AGEヒストリー第5話
AG.164 今日は「勇気の日」長い戦争が始まった日。
ボクの名前は“キオ”
キオ・アスノ。
代々、ガンダムを受け継ぐ家系に生まれてきた、アスノ家の長男だ。
ボクの父さんも、ガンダム乗りだった。
でも、ボクが産まれてすぐに出撃した作戦で行方不明になってしまって、
ボクは父さんの事を知らない。
父さん….戦争はまだ、終わっていません。
地球は今、“ヴェイガン”って呼ばれる敵と戦争状態にある。
でも父さん達が昔に戦った戦争を最後に、ヴェイガンは鳴りを潜めていて、今は大きな争いは無い。
戦争状態なんて嘘みたいだけど、じいちゃんは、まだ奴らは地球を狙ってる、ヴェイガンは殲滅じゃーって毎日言ってるんだ。
そんなじいちゃんだけど、居なくなった父さんの代わりにボクを育ててくれたんだ。
ヴェイガンが本当にまだ地球を狙っているかどうかわからないけど、この平和が続けばイイな、ってボクは…..。
レブルス「HEYキオ!そんな所で何してんだよ!」
ウェンディ「今からバーベキューするのよ!一緒に行きましょうよ。」
キオ「え?うん...いいよ。」
ウェンディ「じゃ乗って、キオ。」
キオ「うん...。ところでさ、レブルス。」
レブルス「おう、なんだ?」
キオ「この車、どうしたの?」
レブルス「どうしたのって、俺の車だぜ。」
キオ「俺の....って、ボクたち今、13歳だよ?」
レブルス「なんだよ、知らねえのかキオ、アメリカじゃあ13歳から車を運転していいんだぜ。」
キオ「ここはアメリカじゃないし、アメリカでもそんな事無いよ。」
レブルス「アメリカは自由の国なんだぜ。だから中学生になったらクルマに乗れるんだ。コレが自由の国アメリカだぜ。」
キオ「....ちょっと降ろしてくれないかな?」
レブルス「おいキオ!走り出しちまった青春はもう止まれないんだぜ!ぬーすんだクルマではーしりだす♫」
キオ「うわー!やっぱり!レブルスのクルマじゃない!!」
レブルス「青春は道連れなんだぜ!それがアメリカ!スタンドバイミー!」
キオ「うわあ!アメリカの人達に謝れー!!」
ウェンディ「ねえ!アレ!!アレは何!?何か飛んでくる!」
レブルス「HAHAHAっ、慌てるなって。アレはUFOだぜ、ロズウェルから飛んできたんだろうよ、なんてったって、ココはアメリカだからな。」
キオ「ココはコロニー、“オリバーノーツ”だよ!」
ウェンディ「あー!コッチに来るわ!」
レブルス「何い!?それじゃあアレは俺を追ってきたポリ公かよ!?」
ロジー「きゃー!!撃ってきた!!」
レブルス「アメリカのポリ公はすぐに撃ってきやがる!こんちくしょうが!」
キオ「アレはUFOでもポリ公でもないよ!ヴェイガンだ!」
どーん!!
ウェンディ「きゃーー!!」
レブルス「うわー!!アンビリーバボー!宇宙人の地球侵略が始まったのかよお!?」
キオ「違う!じいちゃんの言ってたヴェイガンが攻めてきたんだ!」
フリット「キオ!そこに居たか!」
キオ「おじいちゃん!?」
レブルス「おお!?アレがキオのグランドダディかよ!?」
フリット「キオ!ヴァイガンじゃ!ヴェイガンが現れたのじゃ!このコアファイターに乗れ!」
キオ「じいちゃん!ボクそんなの動かせないよ!」
フリット「大丈夫じゃ!コッチに来い!」
レブルス「行って来いよ、キオ!行って俺達の自由と青春を取り返してくれ!」
キオ「デブルス...!」
レブルス「頼んだぜキオ!グッドラック!」
キオ「わかったよ、ボク行くよ!行こう、じいちゃん!」
フリット「おお、行くぞ!」
レブルス「グッドラック!キオ!!あと俺の名前、間違えてるぜベイビー!」
ウェンディ「あのー、私、3部のヒロインなんだけど影が薄すぎない?」
フリット「行くぞキオ!ヴェイガンは殲滅じゃ!」
キオ「でもこんな戦闘機じゃあ、戦いにならないよ!武器はビームバルカンしか付いてないじゃないか!」
フリット「ハハハ、安心しろキオ!お前はひとりじゃない。3人のチカラを合わせて戦うんじゃ!」
キオ「え?3人!?」
フリット「そうじゃ!3人じゃ!兄弟3人のチカラを合わせるんじゃ!」
キオ「え?ボク兄弟なんて居ないよ!?」
フリット「来い!お前たちー!!」
??「待たせたなーっ!キオ!!」
??「助けに来たぜ、キオ。」
キオ「ええ!?君たちは..!?」
アカオ「俺の名はアカオ!アスノ家の長男だぜ!」
アオ「俺は次男のアオだ。宜しくな、キオ。」
キオ「えええーーっっ!?ボクは三男だったの!?」
フリット「そうじゃ!お前たちは三つ子じゃ!ヴェイガンの魔の手からお前たちを守る為に、皆別々の場所で育て、そして戦う為に極秘裏に訓練を受けていたんじゃー!」
キオ「色々頭の理解が追いつかないんだけど!!?じゃあボクの名前って!?」
フリット「もちろん赤青黄の黄色、黄男で“キオ”じゃ!儂が命名した。」
キオ「じいちゃんーーーっ!?なんて名前付けてるんだよおー!?」
フリット「黄色はカレー担当じゃ。カレー好きじゃろ?」
キオ「好きだけどーーー!?今はそんな事言ってる場合じゃ!?そうだ!ボクは戦う訓練なんか受けてないよ!!」
フリット「大丈夫じゃ。お前の誕生日に、ゲーム機を送ったじゃろ?」
キオ「あの、ひと部屋丸ごと使ったゲーム機!?母さんがめちゃくちゃ怒ってたヤツ!?」
フリット「アレは実はゲーム機では無い!お前は小さい頃からゲーム機を模したMSバトルシュミレーターで洗脳...いや訓練されておったのじゃ!今こそ戦うのじゃ!キオ!ヴェイガンは殲滅じゃ!」
キオ「よし、わかったよ!じいちゃん!」
フリット「キオ!AGEデバイスを右のコンソールパネルにセットじゃ!」
フリット「次に30番から35番のスイッチを入れたら、モニターのガイドに合わせてレバーを引くんじゃ!いいな?」
キオ「ええっと…」
アカオ「行くぜキオ!合体だ!」
アオ「レッツAGEコンバイン!」
キオ「合体!!ガンダムゥ!!」
ぐおーっバキンッ!
『ガンダムAGE−3!!』
フリット「....キオ。コンソールパネルはグーで叩いちゃダメだぞ。」
キオ「コレが....ガンダム....?」
フリット「そうじゃ、ガンダムAGE−3じゃ!怖いか?キオ。」
キオ「ううん.....大丈夫!」
フリット「キオ、ガンダムを動かせ!そしてガンダムを受け継ぐのじゃ!!」
キオ「うん。で?あとはどうすれば!?」
アカオ「よーしあとは頼んだぜ、キオ」
アオ「宜しく頼む。キオ」
キオ「えええーーっっ!?ボクが戦うの!?」
アカオ「コアファイターはガンダムの中心なんだぜ。コアファイターはキオの機体なんだから、そりゃそうだろ。」
アオ「落ち着け。お前なら出来るさ、キオ。」
キオ「いきなりなんて無茶だよ!」
フリット「落ち着けキオ!コクピット周りをよく見てみろ。」
キオ「え?あ!ゲーム機と同じ!?」
フリット「そうじゃ。ゲームと同じ様にやれば万事オッケーじゃあ!」
キオ「わかったよ、よーし行くよ!ヴェイガンは殲滅だあ!」
フリット「よーし。ヴェイガンは殲滅じゃ!」
キオ「来い!ヴェイガン!ボク達のガンダムが倒してやるぞ!」
アカオ「おい、キオ!敵が向かって来たぞ!」
フリット「わかっとるわい!キオ、ビームサーベルじゃ!」
キオ「わかったよ、じいちゃん!うおおー!!」
アオ「よし!いいぞ、キオ!」
フリット「まだじゃ!正面じゃキオ!シグマシスライフルを使え!」
キオ「シグマシスライフル!?」
フリット「これぞ!ディーヴァのフォトンブラスターキャノンの技術を応用した新兵器!!」
キオ「よーし!いけえ!!」
どかーーん!!
アカオ「うおー!!凄え!」
アオ「一撃でヴェイガンの部隊を貫くとは!なんて威力だ。」
キオ「威力ありすぎだよ、じいちゃん!」
フリット「わはは!ヴェイガンを殲滅するのに、やりすぎって事はないわい!」
キオ「コロニーまで破壊しちゃうよ!」
フリット「キオは優しいのお。威力は絞れるから、戦況でコントロールすればええぞ。」
イゼルカント『地球圏に生きる人類よ...。』
キオ「あ!アレは!?」
イゼルカント『…我が名は“イゼルカント”火星圏に生きる人類、独立国家ヴェイガンの代表者である。』
フリット「ヤツは敵...!ヴェイガンの憎むべき親玉じゃ!!」
キオ「アレが...!敵...!!なんて大きさなんだ...!」
アカオ「なあキオ....。アレって投影ビジョンじゃないか?」
イゼルカント『よく聞くがいい地球種よ。ヴェイガンは此処に地球侵略の全面開始を宣言する。エデンをこの手に!』
フリット「何をぬけぬけと...!地球圏は我らの故郷だ!絶対に渡さん!ヴェイガンは殲滅じゃ!」
キオ「ねぇ、じいちゃん。さっきのイゼルカントっていうのがヴェイガンの首領なんだよね?」
フリット「あぁ、奴は邪悪な存在。人類を滅ぼそうという魔王だ。絶対に倒さねばならん。」
アカオ「ドラクエっぽいな。」
キオ「ボク、倒すよ。あんなことをするヴェイガンの奴らを絶対に倒す!この、じいちゃんのガンダムで!」
アカオ「そうだ!俺達で地球は守るんだ!俺達なら出来るぜ、キオ!」
アオ「ああ。守ってやろうぜ、俺たちで。なあ、キオ。」
キオ「2人とも..!」
フリット「さあ、こうしてはおれん。今すぐディーヴァへ向かうぞ。」
キオ「ディーヴァって?」
フリット「我らの母艦じゃ!それに乗って奴等の本拠地、火星へ向かう!」
キオ「火星へ!?」
フリット「そうじゃ!火星に巣食う奴等を殲滅するんじゃ!ヴェイガンは殲滅じゃー!」
キオ「おーっ!」
−要塞ビッグリング−
フリット「今、戻ったぞ。アルグレアス。ディーヴァは出せるな?」
アルグレアス「え?私、総司令ですけど?」
フリット「....ディーヴァは出せるな?」
アルグレアス「....え?」
フリット「出せるな?」
アルグレアス「え、ええ。もちろんです。」
フリット「艦長は誰だ?」
アルグレアス「え?」
フリット「....艦長は?」
アルグレアス「え、えーと、彼女です。」
ナトーラ「え!?私!?艦長なんてやったことないですよ!?」
アルグレアス「大丈夫、出来る。キミ、今から少佐ね。」
ナトーラ「ええ!?」
フリット「MS部隊はどこだ?」
アルグレアス「え?」
フリット「....MS部隊は?」
アルグレアス「え、えーと、アビス隊!アビス隊が居たはずだな!隊長は何処だ!?」
セリック「ハイ。」
アルグレアス「キミ達、ディーヴァに所属になったんで宜しく。」
セリック「急ですね。わかりました。では、ガンダムは私の指揮下に入って貰います。」
フリット「何!?儂はフリット・アスノだぞ!!」
セリック「は?」
フリット「ガンダムを貴様の指揮下に置くなど、断じて許さん!」
セリック「しかし、軍は連携が重要です。ガンダムだけ単独行動させる訳にはいきません。」
フリット「えーい!貴様は儂の言う事を聞けばいいのじゃ!」
セリック「私は、MS隊の隊長です。」
フリット「儂はフリット・アスノだぞ!!」
セリック「は?」
ナトーラ「ああああ〜っ!2人とも落ち着いて〜っ!」
フリット「うるさいわ!話に入ってくるでない!」
ナトーラ「あああ〜っ。」
キオ「めちゃくちゃなんだけど...。」
アオ「まー、ここは大人達に任せて。」
アカオ「俺たちはMSデッキ行こうぜ。」
アカオ「ところで自己紹介が遅れたな。俺がGトップのパイロット、アカオだ。」
キオ「ホントにボクにそっくりだ...!」
アカオ「髪が赤いのが特徴だぜ。」
アオ「そして髪が青いのが俺、アオさ。Gベースのパイロットだ。改めて宜しく。」
キオ「2人共わかりやすいね。ボクは髪が茶色なのにさ。」
アカオ「アハハ!じゃあ今からキオの名前はチャオにしようぜ!」
キオ「やだよそんなの!中国の挨拶みたいじゃないか。」
アカオ「アハハ!冗談だよ、キオ。」
アオ「チャオはイタリア語だと思うが。俺たちは、何があってもお前を守る。イイな、キオ。」
キオ「え?」
oyz「おお!来たか。おまえ達。」
キオ「え?あなたは?」
oyz「私はMS可変開発室長のoyzだ。AGE−3の可変開発システムを担当している。」
キオ「へー、凄いんですね!」
アカオ「そーでもないよ。」
oyz「おまえが言うな!」
アオ「では今回の可変ギミックについて説明しよう。」
oyz「それ俺の役目。おまえが言うなって。」
キオ「皆んなは知ってるんだね。じゃあ説明お願いします。」
oyz「キオくんはええ子じゃのー。では今回のAGE−3だが、3機のマシンが1機のロボに合体する、ヒーローロボ仕様になってる!」
アカオ「ロボって言うな!」
oyz「それぞれのマシンに3人の兄弟が乗り込んで、敵と戦うんだ。」
アオ「マシンって言うな!」
oyz「3機のマシンはそれぞれに合体する事で、いろんな合体パターンを作れるよ。」
キオ「へー!凄いです!」
oyz「キオくんはホンマにええ子やのー。それで、AGE−3は、上半身、下半身、それとコアで、それぞれAパーツ、Bパーツ、Cパーツに分離、可変するんだ。ではそのパターンを説明していこう。」
キオ「宜しくお願いします!」
⭐︎コレが、ガンダムAGE−3の秘密だ!
① Aパーツ Gトップ
② Bパーツ Gベース
③ Cパーツ コアファイター
oyz「コレが基本形態。お次が組み合わせヴァリエーション。」
④ A + B Gセプター
oyz「ガンダムになるには、一度このGセプター形態になり、そして最後にコアファイターがドッキングするぞ!」
⑤ A+C トップファイター
⑥ B+C ベースファイター
oyz「トップファイターは攻撃力、ベースファイターは機動力重視の形態だぞ!」
⑦ A+B+C Gファイター
「全部乗っけ形態。航続距離が長いぞ。取り回しはあんまり良くなく、MS形態になるには分離後に再合体する必要があるぞ。
oyz「どうだい?凄いだろ!?」
キオ「うん!凄いよ!室長さん!」
アカオ「この可変ヴァリエーションはコアファイターが中心になってるんだな!」
アオ「そうゆう事だ。俺たちはキオをサポートするのが任務なのさ。」
キオ「えー!?そんな!」
アカオ「キオは、あのフリットじいさんの指導を直接受けてるんだぜ。」
アオ「俺たちとは違うって訳さ。」
キオ「そんな事ないよ、皆んなのチカラがボクには必要なんだ!」
アカオ「心配するなって!一緒に頑張ろうぜ。」
アオ「ああ。ヴェイガンから地球を守るんだ。」
キオ「うん!」
ビービービー!
キオ「え!?何!?」
アカオ「敵襲だぞコレ!」
アオ「またヴェイガンが現れたようだ。」
キオ「そんな!じいちゃん達は!?」
セリック「私は、MS隊の隊長です。この艦に搭載されるMSなのですから、私の指揮下にあるべきです。」
フリット「儂はフリット・アスノだぞ!!」
セリック「は?」
ナトーラ「ああああ〜っ!もうやめてください〜っ!」
フリット「うるさいわ!すっこんどれ!」
アオ「....まだ言い争ってるな。」
キオ「あー!もう!じいちゃんは!」
アカオ「俺たちだけで行こうぜ!ヴェイガンの好きにさせるもんかよ!」
アオ「そうだな。行こう。」
キオ「よし!行こう!皆んな!!」
oyz「よーし、準備は出来ているぞ!」
キオ「よし!乗り込むぞ、皆んな!」
アカオ・アオ「おう!」
キオ「ガンダムAGE−3!Gファイターモード!行きます!!」
キオ「ヴェイガンのいる場所は近いよ!」
アカオ「ヴェイガンめ..!またコロニーを襲いに来たのか!」
アオ「キオ!分離だ。ベースファイターで行くぞ。」
キオ「うん!了解!チェーンジ!ベースファイター!」
アオ「飛ばすぞ、キオ。」
キオ「え?うわぁーー!!」
アカオ「先に行っててくれよお!後から駆けつけるぜ!」
アオ「いたぞ!ヴェイガンだ。」
キオ「敵の注意をこちらに向けなきゃ!ビームバルカン発射!」
ダダダダダっ!!
キオ「命中!でも倒せてないよ!?」
アオ「それでいい。敵を惹きつけるぞ。」
キオ「追ってきたよ!」
アオ「よし、分離するぞ。」
キオ「え!?どうするの!?」
アオ「アカオのGトップと合体しろ。それなら倒せる。俺は囮だ。」
キオ「わかった。気をつけてね。」
アオ「ああ。」
アカオ「キオー!」
キオ「アカオくん!」
アカオ「キオ!合体だ!」
キオ「よーし!合体!チェーンジ!トップファイター!」
アカオ「キオ!ヴェイガンの方へ向かって飛べ!狙撃はオレに任せろ!」
キオ「了解だよ!」
アカオ「よーし!狙い撃つぜ!いけえ!ビームバスターッッ!!」
どーん!!
キオ「やったよ!アカオくん!」
アカオ「ああ!やったぜ!」
アオ「喜ぶのはまだ早い!赤い機体が来るぞ!」
キオ「あ...!アレは...!?」
ゼハート「また私の前に現れたか..!ガンダム!!」
アカオ「アイツはなんかヤバい!合体するぞ!」
アオ「よし!Gセプターに合体!」
アカオ「そして、ガンダムに変形っ!」
アオ「今だキオ!!コアファイターでドッキングしろ!」
アカオ・アオ『レッツAGEコンバイン!』
キオ「いくぞ、合体!!ガンダムゥーーッ!!」
ぐおーっバキンッ!
『ガンダムAGE−3!!』
ゼハート「現れたか!ガンダム!」
キオ「この敵は...!?今までの敵とは全然違うよ!?」
ゼハート「我らの悲願!エデンの奪還を邪魔させる訳にはいかん!」
キオ「エデンの奪還!?ボク達を襲ってきたのはそっちじゃないか!」
ゼハート「ガンダムに乗ってるのは...、子供か?」
キオ「子供で何が悪いんだ!」
ゼハート「そうか....。ガンダムに乗ってるという事は...。アセムの息子か。」
キオ「え!?父さんの名前...!?父さんを知ってるの!?」
アカオ「キオ!ヤツと話しちゃダメだ!」
アオ「キオ、戦いに集中しろ!」
ゼハート「他にも子供が乗ってるのか..!?しかし...!?」
キオ「おまえは誰なんだ!!」
ゼハート「私はヴェイガンの指揮官、ゼハート・ガレットだ。」
キオ「ボクはキオ・アスノです。」
アカオ「自己紹介しちゃったよ!?」
ゼハート「やはり、アセムの息子か..!おまえは我らヴェイガンの目的を知らんと見えるな。」
キオ「目的って!?」
アカオ「キオ!ヤツと話すんじゃない!」
アオ「キオ、敵に乗せられてるぞ!」
ゼハート「我らヴェイガンは、地球圏を追われた人間だ。我らは地球圏の奪還を目指し戦っているのだ!」
キオ「地球圏を...追われた.....人間!?」
ゼハート「その目的を達する為、我らは戦う!邪魔をするな!」
キオ「そんな.....!ヴェイガンは...人間!?」
アカオ「しっかりしろキオ!」
アオ「奴等は地球圏を乗っ取ろうと企む敵だぞ!」
キオ「人間を相手に戦っていたなんて...!」
ゼハート「戦意を喪失したか。だが、私はヴェイガンの戦士。戦う意思が無くともガンダムは倒さねばならん。ヴェイガンの為に!」
アカオ「来たぞ、キオ!!」
アオ「しっかりするんだキオ!!」
ゼハート「覚悟!!」
ズバーーーーーーッ!!!ドドドドドドッ!!
ゼハート「何!?我が艦隊が!?やられただと!?」
キオ「この光は!?」
アオ「コレはディーヴァのフォトンブラスター!!」
アカオ「コロニーの近くでブッ放すなんて、完全にイカれてやがるぜ!さすがはジジイだ!」
フリット「キオー!!大丈夫か!?」
キオ「じいちゃん...!?」
フリット「アカオ、アオ!おまえ達がついていながら何をやっておるか!!キオ、もう大丈夫じゃ!応援に来たぞ!」
ゼハート「く...!アレは...ディーヴァ!それに...フリット・アスノか。くっ、撤退せざるを得ないか...。」
アカオ「あ!敵が逃げたぞ!」
アオ「ああ...。だが追撃はムリだな。」
キオ「じいちゃん...!ヴェイガンは...。」
フリット「今は戻れ、キオ。船室で休むんじゃ。話は後じゃ。」
キオ「....うん....。」
こうして、ヴェイガンを退けたボクらのガンダムAGE−3。だが、ヴェイガンもまた人間だった。そんな敵とキオは戦えるのか!?そして地球圏の運命は!?戦いはまだ始まったばかりだ。たたかえボクらのガンダムAGE−3!平和をこの手に掴むまで!!
キオ編スタートですっ。AGEヒストリーもコレで折り返し。残り5話あります。最後まで読んでくださいねっ
コメント
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ZZモチーフのAGE-3を先祖返りと言わんばかりの3体合体改修とは恐れ入りました👏😆
3体合体にあたって三つ子設定もナイスです!
で、合体と言ったらチェンジゲッター!かレッツコンバイン!の掛け声が王道ですよね〜已む無し😚
AGE−3の合体シーンがヒーローロボのそれだったので、だったら徹底的にやってやろーwと。
3つ子設定もヒーローロボから。
しかもこの設定、最後まできっちり持っていきますよ〜っ!
最後まで見てくださいねっ
完成おめでとうございますー!✨
複数の合体パターンアリな三分割合体はやはり熱い☺️✨
上手いことこれを実現されるのは、さすが室長ですわー!☺️
ありがとうございますー!
せっかくZZモチーフなので、可変合体機構、頑張りましたーっ!
ですがっ、マジでヒーローロボ合体に寄ってしまい、MSのスマートな可変要素が低めになってしまったなーって反省っ
完成おめでとうございます!
(*´∀`*)
変形が自然な上ベースよりビルドアップされて迫力がありますね
様々な合体パターンを用意してあるところは流石oyzさん
回を増すごとにoyzワールドに磨きがかかってますね
ありがとうございます〜
AGE−3ってイメージよりキットがスリムなんですよね。
なのでココはゴッつく..!そういえば攻撃方法似てるな…。(´ω`;)
可変は取ってくっつけてみたいな感じで、あんまり機能的じゃなかったなーと反省ですう〜。
ヒーローロボ感出てるからイイかな?
フォース“GUNSTARDOM”可変開発室 室長。
可変機が大好き!作品毎にストーリーを書きます。最近小説みたいになってガンプラの写真が挿絵の様になってます。
嫁がガンプラアンチでナイショで深夜のみで制作。なので塗装は筆です。(´・ω・`)
oyz (オイズ) 可変開発室長さんがお薦めする作品
すーぱーるなまりあ
すーぱーはまーん様
オイズッガイ
SD⇄リアル ストライクガンダム
クルーゼ隊のコロニー強襲から辛くも逃れたアークエンジェルだっ…
μガンダム
宇宙世紀0093年。シャア・アズナブルは新生ネオ・ジオン軍を…
マゼンダさん考案方式 可変ガンダム
どーも、こんにちは!可変開発室のoyzです! 今回は、“可変…
可変検証試作型サザビー
宇宙世紀0093年。シャア・アズナブルは新生ネオ・ジオン軍を…