MG Ver.1.0のドムを制作しました。
以前制作したリック・ドムは成形色で仕上げましたが、ドムの方は紫成形色が全く好みではないので塗装しました。
肩や脇腹等の黒色部、関節は成形色のままです。
紫部を何色にするか悩んだ末、明るめのグレーにしてみようと思い至りました。
本当は08小隊の震える山に出てくるドムの色が理想だったのですが、良さそうなスプレー色が見当たらず断念しました。
行きついた塗料はタミヤのミディアムシーグレイです。
工作としては完全ストレート組みです。
合わせ目は肩、肘、脇腹を消しました。
肘は幅が無く合わせも甘いので消すのが厄介ですが、ここに線があるのはどう見てもカッコ悪いので頑張って消しています。
消したら消したで、肘関節が外せなくなり塗装時面倒なんですよね。。
後ハメ手法あるのかもしれませんが、私は知らないのでマスキングで対応しました。
私はMGドムの作例を見させていただく時は、まずここの合わせ目を消しているかどうかをチェックします(笑)
基本塗装、部分塗装、デカール貼り、つや消しトップコート、ウォッシング、スミ入れ、ドライブラシ、チッピングで完了です。
MGは組み立ててしまえばあとは最小限の手入れで十分見栄えするので、何気にHGよりも初心者や時間のない人に向いていますよね。
最近MGばっかり触って楽をし過ぎて、旧キットやHGを作る気が起きなくなってきてしまいました(苦笑)
武装はMGザク1.0付属のザクマシンガンを持たせました。
1.0ドムは手が大きい為、1.0ザクマシンガンを持つことができませんので、ビルダーズパーツに置き換えました。
ただ、ビルダーズパーツもそのままではこのザクマシンガンが嵌らなかったので、干渉する箇所を削って微調整しました。
左手は握り拳に穴を空け、フォアグリップを握れるようにしました。
ストックも腕への干渉を軽減させる為に少し削って整形しました。
ちなみにMGシャア専用リック・ドムには1.0ドム手首で持てる「ドム用ザクマシンガン」という回りくどい武装が付属します。
ドムマシンガンじゃダメなんですね(笑)
ここでMMP78WG(WG=ワイドグリップ?)という型番が生まれた認識です。
マシンガンのデザインはこのMG Ver1.0が一番カッコいいと思います。
型番でいうとZMP-50Dに当たるんですかね。
F2ザクやVer.2.0等に付いてくるザクマシンガンは、実銃のライフル(俗にいうAR系)のオマージュが強すぎて好きになれないです。
人間工学的に最適化されたデザインを、そのまま安直に10倍の大きさにしてMS用にしても、それが最適なデザインではないだろうと思うからです。
せっかく腰に装備インターフェイスがあるので、予備弾倉も作り携行させています。
少年時代08小隊で見たトップ旧ザクがカッコ良すぎて衝撃を受け、以来ザクマシンガン装備時は予備弾倉を腰に携行しないと満足できない体になってしまいました(笑)
ポーズのバリエーションをつけられるよう、ビルダーズパーツの手も用意しました。
キットの手首とビルダーズパーツだと大きさもデザインも結構違う為、さすがに違和感があったので。
ウェザリングは前回制作したサムズアップ旧ザクと同じ手法を採用しました。
クレオスウェザリングカラーのグランドブラウンで強めの茶色でウォッシング&スミ入れ→サンディウォッシュで砂汚れ付加→ドライブラシでエッジ強調&金属色アクセント→チッピングで情報量UPです。
数百円の塗料数種と綿棒、捨てるレベルの筆でこのレベルの汚しなら手軽に出来てしまうので、良い時代に生まれてきたなと思います。
今回、蒸し暑い夜中の屋外でトップコートを吹いたら盛大に白被りしてしまったので、誤魔化す為にかなり強めに汚しました。
トップコートは絶対に焦らず、万全の環境が整ったタイミングで吹くものだと再認識した次第です。
とても手が回らないくらいのキットを積んでるんだから機が熟すまで他のキットをいじっていれば良いものを、完成が近いとついそのキットばっかり触りたくなっちゃうんですよね(苦笑)
プラモは良い精神鍛錬になると思います。
完全上位互換のVer.1.5が存在する今日ですが、大型手首パーツは1.0の専売特許なので、まだ一応1.0の存在価値は残っている感じですかね。
アクションポーズを取らせる上では1.5に大きく間を開けられますが、そもそも1.0がオーパーツレベルの完成度を誇るキットなので、こっちもいまだ現役感はバリバリです。
何だかんだで1.0ドムはこれが3体目の制作になりましたが、何度作っても楽しいキットです。
次はぜひ1.5を組んでみたいところです。
撮影してトリミングした写真が余ったので、おまけとして適当に貼っていきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
クリアコートで盛大に白被りしたので、ウェザリング大盛りで何とか誤魔化しました。
コメント
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私的考察ではドムの手首が大きいのはジャイアントバズ保持のためと解釈しています。
なのでザクマシンガン等を持つときは小指をガードから外すとかしたのではないかと。
実銃のディテールのままなのは確かに興醒めしますね。
SF的にデザインされている中に実銃っぽい部分が散見する方がしっくりきますね。
かぶり誤魔化しウェザリングと言いますが、いえいえ魅力あるウェザリングですよ!
小指を外す発想いいですね!模型表現的にも良いアクセントになりそうです。
今度またドムにザクマシンガン持たせたくなったらトライしてみます。
せっかくSFファンタジー全開な世界なのですから、独創性のあるロジックやギミックが仕込まれた火器の方が惹かれますよね。
ギャンみたいに盾に機雷収納するのは流石にやり過ぎだと思いますが(笑)
私はHGUCで08小隊版のドムを製作しましたが、MGもカッコいいですね!
ドムにザクマシンガンはどうしてこうも似合うのか・・・。
サイドアーマーに予備弾倉を装備させたくなる衝動、非常に共感します(笑)。
陸戦用モビルスーツらしいウェザリングも素晴らしいですね!!
コメントありがとうございます!
ZooさんのHGUCドム、以前拝見させていただいてました。
予備弾倉ってなんであんなにカッコいいんでしょうね(笑)
MGもHGUCもほぼ同じプロポーションバランスで、どちらもかなりの優秀キットですよね。
どちらも素組みではザクマシンガンが持てませんが(苦笑)
ボディカラーが素敵すぎるっやっぱドムはVer.1.0のゴツイ手首がいいっすね。素晴らしい作品ありがとうございました。
ありがとうございます!
ランナーの都合があるのだと思いますが、Ver.1.5にもデカ手首付属して欲しかったですよね。
リックドムは、一年戦争時のジオン軍の宇宙での主力モビルスーツですね。ゲルググが登場しても、リックドムは主力だった。リックドムこそ、ジオン軍の精神ですよ。
ジオン・スピリットや。
ゲルググは時すでに遅しでしたからね。。
戦争終盤のソロモン、及びア・バオア・クー防衛線を支えたのは他でもないリック・ドムだと私も思います。
ガンプラにおいてもドムは優等生揃いで、ジオンのMSの美しさ&逞しさを堪能できる良キットばかりですね!
めちゃくちゃカッコいいです✨
ドム好きの自分にはたまりません😃
是非是非!参考にさせてもらいます👍
ありがとうございます!
ガンプラのある重鎮も「ドムに汚し過ぎは無い」とどこかで仰られていたと記憶していますので、是非どんどん汚しちゃってください!
旧キットリアルタイプドムの箱側面に載ってた作例?の中の、突撃タイプ/ASSAULT TYPEを思い出しました。
プロトタイプドムのように、肘にペイントが入ってるのもいいですね。
コメントありがとうございます。
リアルタイプキットの箱側面!どのキットも秀逸なカラーリングが揃っていて隠れた見所ですよね!
ガンキャノンの海戦仕様はいつか作ってみたいカラーリングです。
とても良いカラーのドムですね!
仕事の休憩時間で拝見しましたがつい「かっこいい…」と声が漏れてしまいました笑
08小隊のドムの話もありましたが、自分もドムのキットが手に入ったらあの色を再現してみたいと思っています…!
ありがとうございます!
まだHGUCドムが発売される前、20数年前のホビージャパンに1/144でザクマシンガンを持った震える山ドムの作品が掲載されていて、ずっっとそのドムに憧れていたのですが、今回の制作を通してようやくその憧れに少しだけ近づけた気がしました。
ちなみに豆知識ですが、そのドムはMGグフカスタムの説明書に出演しています。
今はバンダイ公式でガンプラの説明書がネット公開されているので、気が向いたら見てみてくださいw
2020年6月頃から、約20年振りに再びガンプラにハマり始めた30代です。
自身の制作備忘録も兼ねて、ここで記録していこうと思います。
0079~0083あたりまでのミリタリー色の強いMSや設定が好物です。
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