今回は、仮面ライダーエグゼイド ムテキゲーマーをモチーフにして組み上げました。
実はこれに加えて、アニメ「まもって守護月天」のシャオリンを意識して、一風変わった独自設定を導入してみました。
ギャラクシーブースターを塗装して、旧HGのインパルスガンダムに装着しました。
機体名:ムテキインパルスガンダム
全高:15.9m(ハイパームーンウイング展開時17.7m)
重量:18.4t
可変支援機「ムテキブースター」と合体したインパルスガンダムのもう1つの最強形態。略称は、インパルスM。
ムテキブースターと合体すると、インパルスガンダムは、全体的に金色とメタリックオレンジを基調としたカラーリングに変化する。
ムテキブースター
合計12枚の可変翼「ハイパームーンウイング」が装備された支援機。
その内部には、アルティメット細胞を生成する永久機関「アルティメット細胞動力エンジン」が搭載されており、合体状態時にアルティメット細胞を注入する事で、機体性能を飛躍的に強化させる。
これは、フォースインパルスガンダムエクストリームと同じであり、この形態の維持に必要なアルティメット細胞の注入量は、同系統のエンジンを搭載しているフォースインパルスガンダムエクストリームの1.5倍に増しているが、同時に生産量の方も5倍以上に向上している為、消費量に困る事は無い。
また、生産した膨大なアルティメット細胞の半分は、発光強化粒子「クレッセントリッター」に変換され、内部コンテナに貯蔵される。
ムテキブースターとの合体を解除すると、本機に注入されたアルティメット細胞は自動で消滅し、元のインパルスガンダムの状態に戻る。
ムテキブースターと本機との接続部の軸は、横に360度の回転が可能であり、可動域が広い。
※ ギャラクシーブースターのジョイントは、旧HGのインパルスガンダムにもピッタリハマったので、無改造で接続できました。
性能
- 攻撃能力
通常のパンチやキックによる打撃の攻撃力は、飛躍的に強化されており、両腕と両脚の高エネルギー収束機器を使わなくてもPS装甲やナノラミネートアーマーをも軽々と粉砕するほど。
また、高エネルギー収束機器も常時使用が可能になっている為、その威力をさらに1.5倍に強化できる。 - 機動力・スピード
フォースインパルスガンダムエクストリームには及ばないが、機動力と運動性はフォースインパルスガンダムやデスティニーインパルスガンダムをも遥かに凌駕するほどに高く、大気圏内での飛行が可能。しかも、これはあくまで通常時の速度であり、後述の特殊能力でスピードをさらに高められる強みを持っている。
最大の特徴・防御性能
この形態の真骨頂は、本機のアルティメット細胞の力によって、ハイパーインパルスシールドと同じ完全無敵状態を再現・維持する事によって、敵の攻撃を全て無効化し、ダメージを受ける事がない点である。
これは、無敵の盾であるハイパーインパルスシールドを本機全体で纏っている状態を意味している。
絶対無敵の防御力を得た本機は、あらゆる攻撃が効かず、戦略兵器や核ミサイルであっても一切ダメージを受ける事はなく、ジャマー・ハッキング類の妨害電波や状態異常を引き起こす能力、さらにはブラックホールや時間操作、細胞や遺伝子の構造自体の組み替え、月光蝶システムなど、通常ならば絶対に対応できない攻撃や、時間停止・時間改変などの時間操作能力を含めた、あらゆる特殊能力の影響も完璧に防ぐ事ができる。挙句の果ては因果律操作を用いても、突破・破壊・無効化できない。
しかも、単純に装甲のみならず、関節部やフレーム、スラスターやエンジンなど、本機の全ての部分が無敵状態になっているので、それらが弱点として狙われても、内部を破壊される恐れや、暴発の心配も一切ない為、全く隙がない。
加えて、この形態では「受けたダメージがパイロットに伝達する」というアルティメット細胞やDG細胞などに共通する欠点は存在しない上、超破壊能力によるダークミスティの効果であっても、パイロットはダメージを受ける事がない。
ただし、無敵状態ではあるが、強力な攻撃が当たった場合、衝撃に耐えられずに吹き飛ばされたり、行動が阻害される事はある。
特殊能力
他にも、多数に及ぶ以下の強力な特殊能力と機能を搭載している。
- 瞬間移動能力
ハイパームーンウイングから時空の歪みを発生させる事で、任意の場所にワープする。
ワープ先は、本機の周囲に留まらず、地球全土から銀河全体の星々、果ては異世界や特殊な手段で作られた空間など、超広範囲かつあらゆる場所を、ピンポイントで選べる。
加えて、連続で使用しても特にデメリットが無い為、本機の周囲でショートワープを連続して駆使する事で、敵を翻弄しながら攻撃する事もできる。 - 重力操作能力
本機に対しての簡易的な重力操作であり、長時間の滑空、落下位置の調整、無限ジャンプ、さらには推進力やエネルギーを用いない移動をも可能にする。 - 多段ヒット機能
両腕と両脚には、本機が放つ1発ごとの攻撃を2発以上に回数増加・自動調整する機能が追加されており、任意での多段ヒットが可能となっている。
また、武器を使用した攻撃でも多段ヒットを発生させる事が使用できる。 - 強化効果の無効化
敵の戦闘システムに干渉し、攻撃力や防御力などに影響を及ぼす全ての特殊機能・特殊能力を停止させる。
ただし、本機同様に特殊能力への耐性を持つMSや細胞の力自体が強すぎる為に能力や機能を無効化できないMSには通用しない。 - 全能力の2倍強化
ハイパームーンウイングから、内部コンテナに貯蔵されたクレッセントリッターを、本機全体を覆うように放出する事で、一定時間パンチ・キック・スピードなどを含めた本機の全能力を2倍に強化する。
ハイパームーンウイング
ムテキブースターに合計12枚の可変ウイングであり、マウント部が柔軟に可動する。
このウイング自体は鋭利な実体刃となっており、PS装甲やナノラミネートアーマーをも切断できる斬れ味を持つ他、クレッセントリッターを散布させつつ、黄金の竜巻を起こす事で、周囲を切り裂く範囲攻撃を行う事もできる。
また、ハイパームーンウイングの形状を変形させる事で、様々なモードへと移行する事ができる。
この写真の状態は、ハイパームーンウイングを全て下方に向けた基本状態は通常モードと呼ばれる。
スターモード
ハイパームーンウイングを星型に変形させた攻撃力・火力重視の状態。
クレッセントリッターを周囲に大量に放出してビームバリアを形成する事が可能で、衝撃を防ぐ防御手段だけでなく、体当たり攻撃にも活用できる。
特にビームバリアによる体当たりの威力は強烈であり、戦艦すらも一撃で撃沈してしまう。
加えて、両手からは大量のクレッセントリッターを圧縮する事で、巨大な球状の粒子ビーム弾を形成し発射する事が可能で、こちらもコロニーのような巨大な物体すらも破壊してしまうほどの破壊力を誇る。
フライトモード
ハイパームーンウイングをフライトユニット状に変形した長距離移動・加速重視の状態。
旋回性は若干低下するが、直線軌道での加速性は通常モードから飛躍的に向上する。
その速度は、直線軌道での機動力だけならフォースインパルスガンダムエクストリームに匹敵する。
コスモスモード
ハイパームーンウイングをコスモス形状に広域展開させた超機動・高出力重視の状態。
周囲に散布したクレッセントリッターを姿勢制御に用いる事で、驚異的な機動力を発揮する。
加速性はフライトモードには劣るが、それでもこちらも飛躍的に強化される事には変わりなく、旋回性と運動性も大幅に向上する為、小回りが効きやすくなる。
これにより、あらゆる領域において他のMSを遥かに凌駕する高速移動を実現できる。
さらに、放出した大量のクレッセントリッターを、球状のビームに変換しつつ、それをオールレンジ攻撃のビットとして遠隔操作する事ができる。ビット攻撃の威力は、PS装甲やナノラミネートアーマーをも貫通するほどに高い。
また、このビットを本機のパンチやキックに纏わせる事で、その威力を強化する事もできる。
必殺技
- ムーンライトスパーキング
クレッセントリッターを纏った状態で瞬間移動と超高速移動を駆使して連続キックを相手に叩き込み撃破する。
この技は、放ち終わった直後は相手にダメージが無く、時間差で相手の全身から無数の衝撃波が炸裂し、一斉に敵にダメージが入る。
ムテキブースター
単体でも、常時完全無敵状態を再現・維持している為、核ミサイルに被弾してもダメージを一切受けない。
一方で、ハイパームーンウイング以外に特筆した武装を持たない為、攻撃性能が乏しい。
とは言え、機動力や飛行性能は、通常の戦闘機と殆ど同等で、可もなく不可もなく安定している。
総合的な戦闘能力では、フォースインパルスガンダムエクストリームに一歩譲るが、その完璧な防御力と強力な攻撃能力は、ガンダムエクシアプトティラダークマター、ガンダムAGE-1ハイパーレッドホッパー、ハーデスインパルスガンダム黄泉冥王、エターナルフリーダムガンダムブルーフレア、スーパーガンダムアストレア、プロヴィデンスガンダムブラックホールなど、最強クラスのMSにも対抗できるほど凄まじく、こちらも∀ガンダムを含めたあらゆるMSを遥かに凌駕する隔絶した戦闘能力を誇る。
このように極めて強力な能力を有しているが、この形態の絶対防御と瞬間移動、攻撃力強化を除けばただ単純にスペックが高いだけの形態であり、この形態における武装は、インパルスガンダム本体に装備された胸部の機関砲2門、両腰部に収納された対装甲ナイフのみで、武器を使用しない場合の攻撃手段がいずれもシンプルに殴る・蹴るという単純なものに偏っている。
ムテキブースター自体も、ハイパームーンウイング以外の攻撃兵器が一切装備されていない。
この形態は攻撃力が非常に高く、ブーストをかける能力自体は備わっているが、そのブーストも無限ではない。
その為、スペックで上を行かれると「倒されないが倒せない」という膠着状態に陥る事はある。
この点については、意志の強さに応じて上限なくブーストでき、弱点解析や能力無効化による状況打開を行えるフォースインパルスガンダムエクストリームとの明確な差と言える。
結局のところ、この形態は「絶対に負けない」ための形態であり、そこから「勝利」へ持っていくには別の手段が必要になる、という話である。
そして、この形態の変身に必要な条件として、まずはムテキブースター側のコックピットに、インパルスガンダムのパイロットへの好意と忠誠心を持つ女性のパイロットが搭乗しなければならない。
また、この形態を維持するのにも「ご主人様を護りたい」と思う気持ちが必要不可欠であり、仮に戦闘中であってもこの気持ちが揺らぐと、その瞬間から元のインパルスガンダムの状態に戻ってしまい、合体が解除されてしまう。
この為、インパルスガンダム側のパイロットも、搭乗している女性との絆と主従関係を保つ為に、配慮をする必要がある。
この形態に変身すれば、ムテキブースター側のシステムは全て、インパルスガンダム側のコックピットで使用できる。
これは、デビルガンダムの「生体ユニットとなる人間を必要とする」という点に類似するが、こちらはムテキブースターの無敵状態が安全確保の手段となる為、安全性ではこちらが遥かに上である。
つまり、パイロット同士の絆と主従関係があってこそ真価を発揮する形態と言える。
※この設定は、アニメ「まもって守護月天」に登場するシャオリンによって主人を守るというイメージを組み込んで、「ムテキゲーマーのM」に、「守護月天シャオリンの月の力」を文字って創りました。
フォースインパルスガンダムエクストリームとのツーショットです!
同じインパルスガンダムの最強形態ですが、やっぱりコンセプトの違いがハッキリしますね。
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好きな機体は、インパルスガンダムです。
ただ、投稿する作品の機体の設定や世界観は、原作と大きく異なるものがあり、別々のガンダムシリーズの設定をクロスオーバーさせた作品もあります。
また、ガンダムシリーズのみならず、仮面ライダーなどの特撮作品も観ている為、私が投稿する作品の機体の中には、それらを参考にした独自の設定が、これでもかと言うほど満載されています。
塗装もあまり得意では無いので、温かい目で見ていただけると幸いです…。
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