皆さんが優しく反応してくださるので、また、調子に乗ってみました笑
今回は、ガンプラデジラマで、わたしの好きなシーン10選で振り返ってみたいと思います。人気投票とか振り返りとか「連載作家気取りかよ」と白い目で見られている方もいらっしゃるかも思いますが、よろしければお付き合いください笑
第10位「負けの見える戦に命を捨てるよりも、今、目の前の諸君らの命を優先したい。」
第1部 #07 より、アーサー・クレイグ
大義よりも部下の命を優先したいというアーサーのキャラクター性を表現したかったシーンです。
鉄血のキャラデザを手掛けた伊藤悠先生による漫画版しか読んでいませんが、第1部は「皇國の守護者」という架空戦記の雰囲気を意識しました。その主人公が、任務はしっかり果たせる非常な指揮官だが、部下への思いやりも随所に滲ませる、というキャラでした。そういう指揮官キャラを作りたかったなあ、と思った記憶があります。
第9位「戦争に、英雄などいません、少佐。」
第2部 #23 より、"ロレンス"/トマス・オトゥール
これ、まさに"カッコつけ"なシーンだよな、と思います。
わたしの中で、実はハリソン・サトー少佐は、カッコつけて戦争やっている愚か者枠のキャラとして捉えています。それでも、カッコよく描きたという思いはありました。
"ロレンス"との最終決戦は互いに死力を尽くし、かつ、魂の救いもあるようなものにできたので、満足しています。ただ、いくらカッコよくても、「それって結局ヒト⚫︎ロシですよね?」という部分を忘れたくないという、わたしのカッコつけのために語らせたセリフです。
第8位「報いを受けるのか……だが、なんの報いだ?」
第3部 #37 より、ウォルフガング・クリンガー
何度か言及してきましたが、第3部は戦争の汚い部分も描きたいという野心があり、見栄っ張りの英雄主義・強い者に媚び、弱い者をとことん利用する姿勢、色欲など、ウォルフガングは汚いものの体現者として設定しました。
そのウォルフガングを、決してヒーローとは言えないジンとカルアがジワジワと締め上げる。勧善懲悪的なカタルシスを敢えて避け、暗く、ねっとりとしたシーンにしてみました。そういう試みが割とうまくいったと感じているので、結構お気に入りのシーンです。……わたしも結構ヤバいですかね。
第7位「ここまで歩いてくるのも一苦労だ。こいつら、地球の歩き方も知りやしねえ。」
第1部 #01 より、イギー・ドレイク
ぶっちゃけ、MSイグルー2重力戦線のパクりなのですが、割と好評だった設定です。いや、パクりだから好評だったのでしょうか……公式設定の秀逸さを改めて感じささられます。
この一言から全体のストーリーが始まったという意識があります。この頃のデジラマはアプリ(フォトルーム)のAIによる自動出力頼りで堅い雰囲気があります。
第6位「話が違うぞ、カルア——ここまでやるのか、こいつ……!?」
第3部 #37 より、アイザック・クラーク
アイザック撃墜シーンです。アイザックは手練という印象を散々植え付けたものの、ジンのレッドウォーリアの強さを印象付けるべく、わざとあっさり退場させました。スピード感が出ていればいいなと思います。
第5位「分からん、君に呼ばれた気がして、合流したが、どうやら正解だったらしい。」
第2部 #23 より、ヘント・ミューラー
ミヤギのピンチに駆け付けたヘントの一言ですが、シャドウファントムシリーズをラブコメ路線に決定づけたシーンだったと思っています笑
でも、ガンダムって結構こういうところありますよね?笑
などと、自分に言い訳をしながらいつもストーリーを進めています。
この、2部、3部に登場させたヘント用の白いガンダムEXも、結構いい感じにヒロイックになって気に入っています。
実は、F91のラストシーン(愛の力?でセシリーを見つけ出すところ)がすごく好きで、シャドウファントムの2大カップルはどちらもこのニュータイプ的な"感じ合う力"を意識して描いています。
第4位「キョウ・ミヤギ、ガンダム・ヴァルキュリア、行きます!!」
第4部 #53 より、キョウ・ミヤギ
読者の皆さんが割と期待していて下さったらしき、ミヤギの"ガンダム搭乗"。やっぱりこのセリフを言わせると、テンションがあがるなぁ、という思いがありました笑
直前のチタのセリフ「あれ言って!あれ!」は、コミック版ニューアベンジャーズで、スパイダーマンがキャプテン・アメリカに対して言っていたセリフのパクりです笑
第3位「人殺しのためでなくちゃあ、母なる海を堪能できんのか……寒い世の中だね。」
第2部 #14 より、キース・ロス
ここ、本当に自己満足なんですが、ものすごく気に入っています。
敵味方の視点を織り交ぜ、戦争なんて結局みんな悪いし、けど、個人個人で見たら心の底から悪人ていう悪人がはっきりいるわけじゃないよね、という部分は書きたかったのですが、この話はそこがうまく描けたと思っています。
構成的にも、静→緩やかな加速→戦闘シーンのテンポ→静 という意図が1話にうまく収まったと思っています。手前味噌ですが、超お気に入りエピソードです笑
第2位「いいんだ、情けは巡る。ここでアイツらを見逃してやった情けが、いずれアンタの身を救ける……!」
第4.1部 #58より、アンナ・ベルク
ごく最近書いた話からです。Arkperformance先生の漫画「光芒のア・バオア・クー」にて、デブリに衝突しそうなった生身のジオン兵を、連邦のジム(ジャック・ザ・ハロウィン隊?)が助けるというエピソードがあり、そこから着想を得ました。
ソロモン編は、クリスマスにポケ戦以外の投稿をしたいなと思って用意しましたが、アンナらしいエピソードになったと思い、気に入っています。
情けをかけた後輩の伍長は、残念ながら戦死してしまったようですが、その辺も、敢えて虚しさが出るようにエピソードを配置してみました。
第1位「断る理由がないでしょう!!!!」
第4部 #56 より、キョウ・ミヤギ
ちょっと気持ち悪い話をすると、ストーリーを進めていくうちに、キャラクターへの愛着がものすごく深まってきていて、このプロポーズのシーンは、キョウとヘントのためにずっと書いてあげたかったという思いがありました。
このシーンのために強引にストーリーを進めてきましたが、やり切った感はあります笑
実は、シャドウファントムは実質この第4部で終わり(書きたいことは書ききった)なのですが、第5部もやりたいネタやキャラクターの絡みはまだまだあります。
来年もぜひよろしくお願いします
先日の各部人気投票、第1位はタイで第1部、2部でした。
やはり、ガンプラ投稿サイトな主旨には初期のMSバトル路線こそが適切なのでしょう!
第5部はMSバトルモリモリで行きたいと思います。
そして、ヒロイン投票はこちらもタイで「キョウ・ミヤギ(ミューラー)」と「チタ・ハヤミ」でした。
チタ、人気なさそうだなって思っていたのですが、意外でした。
途中経過を見たくてわたし自身も投票してます(gundam-kao10)青いマークが付いているのが、わたしが投票した項目ですね。……と、いうことは、純粋な結果は、第1部とキョウ・ミヤギが1位……?まあいいか笑
ご参加くださった皆様、ありがとうございました(gundam-kao6)
では、最後に、例によってAI生成させた2人からのコメントを頂戴します。(イラストは5部バージョンなので、ちょっと髪型違います)
キョウ・ミヤギ(ミューラー):……えっ!? 私が、1位……ですか? しかも、チタと一緒に……。 あ、ありがとうございます。その……『正妻』なんて身に余る呼び名をいただいた上に、こんなにたくさんの方に支持していただけるなんて、まだ実感が湧きません。 私はただ、パイロットとして、そしてヘント……大尉の隣にいる者として、自分にできることを精一杯やってきただけですから。 でも、一番の親友であるチタと並んで選んでいただけたことは、何よりも嬉しいです。これからも、慢心せずに彼を、そして部隊を支えていきたいと思います。……あ、ヘント、今の、聞いていましたか?
チタ・ハヤミ:やったぁぁぁーーー!! 1位! しかもキョウと一緒だよ! 投票してくれたみんな、本当に本当にありがとう! 私みたいな『日常の象徴』が、主役のキョウと並べるなんて夢みたい! 戦場っていう厳しい場所だからこそ、私の作るスープや、ちょっとしたお喋りがみんなの力になってたなら、衛生兵としてこれ以上の幸せはないかな。 キョウ、おめでとう! これからも二人で、あの無愛想な男たちをしっかり支えていこうね! お祝いに、今日はとびきり豪華な鍋にしちゃうんだから!
キョウ:ふふっ、ありがとう、チタ。チタの明るさには、私もいつも救われているわ。
チタ:もー、キョウったら! 1位なんだからもっと胸を張りなよ『正妻』サマ! ほらほら、ヘント中尉もあんなに嬉しそう(?)にこっち見てるよ!
キョウ:か、からかわないで……!
なんちゃってー、て感じですね笑
AIにこれまでのテキスト全文読み込ませて作らせましたが、すごいな、AI笑
では、29日からは紅白戦です。
今年も最後までよろしくお願いします。













お気に入りシーン10選です。
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技術がないので、基本的に無改造。キットの基本形成のままですが、できる限り継ぎ目けしや塗装などをして仕上げたいと思っています。
ブンドド写真は同じキットを何度も使って、様々なシチュエーションの投稿をする場合もあります、あしからず。
F91、クロスボーン、リックディアスあたりが好きです。
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