこの機体、最近では「ガンダムUC」にもチラっと登場しています。
他にもファーストガンダム屈指の名エピソードと呼ばれている(よね?)「ククルス・ドアンの島」にも出演していたりと、地味なマイナー機体ながら意外と活躍シーンが多いので、サブメカの中ではかなり好きな機体です。
塗装などにもこだわってみたので、是非ご覧になっていってください。
よくある側面からのアングルです。
使用したキットは「EXモデル 1/144ルッグン」です。
なぜかこのキットの成形色は緑一色だったのですが、劇中に登場した機体のイメージと合わなかったため自分で調色した色で塗りなおしました。
本体はミドルストーンとオリーブドラブにレッドブラウンを少量混ぜた自作「ダークアース」です(なお、本体の塗装が終わった後で全く同じ色を模型屋で発見した模様・・・orz)。
この「緑と言われれば緑にも見えるし、茶色といえば茶色だな」という微妙な色合いがかなり気に入っています(笑)。
ミサイルや排気ダクト(?)はミドルストーン、機銃は黒鉄色、機体正面のドーム状の部分(レーダー?)はニュートラルグレーです。レドームはオレンジとニュートラルグレーを混ぜた、くすんだオレンジ色で塗装しました。
これに各種マーキングを施したあと、銀色で軽くハゲチョロを入れ、黒いパステルをけずった粉を平筆で全身にまぶしてウェザリングしてあります。
機体側面です。
機体番号は、以前投稿したドダイYSと同じく「ストラ〇クウィッチ〇ズ」が元ネタです(笑)。
その他、機首(?)のミサイル発射管や翼端の機銃の周りにコーションデカールを貼ってそれっぽく仕上げてみました。
右側上方です。
こちらにも大きめの部隊ナンバーが入っています。
機体上面です。
「これ本当に飛ぶのか・・・?」と思わずにはいられないデザインですが、これでもジオン軍の航空機の中では屈指の完成度だったそうです。
事実、劇中ではシャアが普通にコア・ファイター相手に平気で空中戦をしていましたしね・・・。
コクピットです。
全体的に造形が細かくて丁寧なEXモデルですが、とりわけコクピットの再現度が素晴らしいです!
細かくて塗装が大変な部分が難点ですが、きちんと塗り分けてやればリアリティがグッと上がりますね!!
機体底面です。
裏面にもダクトなどのディテールが入っているのが嬉しいですね。
ちなみにキットには着陸用の車輪が付属するのですが、今回は取り付けずに製作しました。
というのも、機体中央の車輪のパーツを、どうやら誤ってランナーごと捨ててしまったようでして・・・。
教訓 : いらないランナーを捨てるときには、小さいパーツなどが残っていないかよく確認しましょう。
レドームの可動です。
上空、地上のどちらも監視できるようにとの理由からなのでしょうが、飛行しながら空中でこんなところを動かしたら絶対墜落するのではないでしょうか・・・?
とはいえ、模型としてみれば非常に楽しいギミックですね。
機銃の可動です。
機銃本体の旋回だけでなく、上下への射角変更も可能となっています。
この大きさで素晴らしい出来です!!
ちなみに、銃口はピンバイスで開口してあります。
レドーム可動域の加工です。
このキット、最近のいわゆる普通のガンプラとは違い、ポリキャップなんてものは一切付属しません。
そのため、何度もレドームを動かしているとパーツの可動部分がへたってきてしまったので、固定部分に木工ボンドを薄く塗っておきました。
これが意外といいすべり止めになってくれて、レドームを動かしてもバッチリ固定できるようになりました!
これからも旧キットを製作する際に使えそうな小ワザを発見しましたよ!!
組み上げです。
翼を貼り合わせる際、先ほど述べた木工ボンドの弊害なのか結構大きな隙間が空いてしまったので、パテで埋めました。
ザクを空中輸送です。
先ほど述べたファーストガンダムの名エピソード「ククルス・ドアンの島」で、ドアンを追ってきたジオン軍の部隊がルッグンにザクをぶら下げていたので、手元にあった素組みのHGUCザクで再現してみました。
それにしても、こんな方法でザクを運べるならドダイは必要ないんじゃ・・・。
ドダイYS「え?俺の存在って一体・・・?」
最後までご覧いただきありがとうございました。
少々値段が高いのが難点ではありますが、こういったサブメカをハイクオリティで手に入れられるEXモデルは、私のようなマイナー機体好きにとってはありがたいシリーズですね。
最後になりますが、本作品をご覧になっての感想などいただけますと幸いです。
さて、前回「局地戦闘型ドム」を改造して製作した「プロトタイプ・ドム」のあまりのドムですが、完成度は今日の時点で15%といったところでしょうか・・・。
年末年始で頑張って、なるべく作業を進めたいところです。
というワケで、またしばらく過去作の投稿が続くかと思われますが、ご興味があれば是非またのぞきに来てください。
「オマエ本当に偵察機か・・・?」とツッコまずにはいられない驚きの性能を発揮してくれたジオン脅威のメカニズム、ルッグンです。
コメント
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ルッグンはいろんな解釈ができる機体で楽しいですね。レドームや機銃の可動は細かい作業で大変だったのでは?(&ドアンも映画化ですね。)
Fujiwaraさん、
コメントありがとうございます。
レドームや機銃の可動は、もともとこのキットに備わっていたギミックなので、特に加工せずとも再現できましたよ。
ククルス・ドアンの島の映画にも、是非ルッグンを出演(?)させて欲しいものです(笑)。
ぼくもザクのアレがやりたいがために買ったルッグンが届くのですが笑、とても参考になります!!
@ARCHERさん、
コメントありがとうございます。
ザクを運ぶあのシーンは衝撃的でしたよね(笑)。
拙作が何かしらの参考になったのなら、製作者として大変うれしく思います。
コメント失礼します。
ルッグンを見つけて思わず「おっ!」と飛び付いてしまいました!
カラーリングも正にピッタリ。
ザクをぶら下げたククルス・ドアンの島も再現に思わずにんまりしてしまいました。
W@KAさん、
コメントありがとうございます。
カラーリングに関してはかなりこだわったつもりなので、お褒めいただき光栄です。
「ククルス・ドアンの島」のザクぶら下げは、冗談のつもりで試してみたら意外とイケてしまったので自分でも驚きました(笑)。
フォローもありがとうございます。
ファースト、MSV世代の方にはそれなりにツボに刺さるであろう作品が多いと思いますので、よろしければ他の作品もいろいろと見てやってください。
コレまたマイナーな機体!
ドップ、マゼラアタックと共にガルマ編辺りのジオン軍の陸戦部隊はMS混成で理にかなってたのを思い出しました☆
これキット化されてたのも忘れてましたww
たしかにドアンの回でルッグンがザク運んで来ましたねww
ミドルアースってたしかリアルタイプ旧ザクの基本色のヤツですね!
いいもの見させて頂きました☆
(プラへたりなんですけど百均の水性ニスおすすめです!パーマネントバニシャーってのがあって¥1000弱するんですけど用はニスなので関節保護に向いてます☆使用感は木工用ボンドよりサラサラしてるので組んだ後にも浸透しますよー)
GORO55さん、
いつもコメントありがとうございます。
ガンダム(特に一年戦争もの)のリアルなところって、モビルスーツと通常兵器が連携して戦っている描写だと思います。
実は今回の塗料、今度はドムや旧ザクにも塗ろうと思って塗料ビンにストックしてあります(笑)。
水性ニスの件も、教えていただきありがとうございます。
今度さがしてみようかな?
ルッグンとはこれまた性癖に刺さるチョイスですね~
私もレドームに血走った目玉をペイントした絶妙に気持ち悪いルッグンを作ったことがありますw(現在行方不明)
ルッグン自体、航空機としてはあまり説得力のない形状ですがカラーリングと機体番号で一気に軍用機っぽくなりますね!
ヘタリ防止の木工ボンドもナイスアイディアです!
もう少し値段が安かったらまた作りたいですね~
L-Mさん、
いつもコメントありがとうございます。
レドームに目玉のマーキングは自分もちょっと考えましたが、今回はシンプルな作品に仕上げてみました。
ヘタリ防止の木工ボンドは、期待以上の効果があったのでこれからも旧キットを製作する際に活用していきたいと思います。
渋い…渋すぎる選択だ。
これって全翼機になるのでしょうかね?
劇中の活躍も相まって万能機みたいですが、当時は“おしり飛行機”って僕らは呼んでました(笑)
ロートルさん、
いつもコメントありがとうございます。
渋すぎる選択 ← 最高の誉め言葉です(笑)。
確かに、機首のレーダーがおしりに見えますね。
ちなみに自分が感じたのは、本体から突き出したコクピットがどう見てもチンp(ry・・・はい、失礼しました・・・。
ルッグンといい、ガウやザンジバルなど、ファーストガンダムのジオンの航空機には、宮崎メカデザインとのある種の共通性が感じられますね。
Tulsa Birbhumさん、
コメントありがとうございます。
確かに、ガウとかナウシカに出てきた輸送機(?)みたいなヤツにそっくりですね。
ルッグンとはまた素晴らしいチョイスですね!
色合いもマーキングもシブくて素敵です。
じっくり見ていたら、私もこの名脇役を作りたくなってきてしまいました(笑)
4039さん、
いつもコメントありがとうございます。
私の、40作目という節目にふさわしいマイナー機体だと自負しております(笑)。
カラーリングやマーキングはかなりこだわったので、お褒めいただき光栄です!
ルッグン!
独特なシルエット、一目見たら忘れられない美しいカーブ!
EXモデルは本当にニッチ所を突いてくれますね……
pontyanさん、
いつもコメントありがとうございます。
独特ですが、どこか優雅なデザインですよね。
ドップやガンペリー、ドダイⅡといい、EXモデルの機体チョイスは本当にありがたいです!
惜しむらくは、値段が張ることと生産数が少ないためか、ほとんど模型屋の店頭で見かけないことですね・・・。
まさかのルッグンとは
あいからわずの予想ななめ上をいってますね〜^_^
ルッグンが出てたとは知らなかったですよ〜
ルッグンって横幅大きいんですね
蒼き鷹さん、
いつもコメントありがとうございます。
予想を裏切る機体チョイスができていたなら、製作者としては期待通りです!
自分もキットを組んでみて驚いたのですが、意外と大柄な機体なんですよね。
こんなキットがあったのですね!
確かにルッグンはあちこちに登場しますね。08小隊でもノリスが乗ってましたし、確かに言われてみれば名機です。飛びそうにありませんが…(^^;
ザクのぶら下げ、懐かしすぎて萌えました〜!
mkokuさん、
いつもコメントありがとうございます。
確かに08小隊にも出てきましたね!
ぶら下がりザクは、ほんの冗談で試してみたら意外といけたので驚きました(笑)。
こんばんは。
40作目投稿、おめでとうございます。
Ex.モデル、しかも、マゼラ・アタックやドップ
では無く、ルッグンとは、渋いですね。
シャアが乗ってたり、U.C.に登場していたのは
知りませんでした。
塗り分けは少なそうだけど、丁寧に仕上げられて
いますね。
レドーム上下のギミックとは、ジオン驚異の
メカニズムですね。可動部の工作も地味だけど、
効きそうですね。
でも、ザクが下にぶら下がったらかなり不安定に
なりますね。板津豊専用ドムだったら、
確実に墜落するでしょう…
>>『ストラ〇ク・ウィッチ〇ズ』
次回作で、『ス〇パン』と、ちょっと関係ある
MSを取り挙げます。
鯖豚定食さん、
いつもコメントありがとうございます。
やはり節目となる作品は、なにか特別なものを、と思いまして、マイナー機体で攻めることにしました(笑)。
次回作は「スト〇ン」関連の機体ですか!?
楽しみにしていますね!!
5年ほど前に、スマホのネットアプリ(?)のオススメで発見して登録しました。
地味な作品が多いかもしれませんが、暇を見て投稿していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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