数年前に作ったガンプラをご紹介します。こちらも、独自設定を加えた超高性能MSへと変貌させています。
モチーフは、仮面ライダーゴルドドライブです。
※塗装剥がれがありますので、ご了承下さい。
機体名:レジェンドインパルスガンダムゴルドー
全高:18.45m
重量:85.54t
かつてオーブ軍において、「最悪のマッドサイエンティスト」と呼ばれた悪の科学者によって開発された悪魔の超高性能MS。
金色に輝く本体、頭部の赤いツインアイ、背部の武装プラットフォームが特徴。
略称は、インパルスゴルドー。
本機は、ザフト軍で開発された「ZGMF-X56S インパルスガンダム」、プロヴィデンスガンダムの後継発展機「ZGMF-X666S レジェンドガンダム」のデータを基に設計されている。
黒いコアスプレンダー(正式名称は不明)
本機の本体となる戦闘機コアスプレンダー。
- 構造について
本来、コアスプレンダーは「ZGMF-X56S インパルスガンダム」とコックピットユニットであり、戦闘機への変形機構を持つが、あちらとの最大の違いとして、こちらは翼を畳んだ中核ユニットとしての姿が基本形態となる為、従来の戦闘機の姿には変形できない。
にも関わらず、この中核ユニット状態のままでも、自在に浮遊したり、空中を飛び回る事が可能。その為、通常の戦闘機としては、異質さが垣間見える。 - 内部(操縦者について)
このコアスプレンダー内部には、オーブ軍において「最悪のマッドサイエンティスト」と呼ばれた悪の科学者の意識がデータ化した状態で内包されており、MS形態を含め本機は、この科学者の意識によって強制操作される。
そして何より、この悪の科学者こそ、シン・アスカ(IF版)を含めた多くの人間に凄惨な拷問や人体実験を行ってきた張本人で、オーブ連合首長国における政府の上層部メンバーの一人であった。その性格は
いわばシンが「オーブへの復讐」を決意する決定打となった諸悪の根源とも言える。
まず、シンに対する拷問と人体実験の理由は、「自らへの出資を断った青年実業家の顔と似ていたから」という憂さ晴らしの為だけであり、シンからは「最低な人間」と言われている。しかも、これらの拷問から逃げ出したシンがカガリたち上層部へ訴えた際には、自らの立場を悪用して真実を隠蔽し、他の上層部メンバーと共謀してシンの冤罪を捏造して、逆に彼を刑罰に処すという悪業まで行っている。
ちなみに、これらの悪行は、代表のカガリ・ユラ・アスハは全く知らなかった(それどころか上層部の大半が彼女にだけ気づかれないように隠蔽していた)事実であったが、真実を知らないカガリもシンを非難し、同じく真実を聞かないままカガリに詰め寄った事を聞いたアスランも激怒してシンを殴打するなど、信じていた存在に裏切られたシンは、オーブへの復讐を決意するに至り、アスランとカガリとは修復不可能なほどの溝が出来てしまった(後に、シンと対峙したキラ・カガリ・アスランの3人は、シン自らの口からその真実を聞かされ、カガリは自らの行いが科学者の悪行を増長させた事を悟って絶望し、アスランに至ってはシンを追い詰めてしまった事実に慟哭を上げている)。
※この悪の科学者の設定モチーフは、蛮野天十郎であり、ゴルドドライブの変身者です。彼の極悪非道っぷりを気に入って、モチーフにしました。 - 特徴と性質
本機のMS形態の性能を引き出すには、高い能力を持つ人間を生体ユニットとしてコックピット部分に搭乗させる必要がある。
勿論、本機の操縦の主導権は、パイロット自身ではなく、データ化された科学者の意識である為、実質パイロットは部品扱いとなり、本機の操縦自体は不可能に等しい。これは、デビルガンダムとも似た側面がある。 - 攻撃手段
コックピット部分からは、粒子で構成した無数の触手を発生させて攻撃する事も可能。
この触手にも、PS装甲やナノラミネートアーマーをも貫通する攻撃力を有しており、敵の迎撃のみならず、コックピット部分に必要な人間を捕らえるのにも使われる。 - DGハイパワーエンジン
コアスプレンダー本体、そして後述するMS形態におけるエネルギー源でもある。略称は、ハイパワーエンジン。
DG細胞と核エンジンを融和させ、永久機関として完成させたエンジンで、擬似的にアンリミテッドエンジンを再現した代物。
DG細胞を持った人間の感情に反応して、そのエネルギーと出力を増す機構を持ち、その感情が極限まで高まった時、出力は最大限に増して、超強化型へと進化する。超強化型になると、エネルギー量や性能が、フォースインパルスガンダムエクストリームと同等なまでに強化される。
ただし、DGハイパワーエンジンに必要なのは、DG細胞を使いこなす人間の強い精神力であり、単純に核エンジンにDG細胞を注入するだけの処置では、エネルギー量が引き上げられるだけの変化に留まる為、無限稼働には至らない。
本機の場合、設計段階の時点で最初から超強化型に到達している為、圧倒的な性能を誇る。これは、科学者自身の意識による執念が成したものとしても、噂されている。
さらに、このハイパワーエンジンだけが使える機能として、ハイパワービッグバンを発動させる事もできる。- ハイパワービッグバン
出力を最大値にして稼働すると発生する特殊な核爆発現象で、人間を誰も殺さずに、その周辺にある建物や街だけを消滅させる事ができる。
- ハイパワービッグバン
MS形態
本機の戦闘形態にして、本来の姿でもある。
MS形態へと移行シークエンスは以下の通り。
- 1.本体のコアスプレンダーから、大量の特殊粒子が放出する。
- 2.放出した特殊粒子が、上半身のチェストフライヤー、下半身のレッグフライヤー、背部のレジェンドシルエットとして、それぞれ物質化・構成される。
- 3.それらのパーツを、コアスプレンダーが纏う形で、MS形態が完成する。
MS形態での性能
- 機動力・スピード
運動性と反応速度も高く、フォースインパルスガンダムエクストリームのような亜光速レベルで動くMSにも充分に対応できる。
背部には、「ZGMF-X666S レジェンドガンダム」のドラグーンシステムをシルエット化させ、左右に1つずつ接続された巨大な半円状の武装プラットフォーム「レジェンドシルエット」が搭載されており、内蔵された大型スラスターも相まって、機動力と推進力は非常に高く、重力下での飛行をも可能とする。 - 攻撃能力
パワーも相当高められており、パンチやキックだけで、ナノラミネートアーマーやPS装甲をも粉砕できるほど。
武装
機関砲とドラグーンシステム以外は、不使用時には粒子化して、内部に収納でき、必要に応じて手元に召喚できる。
- 機関砲×2
- ビームライフル×2
- ビームサーベル×2
- ドラグーンシステム
ビームライフル
「ZGMF-X666S レジェンドガンダム」と同形状のものだが、カラーリングに金色が追加されており、本機では2丁まで召喚可能。
標準のビームライフルを遥かに凌駕する高出力と連射性を実現しており、ナノラミネートアーマーを搭載したMSをも一撃で破壊できるほど。
ライフル自体の強度も極めて高く、鈍器として使用することもできる。
不使用時には、背部のレジェンドシルエットにマウントする事もできる。
他にも、背部にマウントした状態から発砲する機能も備えており、その際には、背部のレジェンドシルエットごと前方に倒すことで照準を定める。
ビームサーベル
「ZGMF-X666S レジェンドガンダム」と同形状のものであり、2基の柄尻で連結した「アンビデクストラス・ハルバード」での使用も可能。1基だけでも出力が極めて高く、ナノラミネートアーマーをも溶断するほど。
ドラグーンシステム
本機の最大の特徴の一つであり、「ZGMF-X666S レジェンドガンダム」を基にして搭載されたオールレンジ攻撃兵装。
量子通信によってコントロールされる複数のビーム砲端末を同時に無線誘導し、複数の攻撃目標に対し全周囲からオールレンジ攻撃するというもので、戦闘区域を単機で完全制圧することを可能としている。
ビーム砲端末は、円錐形大型タイプが背部プラットフォーム最上端に2基、スクエア形小型タイプが背部プラットフォーム側面に6基、同じくスクエア形小型タイプが腰部に2基、それぞれ10基装備されている。
ビーム砲端末自体には、大型バッテリーが内蔵されており、稼働時間も充分に長い。機動力も非常に高く、重力下でも使用可能。
本機の操縦の主導権が、科学者の意識である為、こちらはパイロットの空間認識能力を必要としないものの、肉体的な操作は必要なので、パイロットへの相変わらず負担は大きい。
- 大型タイプ
1基につき9門のビーム砲を内蔵する他、砲自体から小型のビームスパイクを形成し、直接打撃を与えることも可能。また、本体への連結時はそのままデバイス中央部のビームが発射可能な他、背部のプラットフォームごと前方に90度倒した砲撃姿勢を取ることもできる。 - 小型タイプ
1基につき2門のビーム砲を内蔵し、ドラグーン本来の分離式のビーム攻撃端末としての機能の他、機体との連結時は可動式砲台としても使用できる。この場合、前方に砲口を集中させ面制圧攻撃に用いることが多い。また、背面に撃つことで死角を補い、奇襲的に扱うことも可能。ちなみに、この状態でビームを放つ場合、本体からビーム砲端末へとエネルギーが直接供給される為、その威力は大幅に上がる。
この他にも、以下の特殊能力や機能を保持している。
- ゴルドフォトンアイ
本機の最大の特徴の一つであり、本機のツインアイに内蔵された干渉装置。
この装置から放つ赤い光によって、敵MSの武器を強制的に粒子化して、再び再構成する形で、本機の手元に置く。
これにより、敵の所持している武器を強制的に粒子化して強奪し、自分の物にする事ができる。また、本機が使う際、強奪した武装は威力が底上げされる。
他にも、手持ち武器だけではなく、敵の外装パーツなども奪う事が可能で、ストライクガンダムなどが装着するストライカーパック、固定装備パーツ、果てはエンジンそのものを奪う事すらできる。*
しかし、ツインアイに支障をきたすと、ゴルドフォトンアイも使用不可能になる為、頭部は弱点となる。
また、特殊能力への耐性を持つMSや細胞の力自体が強すぎるMSは、専用武装や固定装備、機体に関わるものは強奪ができない。
ただし、この特性自体が完全に無意味と言う訳でもなく、他の機体や外部から借用・奪取した武装であれば、問題なく強奪が可能(これは、専用武装でも固定装備でもなく、機体とは無関係の武装にあたる為)。 - 粒子操作能力
両手から粒子を自在に操作する事で、*バリアの形成、エネルギー波や光弾による攻撃、粒子で構成した触手による攻撃など、多彩な攻撃が可能となる。
その戦闘能力は、圧倒的にして邪悪そのもので、ストライクフリーダムガンダム、インフィニットジャスティスガンダム、デスティニーガンダムなどの高性能MSを遥かに凌駕する。
しかし、それでもフォースインパルスガンダムエクストリーム、ガンダムエクシアプトティラダークマター、ガンダムAGE-1ハイパーレッドホッパー、ハーデスインパルスガンダム黄泉冥王、エターナルフリーダムガンダムブルーフレア、スーパーガンダムアストレア、プロヴィデンスガンダムブラックホールなど、最強クラスのMSの面々には未だに及ばない。
フォースインパルスガンダムエクストリームと比較してみました。
やっぱり、レジェンドインパルスガンダムゴルドーの方が悪役感がありますね。
コメント
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好きな機体は、インパルスガンダムです。
ただ、投稿する作品の機体の設定や世界観は、原作と大きく異なるものがあり、別々のガンダムシリーズの設定をクロスオーバーさせた作品もあります。
また、ガンダムシリーズのみならず、仮面ライダーなどの特撮作品も観ている為、私が投稿する作品の機体の中には、それらを参考にした独自の設定が、これでもかと言うほど満載されています。
塗装もあまり得意では無いので、温かい目で見ていただけると幸いです…。
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