GBN世界のガンプラビルダーに贈るHGBCガイド、「GBNWeapons」。
【第32改「新たなる象徴」:HGBC 046 HWS&SVカスタムウエポンセット】
第32改「新たなる象徴」
GBNの新たなる象徴は、未来を変えるか。
ー「ELダイバー事件」、IBA武装テストが終わってしばらくした後ー
あたし、アルザス・リースリング。フォース(ぼっち)・「アルケミスト」のリーダー。
GBN内では特殊な立ち位置にいて・・・ゲーマス(ゲームマスター)からの依頼で、開発チームが開発した武装をGBN内で適正かどうかテストする役割を持ってるの。
もちろん普通のダイバーではあるし、飲み友達も相当に増えたから・・・エンジョイはしてるわ。
それはさておき。GBN内ではまた事件が発生したのよね。
「マスダイバー」・・・「ブレイクデカール」を使ったチートダイバーが、復活したの。何者かが作った「ネオ・ブレイクデカール」なるツールによってね。
まぁ、一ガンプラビルダー(シバ・ツカサ)で作れるものを他がまねしないはずないし、セキュリティ面は日進月歩、簡単に突破できるのは世の常だったと思ったけれど・・・
・・・い、や~。ここまで早く戻ってくるとはね。
今回も当然GBNにかける負荷は大きくて。下手をすれば、「ビルドデカール」でこの世界に定着させたサラちゃんの生命にも関わるかもしれないって。
運営・開発側は修正パッチを何とかしようと苦心しているわ。現実世界にも働きかけているみたいね。
それがどうにかなるまでは、ダイバー一人一人の自己防衛、そして自治が切り札よ。その先頭に立つのは、サラちゃんを擁するフォース・「ビルドダイバーズ」のリーダー・リクと、現GBNチャンピオンダイバーのフォース・「AVALON」、クジョウ・キョウヤ。
以前の「有志連合」的なものね。多くのダイバーがこれに賛同して・・・今回はあたしも、その一員となったわ。
ダイバー達は相互に連携を取り合い、特に初心者ダイバーのバックアップに努める。武装データなどの情報も共有して、運営側の許可でミッション報酬として使えるように・・・
・・・で、この武器セット。リクのダブルオースカイHWSとクジョウのAGEIIマグナムSVのパーツをまとめたものよ。
偶然とは言え、2つの追加ユニットを合体させて一つの飛行メカとして運用できることが解った・・・らしいんだけれど、それはプロパガンダ的な側面もあるんだろうねってシャフリ様が。
かつて「第二次有志連合戦」で戦い、GBNの未来を作った二人が・・・新たな「象徴」になったんだ。
ところで、本当・・・コアパーツ、誰が作ったんでしょうね。
あたしも、頑張らないと。「ネオ・ブレイクデカール」を使うマスダイバーは強敵だわ。
だからこそ、このGNヴィンテージを間に合わせる意味がある・・・!
(小説パートの補足)
・今までの話とは平行しつつ、さらに「その後」の話へ。
今までのHGBC編、IBA編からは後の時間軸です。もちろん設定はフィクションです。
・コアユニットの存在もありプロパガンダ説は個人的に推すところ。SV側には汎用性を考慮していないパーツもありますし。
しかし、それでGBNの連帯感が高まったと思われるのは事実でしょう。
【武装データ】
キット種別:HGBC(ハイグレードビルドカスタム)
発売:2019年1月
価格:1200円(税抜き)
関連ガンプラ:HGBD ガンダムダブルオースカイ(HWSが対応。ハイヤーザンスカイフェイズでも対応)
HGBD ガンダムダブルオースカイHWS(トランザムインフィニティーモード)(成形色を変更したHWSが付属)
HGBD ガンダムAGEIIマグナム(SVユニットが対応。組み立て前の本キットと組み合わせて最終回仕様のAGEIISVを再現)
HGBD ガンダムAGEIIマグナム SVVer.(成形色を変更したSVユニットが付属)
HGAGE Gバウンサー(ティエルヴァ作成の早道になるかも?)
「ビルドダイバーズ」、現時点で最後のHGBCは最終決戦用ウェポンセット。
同作で登場したHGBC最高ランクの1200円(税抜き)キット2個目にして、もう一つの同価格帯であるマシンライダーよりもさらに厚い箱の持ち主。
一個一個のパーツも非常に大きく、HGBCでは最高最大の武器セットと言えましょう。
ランナー。グレーのパーツはKPS。
基本的には、ダブルオースカイHWSのHWS部分、AGEIIマグナムSVのSV部分をそれぞれ成形色を変更して封入。
そちらにSV部分にブリッジされた専用コアパーツとランナーレス台座・BA-0を足した物になります。
ダブルオースカイ通常版にはBA-0は付属しないため、そちらの拡張キットともなります。
セット内容。
※ダブルオースカイ用HWSユニット
・バックパック基部
・ランサーミサイル×2
・大型ミサイルポッド×2
・マルチミサイルランチャー×4(腕用・足用ジョイント各×2)
・2軸→1穴ジョイントパーツ
※AGEIIマグナム用SVユニット
・バックパック基部
・シグマシスファンネル×2
・増加脚部パーツ×2
・ビームバルカン×2
・ガンダムAGE-2バックパック用変換パーツ
・AGEIIマグナムSV用頭部前面パーツ
・BA-0用延長ユニット
※本キット追加パーツ・スタンド
・コアパーツ
・BA-0(ランナーレス台座)
※余剰パーツ
・HWSバックパック基部
・ガンダムAGE-2バックパック用変換パーツ
・AGEIIマグナムSV用頭部前面パーツ
余剰部分を余計に説明しているからでもあるけれど・・・パーツは非常に多いです。
HWSバックパック基部は余剰パーツ扱いですが、PC-7も余剰となるためもう一つ作成可能です。
HWS&SVカスタムウェポン:
「第二次有志連合戦」で相対した二つのガンプラの追加拡張装備を、新規に設計されたコアパーツを使用してひとまとめにしたもの。
偶然ながらも機能的にまとめられた双方の武装は二人の相性の良さを示すものと言えた。
汎用性も考慮され、各武装は特に乱戦時に優位を発揮する。
「HWSはまだしもSVを支援ユニットで持ってくる必要ないよね」と思ったのは内緒。
とはいえ、まとめられた状態では今までのブースター関係にも相当する飛翔メカに。完成した双方の武装を複雑に組み替えて完成させます。
コアパーツのモチーフはガンダムAGE-3のコアファイターかな。キャノピー部分にはシールが付属。
底部の3ミリ穴でアクションベースに対応。
HWSユニット:
ガンダムダブルオースカイに追加装備するヘビーウェポンユニット。
「第二次有志連合戦」にあわせて完成されたそれは、乱戦・長期戦となることが容易に想像できた本戦闘において、「最大火力の初撃」をたたき込むためのリクのアイデアであった。
実弾兵器、ほぼ全てが一発の打ち切りにまとめられており、通常のダブルオースカイに戦闘用のエネルギーを回せる利点もある。
大型ミサイルポッド:
対艦・対大多数用の大型ミサイル。拡散使用も可能であると思われる。
まずはHWS。本編では数秒で使い切ったある意味もったいない武装(しかもそれが本来の運用用途)。
バックパック基部には1軸ジョイント。AGP穴には本キットに付属の2軸変換パーツを使用。
ランサーミサイルは左右に3ミリ穴。外側に3ミリ軸を介し大型ミサイルを外付け。
マルチミサイルランチャー:
ダブルオースカイでは腕・足に2個づつ装備。増加装甲としての役目も果たす。
マルチミサイルランチャーの基部は4個共通。裏側のジョイントが無い状態では3ミリ穴で接続します。
そこからジョイントパーツをつけて。
腕用、足用で分かれています。片側は3点の軸。ダブルオースカイのスカイブレイサー・スカイレガースに直接取り付け。
もう片側は3ミリ軸。こちらでは基部をブレイサー・レガース穴で固定するためちょっと緩いかな。
同時に、ダブルオースカイの腕・足に別の3ミリ穴武装を接続することも可能。
ランサーミサイル:
槍状の長大な遅延信管式ミサイル。対象物に突き刺さり、その深部から爆発させる。
攻撃対象が複数の場合、ミサイル発射後に内蔵した子弾を放射させることも可能。
ダインスレイヴ!・・・ではなく。実際は「SEED」のブリッツガンダムのランサーダートに似た対艦武装。
とはいえ、独立して運用できるため汎用性は高いです。バインダーガン(第4改参照)のライフルを接続して手持ち武装に。
ランサー部分は取り外し可能です。
SVユニット:
クジョウ・キョウヤがガンダムAGEIIマグナムに組み込んだ最終決戦仕様武装ユニット。
ガンダムAGEIIトリニティSV:
「ネオ・ブレイクデカール」への対抗・自己防衛を啓発すべく、運営側は積極的な武装活用形態を紹介することとなった。
こちらは現実世界のガンダムベース東京で展示されているガンダムAGEIIトリニティ(こちらの記事参照)に、さらにSVユニットを組み付けたもの。
せっかくなので、SVユニットはAGEIIトリニティに組み付けてみました。
ビームバルカン・バックパック変換パーツはAGEー2関係全てに対応。
SV用顔パーツはダークハウンド以外に対応(よって本写真では装備していません)。
脚部パーツはAGEIIマグナムにのみ対応(裏側に3ミリ穴は開いています)。
特に、AGE-2系全てに対応するバックパック用パーツが使えます。背中にAGP2穴を追加できるためカスタムの幅が広がります。
ビームバルカン:
腰の小翼部分を差し替えてより攻撃的な武装に変更。小翼の可動機構を活かして仰角を付け連射可能。
専用頭部パーツ:
頭部センサーもSV仕様に強化された。
AGEIIマグナムへの換装には「組み立てる前のキットが必要」と記載されていますが、パーツをしっかり外せる自信があれば素組みから換装しても大丈夫だと思います。
頭部パーツは1個余剰。他に使える要素も少ないので改造用に切り刻んでも・・・
シグマシスファンネル:
大型のファンネル。クロー部分を展開してビームショットを行う。
ガンダムAGE-3オービタルのシグマシスロングキャノンと同じ特性を持ち、電磁干渉によりビームの曲射が可能。
AGE-1のビームダガーパーツを乗せて(はまりません。両面テープ必須)。
クローは全て展開可能。左右に3ミリ穴。
脚部ユニット:
長大な脚部ユニットはガンダムAGE-3オービタルを思わせる。
地上への接地時は大きく折れ曲がる。
脚部が長くなるだけでも格好良くなります。汎用性は低いけど。
なお、この状態で飾るにはBA-0延長パーツが必須です。普通のアクションベースの場合は大きく上に延長しましょう。
バックパックパラダイスな本セット。合計3個付属します。
SVユニット側は2軸、HWS側は1軸で接続。
HWS側は左右にPC-7の3ミリ穴、SVは左右に3ミリ軸。
接続アームはSV側・・・片側穴・もう片側双方軸、HWSはシンプルなクランク軸。
応用すれば・・・変形しそうなジョイントに。
GNヴィンテージの運用テスト:
フォース・「アルケミスト」のフォースネスト近辺。
一般向けに完成されたHWSユニットは、完成を目前に控えたアルザスの新ガンプラでもそのテストが行われた。
【次回予告予定】お待たせしました。アルザスの新ガンプラ・GNヴィンテージがその全貌を現します。
現在はまだ塗装中、武装など一部が塗られておらずスミ入れもまだです。完成次第。
HGBCガイド、「GBNWeapons」。【第32改「新たなる象徴」:HGBC HWS&SVカスタムウエポンセット】
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ガンプラビギナーズガイドとかGBNWeaponsでお世話になった者です。
ヘルプセンターにいるロンメル隊長は自分の作品です。本当はポケプラの人。
シリーズ索引は「おすすめ作品」からどうぞ
ブログ:https://solphis2.blog.fc2.com/
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