ベラドンナ(デンドロビウム改造)制作日記 Day 10
「ベラドンナ(デンドロビウム改造)」制作中- 56
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拠点防衛用兵器デンドロビウム、公式記録から抹消された機体。
一部の関係者の証言および非公式資料により、その存在は徐々に公になりつつあるが、連邦政府は依然としてその事実を認めていない。
この忌まわしき機体に、対となる幻のプランが存在したことをご存じだろうか。
その名も___ベラドンナ。
赤く塗装されたその機体は、名の通り“毒”を纏っていた。
本機は、コアMSとしてRX-78 GP03Sではなく、RX-78 GP-04Gを採用している。
拠点防衛用兵器とされつつも、実態は攻撃特化の「デンドロビウム」とは異なり、「ベラドンナ」は防御性能に優れ、真拠点防衛用兵器と言える。
また、機体各所の余計な装備や装飾を排除し、デンドロビウムと比較するとではあるが、よりシンプルかつ機能美を追求した外観を持つ。
主な特徴としては以下の通り:
短身化されたパルス型ビーム砲
アムニオンフィールドによる広域防御システム
自立型ドローンビットによる多方向防衛
これらの装備は、デンドロビウムとは異なるベクトルでの進化を遂げたものであり、ベラドンナが単なる対抗機ではなく、独自の戦術思想に基づいた幻のプランであったことを物語っている。
ベラドンナの開発には、元ジオン系の技術者たちが深く関与していた。
アナハイム・エレクトロニクス内部には、かつてのジオン技術者を中心とした派閥が存在し、秘密裏に独自の開発・改造を行うだけの組織力と資金を有していた。
中には、デラーズ・フリートへの武器供与や情報提供を行っていた者も多く、その活動の一端が露見したのが、後に「ベラドンナ事件」と呼ばれる機密漏洩事件である。
この事件では、2名の死者と複数名の逮捕者を出す事態となり、アナハイム社内外に大きな衝撃を与えることとなった。
ベラドンナは、こうした影の技術者たちによって生み出された、“毒を纏う幻の兵器”である。
現在のところ、研究者たちの定説では、ベラドンナは設計段階で凍結され、実際に建造されることはなかったとされている。
しかし、その設計図や開発記録の一部は、アナハイム・エレクトロニクス内部のジオン派閥によって保管されていた可能性が高い。
もし、ベラドンナが実際に建造されていたならば___
デンドロビウムとの対決という、夢のようなシナリオが現実のものとなっていたかもしれない。
攻撃に特化したデンドロビウムと、防御に優れたベラドンナ。
その戦闘は、単なる兵器同士の衝突ではなく、戦術思想のぶつかり合いであり、戦史に残る壮絶な一戦となっていたことだろう。
想像するだけで、胸が高鳴る。
だが、それはあくまで“もしも”の話。
ベラドンナは、今もなお幻のまま、歴史の闇に埋もれている。
コンセプトはこんな感じでどうでしょうか。
まあ早い話が、ジオン版デンドロビウム赤色といったところです。
動機は単純で、ジオンが好きでガーベラテトラを乗せてやりたかった、それだけですw
今日はここまで、お疲れさまでした!
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ジオン系MSを愛する社会人モデラーです。
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