HGUC No.229 RX-104FF ペーネロペーです。
HGUC ペーネロペーを成形色仕上げ+αで作ってみました。今回は2024年2月18日に行われました深谷モデラーズサミットという展示会に参加する為に展示物の目玉を作りたかったのでHGUCの中でも大型キットのペーネロペーをチョイスしました。なぜペーネロペーを選んだか?は1年以上前にライバル機でありますΞ(クスィー)ガンダムは作っていて今でも自分の中の最高傑作の一つであり、それも展示するので隣にライバル機を・・・と思い、この異形じみた化け物MSをチョイスします(笑)。ですが、かなり前に仮組していた時に中のオデュッセウスガンダムでさえνガンダム以上のボリュームで大変なのにフライトユニットがまた普通のHGの二機分はあろうかのボリュームで絶句してしまいます。自分は細かくデカールを貼るのが作風なので絶対に大変なのがわかってはいるのですが、Xで作るとポストして逃げ出せない状況を作り、自分を追い込んでいくのですが・・・これが地獄の始まりになったのです(笑)
塗装箇所とカラーレシピ
バーニア外部、ビームライフル先端部等→(ガイア)フレームメタリック(1)
各部凹部モールド等→(クレオス)RLM75グレーバイオレット
足、肩、胸等ミノフスキー・クラフト金色部→(ガイア)スターブライトゴールド
頭部アンテナ、スタビライザー黄色部等→(クレオス)新ガンダムカラーMSイエロー
フライトユニット翼端赤部→(クレオス)ダンバインカラーオーラレッド3
機種センサー部→(クレオス) GXディープクリアブルー
メタリック以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはガンダムデカールの閃光のハサウェイ汎用1が出ていますのでまずはペーネロペー用のを貼り、間が開いた所は同じデザインのΞガンダム用や余っていたMGVガンダム、V2ガンダム、HGユニコーンガンダムなどを満遍なく貼ってカトキ風にしました。機体がかなり大きいのでMGサイズのデカールでも貼る所さえ間違えなければそんなに違和感は感じないです。
ペーネロペーは1/144とはいってもPG並みのボリュームがあるので製作期間を一月取る事にして、ジム・クゥエルを完成させた次の日から表面処理を始めました。ですが・・・平日は仕事があるので良くても2時間半程度しか時間が取れず中々終わりません。合わせ目もフライトユニット機種や後方部のスダビライザー周り、武器、楯類、オデュッセウスガンダム肩部なんかにあるので丁寧に消したり、後ハメしにくい所はダンモやタガネを使ってモールド化して目立たたない様にしました。特にフライトユニット後方部のスダビライザー周りはかなり長い合わせ目が出来るので消すのにも一苦労でそれだけで2~3時間掛かるという事もあり、作業性が全然上がりません。モールドの彫り直しもあったので土日はひたすら家に篭って作業・・・でも中々終わらず10日ほど掛かって表面処理の作業時間の新記録を更新致しました(笑)。
次に塗装ですがこの時に風邪を引いてしまい、最悪の体調になってしまいました。こういう時に限って仕事が忙しくなる上に会社全体で10人近くコロナに感染した人が出てしまい、休める状況じゃないので無理して仕事をし、尚且つ夜は少しづつでもエアブラシや筆を持って塗装するという地獄みたいな状況に陥ってしまいました(笑)。フライトユニットのゴールド部分の塗装は全然上手くいかない、凹凸ディテールの筆塗りも綺麗に塗分けられない、タガネでのケガキが甘かったのか墨入れが全然綺麗に残らない上に滅茶苦茶量があるとミスを連発した上に体調悪いから夜遅くまで起きていられず、更なる作業が進まない状況でしたが土日にまた家に篭って挽回するというストレスが溜まる様な事になりますが展示会の10日ほど前に墨入れまで終わり、最後の苦行でありますデカール貼り地獄に突入します(笑)。
デカールはファンネルミサイルエフェクトセットを持っているのでその説明書にありますガイド通りに貼り、これが二日ほどで貼り終わりました。これだけですと自分の作風だとデカール量が少なすぎるので間が開いた所を余ったMG用のデカールとかで貼っていくのですが・・・フライトユニットはどれもデカいパーツだらけなので終わる気配がまるで見えず「延々とデカール貼りが続くの?」と思いました(笑)。しかもフライトユニット着たら見えなくなるオデッセウスガンダム状態でも手抜きは無しに細かく貼っていくので苦行以外の何物でもありません(笑)。ただ、今回はガンダムホビーライフ誌に所属するキルケー部隊の大変カッコいいデザインのデカールがあった上にサイズ違いも含めて6枚もあるので全部使いました(フライトユニット、肩、足など)。DVのアルファベットはダバオ(Davao)の略で映画でのキルケー部隊の本拠地ですからそこの所属にしてます。デカール貼りはまたしても土日突貫して300枚以上も貼り、最後の艶消しクリアー吹くのはここで有給休暇を使いましたが当然一日では終わらず、次の日の夜中まで吹き、金曜の夜に組み立ててギリギリ間に合いました(汗)。
最後は説明書と。
完成して思ったのはの小説版デザインを見た時に思いました「化け物」「怪物」でした(笑)。ペーネロペーはかなり大きい機体でイベントでもなければ絶対に仕上げをしない機体なのですが(笑)、リアル展示会というイベントのおかげで作る決意が生まれて自分がいつも目標としますカトキ風テイストやメタリック塗装を入れるという自分のやりたい事が全部やれてKa signatureみたいな理想のペーネロペーを作る事が出来ました。化け物じみながらも新兵器としてのペーネロペーを出したかったから、苦労をしてでもデカールを「これでもか!」というほどに貼ったおかげでそのイメージは出せたと思います。大きすぎて飾る所がない為にホビーゾーン高崎店様にすぐに展示してしまいましたが(笑)展示会でも大変好評を頂き、Ξガンダムと一緒に並べられたのは本当に良かったと思いました。
ご覧して頂きありがとうございました。
オデュッセウスガンダム。この状態でも全てで手抜き無しで作りましたがもう二度と見れないと思います(笑)。
オデュッセウスガンダム背面。スラスターにメタリックを塗っています。
頭は全然動きませんが本当に正統派ガンダムで連れはΞガンダムと比べて「こっちが主役なんでしょ?」というほどでした(笑)。
出来る限りグレーで塗って情報量増やしてます。
シールドの合わせ目消しは地味に面倒でした。
アップで写しても恥ずかしくない作りになったと思います。
Ξガンダムと。この二体が並べられたのは本当に嬉しいです。
2/18に行われました深谷モデラーズサミットでの展示風景です。本当の主役はペーネロペーではなく、横にいるハロとブタウサギ・・・(笑)。
HGUC No.229 RX-104FF ペーネロペーを作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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