HGUC No.91 AMS-119 ギラ・ドーガです。
HGUC ギラ・ドーガを成形色仕上げ+αで作ってみました。自分は逆襲のシャアがストーリー、構成、MSのドンパチを含めて日本で一番のアニメ映画と思っているのですが、ジブリ大好きの連れに言いますと「日本一のアニメ映画は千と千〇の神隠しですわ♪」と必ず全否定されます(笑)。逆襲のシャアシリーズのHGUCはνガンダム、サザビー、ジェガンと3つ作りましたが、どれもデキが良いから細部を塗装してデカールを貼るだけでそれなりの物になり作っていて楽しいですので「2022年中に劇中に出てきた物は全て作りたい」と思っています。残りはヤクトが二機、ギラが二機、リ・ガズィなのですが・・・ジェガンを作ったのでやはりライバル機が欲しくなるので一般機のギラ・ドーガをチョイスする事にします。今回はメタリックの効果的な使い方と上品な汚しを課題として成型色を活かしながら作る事にしました。
塗装箇所とカラーレシピ
バーニア外部、ビームマシンガン先端部→(ガイア)フレームメタリック(2)
バーニア内部→(タミヤ)エナメル・クリアーオレンジ+クリアーイエロー
動力パイプ→(クレオス)旧ガンダムカラーオーカー1
関節、メカ部、装甲裏等→(ガイア)メカサフライト
シュツルム・ファウスト、グレネード・ランチャー→(クレオス)新ガンダムカラーMSレッド
メタリック以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはガンダムデカールのHGの逆襲のシャア ネオ・ジオン用とシナンジュ用をメインに市販のデカールを満遍なく貼って、カトキ風にしました。各部シリンダー部はミラーフィニッシュの金属光沢シートを貼りますが難しくない上に質感が抜群の良いので良いアクセントになります。
ギラ・ドーガもメカ部の成型色がメタリックなのでこれはこれでいいのですが・・・手足の関節部は大きなパーティラインが入っていて、ヤスリで処理してもラインが残ってしまうのです。関節は色剥げが嫌なので塗装しないのが常なのですが今回は塗膜が強いメカサフライトを塗装してわからなくしています。メカサフライトはサーフェイサーですから塗膜が非常に強いので関節の塗装向きで前に作りましたザクⅢ改も同じく関節に使いましたから繋がりが出て、良いと思いました。
自分もツイッターをやっているのですがとある方がガンスタ様の24時間の人気作品で一位になったというツイートを見て「凄いな」と思い見てみました。戦艦等で使うリノリウム甲板色で至る所で派手に汚している作品で「こういうのもありなんだ」と思い、久しぶりに汚しがしたくなってしまいました。リノリウム甲板色で派手に汚しても面白いのでしょうが・・・ギラ・ドーガは劇中では宇宙でしか使っていない上にそれほど長い期間は使われてない機体で派手に汚すと逆におかしくなりますから、いつものらいだ~Joe様が提唱しますお気軽汚しで逆に上品に汚す事にします。
らいだ~Joe様がHJの作例でススのパステルを使っていて、ツイッター上で聞いてみましたら「ススのパステルも使えますよ」と答えられ今回はオイルの代わりにススのをエッジに付けています。後はいつもと同じで(クレオス)水性ホビーカラー焼鉄色をスポンジを使ってエッジ部分を軽くチッピング、ガンダムマーカー リアルタッチマーカーブラウン1でへこみ部分に塗って神ペンでぼかし、最後に赤焼けやチタンのパステルを僅かに付けて上品な汚しにしてみましたがどうでしょう?
最後は説明書と。
ネットを見てますと様々な汚し塗装の表現があり、模型作りの際の参考になります。派手な汚しも受けるというのは参考になりましたが自分がやると滅茶苦茶汚くなり、丁寧に作った物が台無しになる事間違いなしなので(笑)逆に控えめで上品な感じの汚しで頑張りました(汚し塗装はアラを消してくれるので大好きなのですが下手なので苦手は苦手です)。ギラ・ドーガのキットもこれ以上に無いくらいの出来が良いキットで少しだけ手を入れるだけで非常にカッコ良い作品になりますし、お気軽汚しのおかげで更にアクセントが付きました。自分的には今回の汚しの具合は気に入っていて非常に良いギラ・ドーガになり、派手な汚し方よりも自分の作風にはお気軽汚しの方が合うと思います。ギラ・ドーガが出来て、これで自分も逆襲のシャアシリーズのHGUCは半分完成した事になるので次はヤクト・ドーガを作るので折り返しも皆さんが見てくれる様な作品を作ってみたいです。
ご覧して頂きありがとうございました。
派手に汚したかったのですが・・・自分が派手に汚せば見れない物になるので薄っすらと汚す程度に留めました。
エッジに水性カラーの焼鉄色をスタンプしています。
リアルタッチマーカーブラウン1でぼかし、ススのパステルでお化粧しますとかなり良い感じになると思います。各部シリンダー部はミラーフィニッシュで存在感は抜群です。
バーニア内部はエナメルでのクリアーカラーで塗り、はみ出した所を溶剤で拭くと綺麗にキャンディ塗装風になります。
外装のつや消しとバーニアのメタリックの対比は実物ですと更に目立つ様になります。
脚のスラスターは一体成型でメタリックで塗ってしまい、つや消しにしますと質感が落ちてしまうので100均の粘着タック使ってマスキングすると綺麗に外はつや消し、中はメタリックにする事が出来ました。
ライバルのジェガンと。同じ量産機とは思えない程にギラ・ドーガはボリュームがあり、マラサイやザクⅢから受け継がれたのがわかります。
レズン用も同じように汚すつもりですが・・・あちらは派手に汚してしまうかも?(笑)
HGUC No.91 AMS-119 ギラ・ドーガを作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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