昨年運良くプレバンでMG2.0ジョニゲルを購入でき、漸く完成しました。
予約時からすごく楽しみにしていたので、失敗したくない&細かいところもしっかりやりたいという気持ちが重すぎ、ガンプラモチベが高い状態の時しか触れなかったので、着手から完成まで異常に時間が掛かりました(苦笑)
デカいキット箱がずっと作業棚に鎮座しており、見る度に私に無言のプレッシャーを与えてきておりました。
結果としては納得のいく仕上がりになり満足しています。
元のキットの出来が良すぎるので、基本はジョニーの真紅の機体を量産カラーに塗り替えただけのストレート組みです。
エッジ出しやスジ掘り直し、部分塗装や装甲と関節のツヤ感違いなど、いつもは面倒でやらないところまで意識して丁寧に作り込みました。
後ハメは無し。合わせ目も一部武装とバーニア基部程度。
今となっては少し前世代の設計思想のキットですが、ものすごい完成度ですね。
パーツ数もボリュームも大盛りで作りごたえがあります。
私は外装を外す事はないので、見えないところは手抜きで何もしていませんが、見える所はしっかり塗って細部まで色分けを意識しました。
関節部はスライド機構やシリンダーがあるので、塗膜が乗る分削り込みクリアランス調整しました。
また、今回は関節メカ部を半艶、外装をつや消しにして質感にメリハリ付けを図りました。
が、このツヤ感分けのおかげで組んだ状態でトップコートが出来ず、いちいち組んでデカール貼り、ばらしてトップコート、また組んでウェザリングしてばらしてトップコートという手間が増え後悔しました。
バラバラ状態でやる事も考えたのですが、全体のバランスを見ながらやらないと良くないと思い、頑張りました。
分解途中、アンテナをへし折る事故が発生しましたが、接着して合わせ目消して何とか事なきを得ました。
キットは高機動型の特徴であるバックパックとロケットランチャーが付属します。
ランチャーは1/100では初の立体化ですかね?
バックパックはMG1.0とほぼ全く同じデザインですが、合わせ目の位置や接続部が変わっていると思います。
このバックパックは本当にカッコいいですよね。
ちなみにMG1.0でもジョニゲルはありましたが、B/C型コンパチでC型向けの固定武装は付属していますが、B型武装は無いという何ともヘンテコな編成のキットでした。
MG1.0時代は黒三高機動型ザクのスネの成形色が設定画の配色にできてなかったり、ランナー構成と商品価格の狭間で苦心したであろうキットがたまにありますよね。
企画当初はMSV展開に至るなんて考えてなかったんですかね?
ロケランはがっつりモナカですが、造形は申し分なし、グリップがスイングしたりサイト部に上質なシールが付属して中々な出来だと思います。
バックパックはパーツ割りも凝っていて感心しました。
ノーマルのビームライフルの他、ジャイバズも付いてお得感は強いです(ジャイバズちゃんと作りましたが、写真撮り忘れました笑)。
各武装しっかりとマウントもでき、プレイバリューも高いですね。
塗装色は以前制作したゲルググMで試した色味が個人的に理想の「量産型ゲルググ色」だったので、
同じ塗料を使用しました。
装甲グレー部:タミヤスプレー缶 ダークゴーストグレイ
グリーン部:クレオススプレー缶 MSディープグリーン
フレーム部は適当なラッカースプレー、細部はエナメル塗料で対応しました。
塗装してデカール貼り、スミ入れしましたが、角度の浅い逆エッジ部はシャーペンで線を入れました(深い箇所は逆エッジ彫りして流し込みでスミ入れ)。
トップコート後、クレオス ウェザリングカラーのマルチグレーでウォッシングし全体のトーンを統一させつつウェザリングしました。
その後エナメル金属色でドライブラシしてエッジ強調&ハゲチョロ表現、スポンジチッピング。
最後にタミヤウェザリングマスターでバーニア周りやダクト周り等に煤表現を施しました。
戦争末期に宇宙で活躍した機体として、地上汚れは無しです。
B型は数が少なく扱いも難しかったと思うので、ベテランが乗っているとして指揮官アンテナ仕様にしましたが、アンテナ無し仕様もパーツ入っていたので作っています。
階級デカール貼るの好きなのですが、機体番号とジオンマークで意外とごちゃついたので貼りませんでした。
デカールは基本キット付属の水転写デカールを説明書通り貼り、ジョニー専用の部分は貼らずアレンジ。
寂しいところは他のデカールを引っ張って来て適当に貼りました。
足腰肩のラインデカールもキット外で調達したデカールです。
MG1.0ゲルググは大柄つつもスラっとしたイメージがありましたが、2.0はマッシヴ感MAXですね。
2.0発売以降は、このゴツいゲルググがスタンダードイメージになった印象です。
デカいパーツの中に緻密なディテールと構造が詰まっており、ワクワクする要素が満載です。
個人的にはまごう事なきマスターピースだと思います。
C型やBR型等のバリエーションも気になるところですが、軒並みプレバンで入手困難キットなので、いつかどこかで、気長に巡り合える日を待とうと思います。
余談ですが、先日RG黒三ザクとMGジムキャノンがプレバンで再販されましたが、平日11時開始にも拘わらずザクは秒、ジムキャも分で消えたようですね(苦笑)
後日、朝通勤中に何気なく覗いたらジムキャは再予約中だったので、運良く確保できました。
前回は空間突撃仕様に改造しましたが、次はMG1.0ジムとミキシングしてWD隊仕様にしようと構想中です。
更に余談の余談ですが、個人的に今年一つの活動目標にしていた「フォロワー数500人」、本投稿の少し前に達成する事ができました。
いいね数やフォロワー数、別に誰と競っている訳でもないですし、自慢できる相手は妻くらいですが、自身のガンプラモチベーション維持には間違いなく一役買ってくれています。
ただどんなSNSもそうだと思いますが、いいね数やフォロワー数を増やす事が目的になってしまうと本末転倒では?と思います。
GUNSTAもあくまでガンプラ創作活動をより楽しく、より充実させる為にあるツールだと認識しています。
GUNSTAの益々の盛況を祈って、拙い制作物ですが来年以降も運営様への感謝の気持ちを込めて投稿していきたいと思います。
何か年末の挨拶みたいになっちゃいましたが、まだ今年中に投稿すると思います(笑)
最後に撮影して余った写真を貼っておきます。
長文、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
MG2.0ジョニゲルを量産カラーにお色直ししました
コメント
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量産機カラーの高機動型ゲルググ、私もHGUCの量産型ゲルググに旧キットMSVのバックパックとロケットランチャーを装備させて製作しましたが、カッコいいですね!
シャープペンでのスミ入れは私もよくやりますが、薄い色の作品にはとりわけよく似合いますね。
そしてよく見ると、ビームライフルのトリガーに人差し指と中指をかけているところに、MSVゲルググへのこだわりを感じます(笑)。
ありがとうございます!
シャーペンスミ入れ、もっと早く導入しておけば良かったです。
ライフルの二本指トリガーの再現も含めて、MG2.0ゲルググはメーカーのゲルググ愛を感じる素晴らしいキットだと思います。
MGのサイズとボリュームを活かした塗りと汚しがキマってますね!!
ありがとうございます!
想像以上のボリュームに圧倒されながら作りましたが、何とか思った通りのカタチにできて一安心です。
完成おめでとうございます。
失敗したくない&しっかりやりたい気持ち、よくわかる
自分も思い入れが強すぎて、手が付けられないキットがあります
時間をかけた分の流石の完成度でカッコいいです!!
細部までじっくり見ていられます
そして、文章と写真からも熱が伝わってきました
フォロワー数の目標達成もおめでとうございます。
それだけの人に見てもらえると思うと嬉しいですよね
ありがとうございます!
すごく作りたいはずなのに手が動かないあの気持ち、もどかしいですよね笑
昔は模型店のショーケースに置いてもらうくらいしか日常的に人に見せられる場が無かったと思うと、この界隈については本当に良い時代になったなと思います。
2020年6月頃から、約20年振りに再びガンプラにハマり始めた30代です。
自身の制作備忘録も兼ねて、ここで記録していこうと思います。
0079~0083あたりまでのミリタリー色の強いMSや設定が好物です。
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