ガンスタユーザー内で展開されている連載企画「バトンを繋ぐ」の第2波です。本企画はバトンを受け取ったモデラー様がご自身のガンプラ作製技法やこだわりの工具、ガンプラへの思いなどを自由に紹介する素敵な企画です。
この度第二バトン栄えある第八走者を拝命いたしました、押忍やすじろうです。
八。
末広がりのいい数字ですね笑
さて、前走者のつぐお様より、ご指名いただきました。別途、わたくしが投稿を続けております、妄想デジラマブンドドストーリー「シャドウファントム」の作業環境を、というリクエストを、別途頂戴いたしました。作業環境と申しますか、作品をまとめる過程をご紹介いたします。
しばしお付き合いいただければと思います。
その前に、ご紹介いたします。
【第二バトン ここまでの走者の皆様】
豊かな発想と確かな技術は芸術の域です。人柄溢れるテキストも魅力です。バトンはこちら。
緻密な造形と色彩、モリモリの武装の制作スタイルは、”益荒雄”の名のととおりです。質実剛健とした作品ばかりです。バトンはこちら。
丁寧で豊かな造形の作品に引き込まれます。シャープでクールな読後感のあるテキストも必見。デジラマ+テキスト系投稿の先輩であり、シャドウファントムシリーズを育ててきてくださったヘビーユーザーのお一人です。いつもありがとうございます!バトンはこちら。
プロ級の美しい仕上がりの作品は、様々な工作技術の賜物なのでしょう。かっこいい作品を見れて、勉強にもなります。バトンはこちら。
アーティファクト制作の確かで繊細な技術と、細やかな愛情が滲み出る、魅力ある作品ばかりです。バトンはこちら。
抜群のセンスを感じるポージングとライティングは、おそらく作品や機体への愛情が為せる業だでしょう。全GUNSTAおじさん達期待のニューホープです。バトンはこちら。
ガンプラの楽しみ方を教えてくださるような、あったかい投稿に心が和みます。アーティファクトザクキャノン笑とか、すごい好きです笑 様々なキットのレビューも細やかで、愛を感じます。つぐおさんもシャドウファントムシリーズを育ててきてくださったヘビーユーザーのお一人です。いつもありがとうございます!バトンはこちら。
そして、わたくし、押忍やすじろうが現在の最終、第8ランナーです。
「ガンプラへの思い」というアプローチになるのでしょうか……皆様にお付き合いいただいて、思いの外長編になってしまった「シャドウファントム」シリーズ、もう、自分の妄想を形にしていくのが楽しくて楽しくて、最近は「シャドウファントム」をやるためにガンプラをやっています笑
今回は「シャドウファントム」の作品をどう作っているかをまとめてみました。大雑把にまとめましたが、それでも書いてみたらめちゃくちゃ長くなりました!そして、あんまりガンプラの話題がありません、すみません!
歴代バトン史上最もひとりよがりな記事になりますが、お付き合いいただければ幸いです。
では、お願いします。
1 発想
ストーリー全体の構造を図示すると、わたしの頭の中では上図のような感じになっています。
各項目の内容は拡大してご覧ください(gundam-
分類は"なんとなく"です。
A層・テーマ:物語全体を俯瞰して総括した「テーマ」のようなものです。
B層・世界観:A層は幾つかの「部」「章」「シーン」「世界観」のようなものが集まって出来ています。
C層・具体的なシーン:具体的な細かいパーツです。たとえば「使いたい機体」「機体設定」「部隊設定」「キャラクターに言わせたいセリフ」「作りたいシーン」などです。
「A層・テーマ」「B層・世界観」「C層・具体的なシーン」どの層からでも発想します。特に決まった順番はありません。
たとえば、第4部の「グリプス戦役の話」というのはB層・世界観にあたると理解していますが、そこを成立させるために細かいC層・具体的なシーンの数々を、パーツを集めるイメージで発送していきます。
わたしは割とC層・具体的なシーンから発想することが多いです。「このキャラクターにこのセリフを言わせたいからB層・世界観にこういう設定を配置しよう」というふうに物語を作っていきます。
たとえば、第4部は以下の発想順です。
C層・具体的なシーン 「戦場で変なプロポーズをするヘント。ミヤギが悪態をつきながら承諾し、仲間が呆れながらも祝福ムードで見守る。」というシーンを書きたい。
↓
B層・世界観 「カタルシスを生むために、2人を離れ離れにする」「連邦政府の思惑で2人が離れ離れになっている世界観」「離れ離れから再会する序盤の章」「正規軍を脱してエゥーゴに合流するクライマックスの章」「序盤とクライマックスをつなぐ何らかの事件に繋がる章」
↓
C層・具体的なシーンの追加 「離れ離れにするために22部隊を解隊するための具体的な設定」「ニュータイプを好きに利用したい連邦政府の具体的な設定」「2人を応援したいけど上層部との関係にも配慮してきく脇役たちの個々の設定」「ほどよく無能なティターンズのカスのキャラクター」「無能なカスが派遣されても違和感のない中立コロニーのお祭りイベントの具体的な設定」
↓
すべてを集約し、固めたのが
A層・テーマ 「個人主義に走ってでも、愛というどうしようもない熱に動かされてしまう人間の愚かさとそれ以上の愛しさ」(見え方が違うだけで第3部と同じ顛末)
みたいな感じです。
ヨッチャKIDさんとのコラボ企画「LIGHTNING REDEMPTION」もスタートは、C層に当たるアイディアです。「お互いの機体を対戦させる」「大きい盾のガンダムを出す」「連邦を悪役寄りにする(これは最終的に半分没)」「ガンダムのパイロットは渋めのいかついオッサン」あたりがスタートです。次に、すぐにA層にあたるテーマを固め、B層の世界観、C層の具体的な機体やキャラクターの設定と深掘りしていったイメージです。
ストーリーを作ろうと思ってもうまくいかないときは、わたしの場合、C層のパーツばかりに目が行ってしまったり、A層のイメージがぼんやりしすぎたりしてB層がまとまらないときです。これはよくあるケースかな、と思います。また、C層だけが先走って、順序を無視して書きたいところばかりを書いてしまうことは、長編から中編の場合、"ダサい"作品になる要因と思っています。
B層を作るために必要なC層のパーツが足りないときもうまくいきません。これは、作品に勢いがなくなり、尻すぼみになったり、完結できないときのパターンだと思っています。
A層のテーマは、B層のアイディアが集まってくると自然と決まってくると感じています。逆に、A層のテーマがはっきり決まっていても、テーマの土台となる世界観、つまりテーマとB層の世界観との整合性がない、あるいはB層の構造が脆弱な場合は物語に違和感が生じるかと思います。やはり、B層をどう固めるかが大事な気がしますが、ガンダムの世界観を背景にしていると、ここが公式でしっかり定まっている上に、ユーザー人口が多いため、余計な解説を省け、自分の書きたいこと(物語のテーマや、自分の考えるキャラクターや機体の魅力)を書きやすいという印象があります。
A層も、どこかではっきりしたイメージを固めないと、物語にブレが生じる原因にもなると思います。
B層の部分が厚い作品もありますよね。これは、いわゆる「マニア向け」の作品で、一つのジャンルだと思っています。わたしの尊敬する、ストーリー系モデラーのナカムラ工廠様は、このB層に当たる部分の作り方が別格で、公式の宇宙世紀とは少し違った雰囲気の世界観が楽しめます。現実の国際機関や、あの某有名宇宙大戦作品とのリンクも示唆される世界設定が、緻密なミリタリー描写と、歴史ミステリーを追うようなドキドキ感で構成されており、どの投稿もすごく大好きです。
実は、わたしの書いているシャドウファントムシリーズは当初、ナカムラ工廠様の世界観に憧れ、「自分でもこんな投稿をしてみたい!」と思って始めました。ザクの足元を戦車と歩兵が走り回る絵面などは、かなり影響を受けています。本当に、すごく大好きで、ご存じでない皆様にはぜひ知っていただきたいモデラ―様です。これを機にナカムラ工廠様のフォロワーが1人でも増えたら嬉しいです笑(勝手にすみません(gundam-kao10))
話が逸れました笑
繰り返しになりますが、C層で発想した「かっこいいセリフ」「ぼくのかんがえたさいきょうの○○」だけで中〜長編を作るのは、ほぼ確実にダサくなってしまいます……わたしの場合は、ですが。やはり、B層の世界観をどう作るが重要!ということは、個人的な感覚ではありますが、これは、確信に近いので、自身への戒めとして気をつけています……(gundam-kao10)
そして最近、この”ダサい”作風の傾向が強いことも自覚しています……(gu
2 画像編集
作りたいシーンが決まったら画像を作ります。
わたしは画像も動画もすべてスマホで完結していますが、主にPhoto roomというアプリで切り貼りしたり、ぼかしたりして編集しています。完成作品の保存上限を確保したいので、実は有料版を使っています。
カメラアイの発光や、ブレなどのエフェクトはibisPaintです。広告が頻繁に入るのが煩わしいですが、機能としては無料版で十分です。ブレの表現にはPhoto roomの「ぼかし」機能の中にある「motion」もかなり使えます。
カメラアイの激しい発光や爆発、ビームなどはlensFXという有料アプリを使っています。有料ですが、1000円かからず生涯使えるので、デジラマやオモ写をやなどをやられる方にはかなりオススメで、支払った分の対価は回収できると思っています。
文字入れや分割に使っているアプリは、画像をご参考にしてください。
背景は基本的に、ジェミニに指示を出して自作?したものや、それにlensFXでエフェクトを加えたものを使っています。最近はAIへの指示出しが面倒なので、専らこの方法です。
Photo roomの画像生成機能も使いますが、こちらは日本語の指示だとうまくいないことがあります。そういうときは翻訳アプリを使って英語で指示を出し直しています。わたしはDeepLというアプリを使用しています。
天気や、物体の有無や位置、画面の明るさ、画角、何に使う背景かなどを細かく指示すると、かなりうまく生成されます。わたしは調べたことはありませんが、AIへの指示の出し方(プロンプトと言うんでしょうか?)をいろいろ紹介されているXアカウントやインターネット記事などもあるので、そちらも参考になるかもしれません。
私の場合のPhoto roomの生成は、以下に実演します。
「背景」をえらぶと「AI背景生成」というものがあるので、それを使ってみます。「AI背景生成」を押すと、適当な背景が生成されますが「シーンを説明してください」という欄に詳しく指示を打ち込むと、AIが指示に応じて背景を生成してくれます。
下段が指示後に生成された画像です。
左が「砂漠の市街戦」だけ指示したものですが、中央は「ガンダムの背景。砂漠の中にあるビル街。戦闘に巻き込まれ、火の手が上がり、地面には瓦礫が散乱し、硝煙と砂埃が立ち上っている。」と指示し直したものです。
違い……あるでしょうか?笑
違いを見せようと思ったのに、あまり変わらない……正直言って、AIは日ごと学習して進化しているイメージがあります。
右はGeminiで合成したものですが、Geminiは指示出しを気をつけないと、キットのポーズやデザインを勝手に変えてくることも多いです。「画角はそのまま」と指示すれば元の写真を活かして合成してくれますが、遠近感が変わったり、キットの質感が変わってしまうことも多く、わたしはあまり使いません。
画像の編集は、おそらく他にもいいアプリがあるのかと思いますが、わたしは専らPhoto room、ibis Paint、Geminiで済ませます。動画化はGrokで行い、無料のGIFメイカーでGIF画像に加工してGUNSTAに投稿しています。
Photo roomのAIにもバージョンが四段階あり選べますが、ガンプラのデジラマならV2、V3あたりの方が却って向いている気がします。(Studioだと左右のバランスな均一な、嫌い整いすぎた背景が出てきます。)
最近はPhoto roomのAIもかなり改善され、日本語の指示も通りやすくなってきています。デジラマ派の皆さんに、Photo room、オススメです。
ブレなどの動きのある表現については、少しコツが要るので、また別の機会にご紹介を、と、思います。ただ、1つ気をつけていることは「ブレやぼかしの表現を使うときはその画の主役の顔はなるべくブレさせない、ぼかさない」です。主役の顔もブレている時は本当に動きを優先してイメージしてほしいときだけですね。
3 テキスト
テキストでこだわっているのは、「セリフのテンポ」と「間を置くための動作」です。
テンポの件は、「なるべくセリフで説明させない」くらいです。以下が、自分なりにうまくいったかな、という例です。
第2部の最終決戦のシーンです。
キョウ・ミヤギ曹長は、目の前にいる"ロレンス"のザクが、再びジオンの識別コードを発したことに気づいた。
「危険です!」
『だからこそ、です。』
たしかに、敵が目眩しの砂嵐を起こしている今なら、ジオンの識別コードは最大の効果を発揮する。だが、同時に、味方に撃ち落とされる危険性も増す。敵も味方も視野がきかないのだ。
『それに、わたしはどうしても、あの男を自分の手で殺したいのです。』
これが失敗するとこうなります。
キョウ・ミヤギ曹長は、目の前にいる"ロレンス"にさけぶ。
「再びジオンの識別コードを発した……!?敵味方入り乱れているのに、危険です!」
『だからこそ、です。敵が目眩しの砂嵐を起こしている今なら、ジオンの識別コードは最大の効果を発揮します。味方に撃ち落とされる危険性も増しますが、敵も味方も視野がきかない今だからこそやるんです。それに、わたしはどうしても、あの男を自分の手で殺したいのです。』
どうでしょう?
「お前、誰に向かって説明してんだよ、今更!」
てなりますよね笑
2人の間では作戦の意図は共有されているので「危険です」「だからこそです」でいいと思っています。地の文の説明は読者に対する説明です。
とは言うものの、どーしてもセリフで説明させてしまうことも多いですね。まだまだ修行が足りません笑
そういう自分の失態を擬人化したのが、第4部冒頭に登場した"エレク老"というキャラです笑
間を置く、というのも、実際のテキストをご覧いただきましょう。
第2部のラストです。
「”自分のせいで、少尉を危険に晒しました”かな。」
「そう、それです。」
アイスコーヒーを一口すすって、少尉も、ニュータイプですか、と顔をあげる。忙しく顔色を変えるミヤギに、随分”ほぐれた”とヘントは思う。
「君の責任感の強さを知っていれば当然そう思う。イギーにだって分かるさ。」
言ってから、ちょっと失礼だな、と思った。イギーはむしろ、よく気づく方だろう。
「もう一つ言えば、顔の傷。わたしが気にすると思っていただろう。」
沈黙が、肯定を物語っている。
しばらくして、ミヤギが口を開いた。
「でも、少尉は罰をお受けになって、自分は……自分だけ、その……。」
「わたしが罰をうけたのは、わたしが自分で判断した結果だ。そして、君の昇進は、君自身の実力だ。」
そこまで言って、そうだったね、と呟く。
「おめでとう、少尉。最初に伝えるべきだった。」
「……ありがとうございます。」
礼を言われたが、どこか納得のいかない様子だ。
その後、奇妙な沈黙が続いた。
太字にしたところは、セリフを区切るためにいれた動作や、動作にカウントした呟きに近いセリフです。
たとえば、
「”自分のせいで、少尉を危険に晒しました”かな。君の責任感の強さを知っていれば当然気付くよ。イギーだって気づくさ。……もう一つ言えば、顔の傷。わたしが気にすると思って遠慮していただろう。自分だけ昇進したことも気にしているね?わたしが罰をうけたのは、わたしが自分で判断した結果だし、君の昇進は、君自身の実力が認められた結果だ。そういえば昇進おめでとう、少尉。最初に伝えるべきだった。」
だと、どうでしょう?なんだかヘントが一方的に喋りまくっていて、淡白な感じがしませんか?このくらい一気に喋らせたいときは、思い切って地の文を一人称にして、そのキャラの心象を吐露するパートにしてしまいます。
ヘントやミヤギは、一息ついて動作やセリフを区切り、視線や表情を変えるために、割とよくコーヒーを飲んでいますので、そう言った描写もぜひ探してみてください笑
でも、キャラ同士のやり取りが乗ってくると、こういう工夫は忘れてしまっていると自覚があります(gundam-kao5)
4 キャラクターデザイン
※あくまで「見た目・顔のみ」の話です!体型や性格には関係ありません!
これ、悩みますが結構楽しいです笑
基本的に、キャラクターは各々イメージしていただきたいので描かないつもりでしたが、女の子たちはわたしのシュミで描いています笑
ちなみに想定している各キャラのデザインは以下のとおりです。
キョウ・ミヤギ/ミューラー…茶色かがった黒髪をハーフアップでまとめる(第2部、3部ではMSに乗るときはひとつ結び……4部の髪型は、ハーフアップをくるっと返して後ろで結ぶ髪型です)、センターよりちょいズレたところで分けた前髪、琥珀色の二重の大きな目、長いまつ毛、白い肌、頬の傷(4部では傷の方の前髪のふさを伸ばしていますが、これはニコラ少佐の指示によるものです笑)
チタ・ハヤミ…栗色のショートカット、センターで分けた前髪、一重のちょっと小さい茶色い目、低い鼻、B(何がとは言わない)
アンナ・ベルク…灰色の縮毛ロングヘア、本人から見て左側で分けた前髪、二重の灰色のタレ目、巨●
カルア・ヘイズ…白髪のロングストレート、額を隠す前髪、アイラインの厚い紫の丸い目、ジンがいないとハイライトの入らないでかい瞳、色白、不健康な"こじ●る"
そして、娘と一緒に観ているプリキュアシリーズの影響が何気に強く、カルアとチタはプリキュアからパクったデザインが入っています笑
わたしが純粋に手描きしたキョウ・ミヤギ/ミューラーと、チタ・ハヤミは、妻の要素をバラして配置しています。(AIとおしたチタはちょっと可愛すぎる笑)つまり、2人の顔まわりのいろいろをバラして組み直すと、ほぼ妻の顔になりますが、絶対にチャレンジしないでください笑
中にはかなり際どいエピソードもあるので、再度強調しておきますが、言動や性格、発言、体型などは妻を含めて実在の人物とは一切関係ありません。
名付けに関してはこちらで紹介しています。
5 塗装
基本、全て筆塗りです。
下地も筆塗りです笑
下地によく使うのはガイアカラーのエヴォシルバー、ガンメタ、ブラックあたりです。たまに金やピンクも使います。
塗料は主に水性・アクリルです。
特別な技術はありません。
ちなみに、瓶から直接筆に取って塗っています。調色や希釈はしていません。すみません。わたしなりに真面目には作っているんです笑
汚しは、最近はタミヤのウェザリングマスター(グレーまたはガンメタ)を全体にまぶして、ザラっとさせ、仕上げにつや消しを吹くくらいです。
あとは、墨入れがてらリアルタッチペンで汚すこともあります。
ドライブラシのエッジングや、スポンジを使ったチッピングもたまにやります。
ガンプラ投稿サイトなのに、ここのパートが1番書くことないです……すみません笑
6 正史には絡まない
ずっと心掛けてきたことは「正史の表舞台やキャラクターには絡まない」ことです。公式は完成されている感があって、わたしの腕では立ち入る隙がないんです(gundam-kao公謹公式のキャラや設定を上手に使われている皆さんは本当に尊敬します。
第5部は少し派手な物語にするつもりですが、宇宙世紀の主だった事件には絡ませないように気をつけます。
ネットや、ムック本、近藤和久先生の漫画に付いている年表などを見比べて、正史の事件の具体的な日にちをなるべく確定させ、隙間にこちらのオリジナルの事件をねじ込んでいます。たぶん、間違いも多いでしょう笑 間違いに気づいたら都度訂正していますが「まあいいか」で済ませている部分もままあります笑 ちなみに歴史的事件などではありませんが、第2部でヘントの出身地はサイド7と書きましたが、後にサイド1に、しれっと訂正しています笑
公式設定は世界観に使うのみ。正史世界のおこぼれはもらっても、公式には影響を与えないところでやる、がシャドウファントムシリーズの掟です笑
だからそこ、自由度が広がっている部分があると思います。公式キャラがいないからこそ、好き勝手に描けています。
7 機体設定
大事なことを忘れていました笑
厳密には最初の、発想におけるC層の話に当たる「具体的な設定」の一つですが、ガンプラ投稿サイトなので触れておこうと思います。
気をつけているのは「強そうにしすぎない」ことです笑
すんごい武器とかはなるべく付けません笑
特に1年戦争当時のジム。
ジムは、1年戦争当時はビーム兵器を持っているだけで充分怖がられていたと思うので、必要以上のカスタム化はしていません。基本、素のジムです。カスタムされたすんごいジムは、歴史に残らないレベルのシャドウファントムバースの戦線には基本的にいません。(第5部はスーパーマシンも登場しそうですが笑)
最近、本当に激戦区以外には割とロートルな機体も運用され続けた、という設定をよく見る気がします。ジムIIが息の長い機体だったと分かったので、第5部ではジムIIも活用していこうと思います。
「MSは、公式発表の素の状態で充分強い。」「MSの強さは新しさと金の掛かり具合が基本。」
を信じています。(ガンダム・ヴァルキュリアなど演出的例外はあり。)
あと、基本的に、キョウ・ミヤギ/ミューラー以外のキャラクターは、あんまり機体への愛着はありません。MSはあくまで道具として扱っています。(ですが、大事にしていないというわけではありません。)
ジン・サナダも「MSが好き」と言っていますが、これは、MSが彼の思い通りになる存在だからで、キョウの、寄り添い、共に歩むような愛着の情とは違います。
そして、基本的に作戦は一戦入魂です。
基本的にどの部の主役も、強襲任務が多いのですが、一つ一つの作戦はあまり長丁場にしないようにしています。戦いってめっちゃ疲れそうじゃないかなあ、と。アニメみたいに絶え間なく戦い続けたら、人間性が摩耗しきるのでは、と思っています。アムロ然り、カミーユ然り、キラ然り……つらかったろうなぁ、と思います。長かったり、激しかったり、腰を入れた戦いの後は、キャラクターをなるべく休ませているつもりです。 決戦前の「嵐の前の静けさ」(before the storm)と、戦いの後の「ホッと一息」も意識しています。
ヘントやイギーは最初からベテランなので、それなりに戦ってきた感がありますが、たぶん、キョウはそんなに戦っていません。本編中で彼女が参加した作戦も、数え切れるくらいしかないと思います。なので、キョウはユニカムエースではありません。
8 まとめ「希望のにおい」
などなど、これらの要素を集約して「シャドウファントム」シリーズは出来上がっています。長々と書きつづりましたが、割と行き当たりばったりで書いています笑
基本的にはそのときの気分で書きたいものを書いていますが、無理やり整理するとこんなもん、というのが今回の投稿の主訴ですね笑
ただ、絶対に譲れないのは「希望のにおい」です。
部ごとに一応の決着をつけ、カタルシスが生じるようには気をつけて展開してきました。それ以上に、主人公が撃墜されても、裏切り者になっても、プロポーズを断られても笑 物語の最後には、何か、希望のにおいが残るようにはしてきたつもりです。悲しかったり、辛かったりするだけの話って、よほどプロットの練られた名作でないかぎりは、わたしの感覚ではダサいと思っています。たとえ三流のハッピーエンドになろうとも、希望はどこかに残す。希望のにおいが残らないストーリーは好きではありません。クリフハンガーとして、希望をさらに塗りつぶす脅威や絶望の示唆、という展開は好きですが、物語の部や章ごとに、希望のにおいが残る余韻を意識することで、作品のクォリティが上がると信じています。
これは、ハッピーエンドへの予感ということではありません。ガンダムではないですが、わたし、「鬼滅の刃」がすごく好きです。「鬼滅の刃」は構成がすごく巧みで、目指すべき作品の姿のひとつとしてイメージしています。作品全体を通した主人公たちの成長や物語の深化もそうですが、部や章、節に当たるような、物語の中の小さなまとまりごとのカタルシスの作り方と、希望のにおいの描き方がすごく上手だったと思います。(ポスト鬼滅の刃と言われた呪術廻戦はこのあたりの構成が一団劣ると思っています。呪術廻戦は、キャラクターのかっこよさにスポットが当たりがちで、物語はしんどさが強い印象です笑)「鬼滅の刃」はどんな激戦の中や悲劇の後にも、人間性や善なるものの救済があると言いますか……過酷さと救済の落差が非常にわたし好みでした。序盤ですが、「手鬼」のくだりなんか、ものすごい衝撃と感動でした。炭治郎大好きです。
ガンダムシリーズでは屈指の感動作「ポケットの中の戦争」も、わたしが目指す希望のにおいの形のひとつです。あの物語はどうしようもない悲劇ではありますが、生き延びた人たちは、それぞれ(たぶん精神的には辛いものを抱えながらも)人間としてたくましく生きていくだろうことが想像できます。(わたしの勝手な妄想ですが笑)
この、「希望のにおい」は主にシリーズを通した主人公格の、ヘントとキョウの2人に担わせていますが、その対極となるのが、敵陣営のカップルのジンとカルア(第3部主人公)です。pixivでは年齢制限を設けたバージョンの第3部も公開しておりますが、これは、ヘントとキョウ、ジンとカルアの対比をより鮮明にするための表現です。pixiv版の第3部は非常に胸糞悪い描写が追加されておりますが、覚悟のある方はお読みいただければ、3部と4部のラストの希望のにおいの感じ方が、また変わってくるかと思います。
そして、第5部、だいたいの展開は準備しました。第1話も書き始めておりますが、どう話が転がっていくかはわたしにも予想がつきません。しかし、絶対に、ハッピーエンドに辿り着くことだけはお約束します笑
では、長々と、それも「シャドウファントム」シリーズを読んでくださっている方々にしか分からないような意味不明な文面にお付き合いくださりありがとうございました。自分語りが大好きなので、思いの外長くなってしまいました(gundam-kao10)
最近は売っているプラモデルも、どうストーリーに落とし込むかをつい考えてしまいますし、そもそもシャドウファントムに必要な機体をねらって購入することも多くなってきました笑
子どもの頃から、組み立てながら機体ごとのストーリーを妄想したりしたものですが、こうして形にできる機会に恵まれ、嬉しく思っています。かつては特別な機材やソフトがなければできなかったような画像の編集なども、今は手軽にできるようになったのも楽しいポイントです。
何より、こうして皆様がいっしょに楽しんでくださるのが、一番幸せなことです(gundam-kao6)いつもありがとうございます!
シャドウファントムシリーズ共々、今後ともよろしくお願いいたします。
ホントに全然ガンプラの話、しませんでしたね……本当に失礼しました(gundam-kao5)
最後に改めまして、第二バトンここまでの走者の皆様です。
そして、8 押忍やすじろう でした。
次の走者はご相談させてください。お声掛けがあった際は、ぜひご協力いただけますと嬉しく思います。












コメント
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バトンリレーお疲れ様ですm(_ _)m
物語のバックボーンをしっかりと考えているからこその、それぞれのキャラクターが立つっているのだと納得🤩
いつも、脳内の閃きだけで話しを作っている自分と大違い←比べるな
セリフでの説明
これは、よく漫画や邦画なんかでありますよね
会話のやり取りで不自然さや生理に合わない感じを受けないのは、そうした細かい見直しが効いているんですね☺️
自分もPhoto room使ってますがAIモードは課金だから実装していませんでしたが見てると使ってみたくなりますね
いつもありがとうございます(gundam-kao6)
いや、基本的に、というか、根本的にわたしも閃きで作っていますよ。閃きに、もともとあるガンダムの世界観とのリンクをでっちあげている、というのが正しいですね笑
セリフに関しては、それです、ホントに……「なんか気持ち悪いな」って思うと、読めないんですよね、わたし(gundam-kao5)そうならないように気を付けています笑
富野節は、戦場の切迫感がリアルな気がして、憧れてはいますが、あの再現は難しいですね……ていうか無理です笑
無課金でも都度背景を消せば指示の出し直しができるので、無課金時代は何度も画面の行き来を繰り返していました笑 ちなみに第2部までは無課金です。
そのあたりも含めて、Geminiで作った背景何パターンかを使いまわすのが今は楽ですね……特に宇宙は、基本星の海なので。
バトンリレーお疲れ様です❗️
プロの映像作家さんの構成・設定をまとめたプロット資料を拝見したような感じ。
やすじろうさんってホントに凄い👍️👍️👍️
今回のお話しを聴き、シャドウファントムをより味わって拝見することが出来ます‼️
それにしても、バトンが3本💦こんがらがります(gundam-kao5)
いつもありがとうございます。
「まとめるとこんな感じ」というだけで、あんまり緻密にはやっていませんが笑
ただ、色々考えてやっている部分あるので、そういうところも想像してお読みいただければなお嬉しいなと思います(gundam-kao6)
バトン、たくさんで大変ですよね笑
コメント失礼致します。
MS戦記異聞シャドウファントムのファンの一人です。
次に何を製作しようかな?とプラモデル棚をながめていると… HGUCガンキャノンが2箱&HGガンキャノン(ククルス・ドアンの島版)が1箱… そうだ!キョウ・ミヤギ 初代愛機を製作しようとなった次第です。
これからも応援させていただきます。
コメントありがとうございます(gundam-kao6)
ガンキャノン、すごくうれしかったです!
わたしにとってもキョウ・ミヤギは特別な思い入れのあるキャラクターですし、キョウ・ミヤギはガンキャノンという思いもあります。今回もイメージ画像をキョウの初代ガンキャノンに務めてもらいました笑
キョウ・ミヤギを皆さんにも愛していただけたのはかなり大きな喜びです。今後もよろしくお願いします(gundam-kao6)
キットの製作だけでなく、世界観やストーリー、キャラ設定、そして画像編集etc…
様々な要素をこんなにキレイにまとめあげてひとつの物語にしてしまうとは…。
何より、この文章から凄まじいほどの熱量を感じます(。-∀-)
コメントありがとうございます(gundam-kao6)
最近はストーリーまでで制作がワンセットになりつつあります笑
新しいキットを買う時も、どんなストーリーにしようか考えてしまいますね笑
熱量というか、幼児期のぶんどど遊びを大人のアタマでやっているだけで……説明したらながくなっちゃったという感じです笑
バトンリレーお疲れ様でした😆
物凄い濃い内容で、驚きました。
ストーリーを製作していく過程、何をどのようにしたい、どうする。
キャラ設定。画像編集、セリフ。
この苦労が素晴らしい名作へと繋がるわけですね😆
そしてバトンリレー走者やフォロワーさんへのお気遣い。素晴らしいです😊
貴重な投稿ありがとうございました😊
これからも応援しています😊
いつもありがとうございます(gundam-kao6)
ここぞとばかりに語ってしまいました(gundam-kao10)これ、読んでいらっしゃらない方には「なんぞこれ……」な内容ですが笑
本当に、妄想を形にしているだけなので……義務感も何もなく、苦労というよりただただ楽しいです笑
cinnamon-1さんはじめ、いっしょに楽しんでくださる皆さまがいてくださるのが、何より嬉しいです。感謝しています!
これからもよろしくお願いします(gundam-kao6)
こちらこそ、素晴らしい名作を生み出される押忍やすじろうさんに感謝です。
シャドウファントムは永遠の名作です👍
ウッホ、この熱量、この作業量、只者ではないですね。
もはやライフワークになってしまっているのではないでしょうか。
もう、にやにやしちゃいますよ。
コメントありがとうございます(gundam-kao6)
たしかに、この1年はほぼライフワーク化していました笑
これから始める予定の第5部で完結させるつもりではありますが、そうするとわたしがいちばん寂しくなるかもしれません笑
えー、終わっちゃうんですかぁ?
第5部で終えるというのは決めていたのですが、第5部でやりたいことがいっぱいあるので笑
第5部はこれまでの掟を破って、スーパーマシン登場しまくり、連戦しまくりの長い話になると思います笑
バトンお疲れ様です!(zaku-kao2)すごい情報量。アプリ使われてるんですね、PCの加工しかやってこなかったのでこういうやり方があるのかと普通に感心しました(zaku-kao5)とはいっても今はタブレットにしたのでそんなに細かなことや加工はせずにやってしまってます。
作るだけでも大変なのに文章に映像にいつもすごい情報量ですね!
いつもありがとうございます(gundam-kao6)
スマホ1台でここまでできるようになるなんて、すごい時代だなぁ、と思います。技術の進歩の恩恵受けまくりです笑
文章と画像編集までで作品という趣になりつつあるので、カット自体はかなり荒削りですが(gundam-kao10)今後も楽しんで参りたいと思います。
ぶんどどデジラマストーリー投稿アカウントです。励みになりますので、ストーリーのご感想、ぜひ!お聞かせください!コメントいただけると嬉しいです!
技術がないので、基本的に無改造。キットの基本形成のままですが、できる限り継ぎ目けしや塗装などをして仕上げたいと思っています。
ブンドド写真は同じキットを何度も使って、様々なシチュエーションの投稿をする場合もあります、あしからず。
F91、クロスボーン、リックディアスあたりが好きです。
皆さんとの交流も楽しみにしておりますので、お気軽にコメントなどもいただけますと、大変嬉しく思います。
よろしくお願いします。
(作品投稿のないアカウントはフォローバックしかねますのでご了承ください。)
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あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします…
【予告】コラボ企画第2弾『LIGHTNING REDEMPT…
戦いは終わった。 終わった——? いや、終わりなどはない。 …