HGUC No.115 MSN-001A1 デルタプラスです。
HGUC デルタプラスを成形色仕上げ+αで作ってみました。百式が好きなのでデルタプラスがロンドベルのMS達の大本命であり、第三弾のレビューになります。リディ・マーセナスの第2の専用機であり、パラオ攻防戦や地球上での戦闘で活躍をするので「これは何時かは作りたい!」とずっと思いました。成型色もロビージーカラーのパープルグレーでゼータプラスに近い色合いで自分好みで系列機の繋がりを感じます。前回、前々回と作ったジェガンD型、リゼル(隊長機)と同じ世界観のデルタプラスをデカールを使って再現する事にしました。
塗装箇所とカラーレシピ
ビームライフル本体、シールド裏等→(クレオス)エクストラダークシーグレー
ビームライフルケーブル部等の全ての白部→(クレオス)クールホワイト
ビームライフル先端部、シールド・ビーム・ガン等→(ガイア)フレームメタリック(1)
頭部バイザー→(ガイア)クリアーブラウン
メタリック以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはガンダムデカールのHGのユニコーンガンダム用とMG Vガンダム Ver.Ka用、ガンダムデカールDX02やDX06 機動戦士ガンダムUC MS用をメインにスジボリ堂様のロボデカール 注意書きマークなども使ってカトキ風に貼っていきますが・・・デルタプラスにはMGにキット付属のマーキングシールに良いのがあるので一部使っています。
百式系の鬼門は合わせ目の多さ・・・特に後ろのバインダーはほぼ必ず合わせ目がありデルタプラスにもやはりありました。これを消すのには大変手間が掛かるので百式やゼータプラス(テスト機イメージカラー)の時と同じ様に合わせ目はダンモを使って段落ちモールドにしました。こうすればウイングは後ハメ出来ますし、塗装する際も全パーツを別個で出来ますから大変お勧め出来ます。かなり複座なデザインですがウイング以外の合わせ目は頭、肩、脚のシリンダー部、ビームライフルぐらいで肩は白化が目立ってしまい、今回は上からデカールを貼って誤魔化しました・・・この手は結構使えますよ(笑)。
塗装の最大の難関は各部にある差し色のホワイトで特に脚や腰後ろのホワイトはマスキングするだけで一苦労です。こういう時は成型色仕上げならではの拭き取り塗装で(笑)、マスキングもせずにエアブラシをなるべく細吹きでホワイトを吹き付け、はみ出したら溶剤を付けた綿棒で落としました・・・ちゃんと拭き取らないと白が残って目立つのですがきちんと落とせればかなりの時間短縮にもなります。ですが、ホワイトのパーツも同じ色合いにしたかったので今回は全部塗装しました。クレオスのクールホワイトは隠ぺい力が抜群なので濃い成型色でも二回も吹けば真っ白になるので自分には欠かせない塗料の一つです。
実は・・・リゼル(隊長機)やジェガンD型よりもデルタプラスの方が早く作り始めていて、墨入れ迄終わった時に部品請求を見たらMGのマーキングシールの在庫があり、形式番号などのマーキングがあったのですぐに頼みましたが二週間ほど製作が滞ってしまいました。もう、リゼルは完成しジェガンも作り始めていたのでジェガンが終わってから再開しました。今回は見てくれる方にデルタの鼓動の感じてもらいたかったので(笑)スジボリ堂様のロボデカール 注意書きマークを使い、試作機のイメージを出してます。後はネェル・アーガマやロンド・ベル、そして「アナハイム・エレクトロニクス社製で変形するガンダムタイプMS」といった意味合いと解釈してるVMsAWrs(ヴァモーズ、Variable Mobile-suit And Wave-rider system = モビルスーツとウェイブライダーに変形する機構)のデカールを多数貼りましたが今回はデカール貼りに5日も掛かってしまいました。しかも変形させると必ずデカールが剥がれるのでウェイブライダーは今回も無いのですが・・・。
最後は説明書と。
デルタプラスは最初にカトキハジメ氏のイラストを見た時、大変衝撃を受けました。ただ、その後にマーキングが書いてあるイラストや完成品は出てないのでこの辺りは想像でデカールを貼るしかなく、これは大変苦労しました。ですが、キットは差し替え変形ですからプロポーションは全く問題無いですし、色分けもかなり良いですから作っていて久しぶりに楽しい感覚を得る事が出来ました。これで暫くはガンダムUCの機体はお預けになりますが・・・今は袖付きの機体を作りたくてしょうがないから(笑)オラザクが終わったら今度は「袖付きのMS達」というお題でやりたいですね(笑)。
ご覧して頂きありがとうございました。
脚のシリンダーにはミラーフィニッシュを貼っています。
シールドは細かく塗り分けました。
頭は色々な解釈がありますがバイザーはクリアーブラウン、中はメッキシルバーにしました。
ウェーブライダーに変形しますと必ずデカールが剥げますので久しぶりのポージングで勘弁して下さい(笑)。
ビームライフルもラビーやクリアーパーツ使ってディテールアップしました。
リゼル(隊長機)とジェガンD型と。
ノーマルリゼルやスタークジェガンも作りたいと思いました。
今年作った中で一番楽しく作れたと思いました・・・最後のトップコートの時に被らなければもっと良かったのですが(笑)。
HGUC No.115 MSN-001A1 デルタプラス
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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