ガンダムSIDE-F限定品として突如発売されたホビー・ハイザックをベースにハイザック・カスタムを製作しました。
「大体皆さんZガンダム版で作ってるだろうしどうせならA.O.Zの名にし負う先行量産型カラーで作ったれ!」ということで、T3部隊特有のカラーに塗装しています!
以下オリジナル設定。
ハイザック先行量産型をベースにして、両肩と前腕、ジム・スナイパーⅢで高機動型の検証用バックパックを換装した形態。
ビグウィグはインレのロングレンジ・ビーム・キャノンに必要なデータ収集のために建造されたものだが、カール・マツバラ中尉が登場した本機は稼働時間延長、装甲強化、機動性向上といった総合性能が向上した事を示すデータが収集できた。後に狙撃任務に当たったハイザックの改装機の開発ベースとなった。
ということで先行量産型をベースに換装した設定としています。太ももの動力パイプはカスタムでは本来撤去されていますが、先行量産型には付いたままです。単にパイプなくして穴埋めるのがめんどかったのが一番の理由ですが...
ビーム・ランチャーはカスタマイズウェポンキャンペーン2014SummerでGG弾ランチャーと組み替えられたもの。昨年ガンダムMk-Ⅱ[バックソーン]の製作時にT3カラー製作のテストピースとして塗装までは終えていました。
また旧キットの武器セットも用意して、ビーム・ライフルのサブグリップは真鍮線で抜き差し可能として収納しやすく。上部のケーブルはイヤホンコードに替え、センサーはカスタマイズマテリアルの3Dメタリックシールを使用。Eパックはヘイズル系の腰につけるものを加工してスライドはめ込み可能に。
ハンドパーツはキットのものに加えて30MMオプションセットのハンドパーツ(ポルタノヴァ用)を使用。2セット購入して手甲の数をそろえ、左右の握り拳、平手、引き持ち手3つ(角度付き、銃持ち手、普通)を用意。
またシステムウェポン付属品の右銃持ち手も追加して通常ライフルを持たせられるように。
本体の改造は肩のスパイク追加とバックパックの形状変更がメイン。慣れないスクラッチに苦戦しましたが、形状の読み取りが難しかったです...
ビーム・サーベルは一体化している刃を切り取り、プラパイプを発振部に被せてすっぽ抜けを防止。
カスタム用のバックパック製作の際にはホビー・ハイザックのバックパック基部を使わないので、オリジナルで装備換装機構実証用パックを製作。側面に3mm穴を設け、HGBCパワードアームズパワーダーやカスタマイズマテリアル付属のジョイントで作ったアームで武器をマウントできるように。
ミサイルポッドは旧キットから。こちらもパワードアームズパワーダーのアームを使って改修しました。
こちらのバックパックはEWAC装備やハイザック・キャノンなどのトランスパックシステムの前に製造され、出撃時に適宜装備を換装して柔軟な運用を可能にするという目的で製造されたものの、実際にキャノンパックも含め実戦投入されずに終わった、という設定です。
レドームはEWAC装備からの引用でビルダーズパーツHD「MSレドーム01」の大サイズに、カスタマイズマテリアルの3Dレンズシール4mm径を貼っています。配色はEx-Sガンダムのビーム・スマートガンに付くものを参考に。
システムウェポン付属品の右銃持ち手があるのでヘイズル系のビーム・ライフルも持たせられます。
装備換装機構実証用パックはダブルキャノン以外にももっと遊べそうです。
製作ストーリーも合わせてご覧ください。こちらではダイジェスト的にご説明します。
バックパックはホビーハイザックの可動式スラスターをボールデン付属のT字型ジョイントの一部を加工してプラ棒で接続。パテを節約するためにプラ棒でかさ上げしつつ隙間を埋めました。
下部のスラスターはプラ板の箱組で製作しましたが、最初に作ったのが直角の精度が甘く、細身過ぎたので上下幅を抑え、角度やらサイズやらを小さめに調整してリテイク。
バーニアはポリキャップとプラサポの組み合わせで基部を作ってエポキシ系接着剤で固定。大サイズがビルダーズパーツHD、小サイズはHGACウイングゼロの肩バーニア(ゼロ炎の余り)から。
上部はホビー・ハイザックの可動式スラスターのオレンジのノズル部パーツをオミットして周囲をプラ板で囲って大型化。下部スラスターは本来基部のタンクにめり込む形状が正解でしたね...
ハイザック・カスタム製作は肩アーマーにビルダーズパーツHD「MSスパイク01」の基部をエポパテで接合しています。スパイク基部は塗装後につけられるようにしたかったんですがうまく剥がせず………エポパテ工作やっぱり難しいし思うようにいかないので苦手っす
ちなみにスパイクは右肩は長いの3本、短いの2本。左肩は短いの3本にしてます。左肩は最初全て長いのにしようと思ってつけたらあんまり似合わないし、設定画とも違ったので。
ハイザック/マラサイ用ビームライフルはキットのものとヘイズル系のEパックが換装できるように加工しました。裏をエポパテで埋め、はめ込み用の溝を作り微調整。最後は裏側をプラ板で表裏同じディテールになるようにしました。
ちょっと腕が閉じづらいですが、ハイザック用ミサイルポッドはHGBCパワードアームズパワーダーの二重関節ジョイントでの接続に変えました。
ホビーハイザックの腰裏が別パーツ化されていたのでプラ板で武装マウントを製作。ミサイルポッド用はHGBC系の3mm穴ジョイントを使用。
サーベル/ヒートホーク兼用のラックはカスタマイズマテリアルで付属する可動パーツを加工しています。
製作中状態。この後サフを吹いたら成形やり直しする箇所が多くて萎えたので放置してエアリアルに浮気していました。
塗装は水性ホビーカラーを中心に使用。T3特有のカラーは人それぞれ解釈が異なりますが、僕の場合はティターンズブルー1って実質黒でいいじゃん!ということで2色での塗り分けが必要なところは黒サフを下地に、それ以外はグレーサフで下地を作りました。もちろんサフも水性。
塗り分けは先行量産型の画稿や製作中に発売されたHJメカニクス18(AOZ特集号)のまつおーじさんの作例を参考にマスキングで塗り分け。きれいに仕上がったもののスパイク基部などオレンジイエローで塗る箇所の塗装やり直しが発生。ペイントリムーバーでスパイク基部の塗装剥がしていたらマスキングテープにしみるなどで肩アーマーは結局塗り分けが無駄になりましたが...
黒=Mr.水性サーフェイサー1000(ブラック)
濃紺=水性ホビーカラー ティターンズブルー2
黄=同オレンジイエロー
バックパック等=同ダークグレー
拳グレー=同ミカエリスパープル
赤=ガンダムマーカー ガンダムレッド
肩のスパイク基部や胸部ダクト、つま先などのオレンジイエロー部はタミヤのピンクサフで下地を作ってから塗ると一発で発色してくれました。
マーキングは以前ヘイズル改(ゼダンの門配備仕様)やジム・クゥエルで余らせたものや、仮組みで放置しているアクア・ハンブラビⅡ付属品などを使用。ストライプのラインはハセガワのホワイトフィニッシュを塗装したものを1mm幅に切り出して貼りました。がポロポロ剥がれてくるので次回以降は設定通り塗装で表現しようと思います。もともと商品ラインナップにオレンジイエローのフィニッシュシートはあったのに今全然売っていない...
年末年始から始めて年頭の厚木や秋葉原の模型展示会に出すつもりが大いに遅れ、出展者の皆さんから「頑張ってください!」というお言葉をいただいて励みにして作りました。
全塗装は塗装剥がれひどくてやっぱり苦手だな...
誰もやってないであろうT3カラーのハイザック・カスタム!
コメント
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AOZのカラーカッコいいんですが、あの差し色のイエローが鬼門になりますね〜あれは大変過ぎるし、それプラス部隊マークのラビットが問題
そしたらプレバンでデカール販売してたから買っちゃった╰(*´︶`*)╯♡
T3カラーは難関ですね。本当に大変で、特に脚のマスキングはあーでもないこーでもないと記事とにらめっこしてたので…
マーキングがプレバンで出てくれたのは助かりました!枯渇しがちで飢えてましたから…
スゴいねぇ♪🤣👏
ありがとうございます!
黄色のラインが洒落た格好良いハイザックですね!
設定に基づいた各種兵装も説得力があって良いですね😆
ありがとうございます!T3カラーは本当に大変でした…汗
かっこいい❗
ありがとうございます!
まだまだ初心者です。プラ板やパテの扱いに慣れていこうと思います。コメントやアドバイスを頂けると幸いです。
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