GUNSTA

ドワッジ

ドワッジ

前回の投稿からかなり時間がたってしまいましたが、先月ガンスタに投稿した「迫撃!トリプルドム」より、個別投稿第3弾、ドワッジです。
10年近く前にたまたま見つけて買った旧キット「ドワッジ」ですが、さすがに無改造で組み立てるには(この時代のキットに慣れてしまった目から見ると)色々とキツく、さりとてHGUCとミキシングするアイディアも技術も、なにより根気も当時は持ち合わせていなかったので、長年部屋の隅に積まれていました。
しかし、幸か不幸か「トリプル・ドムセット」を手に入れることが出来てしまったため、「もう逃げられない・・・」と腹をくくり、製作することにしました。
やはりというべきか、他のドム2体とは桁外れの労力が必要でしたが、苦労に見合った出来にはなったのではないかと自負しています。
そんな苦労話なども含め、是非最後までご覧になっていってください。

正面素立ちです。
塗装は、黒っぽい部分はミッドナイトブルー、砂色の部分はサンディブラウンにニュートラルグレーを混ぜた色、赤はシャインレッド、腰のベルト部分(?)はミドルストーンです(いずれも水性ホビーカラー)。
ところでドワッジの肩口は動力パイプがむき出しになっており、旧キットにもコレを再現する出来の良いパーツが付属しているのですが、そのパーツを片方無くしてしまい(ある人に言わせれば、我々モデラーの所にはしばしば「妖怪パーツ隠し」が現れることがあるそうです)、余っていたパーツ(ドワッジの旧キットの膝上をちょん切って使いました)と以前R・ジャジャを製作したときにも使った旧キット「ヤクト・ドーガ」のパイプを使用し、自作しました(片方だけ自作だと違和感があるので、両側分自作です)。
結果としてなかなかリアリティのある仕上がりにはなってくれましたが、予定にはなかった手間が掛かってしまいました・・・。

リアビューです。
バックパック(?)と後部スカート、各部プロペラントタンクをドワッジのキットから移植しています。改めてみると、ドムとは全く違いますね・・・。
これらパーツの移植に関しては、お互いにフォローさせていただいている「イイジママサミ」さんという方のドワッジを参考に、というか、コメント欄で丁寧にアドバイスをいただき、完成させることが出来ました。イイジマさん、本当にありがとうございました(ちなみに、こちらの「イイジママサミ」さんのドワッジは、各部のディテールアップとウェザリングによりとんでもないクオリティに仕上がっている逸品です。ご興味のある方は是非、私の拙作と合わせてご覧になってください!)。
さらに、ヒートサーベルラックはパーツの裏側にポリキャップを仕込み、HGUCドムのモノを取り付けられるようにしてあります。

「まとめて片付ける!!」
ガンダムUCにて描かれたトリントン基地襲撃のワンシーンより、ザクマシンガンとヒートトマホークを装備したドワッジです。
ヒートトマホークは、カスタマイズキャンペーンのものを部分塗装しただけのお手軽品です(笑)。
それにしても、ドム系の機体って意外とザクマシンガンが似合うんですよね・・・。

今回、他のドム2体に比べて投稿に時間がかかってしまったのは、追加でコレを作っていたからなのです!
ビームカノン!!
旧キットのドワッジはポーラ用ドワッジ(つまりは普通のドワッジ)とロンメル用ドワッジ(いわゆるドワッジ改)のコンパチ仕様になっているため、熱帯用ジャイアント・バズだけでなくビームカノンも付属するんです!あとはヒートトマホークも付いていれば完璧ですよ!?プレバンのMGドワッジも見習って欲しいくらいのサービスっぷりです。

武装一式です。
ビームカノンは、グリップとサブグリップの基部をサンダーボルト版サイコ・ザクのザクバズーカから移植し、可動式にしました。しかし、せっかくグリップを可動式にしたにもかかわらず可動範囲が不十分なため、結局ドムお決まりの「バズーカを肩に担いだポーズ」は取れません・・・。
熱帯用ジャイアント・バズは、旧キット・ドワッジのサーマルスリーブをHGUCのジャイアント・バズと合体させ、フォアグリップをHGUCの方から、銃口脇のスモーク・ディスチャージャーを旧キットの方から移植してあります。
ヒートトマホークは部分塗装のみです。

スカート内と足裏です。

ドワ美「・・・アンタ、覚悟は出来てるんでしょうねぇ・・・?!」『チャキッ』(ビームカノン)

はい、茶番失礼しました。なんだか最近、「ちょくちょくネタを挟まないと死んでしまう病」になったみたいでして・・・。
リアスカートはドワッジのモノを無理やりHGUCドムのキットに移植したので、旧キットにあったバーニア取り付け部をそのまま活用できました。
スカート内の5連バーニアといえば、近年ではMGのキットでも再現されているドワッジの特徴の一つだと思いますので、コレを再現するため旧キットのパーツをそのまま活かしてあります。

塗装前の状態です。
正面から見ると、両脚の出っ張り(脚部スカートの赤いパーツです)ぐらいしか違いはありませんが、ひっくり返してみると・・・

こんなにドムと違います。
というか、もはや別物ですね・・・。

頭部の加工です。
個人的にドワッジを作る上で一番難しいポイントの一つが、この頭部の形状の解釈だと思っています。
設定画はもちろん、MGのキットや多くの方の作例でも、後頭部をグッと伸ばして、そこに後方用カメラがある、という形になっているものが多いのですが、あの後頭部がニューッと伸びた感じが、なんだかエイリアンみたいでどうしても好きになれなかったため「後方用カメラは頭部に直接付いているのではなく、後頭部を保護する装甲板の表面に設置されている」というオリジナル解釈で製作することにしました。
というワケで、まずは後頭部を延長する基部となる部分をプラ板で作っていきます。

プラ板で作った基部の上からラッカーパテを盛り、乾燥後ヤスリやサンドペーパーで形を整えていきます。
形や大きさは、MGのドワッジをかなり参考にしました。
さらに側頭部両側にランナーを削ったモノを貼り付け、ピンバイスで開口してバルカン砲を再現しました。このとき、ピンバイスがドムのパーツそのものにも当たるように押しつけながら回し、弾道(?)が自然になるよう工夫しました。

頭部を取り付け、バックパック(?)や背部プロペラントタンクを仮組みして様子を見ます。
頭部の形状もそこまで違和感のない形に仕上がり、デザイン的な意味での一番の難所はなんとかクリアできました。

背部プロペラントタンクです。
デザイン的には文句なしの出来だったのですが、取り付け位置の関係上どうしても後ろのベルト(?)と干渉してしまうため、余ったプラ板を使って切った貼ったを繰り返し、最終的にはドワッジのバックパック(?)の方のタンク取り付け基部を位置変更し、なんとか背中と干渉せずに取り付けられました。

ビームカノンの製作工程です。
上の説明でも触れましたが、グリップとサブグリップの基部をサンダーボルト版サイコ・ザクのザクバズーカから移植し、可動式にしました。
可動させるだけの強度が欲しかったので、本体の方の可動部(グリップ、サブグリップ両方とも)を仕込むのがなかなかに大変でした。
結局、グリップ基部の方は接着剤+ラッカーパテ、サブグリップの方は接着剤でガチガチに固めてあります。
このとき、もう少しグリップの可動範囲に気を配っておけば・・・。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
これで、長年放置していた積みプラをまた1つ成仏させることが出来ました(笑)。まぁ、手間が掛かることが分かっていたので長年放置してしまっていたのですが、皮肉なことに、いざ完成してみると手間が掛かった分だけ、やはり愛着は湧きますね。
ちなみに次回は「2000円企画」でまたまた積みプラを1つ成仏させてやりたいと思っています。しかも、以前この「トリプル・ドム」個別投稿シリーズ第1弾として投稿した「熱帯戦用ドム量産型」に勝るとも劣らないマイナー機体を製作中です。そちらの方も、完成しましたら是非ご覧になってください。
最後になりますが、本作品をご覧になっての感想などいただけますと幸いです。

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チャレンジする人はたくさんいますが、やってみると意外とめんどくさい、HGUCドワッジです。

コメント12件

  1. GORO55 5か月前
    • Zoo 5か月前
  2. LーM 5か月前
    • Zoo 5か月前
  3. イイジママサミ 5か月前
    • Zoo 5か月前
  4. mc.atsu 5か月前
    • Zoo 5か月前
  5. 蒼き鷹 5か月前
    • Zoo 5か月前
  6. @Riku 5か月前
    • Zoo 5か月前

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