HGUC No.85 RGZ-91 リ・ガズィです。
HGUC リ・ガズィを成形色仕上げ+αで作ってみました。自分の今年の目標は逆襲のシャアに出たHGUCを全てカトキ風に仕上げる事で残りはこのリ・ガズィだけでした。劇中では「ガンダムもどき」とか小説版のハイ・ストリーマーでチェーンに「見てきましたがあれはホビーですね」とか散々な言われようで(笑)、不遇の機体ですがZガンダムの量産化を目指した機体でしかもアムロが乗っていた事もあり、鳥顔ながらもかなり人気はあると思います。自分もゲームでかなりお世話になったから作りたいとは思っていたのですが・・・バック・ウェポン・システムというこれだけでも一機分ぐらいの追加装備があるから、かなり躊躇してました。ただ、設定画ではカトキハジメ氏のはありましたがマーキングがあるクリーンアップの画像はないので今回もカトキハジメ氏がリ・ガズィをリメイクしたら?をイメージして作る事にします。
塗装箇所とカラーレシピ
バーニア、頭部アンテナ、ビームライフル先端部等→(ガイア)フレームメタリック(1)
ビームライフル本体、腕関節、シールド裏等グレー→(クレオス)エクストラダークグレー
オレンジ部→(ガイア)ビビッドオレンジ
BWSウイング部→(クレオス)旧ガンダムカラーブルー13
メタリック以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはガンダムデカールの逆襲のシャア 地球連邦軍MS用やMGリ・ガズィカスタム、HGユニコーンガンダム用、閃光のハサウェイ用の余りや様々な市販のデカールを使い、相当数貼ってver.ka風にしました。本当はケーラ用のデカールがあればケーラ機にしたかったのですが・・・市販のデカールにはマーキングが無いのでアムロのを使い、アムロがνガンダムに乗る前の愛機をイメージしています。
本体だけなら合わせ目あるのが頭と肩ぐらいで後はほぼ段落ち処理になっているので合わせ目消しは非常に楽です。リ・ガズィのデカールはMGやHGに逆襲のシャア用のがあるから豊富でガンガン使って、マーキングでリ・ガズィという機体をアピールしています(笑)。本来リ・ガズィはウェーブライダーに変形はしないですからVMsAWrs(ヴァモーズ、Variable Mobile-suit And Wave-rider system = モビルスーツとウェイブライダーに変形する機構)の機体に該当しないのですが・・・何かの資料にVMsAWrsのマーキングが入ったイラストを見た事があったのでZガンダムの関連機という事でVMsAWrsのマーキングガンガン入れました。MGリ・ガズィカスタムのデカールも多く使い、サイズ的には心配でしたが・・・案外違和感が無く、それなりにカッコ良くなったと思います。
BWSを付けたスペースファイター形態・・・スーパーロボット大戦などでお馴染みの形態になります。大口径ビーム・キャノンや二門のビーム・キャノンの砲身はウサ男流でありますメタリックで裏面やディテールはグレーで塗り、メリハリを付けました。両翼の青の部分は塗り分けないといけないのでMGリ・ガズィ用のガンダムカラーにありますブルー13をそのまま使いましたから成型色と全く同じ色合いで楽が出来ました。戦闘機で言う機首の部分はMGの説明書を参考にMGのデカールをほぼそのまま貼っているのでサイズが多い上に派手目ですがF1みたいな感じになり、これはこれで良い感じになったと思います。
後ろから見たBWSを付けたスペースファイター形態・・・デカールのおかげで密度が出ており、メタリックで塗りましたバーニアが良いアクセントになっています。古いデザインのデカールだけですと古臭くなりがちなのですが、最近出ました閃光のハサウェイ用や余っていたRG各種のデカールは小さ目且つ最新に近いデザインの為に組み合わせて使いますと上手く誤魔化せると思います(使ったMGの逆襲のシャア用は20年ぐらい前の物で今のデザインに比べると古臭いと思います)。いつもは塗装やデカールが剥がれるから絶対に変形はさせないのですが・・・やりたくはなかったのですがBWSを付けたのですが案の定、膝関節のクリアーは剝がれ、肩のデカールが擦れてボロボロになってしまい(泣)、展示が終わったら修正しようと思います。
最後は説明書と。
去年の秋にジェガン、今年の春前にνガンダムと逆襲のシャアの連邦系の機体を作り、先日作りましたレズンギラ・ドーガでネオジオン側はすべて完成させたので遂に全てのCCA名義のHGUCは全てカトキ風に完成させる事に成功しました(泣)。逆襲のシャアに出たHGUCを全てカトキ風に仕上げる計画は去年の秋にサザビーから始まり、いきなり完成させるのに苦労したので「全部作れるのか?」と思いましたが、νガンダムが自分の最高傑作になったので自信が付き、ギラ・ドーガ、ヤクト・ドーガ (ギュネイ・ガス専用機)、ヤクト・ドーガ (クエス・エア専用機)はメタリックとつや消しの質感の違いという武器を最大限に生かす事が出来て、基本は成型色仕上げながらも塗装に手応えを感じました。このリ・ガズィもアムロが乗ったというヒーロー性と試作機の一つとしてのマーキングの多さを絶妙なバランスで仕上げる事が出来て、今年作った中でも1、2を争う程に良く出来たと思いました・・・これで安心したので来年はこれらの機体を使って逆襲のシャアの名場面のフォトを作っていきたいです。
ご覧して頂きありがとうございました。
ヤクト・ドーガを狙撃する際のポーズ。このポーズはリ・ガズィを作るならやりたくなりますね(笑)。台座が展示に出しているのでガザCのを使いました。
かなり細かい箇所までグレーで塗りましたが基本的には成型色かつ設定に準じています。MGのマーキングを使っているのですがそれほど違和感ありません。
HGUCのスペースファイターは凄く上手く纏まっていると思います。エメラルドグリーンとインディブルーを使っているのは素敵な色合だと感じますね。
HGUCのは頭が小さめなのでバランスが良いと思います。下から見るこの位置はメカメカしくて素敵です・・・アンテナをメタリックに塗ったのは曲がって白化した為で塗装で誤魔化しました(汗)。
後ろから見てもメカメカしいと思います。
バーニアは全てメタリックで塗装しています。スタビライザーの裏にある三角形のスラスターもマスキングして、メタリックに塗装しました。
1年以上掛かりました逆襲のシャア関連のHGUCのレビューが終わり、本当に感無量です。
HGUC No.85 RGZ-91 リ・ガズィを作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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