ストライクフリーダムガンダム フルバーストモードの制作記録
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MG ストライクフリーダム フルバースト、発売当時に素組みまで追えたものを約15年ぶりくらいに塗装改修致します。
まぁ水転写デカールもちゃんと保管してあったので多分使えるでしょう。
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まずは素組みされたストライクフリーダムを分解するところから始まります。
部位毎にパーツ分けするのが私流。
頭・上半身・下半身・右腕・左腕・右脚・左脚・武装。
ストフリは面倒ですがそれに加えてバックパック・ドラグーン右手前・右奥・左手前・左奥と分けることにしました。
ここにきて元キットがフルバーストなのでフレームを統一するためにも金メッキパーツは剥離再塗装ですね。
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メッキパーツ剥離工程。
手順を間違えると全く剥離しないのでご注意を。
先ずはメッキの上から塗装されているクリアイエローを剥離するためうすめ液にてこれを剥離。数秒で落ちますので浸けすぎないようにしましょう、特にフレームランナーはABS素材なので浸食劣化には細心の注意で。(今回は全てABSでしたね)
次にクリアイエローを剥離すると銀メッキが現れますのでこれをアルカリ性漂白剤(食器用で構いません)に浸けて剥離。
先のクリアの剥離漏れがあるとその部分は落ちませんので注意しましょう。
そして全て剥離が完了すると元の素材が顔を出します。
今回はダークブルーのランナーと乳白色ランナーでした。
本当はその下にクリア層(光沢を出すためのものですね)があるのですが、今回は長年組んだままで素材の劣化が心配でしたのでその工程は割愛しました。
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メッキパーツ剥離が終わったら、ゴールド塗装工程に入ります。
メッキされていない黄土色ランナーのパーツと合わせて塗装致します。
先ずは下地塗装としてクレオスのウィノーブラックにて塗装。
塗膜が必要以上に厚くさせないために今回はサーフェイサーの下地処理はしておりません。
下地塗装が完了したらいよいよゴールド塗装、塗料はクレオスのスーパーゴールドにフィニッシャーズのマルーンを数滴。
あまり黄色みが強いゴールドより落ち着いた感じにしたかったので。
最後に艶出しでフィニッシャーズのオートクリアを塗布します。
多分ゴールド系だとグロスコートした方が雰囲気出ると思います。
シルバーならメッキシルバーで仕上げればグロスコートいらないくらいテカテカになるのですけどね。
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白パーツの塗装に入ります。
サーフェイサーはクレオスのベースホワイト1000をチョイス。
白塗料がフィニッシャーズのピュアホワイトとクレオスのクールホワイトを混ぜたものにクレオスのブラックを垂らします。
ピュアホワイトをファンデーションホワイトにすればよかったのでしょうが、目指す色味的になんか違う気がしたので下地は隠蔽力優先でベースホワイト1000にしました。
白で隠蔽力強い印象はやはりクレオスのクールホワイトかフィニッシャーズのファンデーションホワイトという印象。
正直クールホワイトは青みが強いんですよね。
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続いては装甲の裏止め処理を。
マスキングしながら考えていたのですが、裏止めを肩と腰で変えるかどうか迷っていたんですよねここにきて。
元々は肩は金、腰は濃灰で仕上げようと思っていたのですが対となるインフィニットジャスティスは肩・腰ともにグラファイトで仕上げているんですよ実は。
対になる機体となるのでやはりここら辺の意匠は合わせておいた方が最終的に並べた時しっくりくると判断して肩・腰共に金仕上げとしました。
まぁまたウィノーブラックにて下地塗装してスーパーゴールドで塗装してオートクリアを吹くという手間ではあるのですが・・。
本体のフィニッシュはスーパーフラットコートと決めているのですが、デカール貼付前にパール処理をするかフラットコートにパール混ぜてしまうかちょっと迷っているので今の時点で金色部分にはグロスコートかけておきました。
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本塗装の終わった白パーツにパール処理。
フィニッシャーズのオートクリアに雲母堂のAGパールを混ぜて作成。
それを全パーツに吹き付けます。
乾燥次第デカール転写に移行します。
完全乾燥とは言いませんが、デカール転写で表面を撫でる事になるのである程度の乾燥時間は確保しておきましょう。
表面が硬化したらまぁそれが目安くらいで。
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デカール転写作業に入ります。
といっても白パーツだけですが。
所謂ガンダムトリコロール色と言われる機体は白の比率が多いので、デカール転写もそれなりの量となります。
Zガンダム以降の機体は背負っているものも大きくなってきてるので寧ろそちらの方が大変という話もありますけど。
今回もインフィニットジャスティスに倣って腿の装甲はデカール分割処理をしてその辺りもお揃いにしてみました。
双子機みたいなものなので合わせてみようかと。
あとは保護兼ねてフィニッシュのフラットコートを吹くので埃防止保管をしておきます。
多分先に白だけフラットコートしちゃうと思いますけど。
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フレーム塗装も終わり、嵌合部の削り調整も終わったところでフレームを組んでみます。
参考までにインフィニットジャスティスとデスティニーのフレームも載せておきましょう。
赤い靴履いているのがデスティニーです。
金と銀で対になるフレーム、それぞれの色として
ストライクフリーダム:クレオス スーパーゴールド
インフィニットジャスティス:ガイア スターブライトジュラルミン
デスティニー:フィニッシャーズ フォーミュラクロム
で塗ってあります、同系フレームなので参考になれば。
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白パーツ最終工程、フラットコート処理を行います。
塗料はフィニッシャーズのスーパーフラットコート、私の中では定番フラットコートですね。
乾燥後に白パーツをフレームに嵌め込んで行きます。
ほぼほぼ本体の装甲がついてしまう辺り、トリコロールカラーのガンダムの白比率の高さが解る気がします。
水転写デカールはノーマル用とフルバースト用が両方揃っているのですが、インフィニットジャスティスのデカールとの対比でノーマル用とフルバースト用両方使っています。
割と色つきデカールがポイントにもなるのでその辺りはノーマル用です。
(フルバースト用はほぼ金一色で肩とドラグーンの大デカールが銀一色となってます)
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白が終了したので次はグレーサフを塗布していきます。
サーフェイサーはクレオスの1500を使います。
今回、青のパーツも白サフではなくグレーを吹くことにしました。
ベースが白の方が青の発色は鮮やかになるのは間違いないのですがドラグーンで対になる紺の色を低めのトーンで偏光かける関係上、そのコントラストを考えると多分白ベースだと明るくというか鮮やかな発色になると思われるのでバランスです。
なのでライフルカバーの塗り分けもここでサフを吹いてしまいます。そのまま白下地で上から青塗ってしまってもよかったのですが・・、多分発色変わると思うのでグレーサフしておきますやっぱり。
それ以外のグレーランナーパーツやライフルランナーも同時にサフを吹きます。
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サフを吹き終わったら本塗装に入ります。
赤パーツ以外全てグレーサフで処理したので色別に仕分けした後、紺パーツから吹いていきます。
今回はフィニッシャーズのスーパーディープブルーにピュアブラックを数滴垂らして調色、元々かなりの濃紺ではあるのですが次のパール工程踏まえてもう少し色のトーンを落としてみました。
乾燥後は雲母堂のFGパール パープルをオートクリアで溶いて吹きます。
イメージとしてはブルーフィニッシュを疑似再現できればといったところです。
そもそもブルーフィニッシュとは色の出方が真逆なので全然違うといえば違うのですが、光の加減で紫が顔出してくれればと。
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紺パーツにデカールを貼付、そしてフラットコートをかけていきます。
フラットコートかけてもしっかり偏光する雲母堂のパールは優秀かなと思います。
まぁこれのお陰でパール病みつきになっている部分は否定しません。
そして最後のサフ、NAZCAのピンクサフを赤パーツに吹いていきます。
やはり赤にはピンクサフですかね。
本塗装の時の色の出方がやはり異なります。
白だとピンクがかりますし、グレーだと予定より沈むんですよね容易に。
調色して予定の線を出すにはピンクサフが一番外さないかなというのが個人的感想です。
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この時点で背負い物がほぼ形になるので組み上げてフレームに取り付けてみます。
フレーム色と2色分の装甲ではありますが、ドラグーン背負うとやはりストライクフリーダムらしくなってきますね。
一番点数少ない赤が結構アクセントになっているんだなと改めて思います。
次はグレーパーツと赤パーツの本塗装からですね。
膝のバックパックのノズルカバーはこの2色で塗り分ける必要があるので赤吹いたらマスキングしてグレーですかね、順番的に。
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次は赤パーツの塗装に入ります。
サーフェイサーはNAZCA ピンクサフを、本塗装はフィニッシャーズのブライトレッドにファンデーションホワイトを調色したものを使用、その後パール塗装として雲母堂のFGパール レッドを吹き付けます。
ピンクサフを使用しているので本塗装の発色はかなり鮮やかに出ます。
赤や青は下地の色に結構影響を受けやすい色なので、目標の色を目指すのにピンクサフは重宝しています。
また、FGパールを吹くことで偏光も相まって鮮やかなトーンが少し落ち着きます。
最終的にはこの上からフラットコートをかけていくので他のパーツの配色バランスを加味するとこのくらいトーンが落ち着いた方がバランス取れますね。
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グレーパーツの塗装も進めていきます。
フィニッシャーズのピュアホワイトとクレオスのクールホワイトにブラックを足して製作、パールはAGパールを使用しています。
1パーツしかありませんが、この間にイエローパーツも塗装。
クレオスのキアライエローと黄橙色を調色したものを本塗装し、その上からCCパールのイエローで吹き付けてあります。
これでグレーと赤の塗り分けもマスキング処理で吹き終えることができたので、デカールを貼ってフラットコートまで持って行きます。
残すはドラグーンの青とライフルのガンメタを残すのみとなりました。
パール工程を常に挟んでいる関係上、進捗は結構遅めだとは思いますが。
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いよいよ青パーツに入ります、ここまで来るとあとはライフルの塗装のみとなるのでいよいよ終盤に近くなりました。
本塗装はフィニッシャーズのスーパーファインコバルトにピュアホワイトを調色したものを吹きます。
この後パール塗装に入るのですが、雲母堂のFGパール ブルー9割にAGパールを1割ほど混合させたパールを吹いてみることにしました。
実は2種のパールを混ぜて吹くのは初めてなのでどのように出るかが楽しみであります。
青はCCパールのブルーも考えたのですが、CCパールは割と自我が強い傾向なのでFGパールを選択。
ドラグーンの基部をFGパール レッドにして偏光が割と派手目になるので同色偏光だけではなく、ホワイトパールを混ぜた次第。
元の本塗装も青と白の調色なのであまり違和感は出ないかなという判断です。
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ライフルカバーの塗り分けも問題(マスキング漏れも)なかったのでデカール貼付に入ります。
これでデカール貼付作業も完了となります。
本体が割とゴテゴテな割にデカール総量はそれほどでもなかった印象ですが、武装のネームデカールは多かったですね。
その辺りはさすがストライクフリーダムといったところでしょうか。
乾燥後はフラットコート処理をします。
やはり雲母堂パールはフラットコートをかけてもしっかり偏光してくれるのでいいですね。
これで残すはライフルとゴールドのタッチアップですね。
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いよいよ最後の塗装、ライフルを吹いていきます。
本塗装はクレオスの黒鉄色と焼鉄色を調色したものを使用、その上からマットコートでメタリックがほぼ偏光しなくなることを加味して雲母堂のAGパールを吹き、フラットコートで仕上げていきます。
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MG中心に作ってます、SEED系が多めです。キットそのものに手を入れることは稀ですが塗装は常に調色し既製のカラーをそのまま使うことはほぼありません。
できるだけ制作ストーリーも記録残っているものは充実させていければと思っています。
過去に制作したものも順次掲載していきたいと思います。
フォロー頂けると嬉しいです、よろしくお願いします。
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