ういにんぐふみなを改造して作った、レーシングミク2015とコードギアスの紅月カレンです。

かなり初期に作ったものなのでちょっと目が怖いですねｗ　いつか改修したいと思っていましたので、今回取り掛かろうかと思います。主に顔の改修ですが、工作が甘いところも多々あるので、ついでに修正してやりたいと思います。

カレンの顔はあの独特なキャラクターデザインをそのまま落とし込もうとしたので、角度によっては軽く人外になってますｗ　何とかしてやりたい。

作成中のミク＆カレンの鼻の下の加工をしたところですが、ちょうど加工前のすーぱーふみなのパーツがあったので比較と加工の結果みたいなものをアップします。目が黒くて怖いですが・・・。

すーぱーふみなとういにんぐふみなの顔パーツは鼻の下から上唇にかけての形状（鼻孔、人中、上口唇）がおかしくて、正面から見ると上唇が覆いかぶさって、ハムスターというか齧歯類のように見えるんですよね。なので私は必ず加工するようにしています。

この形状が味、個性なのかもですが、この加工と飛び出し気味のほっぺたと頬骨を削ってやると可愛くなります。すーぱーふみならしさ？ｗは無くなりますが。すーぱーふみなとういにんぐふみなの顔パーツは微妙にサイズが違いますが、金型作成の際のデータが同じなためか形状自体は全く同じです。たぶんですが。

注意事項追記：もしこれをご覧になって加工されるなら次の点に注意してください。加工によって鼻孔、人中、上口唇の三つの面を出してください。割合としては、4.5対4.5対1、くらいでしょうか。鼻孔、人中の二つの面だけに加工してしまうと下口唇のモールドと合わなくなって違和感が出ます。

作成中のミク ＆ カレンです。続いて目の工作です。目はデフォルトか埋めてデカールが無難だと思いますが、私のやり方をご紹介します。このやり方は目の形を変えることもできますが、今回は形はそのままで目の大きさを小さくする方法として説明します。

まずランナーから写真赤枠内程度の破片をそぎ落とします。これを顔パーツの目の周囲に貼っていきます。速乾ではない流し込み接着剤でやると捗ります。両目ともに2周ほど貼り形を見て揃ってなさそうなところはさらに貼って調整します。完全乾燥後にヤスって形と、きわの厚みも均等になるよう整えます。

そして目のパーツの角ばっているところをヤスって丸くします。軽く半球状になるようなイメージです。角を落としたことで狭くなった目のスリットに収まるようになります。そしてシャープペンで下書きしたものがトップの画像になります。

以上になります。もちろん様々な微調整と慣れが必要ですが、私は概ねこの方法で作っております。私はやったことが無いのですがドールアイと基本的には同じ事かな？と思います。

次は私の髪の作り方をご紹介します。

2枚目は私の過去のストーリー投稿から持ってきました。髪をつくる手順は2段階に分けます。まず土台を作ります。作りたい髪型の大まかな形をエポパテ、プラバンなどで作成します。ここである程度表面を滑らかに整えます。次に毛先等をプラバンで作成し理想とする髪型に近くなるように接着したり、スジボリ等でディテールを入れていきます。当たり前のことを説明していると思われるかもですが、この手順を2つに分けることが重要で、分けて行なわないとなかなか上手く行かないです。

土台と一緒にエポパテで毛先まで作ろうとしたり、髪の流れのディテールを土台と一緒に入れてしまおうとすると、一番大事な大まかな形がおかしくなったり、毛先やディテールも精度が得られないことが多いです。まとめてやった方が早くできそうに思いますが、私の経験からだと分けた方が結果が良く、結局早いです。

3枚目は毛先の追加、毛先の延長を実施したところです。これから仕上げますが、長くなったので工作の結果は次回に。

前回、髪のおおまかな作成方法を説明したので、今回は私の仕上方法の説明をしようと思います。

ミクヘッドです。前回かなり雑に前髪各所の延長を行いました。具体的には細かく毛先っぽくザックリ三角形にしたプラバンを毛先に無理矢理接着しました。段差や隙間も多少ありガタガタです。でも大丈夫です。瞬着がだいたい何とかしてくれます。

100円ショップのセリアで売ってる刷毛付き瞬間接着剤です。コレを接着したところや埋めたいところに塗っては乾かし塗っては乾かします。そして瓶サフを筆塗りします（凹凸を見えやすくするためです）。乾いたらさらに瞬着。瞬着・サフ・瞬着のパイ生地みたいになりますが、瞬着がサフの表面をちょっと溶かして硬化するようでめっちゃ強固に固まります。ここまでやると表面は結構なだらかです。この後、段差をヤスったり毛先を尖らせたりモールドを掘り直したりして完成です。写真で見るとまだ駄目なところがありますね。もうちょい調整します。

アイペイントをしました。シャープペンの下書きから絵の具のリキテックスで上書き。眉、目の上側を青で濃く塗り。瞳はほんのり色が付くか付かないぐらいの青で塗り、瞳の上の方は濃い青にしました。目の周囲を薄くオレンジで。目の周囲と言っても表面ではなくエッジの内側、B面？と言うべきでしょうか。これによりなんとなく目が強調されます。まつ毛と二重はシャープペンのままです。

唇はヨコ一本線をけがいていたので薄くオレンジを流し込み。そしてタミヤのウェザリングマスターのサーモンをちょっとだけ唇に付けました。

顔パーツにはラッカーつや消し。瞳にはラッカークリアをたっぷり目に乗せて乾燥させ完成です。ちょっとミクっぽくないんでｗ今後修正しますが、作り方の一連の流れは分かっていただけたのではないでしょうか。しかし全然ミクっぽくない・・・締まらないなｗ

ミクの髪を塗りました。

一枚目で過去に投稿した髪の延長部分にご注目下さい。雑に延長接着しましたがほぼ分からなくなっていると思います。瞬着で処理してしまえば、髪の延長なぞ容易いことだとお分かりいただけるかと思います。

2枚目は今回の修正前と修正後です。鼻の下を加工したので口の形が変わっていること、目の大きさが変わっているのが分かるかと思います。化粧で分かり辛いですけども。ミクは大きい目の方がらしいかもしれませんね。ただ今回の目の改造方法は少々リアルになる分、大きい目だとちょっと怖い感じになるんですよね。これぐらいの大きさが今回の作り方の限界くらいの大きさかな？と思います。

3枚目はうちの残念な子筆頭のハマーンです。エポパテのみで作る髪型の代表として来てもらいました。耳の前の髪の房のみプラバンですが、他はエポパテです。髪のディテールは硬化後に入れました。慣れた人ならば盛り付けと同時に、または完全乾燥前に入れることもできるでしょうが、やはり最初は完全に硬化してから掘った方が無難だと思います。いろいろやってるいる間に余計なところを触ってしまったりで歪んでしまったりしがちです。

髪を塗りましたが、やっぱり顔がミクらしくないですねｗ　もうちょっと瞳を大きくしたりなど試行錯誤してみようと思います。

ミクは概ね完成しました。

細かい微調整はあると思いますが、ミクはとりあえずここまで。次に紅月カレンの改修に取り掛かろうと思います。

カレンの大まかな改修が終了しました。よく出来てはいるんですが、んー、ちょっとイマイチですね。何かが違う。分からないんですが、試行錯誤でちょこちょこ調整しようと思います。

後ろはガンプラではないんですが、紅蓮弐式です。カレン作成と同時に模型店で埃をかぶってるところを買いましたが、今はレアなのかな。アマゾネスで結構高値ですね。お遊びとしてこやつから右腕を貰って装備できるようにしてみました。

カレンの改修が終了しました・・・と思って写真を撮ったんですが、髪の毛が生っぽいですね。艶消せてない。あと前髪が太いっすね・・・。うどんのようなｗ　もうちょっと繊細にしないとダメかも。もうちょい頑張りましょうかね。

2枚目3枚目はミクとカレンの改修前と後です。ミクは結構良くなったと思うんですが、カレンはあんま変わってないｗ