HGUC No.108 RGZ-95C リゼル(隊長機)です。
HGUC RGZ-95C リゼル(隊長機)を成形色仕上げ+αで作ってみました。自分はかなりのカトキ信仰者なのですが(笑)、そのカトキハジメ氏がMSのデザインをしましたガンダムユニコーンの機体はそんなに作っていないのです・・・特に正当な連邦側はジェスタとロトだけで(リペアードとノルンの訳アリの連邦側ですからw)オラザクのを作る前に連邦側のは特にやりたいと今年になって考えてました。百式が好きなので本命はデルタプラスなのですが・・・一機だけではつまらないのでリゼルとジェガンも作る事にして一緒に並べたいと思います。ロンドベルのMS達の第一弾としてこのリゼル(隊長機)をレビューしていきます。
塗装箇所とカラーレシピ
各部姿勢制御バーニア内部、シールド一部等グレー→(クレオス)エクストラダークシーグレー
メガ・ビーム・ランチャー本体→(クレオス)ファントムグレー
メガ・ビーム・ランチャーケーブル部等白部→(クレオス)クールホワイト
各部バーニア、メガ・ビーム・ランチャー先端部等→(ガイア)フレームメタリック(1)
メタリック以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはガンダムデカールのHGのユニコーンガンダム用とMG Vガンダム Ver.Ka用、ガンダムデカールDX06 機動戦士ガンダムUC MS用をメインにカトキ風に貼っていきますが・・・リゼルはマーキングがある程度決まっているのでなるべくその通りに貼るのでキット付属のマーキングシールも一部使っています。
リゼルの本体の合わせ目は肩と腕の付け根ぐらいで楽なのですが・・・隊長機でありますC型は可変翼のウイングバインダーがあり、それはモロに合わせ目が出る上にメガ・ビーム・ランチャーは完全に最中割りなのでここの処理は考えました。本体色の綺麗なエメラルドグリーンを調色で再現できる自信が今回は無かったのでウイングバインダーや肩、腕の付け根は全て0.3のダンモを使ってモールド化しました(同じウイングバインダーがあります百式やゼータプラスも同様に処理してます)。おかげで全て塗装してから後ハメが出来る様になり今回マスキングしたのはメガ・ビーム・ランチャーのケーブル部分だけでした。メガ・ビーム・ランチャーは丁寧に合わせ目を消してこういう箇所は大抵、処理した部分が白化してしまうから塗装した方が綺麗に仕上がります。合わせ目をダンモでモールド化するのはディテールアップにもなりますし、楽も出来るから本当にお勧め出来ます。
合わせ目処理は少なかったのですがモールドの甘い箇所は結構あるのでそこは0.125~0.2㎜のタガネで彫り直しています。ほぼ完ぺきに色分けあれているので塗装しなくても大丈夫な位ですが細かい凹ディテールやシールドやバインダー裏なんかもなるべく細かくグレーで塗り分けました。各部の姿勢制御バーニアは中をグレーで塗りますと単純さを一気に消せるので手間は掛かりますがこれもディテールアップになりますよ。だけど、こんな複雑なデザインがほぼ色分けされているのは一昔前では考えられないです(笑)。
デカールはGUNDAM FIX FIGURATION NEXT GENERATION リゼルを参考にしようとしたのですが・・・当然同じデカールはほぼ無いので参考程度しかなりませんでした。劇中ではネェル・アーガマ艦載MS部隊の隊長でありますノーム・バシリコック少佐が乗っていた「ロメオ1」になるようにR001のマーキングを各所に入れています。今までネェル・アーガマ隊のMSをほぼ作った事がなかったのでその所属を意味するマーキングのNAはかなり余っていたので今回は足やシールド、ウイングなんかにも使いました。ロンドベルやネェル・アーガマのマーキングがあるとユニコーンの世界観を再現しやすいですね・・・自分は設定通りのをカトキ風に作る事が一番好きなので再現出来たのは良かったです。パーツ数はそれなりにありましたが仕事が終わった後に頑張って艶消しクリアー吹いて最後にメタリックシールやクリアーパーツを組み付けて完成です。但し、デカールが必ず破れるので変形は無しです・・・すいません。
最後は説明書と。
HGUCの100番台になりますとプロポーションが良い上にパーツ分割もだいぶ考えられた物になり、最新キットと比べても遜色ないと思います・・・なので再販の度に売り切れの状況が続くんだと思います。リゼルもABSを使っているのですが、それ程ではなく差し替え変形すればウェィブライダー状態も完ぺきに近いプロポーションでもう変形するガンプラの進化点の頂点に近いと思いました(笑)。Z系にはほぼ必ず合わせ目がありますウイングバインダーがあるのですが・・・ダンモを使ってモールド化してしまえばウイングの後ハメが可能で塗装の際にも楽になると思います。リゼルもノーマルタイプより隊長機の方が大変なのがわかっていたから先に作れてよかったです・・・次はその相棒のいぶし銀的な機体を作りたいと考えてます。
ご覧して頂きありがとうございました。
メガ・ビーム・ランチャーはきちんと合わせ目を消しました。長いのでエッジを出すのが大変でした。
センサーはメタリックとクリアーパーツの組み合わせです。
ウイングバインダーは0.3㎜のダンモを使って段落ちモールド化しました。今のキットは最初から、こういう処理をされてますから違和感ないと思います。
ロンドベルやネェルアーガマのデカールはガンガン使ってます(笑)。R001はノーム隊長のコールサイン「ロメオ1」です。
脚の動力パイプもエクストラダークシーグレーで塗り分けたのですが・・・ほぼ成型色と一緒であまり効果なかったです(笑)。
メガ・ビーム・ランチャーの全長は本体並みの長さです。
次のいぶし銀の脇役も乞うご期待下さい。
HGUC No.108 RGZ-95C リゼル(隊長機)を作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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