HGUC No.95 RX-93-ν2 Hi-νガンダムです。
HGUC Hi-νガンダムを成形色仕上げ+αで作ってみました。これはAVALANCHE様主催の俺達のアムロとシャアというⅩ上のイベント用に作りました。このイベントはアムロとシャアという宇宙世紀最大の英雄達の愛を感じる作品が集うイベントで自分はどちらにするか迷ったのですが・・・初めて見たファーストガンダムの再放送でアムロに非常に好感が持てたのでアムロ陣営に参戦することにしました。ただ、アムロの乗機はガンダム、ディジェ、ゼータプラス、リガズィ、νガンダムと映像上や設定で乗っていてキット化されて作ってないのはリックディアス(赤)ぐらいで当初は逆襲のシャアの最後からコズミック・イラに転生したアムロの為にブルーコスモスがキラやアスランを抹殺する為に用意したνガンダムカラーのフリーダムの改造型にしようと思ったのですが映画をやったので野暮になるから止めました(笑)。リックディアスか旧HGUCのガンダムにするか?と思ったのですがHGUCのHi-νガンダムが表面処理が終わった状態で袋に入っていて「これなら楽出来る!」と思い、チョイスします。セイラマスオ先生のムックで改修ポイントが出ていたので出来る所だけ真似してRGに引けを取らないHi-νガンダムを目指します。
塗装箇所とカラーレシピ
各部グレー→(クレオス)エクストラダークグレー
各部シルバー→(ガイア)フラットシルバー
ビームライフル、ニューハイパーバズーカ本体色白→(クレオス)クールホワイト
各部バーニア、ビームライフル先端部等→(ガイア)フレームメタリック(1)
プロペラントタンク基部→(クレオス)カッパー
フレームメタリック(1)とカッパー以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはガンダムデカールのRGHi-νガンダムと逆襲のシャア 地球連邦軍MS用をメインにHGユニコーンガンダム用、閃光のハサウェイ用の余りや様々な市販のデカールを使い、相当数貼ってver.ka風にしました。
Hi-νガンダムは一昔前までは知る人ぞ知る機体でした・・・角川版の逆襲のシャアの小説の挿絵が一番最初の元ネタで確かそれをHJが作例で再現し、立体化はガレージキットと旧MGνガンダムの改造パーツぐらいでナイチンゲール共々羨望の眼差しで見ていた物です。その状況を一変したのがデザインした出渕裕が再デザインを公式設定にしたMGでのキット化でこれには大変驚きましたが・・・自分はキット化しただけで大変嬉しかったのですが体型は従来より細身になったせいか評判が良くなく「難しいな」と当時は思いました。自分が作ったHGUC版はこの細身のデザインに近いですがその後に出ましたMG Ver.Ka版やRG版は公式設定化前のデザインを元にリファインされてますから体型は太いのですがキットの出来はどちらも凄まじい出来なので大変評価が高く、自分も作ってはいないのですがそれには納得しています。ただMG Ver.Ka版やRG版はイベントで作る人は沢山いるでしょうから差別化を図るために敢えて自分はHGUC版にしました・・・本当は作らないと勿体ないだけなんですが(笑)。
セイラマスオ先生のムック見て、まず思ったのは膝が干渉して足が真っ直ぐにならない事でここはルーターを使って干渉してる箇所をバリバリ削り、かなり真っ直ぐに立てる様になり素立ちが決まる様になりました。次は腕が胴体から離れ過ぎてる事でここも腕の軸の干渉している個所を削って腕の密着感を高めます。最後は顔で説明書だと目が大きく出ていてそれだとカッコ悪いから自分もマスオ先生と同じく顔をノコで切ってやや上に再接着すると細目で目つきが悪いVer.Ka風になりこれはハマりそうです(笑)。マスオ先生みたいに胴体の延長やタグを使ったディテール作りは自分がやれば必ず失敗しますからこれは自重しました(汗)。Xのフォロワー様には筆塗りの上手い方が多数いるので自分も負けない様に細かい凹ディテールはなるべくグレーで塗り分け、ファンネル基部やシールド裏、なんかのグレーやシルバーはエアブラシで塗っています。ガイアカラーのフラットシルバーは初めて使ったのですが艶消しのシルバーながらも上品で落ち着いた輝きがあり、Hi-νガンダムにピッタリの輝きだと思います。
ライフルとバズーカの塗分けは本当に大変でマスキングと筆塗りの併用で何とか仕上げました。デカールはまずはRGHi-νガンダム用のを使うのですが・・・サイズが微妙に違う箇所が多くそのままだと貼れませんからカットして貼りました。Hi-νガンダムは小説版『ベルトーチカ・チルドレン』に準じる設定(劇場版のνガンダムに相当する全く同一の機体)とνガンダムの改良発展型とする設定(急造されたνガンダムと異なり十分なテストを重ねて完成された改良発展機という機体)という二つの機体設定があるのですがどちらとも取れるマーキングにしました(ロンドベルのマーキングはユニコーン版などと微妙に違います)。コーションデカールは最初はVer.Kaの説明書を見ながら貼りましたが・・・それでも物足らないから結局は200枚はいく量になってしまいペーネロペー程ではないにしろ頑張ってしまいました。ただ貼るより如何に設定通りにマーキングを貼るか?の方が遥かに難しく、これは自分もまだまだ研究する余地があると思いました。
最後は説明書と。
Hi-νガンダムはRGが傑作で今のご時世でHGUCを作る人は少ないから参考にならないかもしれませんが(笑)意外と再販されるのからか店頭でもよく見るのでセイラマスオ先生みたいに顔、膝、腕の付け根だけでも改修すればかなり良くなると思います。武器意外にほぼ合わせ目のないパーツ分割、青の成型色の綺麗なパステルカラー、適度に入ったディテールは15年前に出たキットとは思えないほどで最新キットにも引けを取らない組みやすさはありました。公式設定の細身のHi-νガンダムもHi-ν記号であります機体カラーの「白と青」の2色を基調とし背部中央にスタビライザー、その左右にファンネルラック、その下にスラスターとプロペラント兼補助スラスターユニットという構成は共通ですし二基のファンネル・ラックにフィン・ファンネルを片方3基ずつをラックから吊り下げるように懸架する事で翼を模したような姿のカッコ良さはウイングゼロやストライクフリーダムにも負けていません。Hi-νガンダム専用のデカールがあるというのは本当に作るのを待った甲斐があり、この機体も作って良かったと思いながらナイチンゲールやサイコドーガも作っていつかは一緒に並べたいですね。
ご覧して頂きありがとうございました。
旧MGで公式設定化された時の設定画風のポージング。素立ちは膝を改修したから悪くないと思います。
バズーカも勿論作り、全塗装しました。目が細くて目つきが悪くなりましたからVer.ka版に似たと思いました。
プロペラントタンクの基部は設定通りカッパーで塗り分けましたがメタリックオレンジでも良かったかな?と思います。
細部の塗分けた写真です。成型色仕上げなのでグレーははみ出した個所を綿棒で拭き取れば綺麗になりますがシルバー部分はマスキングしてエアブラシで吹いています。
チョットだけポージングを(笑)。塗膜が剝がれるのが嫌なので派手なのは出来ません・・・。
足裏など見えない箇所もキチンと塗分けています。
ポイント絞って改修したおかげで精悍さが出ており、セイラマスオ先生の見識の高さを改めて感じました。
清潔感ある物を作れたのは僥倖でこれからも改修していきながら作ろうと思います。
HGUC No.95 RX-93-ν2 Hi-νガンダムを作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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