今回の独自設定のコンセプトは、「未来予知を安全な形で可能にするMS」です。
また、本機の名前や各部に付けた名称は、「仮面ライダービルド」に登場する仮面ライダーエボル コブラフォームと仮面ライダーブラッドなど、悪役の名前を元ネタにしています。
※カラーリング自体は、原作のリボーンズガンダムと変わりはありません。
機体名:リボーンズガンダムブラッドエボリューション
全高:ガンダムモード時23.3m(キャノンモード時21.8m)
重量:19.1t
完全独立教育研究機関「学園都市」が、「DG細胞を用いないMS」というコンセプトを基に、独自に製造・開発していた超高性能MSで、コンセプトが真逆のアルケインガンダムエレキフロッグとは、同時期に開発が進められていた兄弟機でもある。
機体の前後を反転させる事で、白兵戦形態「ガンダムモード」と、砲撃戦形態「キャノンモード」の2モードに変形する事ができ、基本形態はガンダムモードとなる。
略称は、リボーンズBEV。
本機は、胸部に搭載されているアンリミテッドエンジンに加えて、GN粒子と呼ばれる特殊な光子の一種を半永久的に生成出来る動力炉「GNドライヴ」を両肘に1基ずつ、合計3基もの永久機関を同時に搭載している。さらに、2基のGNドライヴ2基を同調させる事で稼働率を高める「ツインドライヴシステム」によって、粒子生産量を2乗化させて、大出力のGN粒子を得る事ができる。
胸部に搭載されたアンリミテッドエンジンには、「生産した電力の約30%を、高濃度圧縮状態のGN粒子へと変換し、それらを両肘のGNドライヴを含めた各部に、最大限まで蓄積・浸透・循環させた上で、蓄積量の半分を常時開放する」機能が搭載されており、本機は両肘のGNドライヴも含めて、常にトランザム状態を再現・維持する事ができる。
本来、トランザムを利用した過度の出力上昇は、GNドライヴに大きな負担をもたらし、使用状況次第では過負荷による自爆といった事態に陥るリスクも伴う。
しがしながら、本機の両肘のGNドライヴは、ナノラミネートアーマーやPS装甲を遥かに上回る凄まじい強度と耐久性を持っている。
また、本機の稼働と飛行能力に支障をきたさないように、GN粒子に変換する際に消費する電力量は、生産量の約30%に限定されている。
加えて、常時開放されるGN粒子の量は、生成量の半分となっている為、GN粒子の大量消費による性能低下・行動不能は起こらないようになっている。
これにより、ツインドライヴシステムの常時最大出力で安定稼動させる事が可能となり、過度な出力上昇によるリスクは発生しない。
本機のアンリミテッドエンジンとGNドライヴから生成されるGN粒子は、いずれも共通してオレンジ色であるが、毒性はない。
アンリミテッドエンジン自体も高出力である為、このエンジンが生み出すエネルギーの30%だけでも膨大な推進力を生み出せる為、GN粒子の有無や後述の2モードとは関係なく、単独飛行が可能となっている。
装甲とフレームには、一般より高品質なルナチタニウム合金が採用されている為、高出力ビームやレールガンなどに耐え得る防御力を誇る。これは、本機の複雑な動力機構によって、エンジン部以外の装甲とフレームに大きな負担を掛けてしまう危険性があった為、それを解消する目的で採用されている。
武装は、肘のGNドライヴと直結した大型ビームライフル「ブラッドライフル」、背部に2本装備した大型ビームサーベル「ブラッドサーベル」、Eカーボン製の実体盾「ブラッドシールド」、キャノンモード時のマニピュレーター「エボルティクロー」、計12基を装備した放熱板の様な形状のオールレンジ攻撃兵器「エボルティファング」。
ブラッドライフル
肘のGNドライヴと直結する事で粒子供給する仕組みになっている為、ナノラミネートアーマーをも貫通するほどの威力を誇る。キャノンモードでも使用可能であるが、精密射撃には向かない。
ブラッドサーベル
高出力のビーム刃を形成可能で、ナノラミネートアーマーすらも斬り刻む。接近戦の不得手なキャノンモード時には収納されるが、使用する事自体は可能。
ブラッドシールド
表面にGN粒子を定着させており、ビーム・実弾を問わず、高い防御力を発揮し、その小ささに似合わず、陽電子砲すら防ぎ切るほど。
ルナチタニウム合金ではなく、Eカーボン製を用いられているのは、GN粒子との相性を考慮した結果である。
エボルティクロー
キャノンモード時のマニピュレーターとなる3本の指先は鋭利なクローとなっており、これ自体を攻撃に転用する事が可能。
そのパワーと攻撃力は、PS装甲やナノラミネートアーマーをも強引に粉砕してしまうほど。
エボルティファング
背部に大型の物を4基、腰部とブラッドシールドに小型の物を4基ずつの、計12基を装備したオールレンジ攻撃兵器で、地上・宇宙を問わず、遠隔操作してオールレンジ攻撃を行う事が可能。
いずれもファングをマウントした状態でも、ビームサーベルを形成可能な上、固定ビーム砲としても機能する。
また、このファング自体も防御力と耐久性も非常に高く、シールドとして扱える他、密集させて防御範囲を拡大する事も可能。
- 大型エボルティファング
キャノンモード時の主砲として機能する他、ガンダムモードでもマウントしたまま射撃でき、背後の敵に意表を突いた攻撃が可能。 - 小型エボルティファング
機動力が極めて高く、小回りが利き、変則的な軌道を取る事が可能。
※小型ファング8基は、カッターとニッパーで切り取って、分離状態を再現しました。
※シールドと腰部も、分離状態を再現しています。
変形機構
本機のガンダムモードとキャノンモードへの変形は、前後を入れ替えて行う為、ほとんど死角がない。
しかも、変形プロセス自体は非常にコンパクトで最低限の可動に留まっている。
ガンダムモード
基本形態であり、機動力と格闘性能に特化している。
ツインドライヴシステムから得られた大出力のGN粒子を、重量軽減と姿勢制御に活かす事で、機動力を大幅に向上させる。
その機動力は、フォースインパルスガンダムの3倍という驚異的な速さとなる。
流石にフォースインパルスガンダムエクストリームのような亜光速レベルの速さには未だに届かないが、それでもストライクフリーダムガンダムやデスティニーガンダムをも凌駕する速度を誇る。
関節部の可動域は広く、他のMSと比べて人間に近い動きを再現できる為、ガンダムモードでは可動域の広さを最大限に活用する事で、高い格闘性能を実現している。
キャノンモード
砲撃形態であり、火力と防御力に特化している。
ツインドライヴシステムから得られた大出力のGN粒子を、本機の火器とGNフィールドに回す事で、他のMSとは比較にならない大火力と堅固な防御力を実現している。
- GNフィールド
GN粒子を機体周辺に展開し、球状のバリアを形成する機能であり、戦闘中でも移動しながら防御手段として展開できる。しかも、展開中でも本機からの攻撃は素通りし、防御を崩さずに、一方的に相手を攻撃できる。- 本機の主砲となるブラッドライフルと大型エボルティファングは、膨大なGN粒子の供給によって、威力がガンダムモードの3倍にまで増加する。
特に大型エボルティファング4基は、機体正面に展開したGNフィールドで集束する事で、一直線状のビームを放つ事が可能で、その威力は、ガンダムモードの30倍にまで高められ、陽電子砲すら上回るとされており、スペースコロニーをも一撃で焼き尽くすほど。- 機動力もガンダムモードほどではないものの充分に高く、フォースインパルスガンダムと同等以上。
未来予知能力
本機の最大の特徴たる特殊能力である。
これは、本機が常に「起こりうる事象」を解析・分析し続ける事によって、予知レベルの超高精度の未来予測を可能にするというもので、さらに、本機の生成するGN粒子を媒介にして、予測した未来や結果を、常時リアルタイムでパイロットの脳に直接送り込む事で、パイロット自身も未来を予知できる。
また、GN粒子を媒介にする事によって、予測結果は、0.001秒という速さでパイロット自身に充分に理解できる最適な形で送り込まれる為、そこまで大きな負担は掛からない。
予測できるのは10分後までの未来に限られているが、予測精度は100%に近い。
GN粒子を媒介にする特性上、この未来予知能力を扱うには、ツインドライヴシステムによるGN粒子が必要不可欠となる。
ただし、予知はできても動きが速すぎる相手には、本機が逆にそのスピードについていけない他、防御力を活かして真正面から突っ込んでくる相手に対しては「見えてはいるが有効な対策を取れない」という状況に陥る為、相性が悪い。「勝つための情報を教えてくれる」ゼロシステムとは違い、こちらは本来の意味で「未来を予知する能力」である為、過剰な負担で精神に異常をきたす事はない分、対処法や勝つための情報までは予測できない為、パイロット自身が対処する方法を見つけなければならない。
つまり、この未来予知を上手く扱えるかは、パイロット自身の判断能力に左右される。
本機の戦闘能力は、時間停止能力を除けばクロノスフリーダムガンダムにも匹敵するほど凄まじいレベルではあるが、それでもフォースインパルスガンダムエクストリーム、ガンダムエクシアプトティラダークマター、ガンダムAGE-1ハイパーレッドホッパー、ハーデスインパルスガンダム黄泉冥王、エターナルフリーダムガンダムブルーフレア、スーパーガンダムアストレア、プロヴィデンスガンダムブラックホールなどの最強クラスのMSには及ばない。
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好きな機体は、インパルスガンダムです。
ただ、投稿する作品の機体の設定や世界観は、原作と大きく異なるものがあり、別々のガンダムシリーズの設定をクロスオーバーさせた作品もあります。
また、ガンダムシリーズのみならず、仮面ライダーなどの特撮作品も観ている為、私が投稿する作品の機体の中には、それらを参考にした独自の設定が、これでもかと言うほど満載されています。
塗装もあまり得意では無いので、温かい目で見ていただけると幸いです…。
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